今週のアニメ特撮感想・木分(6/18分)
週末は旅行なので土日のアニメ特撮感想は遅れます。
■響け!ユーフォニアム 11話
麗奈と香織先輩の再オーディション対決の話でしたが、青春の残酷さや潔癖さや高潔さや美しさが詰まったいい話でした。
麗奈と久美子サイドも、香織先輩と部長やリボンサイドも、どちらの描写も良かったですよ。
「音」に関しては、音楽の良し悪しに疎い自分がどちらが上手いか分かるだろうかと見る前には思っていましたが、本当に明確に音が違うんですねえ。
確かに麗奈の音の方が、音が澄んでいて伸びが違うと感じられました。音の演技が凄いですよ。
前回ではひたすら印象の悪いだけだったリボンですが、麗奈の方が上手いと認めていた辺りは切なさがあって良かったですよ。まあ、それでも八百長を頼むのは駄目ですけどね。
香織先輩も、麗奈の音の方が優れているということはとっくに分かっていたんですよね。オーディション前の麗奈を見て手が震えていたシーンを思い出すに。
それでも再オーディションに望んだのは、悪くなった部のムードのためでもあろうし自分の納得のためでもあろうし、どちらにせよ勇気のある行動ではあっただろうと思います。
リボンをたしなめたり気遣ったりする夏紀先輩は今回もいい人でしたよ。最初は気怠そうな人だと思ったのに、どんどん株を上げてるなあ、この人。
久美子と麗奈は実に良い百合友情でした。
「私も悪者になるから」とか、「もしも裏切ったら殺していい」とか、このくらいの年齢でなければこんな事は言えないと思いますよ。
久美子のおかげで吹っ切れた麗奈の「最初から負けるつもりなんて全く無いから」は、笑顔が輝いていました。
再オーディションの決め手は実際は拍手ではなく香織先輩本人の判断に委ねられたわけですが、実際に拍手をしたのが両者に関わりのある計4人だけだったのが印象的でした。
実力が同レベルなら皆、香織先輩に拍手するでしょうし、モブ部員達が拍手しなかったというのは、麗奈の音を認めてしまったが故ってことですね。
それでも、麗奈の音の方が優れていると認めながらも香織に拍手したリボンは、ブレないなあと思いました。ある意味あっぱれです。
でも、部長が拍手するのはちょっと情に引き摺られすぎじゃないですかね(^^;
葉月は、良い奴だなあ。
■放課後のプレアデス 11話
すばるが魔法を失ってどうなることかと思ったけど、ラストに向けて希望が見えてきたかなと。
新しい魔法によるコスがすばるとみなとくんで白黒入れ替わってるのが面白いですな。
次回どう締めくくってくれるかに期待です。
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