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2015年6月29日 (月)

週刊少年ジャンプ31号感想

■ハイキュー!!
月島かっけーーー!!

■ONE PIECE
ちゃんと決着が付いていて良かったですよ。
とりあえずグラサンが壊れたドフラミンゴの顔が気になります。

■僕のヒーローアカデミア
デクが一歩開眼。
「初めからスイッチを全て付けておけばよかった」と言うのは納得の行く結論でした。
考えてみれば、オールマイトのマッスルフォームも「常に力んでいる」ようなものでしたっけ。
やっぱり主人公が紆余曲折を経て成長を見せる姿ってのはいいですね。

オールマイトの先代が既に亡くなっているという話で「言ってないのか俊典」は、能力を譲渡して力を失ったらそのまま早死しちゃうんですかね。

オールマイトは初期から能力を扱えてたそうで、経験からの指導があまり出来なかったわけが分かりました。名プレイヤーは指導者には向かないってやつですね。

序盤のいろんなヒーロー稼業事情は面白かったです。硬い人コンビはすっかり仲良くなってるなあ。
任侠ヒーローって、ヤクザが公務員化されたってわけですかね。

八百万さんはまた不遇な扱いになりそうですが頑張って欲しいところ。

■暗殺教室
次々と有力キャラが死亡(仮)していくのがちょっと緊張感がありますね。
それにしても狭間さん恐ぇ;

今回ラスト時点で赤が7人死亡(残7人)、青が8人死亡(残5人)なので、あと2~3週の内には決着が付きそうですかね。

■斉木楠雄のΨ難
ベッドで菓子食って寝てる斉木がヒデえ(笑)
目良さんはもっとヒドいけど(^^;

海岸に食料にやかんに缶切りにノコギリ(人数分)が流れ着く無理のありすぎる状況が最高ですな(笑)

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
後輩が出来て張り切ってる2年生ズが微笑ましいですよ。
最後に奮起してくれた主人公にはこのまま頑張って欲しいところ。

■食戟のソーマ
校歌で「捩じ伏せよ」て、凄いな。

久我の麻婆に対抗するメニューはフージャオピンですか。よく知らないですが。
台湾料理だそうですが、別に麻婆縛りや中華縛りがあるわけじゃなかったんですね。そもそも食戟ではなくて創真が一方的に持ちかけてるものだしなあ。

久我は久我で一席の司先輩と何か約束があるそうですが、こちらはこちらで勝負を持ちかけたりしてるんですかね。

アリス組はギャグ要員化していて和みます。

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2015年6月28日 (日)

今週のアニメ特撮感想・金~日分(6/26~28分)

■暗殺教室 22話
最終回。
渚の笑顔がドS恐ぇ。
プロの殺し屋達が格好良くて困ります。おじさんヌなんてたらこクチビルなのに(^^;

原作を尊重したいいアニメ化だったかと思います。ネウ(略)のようにならなくて良かったかと。
2期も既に決まってるみたいなので楽しみですよ。

■Fate/stay night [UBW] 25話
最終回。
まさかの2年後スタートで驚きました。
あるかもとは思ったけど、こうもガッツリ時計塔生活が見られるとは思ってませんでしたよ。
そして時計塔が出るならと期待したウェイ…、もといエルメロイ二世がキッチリ出てくれたのは嬉しかったですよ。少し出るだけで強く印象が残るおいしい人だなあ。

セイバーの墓参りはしみじみしました。
しかし、このルートの士郎も結局は未来でエミヤ化しそうですな。さすがにHFでは変わるだろうけど。

回想での日本パートでは、寺は壊滅するわ、寺の人たちは一時入院させられるわ、寺の居候(葛木)は永遠に行方不明だわ、柳洞寺の被害者っぷりがヒドいなと思いました。
ワカメが元気そうなのは何より…と言っていいのやらどうやら。
美綴の方は素直に元気で良かったですよ。

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 18話
アオが何を葛藤しているのかと思ったら、まさかの芝刈り機とは(笑)

しかし、芝刈り機だからギャグになっているものの、親の形見だとか大事にしている宝物とかだったらなかなか笑えない状況ですね。親父回の万年筆でも思ったことだけど。
大切なものが強制的に失われてしまうのは辛いよな、と思ったら、妖怪に刺さった手裏剣を狙うだけで良いと言うイージーな方法で無事芝刈り機が分離出来て良かったですよ。
次回以降は特に気にせず、また普通に妖怪を倒しそうな気もしますけど。

スターさんの、もののついでのような適当でイージーな復活に笑いました。
ラストで日本に残ることになりましたけど、下手すりゃこれからしばらくの間、毎回ハワイから呼び出されるのかと思いましたよ。

■仮面ライダードライブ 35話
仁良籠城事件かと思ったら、泊進ノ介籠城事件だったの巻。
罠に嵌められる展開は定番ではありますが、仁良の演技のおかげもあってなかなかムカつくので、次回でスッパリ解決して欲しいところです。
それにしても仁良とブレンの相性のいいことよ(苦笑)

ブレンあらためブレン様の調子の乗りっぷりは素晴らしかったですな。ジャンプしてメディックを馬鹿にして、ハートを呼び捨てにするブレン様が輝いていました。
そのブレン様の姿もあと何週見られるか分かりませんけど(^^;

ベルトさんロボは笑いましたが、手足部分動かないのね(^^;

で、映画でも進兄さんは容疑者扱いなんですか。なんという逃亡者ライダー。

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2015年6月25日 (木)

今週のアニメ特撮感想・木分(6/25分)

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 48話
最終回。
綺麗にすっぱり終わって気持ちのいい最終回でした。

全4クールかけてのアニメ化でしたが、制作スタッフの作品への思い入れと愛情が伝わってくるいいアニメ化でした。出来れば同じスタッフで第4部もやって欲しいところです。
ところで関係ないですが、同じ古い人気作のアニメ化ということで「うしおととら」にも期待してるのですけども、ジョジョ3部(単行本16冊)の倍以上の巻数があるうしとら(33冊+外伝1冊)が3クールだそうで、不安です(^^;

承太郎とDIO様の最終決戦は、DIO様の小悪党っぷりが全開で輝いていました(金色に)
パワーアップして『最高に「ハイ!」ってやつだアアアアア』、と浮かれていたら、時間止めを逆手に取られるわ、脚は折られるわ、あげくに一撃死だわ、威厳も悪のカリスマっぷりも何も無いですよDIO様(笑)
第6部での神父の回想で出てくるDIO様は大物そうなのが不思議ですが、あの回想はきっと神父のイメージによる美化が入っていたのかなと(笑)

それにしても、作中での「9秒」や「1秒」の長いことですよ。1秒の間にどれだけ喋ってるんだ。今更すぎるけど!(笑)

ジョセフの昇天シーンは、長いアドバイスが丁寧だったのが印象的でした。これだけきっちり昇天を描いておきながら、輸血&心臓マッサージで蘇る、のはまあいいんですけど、乗っ取られ芝居が最低すぎだなジジイ!(笑)
ところで輸血して心臓の鼓動が戻ったのはまあいいのですが、胸元をナイフで深々と刺されたり、指型の穴を開けられたりしてるのに、その辺りのダメージは全然気にしてない辺りが恐るべしです。荒木キャラの頑丈さは今更ですけど!(笑)
あれだったら花京院にも輸血してやって欲しかった……て、あっちは胸に大穴空いてるし、さすがに無理か(^^;

「ロードローラーだッ!」は、「タンクローリーだッ!」になっていなくて良かったです。

ポルナレフとの別れのシーンは爽やかな寂しさがあって泣けました。
ただ、「何かあったら呼んでください」は第5部のポルナレフに言ってやりたいですよ。なんとか承太郎に連絡を付けられれば良かったのに。

承太郎が“あの”写真を懐に仕舞うのはいい補完でしたよ。

■放課後のプレアデス 12話
最終回。
5人それぞれの運命線に戻りつつ、すばるが元の世界であおいとの仲直りや他の3人との出会いの切っ掛けを得て終わるというのが、寂しさと爽やかさが合わさっているいい終わり方だったかと。
みなとくんはすばると同じ世界に行ったようですが、やっぱり病室なんですね。奇跡的に助かるというような描き方はしていなかったけど、目覚めて2人がまた出会える日が来ることを願います。

会長とショタ会長はやっぱり同一人物、もとい同一星人だったようで、みなとくんの事も分からなくなってたんですねえ。
ななこへの「君のプレアデス星人だ」は良かったです。ラストの猫はプレアデス猫なんでしょうか(^^

派手な作品ではなかったけど、心に沁みる良作でした。

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2015年6月24日 (水)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 11巻/やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 a 感想

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 11巻
遂に11巻まで来ました。
あとがきで書かれているようにストーリーも奉仕部3人の関係もいよいよ佳境に入りましたが、やっぱり12巻で完結するんですかね。

あとがきで「次巻で完結」と書いていないのが気になりますが、間に番外編とかが入る可能性もあるから…とか?(^^;
どのみち、これから12月まではBD特典小説が続きますし、それが終わるまでは本編は出そうにないですけどね(^^;;

この11巻を読む直前にアニメ12話を先に見てしまっていましたが、そのアニメ12話で「本編319ページの内224ページまで」=「約7割」を消化していたのには驚きました。
アニメ最終回は残りの95ページ(約3割)の部分をじっくりやってエンドということでしょうか。

さて、11巻の話はまだ十分に咀嚼出来ていなかったりもしますが、とりあえず一読した時点での感想を書いていきます。


アニメ12話でやった部分については感想が被るので、ざっくりとだけ触れます。
なお、12話感想はこちら→ 続アニメ12話感想

・アニメに比べて、八幡が「違和感」を抱いていく仮定の描写が印象的でした。「楽しいなぁ」は読みながらも何とも不穏感を感じましたよ。
・P79で、「信頼に似たもとひどい何か」のことを八幡が引き摺っていたことが分かったのは「やっぱりな」と思えました。10.5巻では全然気にして無さそうでしたから、忘れてるんじゃないかとちょっと不安でしたよ(^^;
・序盤から中盤の「今が一番」とか「こうして三人でまったりしてるの~すっごい好きだし」とかは、最後の展開を思うと何とも言えない切ない気分になりますね。

・冒頭、結衣にシーデートの誘いをかけようとするところのモノローグが気になっていましたが、10巻で雪乃に進路を聞いた時のように、こちらもやはり八幡が自覚的に「踏み込もう」としていたのがよく分かりました。それは八幡の明確な成長なのでしょうけど、せっかくの長く引っ張った上でのデートの誘いなのに、既に単純にそれが叶わない状況になってしまっているのが切ないですよ。
・結衣の「ヒッキーちゃんと貰えるもん。……ね?」のところもモノローグがどうなっているか気になっていましたが、こっちはギャグで流していて、ちょっと残念だよ!

・いろはの「年下の女の子は、……嫌い、ですか?」に対しての「いくつかの理由で今の俺にはあまり効果が上がらない」の「いくつかの理由」が気になりますな。ラブコメ的に。
・「お世話焼かれるの結構好きなのかも」ないろはを羨ましがる結衣に対して、八幡の「そのままのほうが良いのではないでしょうかというかですね」がイイね!

・生徒会は副部長と書記ちゃん以外にも男女関係でややこしい状況があるようで、男女が集まったグループではどこにでもある話なんですねえ。ホント、どこにでも。(奉仕部を見ながら)
・葉山の言う「みんな自然に振る舞える」の「みんな」は、やっぱり奉仕部も含まれてるんですねえ。

・玉縄を評しての「そのろくろを高速回転させる黄金の左腕」に笑いました。原作ではそんなにろくろを回してる印象は無かったので、アニメの表現の逆輸入か?、とか思ったのですが、9巻を見返すと「まるでろくろでも回すかのようなややオーバーな手振り」って書いてましたね。
・玉縄は原作でもやっぱり折本に気がある様子で、まあがんばれ(笑)
・ざいもくざ、もとい材木座はやっぱりイベントに来てたんですね。アニメじゃいなかったけど(笑)

・けーちゃんは9巻の書かれてないところで結衣や雪乃とも面識があったんですね。ホッコリしました。
・いろはが三浦を評しての「あの人性格も悪くないですし!」がホッコリしました。ディスティニィーでもオカンっぷりを発揮してましたしね>あーしさん

・いろはの「結衣先輩らしい」は、やっぱり後々まで引っ張ってますね。終盤の結衣の「あたし、ヒッキーが思ってるほど優しくないんだけどな」が切ないです。
・冒頭や中盤で、最初の結衣のクッキーの依頼を思い出すシーンが重なっていたのが印象的でしたが、やはりこれも最後に繋がっていたわけですね。ラストを前に最初の依頼に立ち返るというのは原点回帰ですね。結衣の作ったチョコもチョコクッキーですし。

・ボスキャラっぽい陽乃ですが、平塚先生の前では印象の違う面も見せるようで、先生の「もし君に、……本当に積もる話があるなら、いつでも付き合ってやる」が印象的でした。雪乃を空っぽ扱いする陽乃ですが、陽乃本人も結局やっぱり問題を抱えてるんですかね。(まあ、あの人としての壊れっぷりは問題があっても当然ですが)
・平塚先生の「三月までもうあまり時間がないし、今のうちに片付けておきたいんだ」が、凄くフラグっぽいです。春からは別の学校に異動になって、奉仕部も互いの最後の依頼を果たして解散という線が本当にありそうですよ;

・バレンタインイベントの後で、「ご飯、食べてかない?」となったところは、アニメとは展開が違うのだろうかと思いました。そんなことは無かったですが。



以下、アニメ12話より後の部分について書きます。まあ上でも少し触れちゃってますけど。

イベント終了後の95ページは、凄く濃密で、穏やかなシーンでも緊張感のある展開でした。
結衣が凄く頑張っていましたよ。全体的に、結衣のいじらしさ、雪乃の儚さが凄くよく出ていました。当初は雪乃が結衣を引っ張っていたはずなのに、すっかり立場が逆転しちゃっています。

雪乃の問題は、一言で言えば「自分が無い」ってことなんでしょうか。確たる自分を持っていなくて、寄る辺がなければ自分の居場所も見つけられなくて、憧れの対象の真似ばかりしてきたと。
序盤の「強い雪乃」の姿は陽乃の姿の後追いの模倣だったわけですかね。それが最近ではその対象が陽乃から八幡に移っていた、と。
5巻で八幡が評した「寄る辺がなくともその足で立ち続ける」は、見たままの姿では無かったわけですね。

子供が誰かのモノマネをしながら育っていくとか、誰か尊敬する人物の影響を受けるなんていうのは、そんな責めるほどのことでもない、それだけなら普通の事という気もしますけど。
別に育ての親に憧れてヒーローを目指しても、それ自体は別にいいじゃないですか。(誰の話だ)
雪乃のそれは、度が過ぎちゃってるのでしょうか。ともあれ、最後は雪乃自身が母や姉に立ち向かえるようにならないといけないんでしょうね。多分。
結衣が言う、雪乃の問題の「答え」は、正直どういうことなのかよく分かりません。

今回の結衣は、いつも以上に献身的で雪乃や八幡を大事に思っていることが伝わってきて、切なくて泣けました。
単に八幡が好きなだけならイベントの後日に雪乃に菓子をもらった時に「あたしのだけ?」「ヒッキーのは?」と聞く必要もないだろうになあ。

大事なデートの約束を「3人で」使ってしまうところも泣かせました。
「3人で見れて、良かった」や観覧車での「……もうすぐ、終わりだね」が切なすぎますよ。
なかなか自分からは一歩を踏み出せない八幡や雪乃に対して、「これからどうしよっか?」と、踏み込むことが出来るのが強い子ですよ。

結衣は八幡も雪乃のことも大事で、「全部欲しい」と言いながらも、失恋することも覚悟があるように思えますが、ここまで頑張ってきた結衣にはどうにか報われて欲しいです。
シーデートの約束も、これで形を変えて消化済み、ということにはならないで欲しいものですよ。
八幡の恋愛トラウマ克服を書くなら、「約束だから」との縛り無しで、結衣に誘われ助かられているばかりではなくて、「自分から」誘えるようにならないといけないわけで、期待したいんですけどね。

ところで、結衣は「身を引く」行動をするのでは、とも思っていたのですが、別に雪乃に譲る気満々というわけでも無いみたいですかね。フェアでありたいとは思っているようだけど。
結衣から八幡に「友達になってほしい」とか言い出すんじゃないかと思ってましたよ。

由比ヶ浜マの登場はいいサプライズでした。「ヒッキーくん」呼びがいいですね。

ただ、個人的には夏コミで「俺ガイル本」を出そうかと考えていたりして、以前書いた八結相合傘SSの漫画化なぞを考えていたのですが、本編で八幡が結衣ママと出会ってしまったので、どうしようかと困っています(^^;
まだ2ページほどネームを作ったところまででしたけど、本を作ることを諦めるか、オチを変えるかとか考えないといかんなあ;

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 a
続アニメのBD特典小説です。
タイトルの「a」は色々な含みがあるようですが、2巻目が「n」らしいし、普通に考えると7文字で「another」ですかね。
「原作小説の本編とは若干異なる流れで進む」なんて書いてありますし、本編とは展開が違うパラレルな話になるってことなんでしょうか。

以下、ネタバレ注意。


「本編とは若干異なる流れ」と言いつつ、今回の「a」時点では原作とあまり大きな齟齬は無かった気がします。
今回の話の時期は、9巻のクリスマスイベントおよび6.5巻のクリパの後で、10巻冒頭の正月の前の「年末」のタイミングで、
年末の街に繰り出した八幡が結衣と雪乃と出会って映画デートして、さらに折本と遭遇するという話でしたが、
本編との齟齬は、11巻P129で折本と奉仕部女子2人が会った時に「この三人、ちゃんと話す機会もなく、ただなんとなくお互いの存在を知っているだけ」と書いていたのに対して、
「a」では折本相手に女子2人が自己紹介してる辺りが、若干矛盾と言えなくも無い?、という程度でしたが、
次巻以降で本編の流れとは変わっていくってことなんですかね?

最後の折本の「どっちが好きなの?」が大変にストレートなラブコメ爆弾でしたけど、
明確な言葉を使わずに少々分かり難い青春禅問答展開をやっている原作本編よりも、ラブコメらしいラブコメをやっていこうとしている…、のでしょうか?

それだと、なんだかファンのSSみたいな展開だなあとも思ってしまいますけども。
本編で「サイゼ」を笑った折本達に対して、サイゼでも全く気にしない結衣だとか、折本と遭遇しての結衣雪乃の自己紹介だとか、とてもファンSS的な内容だなあと思いました。
ぶっちゃけ自分もそういうSS書きましたし(笑) → 以前に書いたSS「比企谷八幡の正月の買物

ところで、P35で八幡が結衣に対して「こいつサイゼ知らんのと違うか」とかモノローグしてますけど、原作2巻ラストで職場見学後に結衣からサイゼに誘われたことを忘れてるんですかね。
もしやここも 「本編とは若干異なる流れ」 と言うことなのか?(苦笑)

P50での、雪乃が八幡を「ヒッキー」と呼ぶくだりは笑いました。凄いインパクトですよ。

折本が八幡をバイトに誘うあたりは、受けていたらここからWORKING!!展開が始まりそうだと思いました。3期が始まるのが楽しみですね。
それにしてもバイトをバックレてばかりとは、八幡はマジでヒドいですな。学校の仕事ではあれだけ働いてるのに他の場所ではそんなにクズなのか問いも作中で触れられていて、その理由は明確に語られませんでしたけど、
10.5巻での 「意地があんだよ、男の子にはな……」 ってことなんですかね。
だとすると、八幡は格好つけたい女子とか守るべき家族のためならちゃんと働くと。…そうだといいなあ。

P72での、結衣がバイトをするのに否定的な八幡の「知らないことが増えてしまうのが嫌」は、ラブコメ的には悪くないのかもですけど、ヘタしたら恋人の携帯をチェックする男になりそうでヤバイと思いました。


「a」冒頭での「日記」と「手記」が意味深でした。
「日記」の方は、続アニメ12話最後の次回予告で結衣が独白していた内容でしたけど、これってどういうことなんでしょう?
アニメ最終回が11巻本編ではなく「a」にリンクしてくる、…とも思い難いんですけど。

「本当は、嘘でもいいのに」な「日記」の方は内容的にもアニメでの予告的にも、結衣の日記だと思えますが、
もうひとつの「本当は、縋っているだけ」な「手記」が誰のものかと言えば、やっぱり依存体質が想定されてる雪乃でしょうか。


最後の「なかがき」の終わりが95ページ(約100ページ)で、アニメ1期の特典小説「6.●●巻」シリーズが約150ページだったのに比べれば約2/3のボリュームですが、
1期特典が2巻おきで計450ページ程度のものだったのに対して、今回2期では毎巻特典小説が付くということで、毎巻約100ページなら計700ページになるという。月刊わたりんが大変そうですよ(^^;
毎巻特典小説が付くのは嬉しいですけども、それって残り期間の間は本編12巻が出せないだろうとも思われるわけで、12巻はやっぱり来年かなと思えて、ちょっと遠い目になりそうです。

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今週のアニメ特撮感想・月~水分(6/22~24分)

■響け!ユーフォニアム 12話
これほど熱い熱血青春物になろうとは。あの冷めていた久美子がすっかり熱血主人公ですよ。
努力して、挫折して、友のかつての悔しさを知って、成長を促されてと、青くて熱いなあ。

悔しさで疾走した挙句、公道で臆面もなく「上手くなりたい」と叫び会える久美子と秀一の姿は実に名シーンでした。
夜の学校での滝先生との会話や、ラストの麗奈との会話もいいなあ。
ところでラストの麗奈は、久美子が「滝先生と2人きりだった」事で動揺してるところがかわいいですよ。

ところで、冒頭の楽譜が照り返して一部見えなくなってるあたりで、久美子の眼に異常が出ての、部活ものにお約束の怪我・病気展開が来たのかと少し焦りました。
その後も鼻血出したりしてるし。てかあの鼻血は普通に熱中症ですね。

葵ちゃん先輩の「後悔してない」は、なんとも言えない寂しさを感じました。仮にあれが本人的には本音だったとしてもですね。

麗奈がオーディションの時のことを香織先輩達に謝ったところはホッコリしました。
ここでのシーンの夏紀先輩の動きがいいですな。リボンとホントに仲良しだな(笑)

「音大を目指してるわけでもないのに」と部活に入れ込みすぎな久美子をたしなめる姉との会話は、耳すまを思い出したりしました。
必ずしも将来の進学や仕事に繋がるものでなくても入れ込んで集中するってのは、それもまた青春ですよ。

全体練習で少しずつ少しずつ指導が入っていくシーンは緊張感がありました。上手くなるって大変なんだなあと伝わってきます。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 12話
放送が24日早朝で11巻の発売が24日だったので、どちらを先に見るかと悩みましたが、結局アニメの方を先に見ました。
先の展開を知らずに見るのは1期以来で、軽く緊張感を感じましたよ。

正直もっと重い展開を覚悟していたのですが、思ったよりは平和な展開でちょっと意外でした。
まあ、一見平和で温かい状況に見えながら、奉仕部3人が今のままではいられないと突き付けられている展開で、実のところ全然平穏では無いんですけどね。
「今がいちばんいい」は、いつまでもは通じないんですよね。

陽乃の「こういう時間が君の言う本物?」は、本音を言えずにぬるま湯に浸かったような状態になっている辺りを指して言ってるんですかね?
特に今回は結衣が本音を出せずに自分を押し殺しているところが顕著で、それを陽乃も見ていましたし。現状維持のために我慢してる子がいるのに本物とか片腹痛いって感じなんでしょうか。
それはそれとして、陽乃はホントに暇人だな!

文化祭で「こっちから行くの」と言った結衣ですが、クリスマス以降から雪乃が八幡を好きになっている(と思える)状況で、動くに動けなくなっているあたりが切ないですよ。
ハニトーから約5ヶ月経って、ようやく八幡が「おまえ、そのうち暇な日ってあるか?」と、デートの約束を誘おうとしてくれて(と思われる)(八幡のモノローグが無いので確実とは言い切れないですが)、
凄く嬉しそうに喜んだ後、雪乃を気にしてか、「ちょっと考える」と気持ちを押し込めてしまう辺りや、
ラストで、送ってくれようとする八幡を「なんかズルい気がするから」と断ってしまうあたりが、どちらも切ないですよ。
結衣バージョンのエンディングや次回予告も合わせて、今回は結衣の気持ちが実に切なかったです。
「ヒッキーが好き」「3人で仲良くいたい」「雪乃の気持ちも裏切りたくない」と、想いとしがらみに縛られてる辺りがキツいなあ…。

陽乃に指摘されて結衣の手が震えているところや、いろはに「結衣先輩らしい」と言われたところでの結衣の指の動きが印象的でした。動揺してるなあ。
いろはの「結衣先輩らしい」は、いろんなことに気を回したりして、空気を読むあたりを指して言ってるんでしょうけど、いろは的に悪意は無いのでしょうけど、結衣的には「自分を押し殺してる」ことを指摘されたような気分なんでしょうか。
人に本音を言えずに、ズバズバ本音を言い合う(初期の)雪乃と八幡に憧れたはずだったのに、自分は肝心なところが何も変わっていないんじゃないか、という感じとか?

アニメだと八幡のモノローグが無いので分かりませんが、八幡はこの潜在的三角関係な状況にどれだけ気付いてるんですかね。
本音を言葉で語り合わず、空気を読んで人から見た「らしさ」を保つこの状況について、陽乃に言われた後はさすがに思い当たっているのでしょうけど。

八幡以上に、雪乃がそれをどれだけ分かっているのかはまるで見えないので気になるところです。
これまでずっと気になってきましたが、雪乃は果たして「結衣→八幡」の想いに気付いているのかいないのか。…読めないなあ。
それ以前に雪乃には10巻ラストや、今回冒頭で語られた「もっとひどい何か」な問題もあるわけですし。

その、陽乃の言う「もっとひどい何か」をちゃんと今回冒頭で拾ってくれたのは良かったです。前回、そこを削っちゃ駄目だろうと思っていたので。
ここで、八幡が紙コップを握りつぶしているアニメの演出は印象的でした。アニメはモノローグが削られている一方で、こういう心理描写を見せてくれるのはいいですね。(結衣の手や指の動きも同様に)


重い話はこの辺までとして、
戸部や三浦達のチョコの手作りの話を聞いて、結衣の木炭クッキーの状況を思い出してる八幡のシーンはニヤニヤでした。結衣からチョコをもらえることをめっさ意識してますな。うむ。
「ヒッキー ちゃんともらえるもん、ね」のところもニヤニヤでした。この辺りのモノローグが早く読みたいですよ。
ここで雪乃が反応していましたが、さすがに結衣の気持ちに気付いてる…のかなあ。

いろはとの会話で小町の話が出て、いろはにシスコン疑惑がバレたのは笑いました。
いろはと小町を早く対面させてみたいものですが、アニメは次回で最終回だし、実現しなさそうかなあ。
いろはの「えいっ!」チョコは可愛かったです。

いろはの誕生日を覚えていて、結衣に「マジキモいから」と言われていた辺りは、超久しぶりの「キモい」で原点回帰という感じでした。ずっとキモいって言ってなかったから新鮮です(笑)

いろは、三浦、海老名、川崎と、レギュラー女子キャラが奉仕部に集合している図はちょっと笑いました。この作品でこれだけの全員集合感は珍しい気がしますよ。単に同じ場所にいるってだけならこれまでもありますけど。
目線で戦ういろはと三浦の間に海老名さんがいる図は、なかなか胃が痛くなりそうです(笑)
今回特に話に絡んでいなかった戸塚やめぐりん先輩もちゃんとイベントにいたのはホッコリしました。(材木座は?)

ずっと出番を削られ気味だった川崎が結構出番があったのは良かったですよ。そして、クリスマスでセリフが無かったけーちゃんがきっちり喋ってくれていたのは良かったです。うなぎ!
出番あって良かったねえ( ノД`)
ところで川崎さんは義理とか言って八幡にチョコを渡したりとはしないのかと思ったけど無かったですな。まあアニメだと殆どフラグも無いですし。

八幡の「俺は料理とか作れねーぞ」は、専業主夫志望はどーしたと思いました。
巻が進むごとに主夫スキルが下がってないですかね、この男。

玉縄の再登場は笑いました。まさかまた出番があるとは思わなかったですよ。
八幡と雪乃を前にして引いてはいたものの、相模みたいに敵対関係にまではなっていない辺りはちょっとホッとしました。
それにしても、あの面倒な連中にまた自分から合同イベントを持ちかけるとは、凄いないろはす。陽乃まで呼んでるあたりはあまりグッジョブと言いたくないけど、まあ話の進展には貢献したと言えるか。

ところで、玉縄は折本に気があるのか(笑)
八幡にチョコあげるとナチュラルに言う折本は、いつも自然体でブレないですねえ。

結衣のボウルくるくるは凄かったです。料理意外は器用なのかガハマさん。
「甘いよ優美子!」の指の動きがかわいいなあ。

平塚先生の「いつまでも見ていてはやれないからな」は意味深でした。
今年を最後に別の学校に異動とか、無いとは言い切れないかなあ。まあ、単に卒業までを指して言っただけかも知れないですけど。

雪乃母は、典型的な子供を縛る母親という感じで、まあイラっと来ますね。
母自身をどうにかなんて出来ないだろうけど、雪乃はもっと母にちゃんと立ち向かえるようになる必要があるんだろうなあ。

まだ11巻を手に入れる前の時点で書いていますが、次回の最終回は11巻ラストまでの話なんですかね。分かりませんけど。
アニメはえらく中途半端なところで切ることになりそうですが、この先12巻で完結したとしたら(仮定)どうするのやら。
最終回分だけOVA的に作って期間限定WEB配信とか特別編放送とかやるつもりなんですかね。劇場版…、はさすがに無いか?

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2015年6月22日 (月)

週刊少年ジャンプ30号感想

■ONE PIECE
遂に決着。…してくれてるといいなあ。演出的に勝ってるとは思いますが。
レイリーとの回想での体の負担が大きすぎるギア4に対しての「別の方法」が今回の決め技「大猿王銃」…なんでしょうか?
ギア4とギア3の重ね技のように思えますが、どう見てもギア4より負担が大きそうなので、いまいち回想との関連がしっくり来ない気がします。

■暗殺教室
殺さない派の竹林くん曰くの「当てがゼロってわけじゃない」が気になります。
「当て」ってのはシロの事なんでしょうか。絶対協力しなさそうですけども。

その竹林やイケメグが開幕早々やられたのはビックリでした。やっぱりスナイパー2人は殺す派ですよね。
そしてそのスナイパーの片割れ千葉君も即殺とは、次回もガンガン減りそうですよ。

このエピソードは渚とカルマのドラマ成分が濃いようですが、決着はこの2人になるんですかね。

■食戟のソーマ
辛味に対して付け焼き刃で辛味で対抗しても駄目なんだろうなあとは思います。多分ですけどぉ。
まあ、逆に甘くすればいいんじゃね、って事でも無いでしょうけど。多分。

辛味に翻弄される田所ちゃんが可愛いですな。「ひ ひょっとしてまた激辛系…?」の引きつった顔がイイね!

■僕のヒーローアカデミア
ヒーロー側とヴィラン側で同時に教育に関する話が進行してるのが面白いですな。死柄木とは今後長い付き合いの宿敵になっていくんですかね。
とまれデクは一皮剥ける兆しが見えそうで良いですよ。

俊典ってのはオールマイトの本名みたいですが、日本人だったのか。

■火ノ丸相撲
うむ、熱い。
出来れば勝ってほしいものですが、どうなるやら。

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
実力派イケメンライバル登場ですが、
女の子にドキドキしてると素直に言ったりするあたりで好感度が上がりますな。

■銀魂
本当に逝ってしまった…のか?

■斉木楠雄のΨ難
斉木がいれば何とでもなるんじゃねと思ってましたが、斉木が原因かい(笑)
船酔い恐るべし。

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2015年6月21日 (日)

今週のアニメ特撮感想・金~日分(6/19~21分)

■Fate/stay night [UBW] 24話
実に見応えのあるクライマックスでした。
無限の剣製は格好いいわ、アーチャーは格好いいわで大満足でした。

アーチャーの消え際の笑顔と「大丈夫だよ、遠坂」は反則ですね。ここで昔の呼び方が出る辺りが実にヒキョーです(笑)
それにしてもギルガメッシュの攻撃で倒されたはずのアーチャーはどうやって生き延びてたのやら。普通に攻撃から逃れてただけだったのか?

士郎の無限の剣製は自動追尾ミサイルっぷりが格好良かったです。
ところで青空バージョンにはならないのね。

次回はまるごろエピローグのようですが、正直原作をよく覚えていませんが、エピローグってまる1話使うほどのボリュームありましたっけ。

■血界戦線 11話
ラス前。
ラスト以外はほぼ兄妹の過去話で、話はあまり進んだ気がしないものの感情移入は深まりました。
残り1話でどうまとめてくれるか注目です。…ライブラメンバーにまともに出番あるかなあ(^^;

最後、ホワイトが撃たれた(と思われる)のはどの時系列なんでしょう。レオの義眼を利用して結界を破壊した後、なんでしょうか?
あれだとホワイトは死にそうだけど、何とかなって欲しいなあ…。

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 17話
スターニンジャーさん、締め切りの日付を間違えて去る。
えー

次回どうすんだ、これ;

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2015年6月19日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木分(6/18分)

週末は旅行なので土日のアニメ特撮感想は遅れます。

■響け!ユーフォニアム 11話
麗奈と香織先輩の再オーディション対決の話でしたが、青春の残酷さや潔癖さや高潔さや美しさが詰まったいい話でした。
麗奈と久美子サイドも、香織先輩と部長やリボンサイドも、どちらの描写も良かったですよ。

「音」に関しては、音楽の良し悪しに疎い自分がどちらが上手いか分かるだろうかと見る前には思っていましたが、本当に明確に音が違うんですねえ。
確かに麗奈の音の方が、音が澄んでいて伸びが違うと感じられました。音の演技が凄いですよ。

前回ではひたすら印象の悪いだけだったリボンですが、麗奈の方が上手いと認めていた辺りは切なさがあって良かったですよ。まあ、それでも八百長を頼むのは駄目ですけどね。

香織先輩も、麗奈の音の方が優れているということはとっくに分かっていたんですよね。オーディション前の麗奈を見て手が震えていたシーンを思い出すに。
それでも再オーディションに望んだのは、悪くなった部のムードのためでもあろうし自分の納得のためでもあろうし、どちらにせよ勇気のある行動ではあっただろうと思います。

リボンをたしなめたり気遣ったりする夏紀先輩は今回もいい人でしたよ。最初は気怠そうな人だと思ったのに、どんどん株を上げてるなあ、この人。

久美子と麗奈は実に良い百合友情でした。
「私も悪者になるから」とか、「もしも裏切ったら殺していい」とか、このくらいの年齢でなければこんな事は言えないと思いますよ。
久美子のおかげで吹っ切れた麗奈の「最初から負けるつもりなんて全く無いから」は、笑顔が輝いていました。

再オーディションの決め手は実際は拍手ではなく香織先輩本人の判断に委ねられたわけですが、実際に拍手をしたのが両者に関わりのある計4人だけだったのが印象的でした。
実力が同レベルなら皆、香織先輩に拍手するでしょうし、モブ部員達が拍手しなかったというのは、麗奈の音を認めてしまったが故ってことですね。
それでも、麗奈の音の方が優れていると認めながらも香織に拍手したリボンは、ブレないなあと思いました。ある意味あっぱれです。
でも、部長が拍手するのはちょっと情に引き摺られすぎじゃないですかね(^^;
葉月は、良い奴だなあ。

■放課後のプレアデス 11話
すばるが魔法を失ってどうなることかと思ったけど、ラストに向けて希望が見えてきたかなと。
新しい魔法によるコスがすばるとみなとくんで白黒入れ替わってるのが面白いですな。
次回どう締めくくってくれるかに期待です。

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2015年6月17日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(6/15~17分)

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 47話
ちょっと承太郎の指が動いたり物音がしたりするとすぐビクビクして警戒するDIO様が素敵。DIO様はラスボスなのに何故こうも小者っぽいのだろう。まあ、それがいいんですけど。

全編承太郎対DIO様のバトルで大変見応えがありました。オープニングの演出も格好良かったですよ。

承太郎の時止め能力覚醒は超ご都合主義ではあるのですが、熱い展開なのでノープロです。
拾った雑誌もご都合だけど、笑えるからいいか。と言うか、雑誌の厚み以上に深々と刺さってるように見えるんですけど(^^;
ザ・ワールドと能力が同じなのはDIO様のボディが承太郎の先祖のジョナサンのものだから…かと思った事もあるのですが、ジョナサンのスタンド能力はDIOが3部序盤で使ったハーミット的な能力だという説もあるし、別に血の繋がりゆえってわけでも無いんですかね。

普通にオーラを出して飛び回っている辺りはあまりにも謎ですが、まあラストバトルだし仕方ないか(笑)

それにしても結構な時間が経っているのにまだ生きてたジョセフが超しぶといですよ。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 11話
10巻部分、わずか1.5話で終了。なんという圧縮っぷり。
以下、例によって原作ネタバレ注意です。

カットの嵐ながらも一応話の筋は追えるようになっていましたが、10巻ラストの陽乃のセリフカットはさすがにどうなんですかね。超重要なところのはず…なんですが。(多分)
次回冒頭で拾われる可能性も無いでは無いかも知れませんが、一気に2月のバレンタインまで飛んでしまうみたいだし無さそうかなあ。

次回のバレンタイン話って、発売直前の11巻の話をやるってことなんですかね。
1期13話みたいに長編の一部分を切り取った話になるのか、それともオリジナルなのか分かりませんが、11巻の発売が約1週間伸びたのが痛いですよ。アニメは地方時差も大きいですし。(BS組なんて9日遅れだしなあ)
原作のネタバレを先にかまされるなら「余計なことすんな」だし、オリジナル展開ならやっぱり「余計なことすんな」です。
まあ、最後まで見て良かったと思えるものになる可能性もあるので、期待は捨てたくないところではあります。


陽乃の「もっとひどい何か」がカットされましたが、9巻部分での平塚先生の「破調の美」「閉じた幸福」発言や、9巻で和解後の雪乃が妙に八幡を持ち上げる状態になっていた辺りもカットされていたし、
アニメでは雪乃の抱える問題とかは掘り下げない方針って事なんですかね。
今回葉山の「それだけのことでしかない」は拾われてましたけど、さらっと流され過ぎてあまり印象にも残らなかったしなあ。

本編はとてもはやはちでした。海老名さんの出番がほぼカットだったのが残念かも知れません(苦笑)
「俺は君が嫌いだ」とか、「俺もお前が嫌いだよ」とか、海老名さんに聞かれたら超ヤバそうですよ(^^;

保健室のシーンやメガネのシーンでは、八幡と雪乃の距離が近づいていることと、その変化に結衣が気付いているあたりが強調されて描かれていたのが印象的でした。
次回や11巻で結衣がどう動くのかが怖いですよ。

なんだか13話では結衣がアクションを起こす云々なんて話もありますけど、アニオリで原作に先んじて結末まで描いてしまうつもりなのかどうかが気になります。
まあ、結衣や雪乃がどう動いたとしても、結局は八幡が動かないと結末にはならないんでしょうけどね。
現時点で八幡の認識的に、まだ三角関係の表面化すらしていない状態で、アニメ1話分(原作換算ならせいぜい1冊の1/5程度)の分量で、あの牛歩な八幡が決断を下せるとは思えないんですが、どうなってしまうのやら。

今回雪乃相手に派手に照れていましたが(1話ラストでも微妙に照れてるように見えたけど)、結局ここまで結衣相手の照れが(原作で赤くなっていそうな頬とか書かれているところも)一切削除されているのが謎です。
放送前のPVで照れていたカットまで直される徹底っぷりで、一体どういう演出意図なのやら。(ランドのパンさんのところでは少し照れてたけど、あれは「本物が欲しい」発言を思い出して恥ずかしがっただけだしなあ)
海老名さんいわくの「どうでもいい人間には素直」発言を意図してる可能性もありますが、恋愛限定だとしても雪乃がどうでもいい相手なわけも無いわけで、しっくりこない演出方針ですよ。
最後まで見れば納得出来るようになってるんですかねえ。


今回、葉山と雪乃の噂話を最初にしたのが大岡だったのは、忘れていたのでちょっと意表を付かれました。全然大岡のセリフだという印象が残ってなかったですよ。

部室のプレートのシールがまた順調に増えているのはホッコリしました。
結衣はマラソンの時の「が、がんばれー!」の手の動きが可愛かったです。
「みんなで、一緒に」が無かったのは残念ですよ。

自然に居座っているいろはにもホッコリしました。
ところであーしさんの訪問が原作より早まったので、いろはがケーキを食いそびれたまま出ていったような気がします。
いろはは、安パイが伏兵がカットだったのはちょっと残念ですが、「今付き合ってる人って、……いますか?」が満足出来たので良かったです。

川崎さんの出番と材木座の活躍がカットだったのは、安定してたなと(^^;
めぐりんの出番カットも残念ですよ。

あーしさんは今回可愛かったですが、八幡や雪乃に礼を言ったり(?)謝ったりする辺りが無かったのは残念でした。

10巻が出た時の感想

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2015年6月15日 (月)

週刊少年ジャンプ29号感想

■斉木楠雄のΨ難
まさかの実写映画化とは。やるならアニメだろうと思ってたのでビックリでした。
漫画の実写化は大概ロクなことにならないケースが多いですが、成功例もあるのでなんとかなってほしいところ。

今回は無人島編の下準備という感じでしたが、次からが楽しみです。

■僕のヒーローアカデミア
ジャンプ伝統の「一見ダメ老人に見える最強級キャラ」が来ましたな。「我が師の師は、我が師も同然」です。
まあ、正確には「先代オールマイトの盟友」とのことで、オールマイトの直接の師というわけでは無さそうですが。
ともあれ、デクの能力制御には重要な役割を果たしてくれそうなので期待です。

職場体験後に、お茶子がゴリゴリマッチョガールになってたら嫌だなあ。

飯田くんは嫌なフラグを立てていて心配ですよ。大怪我展開か、はたまた闇落ち展開か…;

■食戟のソーマ
創真は「自分の料理を食った人のリアクションを見るのが楽しい」と。なるほど変態だ(笑)

えりな様は当初に比べて随分丸くなってきましたが、今回は秘書子のデレも顕著で「ほう」と思いました。
でもまあ、個人的には田所ちゃんに頑張ってほしいところです。今回の田所ちゃんは実に嫁度が高かった!

最後のアリスパートは笑いました。葉山は格好つけてる時より振り回されてる方が面白いなあ。

■暗殺教室
殺せんせーを助ける派VS殺す派の対立でシリアス展開かと思ったら、まさかの本人介入(笑)
いやまあ、基本的にはシリアスな流れのはずなんですけどね。
こういう辺りが殺せんせーのコントロール力の高さというわけでしょうか。

渚VSカルマの喧嘩はなかなかハードな展開でした。
実際のところ、中学生に「殺せんせーを助ける方法」なんて見つけられるわけは無いと思うのですが、もし渚派が勝っちゃったらどうなるのやら。

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
「今時六話もかけて試合しないなんて遅すぎるくらいよ」(笑)

しかし、実際ダンスで試合と言ってもどういう勝負になるのか全然ピンと来ないですよ。どう描いてくれるのかに期待です。

■火ノ丸相撲
親方の正体が見抜かれているのかどうかが気になります。

「全勝もあり得ると思っている」とのことですが、さすがに蛍が勝てるのかどうか。
先鋒ということで次回には結果が出るかも知れないので注目です。

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2015年6月14日 (日)

今週のアニメ特撮感想・金~日分(6/12~14分)

■Fate/stay night [UBW] 23話
アニメで見るとギルガメッシュがいかに手を抜いているかというのがよく分かるかなと。この段階だと士郎も凛も殺す気になればいつでも殺せるだろうしなあ。
予告でポーンの周りに剣が無限に増えていくところが笑ってしまいながらもワクワクしたので、次回の映像が楽しみです。

ワカメさんはあっさり無事に救出されましたが、腹とか破れてたかと思ったけどよく無事だったものだ。

セイバーVSアサシンは派手な撃ち合いこそないものの良い勝負でした。アサシンの散り様がいいですな。
ところで佐々木小次郎を架空の存在と言うけど、神話の英雄がいる世界で架空と言われても、みたいな気分にはなります。

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 11話
まさか救助隊が役に立たずに助かるとは。
バレン某さんはかっさらい系ヒロインだなあ。

■血界戦線 10.5話
ラスト2話というところでまさかの総集編。
最終回は数ヶ月後になるパターンかと思ったけど、11話後に1週休むだけですぐにやってくれるようで良かったですよ。

総集編は、ライブラの面々の紹介はそこそこ以下で、基本設定の再確認と、もっぱらホワイト&ブラックのオリジナルパートの復習でした。
まあ、一貫して続いてる話となるとそこになるし、ラスト2話もオリジナルメインになりそうだしでこうなるのも自然かなと。
とりあえず復習としては分かりやすかったですし。
こういう風にラスト前にまとめられると、ハッピーエンドは難しくても、ホワイト&ブラックには生き延びて欲しいという気持ちが高まりますよ。

しかし、一週休んだとは言え予告が風景画だけで、次回がちょっと心配になりますよ(^^;

OPとEDをラジオのように紹介する手法は面白かったです。
ところでレ…、もといLはなんであんなにキョドってるんだよ(笑)

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 16話
敵のアジト突き止め作戦。てっきりアカとシロは引っかかるかと思ったけど、しっかり忍者していて意外でした。

親父さんは子供の頃は神童で、大きくなったら凡人になってしまったとは辛いですな。
しかし、最後は親父の格好いいところが見られて良かったですよ。

次はスターニンジャーの決着だそうで、本当にタイトル通りに「グッバイ」になるわけはないけど、落とし所をどうなるかに注目です。

■仮面ライダードライブ 34話
仁良かよ!
嫌味でありながらも憎めないキャラになっていたのでちょいと残念ですよ。
でもまあ、001が言うほどに「もがき苦しむ」程の真実では無かった気もしますけどね。後味は悪いし教育上もよく無さそうだけど。

仁良の妬み嫉みをダシにしてのブレンさんの超進化には笑いました。でも、この時期に超進化しちゃうと退場しちゃいそうだなあ、ブレンさん。
ブレンさんの「だが私は狼狽えない!」(狼狽え中)や、ハート様の超重加速で動けなくなるブレンさんには笑いました。
ブレンさんも仁良もいいギャグキャラだったので、退場が近いのだとしたら惜しいかなあ。仁良はもう完全に悪人化しちゃったので退場せざるを得ないけど。

超重加速は、ジョジョアニメを見てあらためて見るととてもザ・ワールドですな。能力者から見て相手がゆっくりとは動くあたり、どちらかと言うとメイド・イン・ヘブンっぽいけど。

剛はやっぱり素直に仲間としては戻れないようで。
やっぱりライダー3人が仲間として揃うのはもうちょっと先になりそうでしょうか。3人同時変身もそのうちやるに違いないとは思うんですけどね。

進ノ介が殉職したと報じられた後の報道はどうなったのかと気になってましたが、普通に「奇跡の復活」で済んでましたか。

ベルトさんがちゃんと進ノ介から離れられてるのは安心しました。生き返った後もずっとベルトさんを外せなくて「お風呂も一緒、寝るのも一緒」だと生活が大変そうだと思っていたので良かったですよ。

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2015年6月11日 (木)

今週のアニメ特撮感想・木分(6/11分)

■響け!ユーフォニアム 10話
懸念した通り、麗奈のソロ抜擢でリボンが暴走して元から低かったリボンの株が大暴落の巻。
リボンの他に、麗奈と滝先生が知り合いだと噂を流した小リボンもウザかったですが、この作品はリボン業界から風評被害で訴えられても仕方ないなと思いました(笑)

ああいう言動をすることでリボンは香織先輩にも迷惑をかけている思うのですが、自分のせいで先輩を追い詰めてるとか思わないものですかね。
まあ、その香織先輩も最後は直接対決に乗ってしまうのですが、リボンに乗せられたからではなく、自分の気持ちに決着をつけたいからだとか、今の部の不穏な空気を取り払うためだとかであってくれればと思います。

実際、あんな空気になってしまえば直接対決で白黒をハッキリ付けるしか無いってのはあるでしょうねえ。
ただ、部員の投票で決めるのなら、香織先輩と麗奈の実力に誰が聞いても分かるほどはっきりした優劣があるならともかく、僅差であれば圧倒的に孤立気味な麗奈の方が不利でしょうけどね。
部員全員に目隠しでもさせて、どちらが演奏してるか分からない状態で投票させるとかでもなければ。

個人的には、香織先輩本人は嫌いでは無いですが、この展開だと麗奈を応援したいところです。ここで麗奈が負けたら本当に「えこひいきだった」と捉えられかねないですし。
しかし、自分としては次回2人の演奏を聴いても、どっちが優れているかなんて分からないだろうなあとも思います。視聴者的には、素人が聞いても判断出来る程度の差があればいいなあと思います(^^;


一方で、夏紀先輩の株はストップ高でした。いい人だよ夏紀先輩( ノД`)
久美子もそりゃ泣きますわ。
久美子の過去のトラウマは、まさに今回のような「先輩を差し置いて選ばれてしまった」出来事だったようだし、夏紀先輩の気遣いは心に沁みただろうと思えました。

今回のリボンの乱の影響による各人の描写は面白かったです。
「心の底からどうでもいい」という副部長は、ホントぶれないなあ。
みどりが「ソロを譲るべき」派だったのはちょっと意外でした。実力を優先しそうかなと思っていたのですけど、しかしこれまでの描写からすれば「和」を重視するのもまあ分かるか。

麗奈の切れっぷりは結構楽しかったかと。落ち込まれるよりはああいうアグレッシブな反応の方が見ていてホッとします。
ところで滝先生のことは「LIKEじゃなくてLOVE」だそうで。実っちゃったら教師クビだよなあと思いました。

今回は滝先生の等身大の未熟さを感じられたのが印象的だったかと。
音楽の指導者としては優秀だとしても、教師としてはまだ青いわけですね。幼馴染み先輩が辞めた時も落ち込んでたしなあ。

次回の再オーディションはどうなるか要注目ですが、終わりも近いだろうにコンクールはいつになるんでしょうね。

■放課後のプレアデス 10話
おおう、みなとくんもすばるも切ないなあ。
出来ればなんとかハッピーエンドになって欲しいですがどうなるやら。
みなとくんの本体は結局生きているのか意識不明中なのか死んでいるのかどうなんだぜ。

ショタみなとくんが出会ったエルナトが、あの後ななこに拾われてプレアデス星人・会長になったわけですかね。
それにしては会長はツノマントのことを知人だとは認識してない様子なのが気になりますよ。

ツノマントは「アルデバラン」だったようで、だから片方のツノが折れてるのか(星矢的に)。なるほど!

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今週のアニメ特撮感想・月~水分(6/8~10分)

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 46話
たまたまDIO様の目の前にいたために猫死亡。
カーズ様は犬を助けたというのにDIO様ときたら…(´・ω・`)

そんなわけで今回はザ・ワールドの謎解き&花京院死亡回&ジョセフ死亡回(仮)でしたが、
花京院が吹っ飛ぶところとネタばらしの構成を原作から弄っていたのが、一緒に謎を解いていく感覚を味わえて良かったのではないかと。
それにしても、時間を止める能力というのは今でこそ見慣れた感がありますが、あらためて考えるとホントに御無体な能力ですな。

花京院の最後は物悲しかったですよ。だんだんと画面の彩度が下がっていくあたりが切ないです。
花京院のメッセージがジョセフに伝わってくれて本当に良かったですよ。
ところでこの後、家族にはどう説明をしたのやらと気になるところです。

ジョセフのシーンでは、エリナおばあちゃんの名前を出してくれたのが良かったですよ。

原作からしてそうでしたけど、最終決戦でいきなり皆で飛びまくっているところが凄いですな。ジョセフにあれほど機動力があるとは。
ジョセフや花京院はまだスタンドをターザンロープにしているということで、飛び回る理屈も付けてますが、DIO様に至ってはオーラを出して普通に飛んでるあたりがドラゴンボール過ぎです(^^;

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 10話
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「今回9巻のクライマックス部分が始まったと思ったら いつのまにか10巻に突入して中途半端に終わっていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…(以下略)

そんなわけで、とても超スピードなダイジェスト展開でした。
まあ、カット部分も懸念したほど多くは無かったし、それなりに綺麗にまとまっていたし、「ブリュンヒルデ」と言うほどでは無かったですけどね。

しかし、前回まで9話かけてじっくり描いてきた「奉仕部最大の危機編(勝手に命名)」の最後の大事な締めくくりがダイジェストってのは、やっぱりなんだかなー…、とは思わざるを得ません。
Bパートのおかげでクライマックスの余韻が全然残らなかったし(--;
10巻部分をやるならやるで仕方ないにしても、10話はきっちり9巻クライマックスをやって、11~12話で10巻をやればよかったんじゃないですかねえ。その10巻部分もあらすじによると次回1回で終わっちゃいそうだし(^^;
やれやれだぜ…;

と、最初に愚痴を吐き出しましたので、以下はなるべく普通に感想。
例によってネタバレ注意。


先にも書いたとおり、相当なダイジェストではあったものの、シーンのカット自体は思ったより少なくて良かったです。
削られそうな筆頭候補だと思っていた折本との会話や、けーちゃんの出番を拾ってくれたのも良かったかと。川崎さん良かったねえ( ノД`)
まあ、大志の存在は消されたままだけどな!(苦笑)
折本との会話は、折本が少し考え無しな子ではあるものの、嫌味の無い子だと思えて良かったですよ。

これまた削られるだろうと思っていたケーキ調理シーンで、結衣のエプロン姿が見られたのも良かったかと。誕生日に雪乃がプレゼントした「ふわふわぽわぽわした頭の悪そうな」エプロンを付けているところがポイント高いですよ。
「寝てるのかー」が無かったのはちょい残念ですが、贅沢は言うまい。

冒頭のモノレールでのいろはのシーンは描写に力が入っていて良かったです。
「先輩。荷物超重いです」と、大して重くも無さそうな土産袋を八幡に押し付けるところがいいですよ。コンビニ袋からの流れが生きていると感じました。
「本物が欲しくなったんです」も「まだちょっと無理です」もいいなあ。
自分は結衣スキーですけど、「責任、とってくださいね」は、「とらざるを得ない」と思えて良かったですよ。

いろはは、会議での喧嘩を「でも、やります」と決断したり、八幡と雪乃を説教したり、生徒会長らしさを身に付けていく成長描写も良かったですよ。
説教のシーンでは黒板を叩いているあたりで笑ってしまいました。強くなったなあいろはす(笑)

留美のシーンも割と尺をとって描いてくれて良かったです。「キモい」はカットだったけど、前回予告で拾ってるから良しですし。
八幡の手伝いを断っておきながら、八幡が立ち上がると寂しそうな顔をするところも、「俺のほうがもっと一人でできる」に「なにそれ、……ばっかみたい」の笑顔も可愛かったかと。


一方で、いろは達との作戦会議や最終会議の大幅カットや、先生の出番カットは痛かったです。
特に、先生の「破調の美」「閉じた幸福」発言は、雪乃の問題を端的に表していそうで、この先の展開にも関わる大事な発言…なんじゃないかと思うんですけどね。(たぶん)

しかし会議での八幡の「自分の失敗を誤魔化したかったんだろ。そのために、策を弄した」や、雪乃の「曖昧な言葉で話をした気になって」の辺りを拾ってくれていたのは良かったかと。
この辺の発言って、やっぱり自分達自身が先日までしていた失敗を表してますよねえ。
そして、その後の結衣のフォロー描写も、頑張ってフォローしている感や、フォローが効果的に効いているあたりも感じられて、奉仕部3人の連携が決まった感があってよかったですよ。
あと、玉縄の髪には吹きました(笑)

イベント自体のユキトキダイジェストは、まあ仕方ないかなと。
ところでけーちゃんはもっと小さいイメージだったけど、留美とそんなに変わらない?

湯呑みとなぞなぞエンドも良かったです。
結衣の「ヒッキーはわかんなくてもいいかもね」がどんな感じで言うのかと思ってましたが、普通におだやかですね。
やっぱり普通に「なぞなぞの答え(本物が欲しい)に気付くと、ヒッキーが恥ずかしさで悶えるから」というだけの意味だったんでしょうね。

そう言えば、冒頭でまた部室のプレートのシール1枚増えていて笑いました。


Bパートでは一気に6.5巻のクリパを飛ばして、10巻の正月描写になりましたが、とてもキング・クリムゾンな気分でした。
こちらもダイジェスト感が強かったですが、
とりあえず、八幡に「明日とか、暇か」と聞かれてお団子を触る結衣とか、買い物結衣とか、メガネ結衣とかが可愛かったです。メガネ八幡がカットだったのは残念ですが。
音声は無しだったものの、犬ミトンが拾われたのも良かったかと。パンさんパペットと被るのでカットされるかなと思ってたんですよね。

陽乃との遭遇がカフェでは無くてメガネ屋になっていた辺りは驚愕しました。
原作と違ってカフェに行っていないのに出会ってしまうとは、「知らなかったのか…? 大魔王からは逃げられない…!!!」という感じですよ。
しかし、陽乃も葉山もメガネ使ってないのに、何故メガネ屋に来たのやら。

雪ノ下母は、いかにもラスボスって感じですけど、10巻の話ってこの後別に母は出ないんですよね。
…12話や13話で出るとかだと鬱そうで嫌だなあ。
ところで11巻の発売が延期になったなんて話ですが、もしアニメ12話の内容が11巻の内容先取りでアニメで先行ネタばらしになるとかだと嫌だなあ。

予告で手記を拾ったのは意外でした。皆で読み上げてるけど、特に誰が書いたと特定させるものでもないってことですかね。

予告の最後で湯呑みがあったのはグッと来ました。かぶってるセリフは手記セリフなので不穏ですけど(^^;

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2015年6月 8日 (月)

週刊少年ジャンプ28号感想

■暗殺教室
「うわあああああああああああああああああああああああああああああ」
うん、これが見たかった(笑)
キスした時からそう思ってました(^^

殺せんせーの命を助けたい。
案として出るのは当然だと思いますが、…まあ、無理でしょうねえ。
シロでも殺せんせーでも出来ていないことが、科学者でも医者でもない渚たちにどうにか出来るとも思えません。
まあ、今では殺せんせーを殺すことで頭がいっぱいになっていそうなシロが、殺せんせーの爆発を止める方法を探したりはしてなさそうですけど。

今の状況が楽しくて、本当に殺せんせーを殺すことから全力で背を向けてきたと言うのは納得のいく話でした。

■ONE PIECE
「一・発・K・O宣言!!!!」
ハードル上げる上げる(笑)

こうなったら本当にルフィには一発でドフラミンゴをKOしてもらはないとならないですね。
次回で決着が付くのを期待します。ホント。

■食戟のソーマ
勝負するなら敵のド真ん前で。なるほど納得の流れです。
しかし、てっきり仲間を集めるのかと思ってたけど、創真は1人でやるつもりなんですかね。今回の流れだと寮の皆や田所ちゃんと組むことすら無さそうですよ。
それだと、仮に二色髪先輩の店の料理がダメダメで、創真の料理が超絶素晴らしい出来だったとしても、販売力の差でどうやっても「売上」で勝つことは不可能でしょうけど、
いったいどうするつもりなのやら。

「赤字になったら退学」はホントにこの学校は退学が好きだなあと思いました。
まあ、これは特にハードルにならないと思いますけど。

■僕のヒーローアカデミア
梅雨ちゃんの「フロッピ」がかわいい。
「フロッピー」より「フロッピ」の方がいいね。

飯田君の兄は、生命は大丈夫だけど、ヒーロー生命は終わりみたいでしょうか。てか日常生活的にも厳しそう…;
「ヒーロー殺し」の名前の通り、きっちりヒーローとしては殺していってたわけですね。…エグイ。

兄は飯田君に名前を継いでくれればと言いますが、しかし飯田君としてはそんなに早々に諦めて受け入れるなんてことは出来ないですよね。
やがてはそうなるかも知れないですが…。

かっちゃんの「殺」の文字へのこだわりは吹きました。

「デク」の名前を選ぶあたりは良かったですよ。読者的に馴染みがあるのもありますが、マイナスの印象を気持ちでひっくり返しているあたりがいいなと。

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
ういういしくていいなあ。

■火ノ丸相撲
初期に倒した相手が強大な敵として立ち塞がる展開に説得力と緊張感があっていいですね。
キャラは全然違うのだけど、ハドラーを思い出したりしました。

■斉木楠雄のΨ難
ランマーで吹きました。今回ギャグが冴えまくりですよ。
それにしても斉木の破壊力は日常生活を送るのも苦労するレベルですな。

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2015年6月 7日 (日)

今週のアニメ特撮感想・金~日分(6/5~7分)

■Fate/stay night [UBW] 22話
決戦前夜。
魔力のパスの件はどうするかと思ったら、結局魔術刻印の移植ですかー。そりゃそうですよねー。
とは言え、記憶を見られて恥ずかしがる凛は良かったです。

しかし、随分スムースにあっさりと移植出来るものですよ。
ところで魔術刻印のイメージが某間桐家の蟲っぽく見えて困ります。

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10話
回復役って大事だなあ。この世界って回復魔法とか無いんですかね。リリの大荷物に中に「やくそう」とか無いんだろうか。

遂にダンジョンに神様が潜る展開になりましたが、神を守る役が必要とか言ってるし、やっぱり神自身は戦わないんですね。(前の街中での騒動の時でも逃げてただけだったし)
とりあえずウェイトレスさんの活躍は楽しみです。

■血界戦線 10話
おちおち食事もできない街だな(^^;
冒頭で、バーガーを前に何故泣いてたんだろうと最初は思いました。一瞬バーガー回の後遺症かと思いましたよ。
それにしても、新入りの弟弟子相手にザップさんの大人げなさがヒドいな!(笑)、しかし、ツェッドさんが全然負けてないので良かったですよ。

ところでバーガーを食おうとしてた店が壊れちゃいましたが、1話での全壊状況から復活してるのだから問題無いかなと(笑)

ラストは遂にホワイト&ブラックの話が進展しちゃいましたが、この状況で次回は特別編(総集編?)ですかい。
あと2話だろうに、ライブラも万策尽きたには勝てなかったか…(^^;;;;;

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 15話
ロデオマル指紋あるのか(笑)
霞姉が怖かったですよ。契約や口八丁の恐ろしさを子供に伝えるいい内容だったと言えなくもないかも知れません。

最後にスターさんがキュゥべえ(違)に言い寄られてましたが、妖怪に騙されたばかりなのだから、続けて騙されるような展開は避けていただきたい。

■仮面ライダードライブ 33話
泊進ノ介殉職。そして復活!
うん、知ってた!

復活は分かっていたものの、どういう形で復活するかは心配してました。機械の身体でロイミュードとして復活とかだったらなかなかハードだなと。
ベルトさんと半一体化したような感じになっちゃったものの、身体自体は改造手術とかも特になしで良かったですよ。

タイプトライドロンなドライブは、ベルトさんと「2人で1人の仮面ライダー」という感じで面白かったかと。仮面ライダーダブルドライブですよ。進ノ介とベルトさんが入れ替わると動きも変わるのが芸が細かいです。
ところで、この一体化って「変身している時限定」と考えていいんですかね。今後もベルトさんを外せないとかだと日常生活で支障がありそうですけど、まあ変身解除後は別々に話してたし大丈夫そうでしょうか(?)

タイプトライドロンは、顔の丸いところ(ライト)が目っぽく見えて変な顔に見えますね(^^;
しかし、ボディのデザインはスッキリしていい感じかと。フォーミュラーはオモチャ感が凄かったですから。
タイヤ3つ分の能力を合わせて使えるのも楽しそうです。

ところで進ノ介の殉職は全国的に報道されちゃったようだけど、復活したことはどう伝えるんですかね。そこらへんまで描かれるかどうか謎ですが。
死んだ進ノ介の身体からベルトが外れなかったということですが、その状態でよく服を脱がせられたものだと思いました。さらにはそこから服を着せるとは。

剛が操られていなかったのはビックリでした。結果的にチェイスが「剛は操られていない」と言ったのが正解で瓢箪から駒だったわけだ。
しかし、ブレンから奪ったアレはなんなんですかね。いきなり出た気がしますけど。アレに聞けば謎も全部分かっちゃうんでしょうか。
進ノ介の父を殺した犯人のことも、アレに聞いて解決…なんて展開はさすがに無いか(^^;

001はやはり最後まで持たずにここで死亡ですか。ですよねー。

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2015年6月 4日 (木)

今週のアニメ特撮感想・木分(6/4分)

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 45話
さらば、ヌケサク。
さらば、上院議員。
2人とも1話のうちに逝ってしまうと寂しい物がありますね。

遂にDIOをの戦いが始まりましたが、DIO様の能力を知った上で階段のシーンを見ると、とても楽しいですね。ポルポルを即座に殺す気が無かったとは言え、めっさ遊んでるなあDIO様(笑)
ネットで超有名になってしまったポルナレフのあのセリフは感慨深いものがありました。

次回はいよいよアレかと思うと心が痛いですよ。

■放課後のプレアデス 9話
みなとくんといい雰囲気になりながら、最後にはエンジンのかけらを奪われるんだろうなーと思ったら案の定。
と言うか、階段から天文部の部屋まで大した距離も無いだろうに何故一緒に戻らない。
そもそも「かけらをすばるに預ける」となった時からヤバいと思ったけど、やっぱり魔法少女1人しかいない天文部室よりも、基本的に4人いるコスプレ部室に置いておいた方が普通に安全だよなあ(^^;

とまあ、今回はちょっと展開の無理を感じもしましたが、多分話数的にもここからクライマックス展開に入るのかなと。多分。

ところで結局みなとくんとツノマントの関係はどうなっているのやら。まんま同一人物と言うわけでは(以前の段階では)無かったはず…なんだけど。
とりあえず、「昔会ってた」設定が出てきた時は、運命の赤い糸来たー! と思いました。

文化祭の打合せで、いまさら「私達は何したらいいのか」とか言ってるのは違和感でした。ななこ以外は1回やってるだろうに(^^; それともこちらも宇宙から戻る時に記憶が曖昧になっちゃってたんでしょーか。

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2015年6月 3日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(6/1~3分)

■響け!ユーフォニアム 9話
オーディションと結果発表の巻。
主人公の久美子を始め、OPで演奏している面々は大丈夫だろうとは分かっていましたが、葉月と夏紀先輩は落ちちゃいましたか。
葉月は初心者だからまだ仕方ないとして、当初はやる気無さそうだったのが徐々に本気になって頑張っている描写が描かれていった夏紀先輩の落選は切ないですよ。
まだ2年であることは救いと言えば言えるかもですが。

麗奈は合格までは想定通りでしたが、本当にソロまで勝ち取るとはちょっと驚きでした。
屋上練習後のシーンで、マドンナ先輩が(手の震えで)麗奈を脅威に感じているように思えるシーンはありましたが、本当に麗奈のレベルは高かったんですねえ。
しかし、マドンナ先輩本人はともかく、リボンが荒れそうですよ。

ところで、残り話数もそんなに無いと思いますが、このペースでコンクールで全国まで行ったりするんですかね。
久美子と秀一の恋愛展開もあるかも知れないし(?)、久美子の謎のトラウマ描写もあるし、描くべきことはまだ結構ありそうだなあ。

序盤、前回の葉月の失恋で、葉月よりもみどりの方が落ち込んでいたのが印象的でした。
みどりの事も久美子の事も気遣う葉月がいい子ですよ。

久美子と高坂さんの関係はいい感じに深まってるようでいいですな。高坂さんの叱咤が良かったですよ。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 9話
長い長いギスギス展開をようやく乗り越えて、遂にディスティニィーランド回がやってきましたよ。
久々に穏やかで、ほっこりで、ラブコメな展開で、心穏やかに見ることが出来ました。
まあ、穏やかと言いつつ最後はいろはが玉砕しちゃうんですけどね(・e・;)

いろはについては、次回のモノレールやその後の頑張りが大事なので期待したいところです。ところ…なんですけど、
公式サイトのあらすじを見ると、次回がどえらい圧縮展開になっちゃいそうでかなり不安ですよ;(後述)

今回は、いくつかのシーンがカットされる事も覚悟していたのですが、細かいセリフが削られたりはしたものの、大事なシーンは駆け足ながらもほぼ描いてくれて満足度が高かったです。
会議はカットされたけど、まあ別にいーや(・e・)
…と、自分は思いましたけど、会議シーンがカットされたことで、初見の視聴者には「なんでこの状況で遊んでるんだ」感は強かったかも知れません。
でもまあ、原作を読んでいても、この状況でいきなりディスティニィーに行くのは無茶な展開だなあとは思ったのでノープロです。

会議カットはいいのですが、奉仕部2人と折本の対面シーンは見たかったかなあ。
あと、会議後の雪乃の「……あなたにも、わからないことはあるのね」がカットされたのは惜しかったかと。今後の展開的に大事なセリフだろうと思うんですけどね。


冒頭でちゃんと「死にたいよおおおお!」なアイデンティティクライシス八幡を描いてくれたのは満足でした。うん、そりゃあ恥ずかしいだろうよ。
八幡モノマネの小町もポイント高かったです。

部室のプレートのシールが一気にめちゃくちゃ増えていたのには笑いました。昨日の今日だろうに、いつ貼ったんだよ結衣。やっぱり昼休みか?(笑)
ようやく3人で仲直り出来た嬉しさにはっちゃけちゃったんだろうなあと思うとホッコリします(^^

結衣スキーとしては、今回は久々に曇りが取れて、明るさを取り戻したガハマさんに癒されました。
ようやく心配事が片付いて、久々にラブコメな空気を取り戻せていたのがホッとしましたよ。

「ヒッキ―くんが欲しいものは何かな?」なパンさんパペットわしわし結衣が可愛すぎます。
このシーンでは、八幡の 「ええい、鬱陶しい可愛い邪魔くさい恥ずかしい」 が聞けて良かったですよ。
八幡のモノローグは(特にデレ方面のものは)これまで削られまくりだったので、これもカットされるだろうと覚悟していましたから。
その後の「隣のわりかし新しいほう」も、まちがっていない良いラブコメでした。てか、八幡はまた自宅で恥ずかしさで悶そうな誘い方をしていると思いましたよ。
1期のハニトーシーンの回想を2期の絵で見せてくれたのもポイント高かったかと。

終盤の花火のシーンでの「なんか懐かしいね」がカットされなかったのも満足でした。


昔描いた「髪直したげる」な結衣(パンさんで)


雪乃のシーンも「いつか、私を助けてね」や「あなたも姉さんも持っていないものが欲しくなった」がきっちり描かれていて良かったかと。
助けてねの後の“写真”も分かりやすかったですよ。原作を最初に読んだ時には気付かなかったのですけどね(^^;
雪乃が何を助けて欲しいのか、何を救えると思ったのか、は原作最新時点でもよく分からないのですが、最後の話の鍵になるんでしょうね。多分。

1期でカットされたパンさんの景品をもらうところが回想で描かれていたのはちょっと笑ってしまいました。回想便利だなあ(笑)


海老名さんの「……あの時さ、ごめん」がちゃんと描かれて良かったですよ。これも尺次第ではカット対象かもと思っていましたので。
修学旅行からの流れの一区切りということで少しスッキリしました。葉山グループの問題が解決したわけでは全然無いですけどね。

それにしても戸部が気遣い出来る良い奴ですよ。

いろはのコンビニ袋は、ホントにさり気なく渡していて、笑いました。なんか鈍感主人公みたいになってるぞ八幡(笑)

予告の「バカばっか」には爆笑でした。いったい何歳なんだよルリル…、いやルミルミ。


さて、いよいよ次回は原作9巻のクライマックスで、丁寧に描いてくれるのを期待していた…のですが、
公式サイトのあらすじによると、どうも10話で原作10巻の序盤までやってしまうようで、……なにその超高速展開;

これまで7巻から9巻までの一連の話を、9話かけて丁寧に積み上げてきたのに、肝心の最後のクライマックスをAパートだけで巻き巻きで済ましちゃうとはどういうことなの;
…どう考えても凄いカット祭りになりそうですよ。どこのブリュンヒルデですか;

今回ラストから9巻ラストまでだと、「葉山との会話、いろはモノレール、会議の決着、折本との会話、留美との会話、イベント本番、湯呑み」…と、外しちゃいけないはずの大事なシーンがてんこ盛りなんですけどね。
比較的優先順位の低そうな、折本との会話なんかはカットされちゃいそうですよ。もしそうなったら、アニメ組には折本はただのギャグキャラの印象で終わっちゃうじゃないですかー;
まあ、今回のAパートも短かったし、次回はAパートがかなり長いという可能性はありますけどね。

そもそも3巻ごとに区切りが付く構成なんだから無理にアニメ2期で原作10巻までなんて入れなくてもいいだろうになあ。
ラスト13話はオリジナルの可能性が高そうな感じもするし、とても不安です。この不安を覆してくれるといいんですけどねえ。


ところで原作11巻の表紙が発表されましたが、結衣の表情がなんだか不穏ですねー。表紙が内容に連動かどうかは怪しいですけども(そもそも夏服だし)
まあ、結衣は最後に報われるにしても、報われないにしても、最低でもあと1回は泣かされるのは分かってますけどね。
あと、11巻がどうせ超不穏な引きになって、半年以上待たされてモヤモヤさせられるのも想定内ですし。

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2015年6月 1日 (月)

週刊少年ジャンプ27号感想

■ONE PIECE
みんなで押してるシーンは「やってみる価値はありますぜ!」という感じでした。
それにしてもバリア役に立ってるなあ。

■暗殺教室
これまでも、こんな仲良くなった相手を殺せるのかとは考えなくもなかったですが、遂にそこに行き当たっちゃいましたか。でもまあ、そりゃあ迷うよなあ。
理屈で言えば、殺しても殺さなくても殺せんせーは3月13日には死ぬのだし、生徒達が暗殺を成功させるのが手向けになるんでしょうけど、感情はそんな簡単には割り切れないから割り切れないですね。

■食戟のソーマ
うーむ、規模が違いすぎる。1対1の勝負ならともかく、店の総合売上で1人屋台て大規模店に勝つってのは、まあ無茶ですなあ。
まあ、むざむざ負けてそれで終わりと言うことは無いだろうけど、どうするのやら。
他のライバルと手を組んで店を出す手もあるけど(今回表紙のタクミとか美作とか)、それはそれでソーマが勝ったと言えるかどうか微妙かなあ。
でもまあ、1年連合VS十傑と言う構図は有りかも知れません。前回1年みなメラメラ燃えてたし。

■僕のヒーローアカデミア
結局ヴィランやヒーロー殺しの邪魔が入らないままに体育祭終了ですか。ちょっと意外でした。
轟は、母との関係を清算しなければ左側を勝手に使えないというわけですか。まあ、分からないでも無いかなあ。
かっちゃんにとっては超不満でしょうけど。今回目が凄かったよかっちゃん(^^;
ところで他の学年の試合は、省略されただけで普通にやってたんですかね。

飯田君兄は死んでは無かったようで、最悪の自体は一応は避けられたのかなと。

デクの新たな「僕なりのやり方」を見つけるのは急務ですが、それが見つかる前にヒーロー殺し事件に巻き込まれそうな気がしないでもありません。

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