■3月のライオン 1話
新番組。原作既読。
「羽海野チカ+シャフト+NHK」と言うのが凄い異色の取り合わせですよ。
羽海野作品とシャフトの作風が致命的に合わないんじゃないかと心配でしたが(羽海野先生自身の希望だったらしいけど)、1話を見た限りは十分有りかなと。これから2クール足らず楽しめそうです。
ところで全22話って不思議な話数ですよ。どのあたりまでやるんですかね。1話で原作2話弱だったから、超単純に考えると原作44話前後(5巻序盤)まで?
…だとあまりキリは良くない気がしますが、まあ間の話が飛んだりもするかも知れないし、何とも言えないですかね。イ◯◯展開まではいかなそうかなあ。
演出はやっぱりシャフトらしいですが、かなり「原作通り」な印象でした。猫のフキダシ外の喋りまで再現していたのは吹きましたにゃー。
初期の頃の桐山は本っ当に暗いですが、その分3姉妹や二階堂と一緒にいるシーンに救われますよ。ひなちゃんや二海堂がすごく茶髪なのはちょっとビックリでしたが。
親殺しのニュースを見ている場面は、予備知識無しの人が見るとミステリー物かと誤解しそうとか思っちゃいました。直後のシーンで父さんとの対極に絡めているだけと分かりますけどね。
■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 28話
チンチロリン決着からハイウェイ・スター戦前半まで。
チンチロリンの話は単体で見ると、面白いけど必要性は微妙な話に一見見えないでもないですが、ハイウェイ・スターと続けて見ることで露伴先生と仗助の関係性に深みが増しますよ。
あれだけ仲違いした直後に、嫌いな仗助を助けるために「だが断る」な露伴先生の格好いいこと!
マイペースで自分勝手で独自理論な露伴先生は本当にいいキャラですよ。
その上で敢えて部屋に入ってくる仗助もいいですな。
川尻早人の盗撮は、この時点だと単にやばいお子様にしか見えないですね。あまり多くは語れないですが今後が楽しみです。
ところで小林玉美の手数料は有耶無耶になったんですかね。
■仮面ライダーエグゼイド 2話
ヒロインが貞子だった(笑)
2号ライダー登場回。いい感じに自分勝手で2号ライダーとして安定感があるなと。
名前は仮面ライダーブレイブですが、最初ブレイドと聞き違えて「剣と名前かぶってる?」と思ってしまいましたよ。剣持ってるし。
看護師さんにベルトを付けてもらっているところは笑いました。甘いもの好きと言い最初からギャグ路線だなこの人。
バグスターを患者から分離させるのは3頭身のレベル1でないといけないそうで、てっきりレベル1の姿はどうせすぐに使われなくなるとか思ってたんですが、そうでもなさそうですかね。
まあ、後半になったらゲスト患者とかほとんど出ないかも知れませんが。
ゲーム病の名称は吹きました。ゲーム脳と通じるものがありますよ。嫌な病名です。
■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 27話
マクギリスがまた怪しい依頼をしてきたり、鉄華団が海賊と本格的に戦うことになったり、尖った新人のハッシュの過去話が語られたりするの巻。
マッキーはどんな時も全力で胡散臭いな!
その怪しい依頼に乗ることにしたオルガとしてもマッキー…もといモンタークの胡散臭さ全開っぷりは理解しているものの、奴が目的のためにどれだけ手段を選ばない男かまで分かっているかは怪しいので心配ですよ。
ただ使い潰されるだけにならなければいいですけどね。まあ、最後にはまず敵対しそうですけど。
マッキーは部下の石動を送ったと言ってたけど、とりあえず次回は共闘出来るんですかね。
トドとユージンの会話は楽しかったです。面の皮厚いなあチョビヒゲ(笑)、あの様子だと、これまでにもモンタークの使いとして何度か接触してきてるわけですね。
マクギリスが鉄華団と繋がってるのは公然の秘密らしいけど、マッキーはそれでよく問題なく今の立場にいられるものですよ。
マクギリスさんはギャラホサイドでも胡散臭がられているようで、歯に衣着せなさすぎる蝶食べ女・ジュリエッタの言動は面白かったです。
最後に出た謎の鉄仮面は誰リオなんですかねー。他所感想でミスター・キシドーとか言われてて吹きました。
海賊との全面対決は、そりゃあ物語の展開上そうなりますよね。
視聴者サイド的には、よくあのバルバトスに喧嘩を売るもんだという気分にもなりましたけど、海賊と言っても組織の規模は相当大きいようで、強気なのも相応の根拠はあるわけね。
バルバトス&三日月は「鉄華団の悪魔」と呼ばれているようで。「鉄華団の白い悪魔」じゃなくて良かったですよ。
てかそもそもガンダムフレームって皆ソロモンの悪魔の名前を持ってるわけで、グシオンやキマリスも「ブルワーズの悪魔」とか「ボードウィン家の悪魔」とか呼ばれるべきだったのかも知れません。
バルバトスがいきなり動かなくなってましたが、あの高さからのダイブはやっぱり無理があったんですね。腰にブースターとか増設してても空を飛べるってほどでは無いのだなあ。
慣性制御システムはあるらしいけど、それって単にG対策ってことだろうし(?)、エイハブリアクターで船内に重力を発生させられても反重力を操って大気圏内を飛べたりってわけでは無いんでしょうね。
ともあれ、オルフェンズのMSはこのまま最後まで(宇宙以外では)飛行せずに地上戦で泥臭い戦闘をやってほしいものですけど、なんか飛行メカと合体なんて噂もあってちょい不安ですよ。
火星でも地球でも、鉄華団の旧メンバーと新メンバーの齟齬は大きいようで先行き不安ですよ。そもそも旧メンバーの仲間意識って「企業仲間」のそれでは無いし、意識の食い違いが出るのは当然ではありますけどね。
火星側の新入りとの確執はまだ「新入り側が考えが甘すぎ」とも言えたけど、地球側でのラディーチェさんとチャドのやり取りはラディーチェさんの方がどうにも正論で辛いですよ。チャドがんばれ。
地球で苦労してるチャドさんに対して、機体に撃墜マークを入れようとかしていたダンテさんは駄目さが強調されていて苦笑しました。
チャドとダンテって1期では(目立たなさという意味で)同程度の立ち位置という印象だったけど、キャラに変な差が付きましたな。
確執と言うなら元ヒューマンデブリのアストンくんも物言いがきつすぎて軋轢を生んでましたが、タカキが上手く調整役になってくれていて良かったですよ。妹を交えてのやりとりはほのぼのしました。
この3人、死ななきゃいいですけどねえ。
そして新旧確執の代表格と言えるハッシュですが、つまり彼とその兄貴分は「別パターンのオルガと三日月」だったわけですね。やっぱり阿頼耶識はエグいシステムですよ。
兄貴分は阿頼耶識手術を受けても失敗した挙句に自殺して、自分達は何もかもを失ったのに、オルガや三日月だけが成功して成功を掴んだ…ように見えるわけですかね。
それで感情的に反目してしまうのはまあ分かりましたが、それでアトラにまで当たってたんじゃあ、まだ好感は持てないですな。目標にするならともかく反感を持たれても困りますけど、まあ感情の処理は難しいですね。
ともあれ、今後彼は2期の裏主人公みたいな立ち位置になるのかなと。途中で死ななければですが。
前回予告でも洗ってあげなきゃと言っていた三日月のブレスレッドは最近臭うようで。
血みたいな匂いということで「臭い」とまでは言われてなかったですが、とりあえず三日月はおやっさんへの道は歩んでほしくないところです。
ギスギス気味な本編に対して、エンディングはホッコリしました。チビアトラにチビデリアがほのぼのですよ。
アトラは三日月とはともかく、オルガと幼馴染みな印象は薄かったけど、一応子供時代から昔なじみではあるんでしょうね。
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