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2016年12月29日 (木)

今週のアニメ特撮感想・月~木分(12/26~29分)

■装神少女まとい 特別編
実質的に総集編なのであまり言うことは無いですが、「退魔ガールズ株式会社化」と「何も着てないシーン集」に笑いました。会社て(笑)
全編ゆまちんが喋りまくりでしたが、本当にゆまちんは本作の顔だなあ。

■響け!ユーフォニアム2 13話
良い最終回でした。

前回時点で(短編集等の部分を除けば)原作3巻はエピローグ数ページを残すだけだったので、今回何をやるのかと思っていましたが、
卒部会や卒業式での3年生との別れや思い出、特に久美子にとってはあすか先輩との別れに絞った内容で、2期のラストとして実に綺麗に終わったかと思いました。
ラストシーンは2期1話に繋がる形で、あすか先輩からノートを受け継ぎ、あの曲のタイトルが「響け!ユーフォニアム」だと明らかになっての締めくくりと言うのが実に美しいですよ。
エンディングの演奏がまたいいですねえ。
久美子とあすか先輩の関係性は単純な仲良しな先輩後輩ではない、一筋縄ではないところがいいですね。
ノートを「もう必要ない」と言ったあすか先輩がこの後演奏を続けるのかどうかが気になります。

久美子とあすかの関係性が強調された一方で、久美子と他の人の関係が少し割りを食ったかなと。麗奈は最後に出たからまだいいですが、秀一が可哀想ですなあ(笑)
もう終わったのでネタバレも書きますが、原作だとちゃんと秀一と付き合うことになるのに、出番を削られまくった挙句がこの扱いとは( ノД`)
こうなったら映画で「久美子ラブストーリー」でもやるしかないのか?(きっと無い)
本作は別に「美少女動物園」系作品というわけでも無いと思いますが、やっぱり女子いっぱい系作品で男女カップルは嫌がられると判断されたんですかね。

優子先輩の部長就任と、夏紀先輩の副部長就任は楽しかったです。
まあ実際部長になるなら優子ですかね。面倒見もいいし行動力もあるし。暴走しそうな時は夏紀が止めればいいわけだし。
梨子先輩も副部長向きかとは思いますが、優子とコンビを組ませるならやっぱり夏紀でしょうね。
優子については今回のつぶれまんじゅうみたいな顔とか、卒業式後に香織先輩に抱きついているところが良かったです。

卒部会での演奏シーンも良かったかと。前回演奏シーンがまるカットだったこともあって感慨深く思いました。

綺麗に終わったのでもう3期は無いでしょうけど(原作も一応終わってるし)、アニメ化で可能性があるとしたらやっぱり六華編とかですかね。
原作であった北宇治と六華の合同演奏会とかOVAでやってくれても嬉しいのですけど。

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2016年12月26日 (月)

週刊少年ジャンプ4・5号感想

■僕のヒーローアカデミア
決着。多少モヤモヤするものはありますが、これで2人がもうちょっとまともに協力出来るようになれればいいかなと。
必要なぶつかり合いだったとは思いますが、全くお咎めなしで終わっても困るので多少なりともルールを破った罰は受けて欲しいところです。

■ONE PIECE
あらー、プリン悪役だったんですか。まんまと騙されていました。
今回のも実は演技って可能性もあるかもですがどうなのやら。話がどう転ぶか分からなくなってきましたよ。
レイジュの方は味方サイドに回りそうですかね。怪我してますけど、ワンピのキャラなら多少の怪我は問題ない気もします。

■ハイキュー!!
主人公達の存在感が上がっていくのは素直に嬉しくなりますね。
前主将と前々主将の応援はホッコリしました。

■食戟のソーマ
昔からこの作品のモブはしょうもないなあと思いました。
ソーマパパが何故この段階で荒んでいってるのか正直ピンと来てないですが。(オブに絡まれるのも初めてってことも無いでしょうし)

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2016年12月25日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(12/24~25分)

最終回ラッシュと言うことで、感想を書いてなかった作品についても少しだけ

・ガーリッシュナンバー
最後はなんだかいい感じっぽく終わったけど、物凄くふわっと“雰囲気だけ”で解決した感じになったなあと。
業界物的にもキャラの心情的にも踏み込み不足で物足りなかったですよ。
修羅は面白かったです。

・DRIFTERS
面白かったけどここで終わりですかー。菅野直とスキピオのあの後とか気になりますよ。
次は「20XX年」だそうですが、原作のストックが無いらしいのでいつになることやら(^^;

・WWW.WORKING!!
こちらは犬組に対して感情移入が難しい人達が多いのですが、最後まで見るとやはり変な満足感はありました。
まあ最後と言ってもこの後も単行本は出てるんですけども。
バレンチヌス様がやっぱり素敵だ。

・ジュウオウジャー
最終回じゃないけど、正体バレ回はいいやね。本格的な対面は来年に持ち越しですが。
ジュウオウヒューマンに吹きました。

■3月のライオン 11話
前回に比べて癒され度がストップ高で物凄いことに。いい話でしたー( ノД`)

最初こそ1人で風邪で寝込んでいて、一人暮らしの病気は辛いよねーという状態でしたが、3姉妹が来てくれた時のありがたさと来たら。
まあ、あかりさんが言うように、(現時点でも)一方的に桐山が助けられてばかりいる訳でも無いのでしょうけど、
桐山がいることで助かっていると言ってくれたとしても、桐山にとってあかりさんや姉妹の存在が有り難いことに変わりは無いですよね。人の情けが身に沁みまくりですよ。
義父の心配にも気付いていなかったあたりとか、まだまだ桐山も未熟な子供なのだなと思える話でした。年相応だしそれでいいのですけどね。

年末、皆が寝紅白状態で全滅していたのは笑いました。会話してるうちに除夜の鐘が鳴り出しちゃいましたけど、お爺ちゃん達は結局起こされないままだったんですかねえ。
この家の人は誰も「父」の事を語らない、は後のことを知ってると納得かなと。

神宮寺会長からの年賀状は笑いました。この釣りの話は次回の伏線ですね(笑)
ところで会長は7期名人をつとめたそうですが、「灼熱の時代」でそこまで行くのはどのくらい先なのやら。
男から金を巻き上げる美咲おばさまは、恐いと言うか格好いいと言うか、男的にはやはり恐いと言うべきか(笑)

次は1/7ですか。正月明けも楽しみです。

■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 39話
最終回。
吉良との決着はスッキリしましたが、町の傷は癒えていないのが切ないですね。作品としてこの切なさがいいのですけども。

鈴美とちゃんと別れを言えて、寂しさはあれど気持ちの整理を付けられたであろうスタンド使い仲間達と違って、これから傷に向き合わないといけない川尻家の描写はホント切ないです。
早人にはせめて「吉良の魂がどう裁かれたか」の顛末は伝えてやってほしいところです。
あと、精神的な援助はそれ以上は出来ないだろうけど、せめてスピードワゴン財団は早人には金銭的な援助くらいは何とかしてやって欲しいですよ。
それにしても早人は最終決戦のVIPでした。今回でもスタンドを見えない一般人とはとても思えない分析力と実況力でしたよ。スピードワゴンの血でも入ってるんじゃなかろうか(笑)

吉良との決着は、露伴の調査で正体に近づき、早人がバイツァ・ダストを攻略して、仗助が直接対決で吉良を追い詰めて、億泰が猫草を奪取して、康一が吉良の右腕を止めて、承太郎が吉良をぶっ飛ばして、
救急車が吉良を轢いて(おぃ)、鈴美とアーノルドが吉良の魂を排除してと、皆が吉良との対決の力になっているところが燃えますよ。
この中の誰が欠けても吉良は倒せなかったと思うと感慨深いですよ。ジョセフは何もしてない気がしますけど、まあ現役引退してるということで。

ところで承太郎達は早人が解説してる間にもっと早く吉良に近づこうよと思わないでもなかったです(笑)
吉良との決着で承太郎が人殺しな扱いにならなかったのは良かったですけど、救急車の運転手と吉良にバイツァ・ダストを仕込まれそうになってたお姉さんは罪悪感に苛まれそうで可哀想ですな。

鈴美との別れは、何と言ってもツンデレな露伴ちゃんがいいですね。康一くんもナイスアシストでした。

そしてエピローグはアニオリでの補完がたっぷりあって見応えがありました。
トニオさんの店が賑わってるのはいいですね。トニオさんのスタンドは、四部のみならず全スタンドの中で最も「実際あればいいのに」と思えるスタントでしたよ。
自分が持ちたいスタンドというわけでは無いけど、トニオさんの店が近くにあって欲しいところですよ。

トニオさんの料理を億泰パパが食べたらどうなるかというのは考えたことはありましたが、やっぱり「健康」にはなっても「人間の身体に戻る」までは無理でしょうね。
億泰パパと猫草が普通に馴染んでいるところは原作通りですが微笑ましかったです。最終決戦の空気弾攻略は、案外「猫草を手懐ける」という戦い方も有り得たかも知れません(笑)

露伴先生の準備運動アニメ化はナイスでした。そして露伴先生の亀友万引きオチで吹きました。露伴万引きって、そんな話が岸辺露伴は動かないシリーズとかであったっけ?…と思ったけど(密漁犯ではあるし)、
どうやら声優さんのアドリブだったようで、ヒドい(笑)
どうせ何らかのスタンド事件に巻き込まれてるんだろうなあと思いますが、どうせならエピソードを作って欲しいところです。

鉄塔の人のその後までフォローされてるのはビックリでした。宇宙人さんと仲良くやってるようで微笑ましかったかと。

さて、4部は3クールだと最初に聞いた時はちゃんと全てのエピソードをやれるのかと少し不安になったりしましたけど、時系列をいじったりして調整したりしつつも最終的には満足度の高いアニメになってくれて嬉しかったです。
5部もまたやって欲しいですよ。

■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 38話
いきなり一ヶ月経過。
三日月がどうなっているかと焦らされましたが、今度は足ですか。と言うか右半身が丸ごとなんですかね。左足はいけるんでしょうか?
前に「持って行かれた」のも右目、右手でしたが、なぜ右側ばかりなのか気になるところです。脳の仕組み的な何かなんでしょうか。

しかしまあ、そんな状態になっても三日月が「変わっていない」と言うのが凄いと言うか何と言うか、良くも悪くも物凄い主人公ですよ。もう考えなくていいとか、こんなに危ない主人公も珍しいですよ。
「変わっていない」ことでクーデリアとアトラがショックを受けるのは分かる気はします。そりゃあ、ここまでの事があっても変わらないなら、この先も三日月を「止める」事なんて絶対に出来ないでしょうしね。
メリビットさんは「団長が止めれば」と言うけど、オルガでも止められないのは最後の会話で明らかかなと。

三日月がハッシュに文字通り「運ばれてる」のは哀しいながらもちょっとおかしい絵面でしたけど、三日月はどうも記憶力もおかしくなってる感じですね。

三日月については最後は死亡か、生き延びても植物人間エンドしか思い浮かびませんがどうなることやら。てか鉄華団自体が丸ごと全滅する可能性が高そうなんですけどね。
ホントに、鉄華団サイドではアトラとクーデリア(と子供)だけが生き延びるエンドになりそうに思えてなりません。

この状態で、クーデリアに「三日月と子供を作って」と頼むアトラも凄いですね。てか自分がまず子作りすればいいのではと思うけど(^^;(検索すると経済的事情ではという意見もあるのね、なるほど)
と言うか、三日月が本当に「右半身が駄目」だったら子作り自体出来るんですかね?
言葉は普通に喋れてるし、右が言葉通りに丸ごと駄目ってわけでも無いかもですけど。
バルバトスに乗ってするしかないですかね。(何をだ)
と言うか、三日月がバルバトスと繋がっていれば動けると言うなら、おやっさん達は長いケーブルを開発すべきですよ。アンビリカルケーブル的に。

三日月の状態のインパクトが強かったのと、回想で処理されたためにハシュマル戦の印象が後半の展開で上書きされた感じでしたが、
対ハシュマルがバルバトスとのタイマンで他の面々の助力がほぼ無しで決まるとは意外でした。助力と言うか、ヘルムヴィーゲ・リンカーの大剣は借りてましたけどね。
ハシュマルのガンプラにバルバトス用の太刀が付いているので、てっきりそっちで決着をつけるのかと思ってましたよ。

マッキー、石動、ジュリエッタというこの世界でのトップクラスと思われるパイロットが、真の力を開放したバルバトスの動きに全然付いていけないあたりは、普通の人間との差がここまで出るのかと少し驚きでした。
これ、特殊なシステム(アイン絡み?)を積んでるはずのヴィダールがあの場にいたらどうだったんでしょうねえ。この戦いの場からヴィダールをあえて排除した製作者の意図とかを考えてしまいますよ。

オルガのマクマードや名瀬とのやり取りは、現状のオルガの余裕の無さが強く感じられたかなと。追い詰められてますねえ。
かなりの部分「三日月に」追い詰められているように見えますよ。三日月とオルガは負の共依存と言うか、ホントに危ない関係ですねえ。

一方で、マッキーと、ジュリエッタと、イオク様が、それぞれが黒い方向に向かっているのが印象的でした。
ジュリエッタはどうも「悲劇のニュータイプ少女」方面に向かってる感じがしますよ。
マッキーも三日月に影響されて容赦ない方向に向いそうだなあと。

そしてイオク様は、完全に駄目な方向に向かってますね。悪役と言うか、状況の引っ掻き回し役として今後ますます迷惑な存在になりそうですよ(^^;

三代目流星号がカーキになってるのは、ピンクよりいい色かと思いました。
さすがにライドはシノよりはセンスがいいかな、と思ったら「雷電号」ですか。おまえらのセンスはどっちもどっちだよ(笑)
「知っているのか雷電号!?」

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2016年12月23日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木~金分(12/22~23分)

■響け!ユーフォニアム2 12話
最終回、…ではないのね。
今回で全国大会も終わって、原作3巻で言えば後はエピローグ9ページ分しか残っていないのだけど、次回の最終回はどうするんでしょう。
ラストは2期1話冒頭のシーンだとして、そこまでの間の短編集とかの話をやるんでしょうか。

全国大会で演奏シーン丸ごとカットは、懇親のフル演奏は5話でやったし、もしかしたらカットするかもと思わないでも無かったですが、本当にそうするとはと少しビックリでした。思い切りましたねえ。
正直ちょっと物足りなさも感じましたが、それ以外のシーンをたっぷり描けたのは良かったかとも思います。
あすかへの父の言葉、麗奈の告白、久美子と姉との再会と、どれもいいシーンでしたよ。

あすかのシーンは、2期後半を引っ張った話の結末だけに感慨深いものがありました。
「ユーフォ褒められちゃった」と、あのあすか先輩が年相応の少女らしくはしゃいでいる様は本当に良かったですよ。

麗奈の告白は、久美子と緑以外にはほぼ誰にも愛の告白だと思ってもらえてない辺りが笑ってしまいました。2回目の告白はさすがに皆にも(優子先輩にも)伝わったけど、
肝心の先生には全く通じていないのが泣けますね(笑)
まあ、学生のうちに伝わってもそれはそれで困るし、麗奈には気を長く持って頑張って欲しいところです。
優子先輩の「高坂、がんばろ」のところで香織先輩が密かに頑張れポーズをしてるのがいいですね。

久美子と姉との会話…と言うか、大好き合戦は青春ですねー。久美子のドラマの締めくくりとしていい終わり方だったかと思います。

最後の挨拶の途中で泣いてしまって何も言えなくなる泣き虫部長は良かったですねえ。ほんと頑張りましたよ。

秀一と久美子のシーンも微笑ましかったですよ。これまでカットされまくってきた秀一もちょっとは報われたかと思いました。
まあ、今回のシーンもかなり端折られてるんですけどね。

全国大会の結果が銅賞だったのは原作通りでしたが、やっぱり全国レベルは厳しいということですね。銀賞でも無いあたりがホントに厳しいですよ。
京アニは割と原作から展開を変えることが多いので、この部分も都合よく変えてしまうかも、と少し思わないでも無かったですが、そのままの結果だったのは良かったんじゃないかと思います。

ところで名古屋国際会議場って、何か覚えがあると思ったら名古屋コミティアの会場なんですね。なるほどー。

■舟を編む 11話
最終回。
派手さは無い地味な作品ですが、心にしみるいい作品でした。言葉は大事だなあと思えましたよ。

松本先生は残念ながら間に合わなかったですが、だからこそ「命の循環」「バトンを渡すこと」というものが強調されていたかなと。
先生自身が語られているように悔いのないいい人生だったのだろうなと思えました。血の繋がりが無くても人は色々なものを残せるのかなと。
あの世でも用例採集と言うのは先生らしくてこちらも笑ってしまいましたよ。

西岡ファミリーのお姫様2人とお妃様の様子はホッコリしました。
西岡さんは最初はチャラ男だったのに本当にいいキャラになりましたよ。頼もしかったし、大渡海のあとがきに西岡さんの名前が載るのも当然ですね。

原作は未読でしたけど、いい機会だし読んでみようかと思います。

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2016年12月22日 (木)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(12/19~21分)

■終末のイゼッタ 12話
最終回。
もっと悲劇的な終わり方になるかと思っていましたが、予想よりは十分救いのあるラストだったかと。
イゼッタは車椅子生活になっちゃってるようですけど、「笑って火あぶりにだってなれる」覚悟の上であの状況なら十分ハッピーエンドかと思います。
シチュエーション的にはちょっとターンエーのラストを思い出しました。

しかしまあ、レイラインの魔力を使い切ったらそれっきりでもう魔法は使えなくなるとは、どのみち魔女の存在は終わりが見えていたわけですね。
自分の子供の頃は石油の枯渇が叫ばれてたなあと思い出しました。限りある資源は大切にですね。
ところで魔力玉の赤い塊が大きくなっていくあたりは元気玉を思い出しました。

ゾフィとイゼッタは最後まで噛み合わなかった気がします。救いの無いまま死んだとしたら哀れだなあ。

ジークがメガネの呪い(違)で死んでしまうあたりは因果応報でなかなか切ないものがありました。一方でベルクマンがしぶとく生き延びてるのが皮肉です。

■装神少女まとい 12話
最終回。
お約束を守りつつ、いい感じにじんわり出来て、最後は笑えるいい最終回でした。ああ面白かった。

色々あったのですが、ラストのゆまちんの「よろしくお願いします」で強制変身させられるラストのおバカインパクトが大きくて吹っ飛んじゃいましたよ。ゆまちんは本当にいいキャラでした。
最後はきっちりお父さんにまで変身の事がバレてるわ、お父さんとお母さんはラブラブバカップル夫婦になってるわで、明るく楽しいコメディアニメだったかと。
あそこまでバカップルになるとは思いませんでしたよ。

超次元に向かう際にクラルス覚醒も良かったですね。最終回まで引っ張っての「ゆま」「まとい」の名前呼びが実に良い完デレでした。

クリードキラーさんは実にかませでしたが、まあいいんじゃないでしょうか。
ポチに取り憑いてた人とか、まといに憑いてた神様がどういう存在だったのかとかは最後までよく分かりませんでしたが、まあ特に問題は無いか。
タワーの上に置き去りにされるポチに笑いました。てかあの後よく助かったものですよ。
まといの神様も、帰ったかと思ったらいつでも変身出来るとか、フリーダムですなあ(笑)

■夏目友人帳 伍 10話
最終回。
ひとことでまとめてしまえば、夏目が中級達のせいで風邪をひくだけの話ですが、色々集大成感があってよい最終回だったかと。最終回と言っても6期決まってますけどね!(笑)
てか、6期って凄いですね。来年のいつからかは分かりませんが。

いつか散ると分かっていても性懲りもなく見入ってしまうと、中級なのにホロリとさせてくれるじゃないですか。
人と妖怪の流れる時間の差は繰り返し描かれてきたテーマですが、それでも関わらずにいられないと言うのがいいですねえ。

実は人間には効果が無かった熱冷ましに感謝する夏目が良かったですよ。夏目は「実は効果は無い」ことは知らないけども、仮に知ったとしてもやっぱり感謝するんでしょうねえ。

途中での妖怪学園漫画とニャンコ先生には笑いました。てかLaLaコマーシャルじゃねーか(笑)

先にも書いたけど、6期がいつからか分かりませんが、1年以内には見られるだろうし楽しみですよ。

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2016年12月18日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(12/17~18分)

■3月のライオン 10話
安井さん戦。
人の希望を刈り取る、「まわりのモノを喰いちぎって」の勝負という意味では前回と同様だったわけですが、前回との後味の差が凄かったですよ。いやー後味悪い悪い。
この話をちょうどクリスマス前にやるあたりがタイミングがいいと言うか悪いと言うか最悪と言うか(^^;
今回の癒しは林田先生だけでしたよ。

前回の松永さんが大分ギャグ寄りだったと言うのもありますが、みっともなくも足掻いた松永さんに対して、途中で“諦めて”“手離してしまった”安井さんが実に対照的だったかと。そりゃあ桐山も叫びたくなりますよ。
桐山の叫びは実に痛かったです。と言うか(アニメオリジナルの)顔面スライディングは肉体的に痛々しかったです;

義姉は今回も実に毒婦でした。こんな言葉を聴いていたいと思ってしまう桐山も捻くれてるなあ;
しかし、子供時代のクリスマスの話を見れば同情はしてしまいますね。あれはお父さん残酷ですよ…;

克・亜樹はビックリでした。

■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 38話
吉良戦決着目前。
しぶとく逃げて隠れ続けた吉良をやっとここまで追い詰められたと思うと感慨深いですよ。
単純な戦闘力なら吉良はこれまでのラスボスの中でも弱めでしょうけど、とにかくしぶとくて面倒くさい敵でしたから。
あと、吉良だけでなく、写真のおやじとのケリがついたのは一安心でした。

OPが戻りましたが、SE付きになってるあたりがジョジョのクライマックスらしいと思いました(笑)

億泰の復活は胸が熱かったです。復活してもアホっぽいのが億泰らしいですが(笑)
ザ・ハンドは距離を置いた戦いでは問答無用で強いですねえ。これで本人の頭が良ければもうちょっと活躍の場面も増えるんでしょうけど(^^;

仗助の血を固めた自動追尾弾は格好良かったです。仗助自身の傷や仗助の服についた血に向かわないのはちょっと不思議ではありますが。

仗助が逃げ込んだ家の住人は留守にしていてよかったですねえ。帰宅したら階段は壊れてるは、隣の痴漢…もとい住人は行方不明になってるしで大変そうですが。
いつの間にか消防車が来ていた辺りは、爆発があってから大した時間も経ってないのに凄えと思いましたが、同時にすぐ近くにいたのに戦いに気付いてなかった承太郎達がニブいと思えてしまうところが困ります(^^;

■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 37話
対ハシュマル戦本格的に開始の巻。
ガンダムフレームがMAに近づくとまともに動かせないとは、対MA戦用に作られた最強戦力だろうになんたる皮肉ですよ。

全力で戦いたいガンダム本体とパイロットへのリミッター制御が喧嘩すると言うことですけど、300年前の戦いではどうやっていたのか気になるところです。
パイロットの使い潰し上等だったのか、はたまたパイロットへの負荷を軽減する今では失われた手段があったのか。
仮にそんな手段があったとしても、「MAに近づくと不調が起きる」ことはマッキーすら把握してなかったわけだし、考えても仕方ないですけどね。

それにしても、覚悟完了しまくった三日月の格好良さと、自信有りそうだったのに意外と余裕が無いマクギリスのガッカリ感と、3話続けて株を落とし続けるイオク様がそれぞれ実に対比的でした。
あと、対比的というなら三日月とオルガもですね。

まだ中盤だし、三日月は死にはしないでしょうけども、確実にまた身体の機能を何か失うんでしょうねえ。今度は何を取られるのやら。OP的にはやっぱり「脚」でしょうか;

マクギリスは、当初はラスボス候補かと思っていたけど、どうもそんな感じでは無くなってきたような。鉄華団と敵対するかどうかという事よりも、「あまり強そうじゃない」感が出ちゃってるためですね。
前にアストン相手に苦戦していたのは状況的に仕方なかったけど、遠慮する必要が無い今回の戦いでの苦戦はちょっと残念感があります。
まあ、乗ってる機体もリッターだし、相手が悪すぎるんでしょうけども。
石動との会話では「鉄華団は大事な協力相手だが、あくまで主導権は自分達」というスタンスでしたが、そう考えてるのは当然だろうし、それだけで鉄華団との不和の種という感じはしなかったかなと。

イオク様は、もうここまで馬鹿だとどうしようもないですね。前回下がった株を更に落としてくるとはビックリですよ。
今回も鉄華団の作戦の邪魔をして、更に貴重な戦力のヴィダールをお守りのために使えなくするとは。ジュリエッタの呆れ果てた顔が印象的でした。

ヴィダールさんは、この状況でマッキーと戦い始めたりしなくて良かったですよ。切羽詰まった状況下でそれをやられたらヴィダールの株まで下がっちゃいますし。
カルタの名前を出して、マッキーに自分の正体を言外に教えちゃってますけど、復讐の目的的にそれは良かったんですかね。

ライドは今回も死亡フラグ継続中という感じで見ていてハラハラしました。
ところでライドは前回のことを「余計なことをしてしまった」と後悔してますが、ライドが庇っていなくても農業プラントはストレートに蹂躙されてただろうし、結果は変わってないんでしょうね。
生存者なしと言うのはキツいですよ。

シノのフラウロスは予想以上の活躍でした。近接戦上等な本作であれほど迫力のある砲撃戦が見られるとは思わなかったですよ。「ギャラクシーキャノン」の名称には笑っちゃいましたけど。
変形は移動用と言うよりキャノンを撃つための砲撃形態なわけですかね。ちょっとバイファムのディゾを思い出します。
宇宙空間で砲撃する時はどうするんですかね。
ヤマギとの2人乗りは、阿頼耶識を2人で分担でもするのだろうかとか、操縦と砲撃を分担するのだろうかとか妄想しましたが、単なる操作説明役だったようで、今後の2人乗りになるってわけでは無いようですね。

オルガはいざとなれば自分が戦うつもりだったようですが、大将が最前線に出るのは実際駄目でしょうねえ。いやまあガンダムだと普通だし、そもそも隣で大将がグレイズリッターで最前線で戦っていますけども(笑)
そもそもオルガがMSパイロットとして強いのかどうかは疑問でもあります。

新人のリーゼント君が意外な優秀さを見せてビックリでした。まさか脳筋集団な鉄華団の中で頭脳担当なキャラになるんですかね。

アトラとクーデリア(と三日月)の三角関係は今回もほのぼのしました。成立してるハーレムの前例がある世界観って凄い(笑)

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2016年12月16日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木~金分(12/15~16分)

■響け!ユーフォニアム2 11話
あすか先輩が復活したと思ったら、間髪入れずに麗奈の問題にぶち当たる久美子が主人公体質だなあ。

麗奈の変調は滝先生の奥さんの事を知った事と、それを話していなかった久美子に怒っていたためだったわけですが、家ぐるみの付き合いで麗奈がその事を知らなかったのは少し意外ではありました。
先生の奥さんが亡くなったのが5年前で、麗奈が滝先生と出会ったのは(原作だと)小学3年生の時で約7年前だとすると、奥さんが亡くなったのは出会った後の出来事ではあるのですが、
まあ、知り合いのお子さん相手にそういう辛いプライベートまではなかなか伝わらないかもですね。
指輪は、初対面のシーンだと角度で分からないけど、次のシーン(麗奈中学生?)だと明確に指輪してませんね。この時点では奥さんは亡くなっていて、それで楽譜を必要無くなっていたわけだ。

久美子との和解は割とあっさりでしたが、久美子に悪気が合ったわけでも無いのも分かるし、言いたいことを言ったらすっきりしたと言うところでしょうか。
麗奈の最後の決意は美しかったですけども、墓参りまで行くのは正直言ってちょっと恐いなあとは思いました。愛が重い(^^;
久美子の「もう奥さんいないんだよ」もなかなか凄いセリフでしたが、
とりあえず、大変台無しな事を言ってしまえば、麗奈にチャンスがあるとしたら大学を卒業して大人になってからだと思います。むしろ学生の間で進展したら先生がヤバい。

ところであのダム(天ヶ瀬ダム?)まで変速も無さそうなママチャリで登っていったらしいですが、行ったことはないですが、それなりに高いところのはずですよね。若さって凄い。

原作だと、大吉山で仲直りしてすぐに麗奈は復活していたので、今回後半はほぼオリジナル展開でしたが、シリーズ終盤で麗奈の描写をガッツリやっておこうというのは、まあ分かる気はします。
ただ、2期後半の話の中心だったあすか先輩の話の決着でもある全国本番の前に、まる1話かけて大きく違うエピソードが入る形になったのは、ちょっとストーリーの流れが途切れたような感じがしないでもありません。
「シリーズ全体を通して」の視点だと麗奈の描写が濃く入るのも当然だし、これまでだって色んな人の話が合間合間に入ってきていたわけで、単に感覚的な話ですけどね。

あすか先輩の方は、練習できていなかった事の「劣化」が割とあったらしく、「格好悪いところ」を夏紀に見られてしまっていたシーンは、あすかの人間らしさが出ていていいシーンでした。
先輩後輩関係では、あすか先輩と久美子の関係もいいけど、あすか先輩と夏紀先輩の関係もいいですね。

調子を崩した麗奈を優子先輩が気遣うところも良かったですよ。優子先輩は何かするたびに株が上がるなあ。

次回が最終回かと思ってたけど、レコーダーの予約に「終」表記も無いし、全13話であと2回あるみたいですね。
全国大会本番とか(1話冒頭に繋がる)エピローグとか、まだ結構やることが残ってるので、あと1話だと尺が厳しそうと思ったので、2話あれば余裕のある描写が出来そうで良かったですよ。

アニメでカットされまくってる秀一の出番があとどれくらいあるか気になるところです。

■舟を編む 10話
24万語の再確認。聞いただけで気が遠くなりそうです。
これを編集メンバー4人とバイト10人~17人程度(最初は10人だったけど後半は増えてますね)でチェックとして、仮に20人で割ると1人あたり約12000語ですか。ダブルチェックしてたみたいだし、更に倍で24000語ですかね。うひー;
作中でどれくらいの時間が経過したのか分かりませんが、本当にお疲れ様ですよ。
はじめは「要領よくやりたい」風だった坊主頭くんが最後には「辞書の仕事楽しかったです」とかなり本気になっていたのが熱かったですよ。最後は一体感が出ていて気持ちよかったです。
結局「抜け」は「血潮」1語だけだったわけですが、確認作業ってのは大事ですね。

一方で、松本先生が入院して、奥さんの様子からして具合も悪そうで心配ですよ。間に合えばいいんですけどねえ。
ラストのおばあちゃんの写真のエピソードといい、切なくなって困ります。

海くんの生みの親が西岡さんだとはビックリでした(笑)
入院してる先生への説明の時とかバイト達への接し方とか、西岡さんの対人スキルは頼もしいなあ。

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2016年12月14日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(12/12~14分)

■終末のイゼッタ 11話
イゼッタは寿命を削って戦うことを決意して、相手のゾフィーも身体が限界でボロボロな状態でいよいよ最終決戦に突入ですが、ホントに悲壮な戦いですよ。
元々バッドエンドになりそうな作品だとは思っていましたが、せめて生き延びてくれればいいですけどね。(行方不明扱いとかでもいいから)

決戦を前にしてのフィーネの名前呼びはいい展開でした。2人の深夜飛行デートが綺麗でしたよ。美しければ美しいほどに死亡or離別フラグも積み上がってる気もしますけど。

エイルシュタットの関係者皆がイゼッタを慕い心配してくれていますが、イゼッタの愛されっぷりを見ているとゾフィーの方はかなり可哀想に思えてきます。
王子以外にまともな味方を作れなかったのがゾフィーの不幸だったかと思いますが、相手役の性別の違いってのも大きいかもですね。百合…もとい女子同士の友情を暖かく見守ってくれる人達ばかりで良かったですよ。

■装神少女まとい 11話
決戦前夜回。きっちり尺を取って旅立ち前を描いてくれているのがいいですね。
まといと父だけでなく、ゆまちんやクラルスや他の人々も、それぞれ丁寧に描写してくれて入り込んでみることが出来ました。

まとい父は、やっぱり娘が退魔少女だと気付いてたんですね。(まあ状況証拠的に気付いて当然とも思えますけど)
娘の旅立ちを知ってしまって、それでも娘の前では泣かずに送り出すところは泣かせました。
父に買ってもらったとっておきの服で出かけるまといも良かったですよ。あの服消えちゃうんでしょうけども(^^;

超次元にまでいく能力は無いはずなのに、共に付いていこうとするゆまちんとクラルスがいいですね。おみくじを巡っての2人の会話は仲良くなったものだと微笑ましかったです。
ゆまパパと爺さんの会話やら、娘を応援するゆまママも、行きたいからいくのだろうとクラルスを送り出すカリオテもみんな良かったですよ。

ポチは黒幕…と言うか、ポチに取り憑いていた黒幕の狙いは、言ってることを信じるならば「まといを成長させて」「世界が滅びるのを止める」ことだそうで。
犠牲者も出ているし単純に良い人…と言っていいのかは甚だ疑問ですが、この世界を狙ってきたナイツとはやっぱり勢力というか目的が違う存在なわけですかね。
最終回でこの黒幕と戦う…ということにはならなさそうな感じかなと。
ポチ自身は別に何の自覚も無かったようで、あのとぼけキャラっぷりも見たまんまではあったわけですね。

これまでの犠牲者が救済されたのは良かったですよ。このまま忘れられてフェイドアウトだったら可哀想でしたし。

■夏目友人帳 伍 9話
夏目を引き取る前の塔子さんと滋さんの話。
基本的に本作はどれも良い話なのですが、今回も凄く良かったですよ。
夏目は本当にいい人達に出会えたなあ。

ラストで、塔子さんの馴染みのカラスに白いカラスが寄り添っているとの夏目の言葉に、素直に「良かった」と受け入れてくれる塔子さんが本当に天使過ぎでした。
自分がいなくなったら、あるいは滋さんがいなくなったら残された方はどうなるかと考えていた塔子さんだからこそ素直に受け入れてくれたのかなとも思えます。

初対面時のニャンコ先生への「頭の大きな猫ちゃん」な評価は、やっぱり塔子さんは優しいなあと思いました(笑)

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2016年12月12日 (月)

週刊少年ジャンプ2・3号感想

■ハイキュー!!
シン・ゴジラポスターに吹きました。日向もでかくなってるのかよ(笑)

本編は焦らされてからの速攻成功がカタルシスがありました。初めてアレを見た人達の「?」な反応が気持ちいいですね。
そして山口は頼もしくなったなあ。

■ONE PIECE
チョッパー側もブルック側もいい感じで反撃開始というところでしたが、ビッグ・マムと直接対決はブルックも厳しいでしょうね。
ペドロは寿命がマイナス50年だったとは、こちらもまたキツい状況ですよ。
レイジュがどうなってるかは謎だなあ。

■僕のヒーローアカデミア
フルカウルの許容上限が5%から8%に。ようやくデクの身体も対応力が上がってきたと言うのはいいですが、これで思いッきりシュートしてかっちゃんがミンチになったりしたらヤバいと思いました。
まあ、8%だとそこまではいかないんでしょうけど。

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
やはりと言うか当然と言うか、パートナーチェンジは採点的に難ありなのね。しかしそれを物ともしないあたりはさすがチャンピオンです。

パイセン達にも頑張って欲しいけど、チャンピオンには絶対強者であって欲しいとも思えてジレンマですな。

■頭突け!!横浜謳歌高校✕✕✕✕部
サッカー漫画になるのかと思った自分がバカでした。なんだこりゃ(笑)

■左門くんはサモナー
反省するカス夫とは珍しい。

■食戟のソーマ
昔から黒かったのね>薊
ゲテモノ料理には何か意味があったんですかね。

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2016年12月11日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(12/10~11分)

■3月のライオン 9話
なんとなく記憶では割とシリアスな話…という印象があったけど、あらためてアニメで見ると思っていた以上にギャグ回でした。そして思ってた以上に松永さんがヒドい(苦笑)
いや、まあ、40年将棋に取り憑かれて戦った人の重みや執着も確かに描かれてはいるのですけど、それ以上にやっぱり駄目駄目だよこの爺さん(笑) 好きですけどね、この人。
家事くらいはしないといかんですよね。桐山の「家族は助け合うものなんです!!」が桐山の家族感が出ていていいですな。

穴熊のクマさん映像とか、将棋会館までそれっぽいファミコン演出も笑いました。ガンガンいこうぜ!(笑)
会津福島解説が熱かったです。原作だと小さい文字でダーっと流されてあまり印象に残っていなかったのですが、音と映像付きで語られると濃いですね。

義姉の慰め、もとい嫌がらせ電話に辞めないよと返すところは痛快でした。まったくもって困った爺さんだけど、頑張れ松永さん。

そしてこのタイミングでのニャー将棋3番には笑いました。3番を流すタイミングはしばらく無いんじゃないかとか思ってたけど、今回の前半ラストのギャグな空気なら全然いけましたね。
ニャー将棋のおかげで3姉妹の声の出番があって良かったです(笑)

■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 37話
バイツァ・ダスト解除からキラー・クイーン屋外戦終了まで。
第4部のラストバトルは有利不利が激しく入れ替わる頭脳戦で面白いですな。
3部や5部のような超々能力の覚醒みたいな派手さは無いですが、それぞれが頭を使って利用できるものをフル活用して戦ってる感が見応えがありますよ。

それにつけても早人の頼もしさですよ。登場した時は何を考えているか分からない不気味小学生だったのに、その成長っぷりが素晴らしい。
まあ、吉良の事が無くても親を盗撮する不気味なガキなのは確かなんですけども、ラストバトルでの機転と勇気は確かに「黄金の精神」と呼ばれるに相応しいです。

吉良への反撃にしても、「猫草で戦う」までならきっと誰でも思いつくことは思いつくだろうけど、「仗助に電話」の発想と実行力は凄いですね。その手があったかと目から鱗が落ちるカタルシスが最高です。
電話帳に家の番号を載せない家庭が増えていそうな現代よりも電話番号が調べやすい時代ではあるだろうけど、あの朝の短い時間で番号を調べて仗助の家に電話する行動力が素晴らしい。
露伴が無事生き残った場面はホッとしました。

そして吉良の爆弾が「一発ずつしか作動できない」事を見抜いて「ぼくが触ればいいんだッ!」と億泰を触りに行く勇気と観察力もとんでもないですね。まさに「まじに小学生かよ…小僧~~!!」ですよ。
あんなこと仮に思いついたとしても普通できないですよ。第四部での成長キャラである康一くんを凌ぐ成長っぷりかも知れません。
それにしても爆裂した早人をクレイジー・ダイヤモンドが治すのが間に合って良かったですよ。

キラー・クイーンVSクレイジー・ダイヤモンドのバトルは面白いですが、しかしやっぱり「承太郎たち鈍すぎ」とは言わざるを得ないですね(笑)
原作の時点でも思いはしたけど、ほんの曲がり角の向こうで大声で叫んで爆破音も響き渡って戦っているのに、何故に気付かないのやらと、アニメだと音がある分余計に思ってしまいました。
あの爆発音が仮に一般人には聞こえないものだとしても、承太郎・露伴・康一くんには聞こえるはずですよね。てか「雨の音」がでかすぎるんでしょうか(笑)
まあ、その3人がこの時点で援軍に来たら、あっという間に吉良は詰んじゃいますから仕方ないですけどね(^^;

次回の屋内戦もギミックたっぷりの頭脳戦なので楽しみです。

■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 36話
モビルアーマーの悪夢が現実化。
デビルガンダムは「自己進化」「自己再生」「自己増殖」でしたが、こちらは「自己判断」で「自己修理」で「自己補給」で「自己増殖」ですか。「自己進化」までもがあるかは謎ですが十分恐るべき脅威ですな。
人間の殺戮だけを目的としていて、倒したMSのコクピットを念入りに潰していくとか、ガンダムフレームよりもこちらの方がよっぽど悪魔の名に相応しいですよ。
人類の1/4を殺戮したとか、こんなのが敵だったと言うなら確かに「厄祭戦」と呼ばれるわけだと思いました。

と言うか、モビルアーマーだって人が作ったものだと思われますが、誰がこんなもの作っちゃったんでしょうねえ。
このすばで機動要塞デストロイヤーを作っちゃって「. 国滅んだやべー!滅んじゃったよやっべ ー!」とか言ってた人を連想しました。

イオク様は前回モビルアーマーを起動させてしまった時点で無能でしたが、今回の無能っぷりは涙を誘うレベルでした。
判断力の無さで貴重な部下をむざむざ死なせ、自己満足の砲撃でオルガ達の迎撃を無駄にさせて農業プラントに大被害を出させ(…てか全滅してますかね?)、
無能な働き者がどれだけ迷惑かと言うのがこれ以上にないほど体現されていて、ちょっと擁護出来ないレベルですね。いやー、状況判断力って本当に大事ですねえ。川尻早人の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

ライドは前回予告でフラグを立てていたし、ヤバいかと思ってましたが一応生き残りましたか。プラントを守れなくて本人はトラウマになりそうですが;
ライドの獅電が大量のプルーマに襲いかかられて飲み込まれていく様は、エヴァ旧映画での量産型に襲われる弐号機を思い出したりしました。
てか、プルーマって群体レギオンっぽいかと思ってたけど、動いてるところを見るとフナムシっぽい気もしますよ。とりあえずキモいです。

ライドのピンチにきっと出てきてくれるとは思ったけど、三日月さんは今回も実にヒーローでした。出てきた時の安心感と言ったら。
ただ、プルーマ相手なら心配無さそうだけど、ハシュマル相手だと三日月でもただで済むかは疑問ですね。
この中盤で死にはしないだろうけど、三日月には「バルバトスの力を引き出し過ぎて身体の機能を失う」フラグがあるからなあ。這いずってるOP映像も不穏だし。

農業プラントはほぼ全滅してそうな感じですが、桜ちゃんがいる農場では無いんですかね。今回映っていなかったし違う場所なんでしょうか。
クーデリアは逃げない決意をしたのは人として立派ではありますが、立場的にはやはり逃げるべきと思わないでもありません。決戦の舞台が変わったのでクリュセの街の方には被害は出ないかも知れませんけど。

マッキーは前回時点では七星勲章(?)とやらには興味は無いのかと思っていましたけど、欲しいことは欲しいんですか。ちょっと笑っちゃいました。
で、そのマッキーは遂に誰リオ仮面さんと出会っちゃいましたけど、こんなすぐにでも援軍として駆けつけて欲しい場面で邪魔が入るとは;
マッキーと仮面には早く対面して欲しいと思っていましたけど、よりにもよってこのタイミングでかよとは思ってしまいますよ。

鉄血MSのナノラミネートアーマーがビーム耐性があるのかどうかというのはネット上で議論になってたりしましたが、今回明確に「ビーム耐性有り」と示されたのは興味深かったです。
「ビームには強くて倒すなら物理で」と言うのは、「物理攻撃には強いけどビーム耐性は無い」PS装甲とは逆ですね。
まあ、こちらの場合は「物理攻撃に耐性が無い」と言うより「近接物理攻撃の方がまだ通じる」という感じで、十分物理にも強いんですけどね。

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2016年12月 9日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木~金分(12/8~9分)

■響け!ユーフォニアム2 10話
久美子頑張った!
あすか先輩も敢えて突き放したのだろうけど、これまで最後の境界線を越えようとはしなかったと、久美子は痛いところを突かれながらもよく最後まで思いをぶつけましたよ。主人公の成長劇として見事な回でした。
映像も声の演技も熱くて高密度で惹き込まれました。これまで久美子は感情を露わにするタイプじゃなかったからこそ、今回の爆発力は凄かったですよ。
前半の姉との会話からの流れがあすか先輩との話に繋がるのもいいですね。
久美子に感情の底までぶちまけられて、久美子に顔を「見せない」あすか先輩の照れが良かったです。

母親を説得出来た材料となった「模試の結果」自体は久美子が説得している時点で出ているわけですが(あすかに伝わる順番は後になったとしても)、
久美子の説得が無ければあすかは母親と交渉自体せずに諦めていたんでしょうね。希美の復帰を認めなかった自分が今更復帰出来ないとの言って、既に諦めムードだったわけだし。
あのあすか先輩の心を揺さぶった久美子は本当にグッジョブでした。

姉との和解と言うか、久しぶりであろう「普通の姉妹の会話」も良いシーンでした。
若いうちから我慢して従うことだけに慣れてしまうと、楽だろうけど実際良いことにはならないでしょうね。
料理が苦手だったりとか、姉のかわいい面がやっと見られたのも良かったです。
てか、この姉は普段の食事はどうしているのやら。味噌汁をつくろうとして鍋が黒焦げって本当どうやったんですかね。水を入れなかったとか?

姉妹で互いに互いを羨ましがっていたと言うのは、自分は一人っ子なので実感は無いですが、兄弟姉妹ではよく聞く話ですね。
家では泣かなかったのに、時間が経ってから電車の中で感極まって泣く久美子のシーンがとても良かったです。車内で女子高生がいきなり泣き出したら周りの乗客的には困りそうですが(^^;

ところで序盤で、夏紀先輩に撫でられてる緑が妙にかわいかったですな。

あすか先輩の問題はようやく解決しましたが、麗奈との爆弾が残ってるので、次でその話をしたらいよいよ全国ですね。このまま最後まで盛り上がりに期待です。

■舟を編む 9話
西岡さんのマル秘ファイルに笑いました。ラブレター爆弾がここで発動するとはヒデえ(笑)
まあ、おかげで新人の岸辺さんのやる気にも繋がったし結果オーライではあります。チャオ~

岸辺さんも馴染んで、紙も完成して順当にいい調子かと思ったら、先生の不調に、まさかの「血潮」見落としにと暗雲が立ち込めて来ましたよ。
そりゃまあ、「千入」なんて珍しい言葉が載っていて「血潮」が載ってないのはおかしいですね。気づいた岸辺さんはお手柄でした。
人のやることにミスはあるものとは言え、こうなると他にも抜けが無いかの再チェックをしないといけないわけで気が遠くなりますね。どれくらいかかるのやら;

岸辺さんと宮本さんのフラグは微笑ましかったですが、デートを皆に見られてるオチがヒドい(笑)
てか、あの店を選んだら当然こうなるでしょうけど。

辞書は「せ」が真ん中にくるとバランスが良いと言うのは勉強になりました。うちにある辞書(新明解国語辞典)を見てみると確かにそうなってますね。

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2016年12月 7日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(12/5~7分)

■終末のイゼッタ 10話
イゼッタが敗北して首都が陥落したものの、レギュラーはみな生きていてイゼッタも無事救出と。
想定していたほど絶望的展開にはならなかったですね。まあ、モブは死にまくってるんでしょうけど。

しかし、イゼッタは歩けないわ、あっちの魔女の身体も限界であまり長くないわで、双方ボロボロでなかなか悲壮な雰囲気ですよ。あっちもこっちも自分の身とかどうでもいいモードになってるのが痛々しいです。
たくさん用意されてるゾフィーのスペアは量産型綾波って感じですね。

■装神少女まとい 10話
クライマックス感が高まってきました。
超次元の穴を閉じに行けるのはまといだけで、母も10年前に同じようにしていたと。
一番のハッピーエンドは旅立ったまといが母ともども戻ってくる事でしょうけどどうなるやら。

まといの為に怒るゆまちんが実にいい子でした。普段はお調子者なのに、大事な所ではこれ以上無いくらいに決めてくれますよ。
この状況でもまといに「戦わなくていい」と言ってくれるクラルスもいい子でした。

ゆまパパが真相を知っていたのはちょっと意外でした。まあ立場的には知っていて当然な立ち位置なんですけども。
そして、まといパパも遂にまといの正体に気付いた…、のかと思ったら、気づいたのは「ラスボスの正体」の方でしたか。

てか、本当にポチが黒幕なんですかね。犯人はヤスでペルソナですね。ネタ的にはポチが黒幕説はありましたけど、まさか本当にどストレートにそうだとはビックリですよ。

■夏目友人帳 伍 8話
夏目は歩いても座っても妖怪に当たりますな。冒頭でまた追われてる夏目に苦笑してしまいました。

今回はしいたけ妖怪の話。
「一緒にいたくてもどうにもならないことはある」としてこれまでのイメージが出ましたが、今期はそういうテーマが多かったのだなあとあらためて思いました。
住む世界の違いを見せた上で、最後はそれを乗り越えようとする前向きな終わり方が良かったですよ。

あれって「夏目を捧げ物に」しようとしてたら見限られてたんでしょうねえ。踏み留まってくれて良かったです。
ニャンコ先生は分かってるなあ。

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2016年12月 6日 (火)

この世界の片隅に(映画)

(片渕須直監督)

原作既読で映画は2回鑑賞。
1回目はしばらく前に観ましたが感想を書くのが遅れていました。忙しかったのと、なかなか書くことがまとまらなかったんですね。2回目を観ることも決まっていたのでそれから書こうと思った次第で(^^;

よい映画でした。戦争の悲惨さを描きながら、そんな中でも普通に生きていく普通の人を描いていて、辛さの中にも笑いがあり、日常の中にもシビアさがある、おだやかさと残酷さが入り混じった本当にいい作品でした。
初見の人にとっては予想以上に「笑い」もある作品かと思いますが、日常が魅力的に描かれているからこそ戦争の残酷さが強く浮き上がって、どちらの側面も強く印象に残る形になっていたかと思います。

原作は上中下巻3冊で(新装版は前後編2冊らしいですが)、密度も濃くてそれなりのボリュームがあるものですが、1本の映画として上手くまとめていたと思いました。
最初の幼少時のすずさんと周作さんの出会いはかなり幻想的で、本当のことかどうだったかがよく分からないエピソードですが、ここを「妹に語り聞かせる話」として描いたのは上手い処理だったかと。
そこに限らず、幻想と現実が交じり合う描写は秀逸でした。
時折入る絵画的な手法で「波のうさぎ」とか、絵の具で描かれた空襲の爆発とか、青葉がうさぎと一緒に飛んでいくシーンとか、どれも印象的で美しくて泣けてしまいそうになりますよ。

キャラクターは一見ほのぼのなタッチで描かれていますが、かなり複雑で(割とドロドロな)心理劇が描かれているところも印象的です。
すずさんと周作さんと水原さん(と密かにリンさん)を絡めた恋愛模様が、それぞれに切なさがあって引き込まれます。(リンさんのそれは映画だとかなり秘められてますが)
水原さんを納屋に泊めるエピソードは艶っぽさと切なさと戦時の残酷さが入り組んだ話ですが、現代だと周作さんの行動はちょっと利害し難いのですが、次に生きて会えるか分からない戦時故なわけですね。あとは周作さんの後ろめたさか。
その後、すずさんが周作さんに怒って初めての夫婦喧嘩になるところは活き活きとイチャイチャしていていいですね。他人から見てまさに「犬も食わない」状態なのがニヤニヤです。

晴美さんと右手を失う場面は辛いです。
身近で大切な幼子を失い、義理のお姉さんに責められ、その上、心のよりどころとして様々な絵を描いたり、その他にも様々なことをしてきた右手を失うというのは本当にキツそうですよ。
本当に「何もかもを無くしてしまった」感覚かと思いますが、だからこそ、家を出ようとした時にお姉さんに「すずさんがイヤんならん限りすずさんの居場所はここじゃ」は観ているこちらも救われました。
まあ、その直後が「あの」出来事なのですけど。一瞬画面が白くなる描き方が静かで恐ろしかったですよ。

色んな人が色々なものを失った後の戦争が終わった後の広島で、孤児の少女を拾って帰るラストは、これですずさんやお姉さんが新たに前向きに生きていってくれればと思えて救われて泣けました。
原作では無かった「その後」の様子が少し描かれていたのも嬉しかったですよ。

ところで蛇足な話ですが、自分の持っている原作の下巻だと、表紙のすずさんに「ほくろ」が無いので、「描かれているのは実はすずさんではなくて、ラストで出た娘の成長した姿なのだろうか」とか(少女とすずさんは特に似てないのですけど)思ったりしていたものでしたが、
今回気になって調べてみると、単に「原作初版本だと印刷所の人が汚れだと思ってほくろを消してしまった」と言うことだったそうで、増刷版以降は直ってるらしいのですね。変に深読みしていたので、なんてこったと思いましたよ(苦笑)

公式サイト

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2016年12月 5日 (月)

週刊少年ジャンプ1号感想

■ONE PIECE
サンジさんがすっかり結婚する気に。自分に言い聞かせてるのだとは思うけどなかなかやるせないですな。
一方でプリンはなにやら悲壮な覚悟を決めた感じですがどうするつもりやら。あとサンジが人質を取られてる事情が伝えられたのかが気になります。

■僕のヒーローアカデミア
乱闘が早速バレバレ。学校の敷地内でやってたら当たり前ですな。
かっちゃんがこれで何らかの処分を食らうとしたら自業自得だけど、デクを巻き込まないで欲しいとは思います。

かっちゃんの行動の理由が「デクの背中を追ってしまっている(デクに負けてる)」だけでなく、「オールマイトを終わらせてしまった」後悔にあるあたりはまだ救いがありますが、やってることはやっぱり“我儘な子供”でしか無いので、やっぱりこの乱闘は見ていて乗れないですよ。

■ハイキュー!!
一回戦開始。
“白鳥沢よりマシ”的なことを言いつつも「烏野が白鳥沢を倒した事実は変わらない」と分かっている辺りは、こちらを舐めずにモチベーションを上げようとしていて、相手チームの人に好感が持てました。

会場の天井の違いがトスに影響するというのはなかなか目からウロコで面白かったです。

■火ノ丸相撲
どうもバトから強キャラ感を感じなくて困ります。メタ的にさすがに佑真の勝ちは揺らがないだろうなあ。

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
パートナーチェンジ、そういうのも有りなのか(^^;
この場合評価に影響したりするんですかね?

■食戟のソーマ
親父は何を賭けるのかと思ったら自分自身をですか。それなら確かに変態の薊さんは乗りそうですね。

堂島さんとソーマ父の過去話は、昔の髪型だと堂島さんに大物感が薄いなあと思いました。
昔の薊はちょっと気弱な感じですが、現状を見ていると何故こんなにグレちゃったのかという感じです。

団体戦は勝ち残り方式だそうで、極端に言えば1人超強い人がいれば勝てる形式ってわけですね。
つまり、何が何でも第一席を倒せるようにならないといけないと。
ソーマとえりな様はともかく、田所ちゃんとタクミは噛ませで終わらなければいいなあと思います。

■左門くんはサモナー
まさかこんなにT●LOVEるリスペクトな話になるとは(笑)
そういうシーンを全く直接的に描かない辺りは本作らしいです。

ところでまだてっしーを狙う悪魔とかいるんですねえ。悪魔はほぼてっしーのファンみたいに思ってましたよ。

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2016年12月 4日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(12/3~4分)

■3月のライオン 8話
はるのぶさん素敵ー!
あの「将棋はじめて絵本」は是非普通に売って欲しいですね。ところで原作9巻には「おでかけニャーしょうぎ付限定版」があったのですが、通常版で買ったことが今更ながらに悔やまれます。
二海堂の引越し祝いも笑いました。てか結局桐山あのベッドで寝れてねえ(笑)

期待したニャー将棋の続きが見られて満足でした。ところで角と王将の歌が無かったんですけど、またやる機会があるのでしょうか。この後の展開で歌を流せるタイミングがあったかどうか怪しいですけど(^^;
ところで二海堂の駒の動きの説明とニャー将棋は分かりやすいですな。実際初心者でもあれを見たらコマの動きはすぐ覚えられそうですよ。
ちなみに自分は「コマの動きを覚えてるだけ」レベルで子供の頃に親と指したことがある程度なので超弱いですが(笑)

それにしても前半の明るさと後半の暗さのギャップが凄いですよ。
義姉が出てきてからのギスギスっぷりとインモラル感がまた(^^;
ここから2週程はやや重めな話になるかなと。

■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 36話
巻き戻しOPがいい感じに絶望感を煽ってくれます。普通だとOP序盤で「シルエットが増えていく」はずの仗助達が逆に「減っていく」辺りがまたいい感じで、最初から狙ってたんでしょうねえ。
ジョジョのラスボスの能力はそもそもビデオ操作系なんて言われますが、3部でもOPの時間を止めていたし、こういう演出と相性がいいですね。
第5部だとOPが始まったと思ったら提供までスキップされたりとか、第6部だと早送りとかなんですかね。(そこまでアニメ化するかどうかは分かりませんが、5部は見たいなあ)

「質問されただけでアウト」なバイツァ・ダストの能力がホントにえげつなくて、連載当時はこれをどうやったら攻略出来るのやらと、露伴が2度目に死んだ辺りから絶望感が凄かったですけど、
ここで反撃を開始する川尻早人の黄金の精神っぷりが素晴らしいですよ。実に少年漫画の主人公です。
出来ればもうちょびっと先のシーンまで一気に見たかったですけど、次回のお楽しみですね。

あの分厚い本に穴を開ける空気弾を、あの小さな腕時計で防げるのが凄いですな。
胸に入れたいた物のおかげで助かる展開がブレイブウィッチーズと被ってちょっと笑いました。

それにしても、クライマックスの「2分」が凄い長さですよ。ジョジョで今更言うことじゃないですけど(笑)

■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 35話
イオク様のアホー。

アゴ割れの嫉妬とイオク様の考え無しのせいで禁忌の古代兵器が暴走開始の巻。
謎の巨大機動兵器がこういう使われ方をするとはビックリでした。まさか「モビルアーマー」が無人殺戮兵器の扱いになるとはなあ。無人巨大兵器ならAGEのシドとかもありましたけどね。

バルバトスと合体して飛行形態になるとか、ラスタル派に奪われてラスボス候補になるとかくらいは予想しましたけど、まさか本作で「人間VS機械」みたいな話になるとは思わなかったですよ。
急激なターミネーター化と言いましょうか。それまで基本的に人間同士(一部ちょっと人外含む)の戦いを描いてきていて、劇場版でいきなり宇宙生命的存在が現れたOOを思い出します。(無人機と言うだけならモビルドールとかビットMSとかもあったけど、あの辺はあくまで人が制御してましたから、「人外の敵」とはまた違うんですよね)
まあ、このまま最後までこの展開を引っ張って殺戮無人モビルアーマーがラスボスになるのか、それともあくまで1クール目終盤の中ボスなのかは、まだ分からないですけどね。

歳星でバグもとい群体レギオンもとい「モビルアーマーの子機」(?)が目覚めてしまった時は、あそこにいる名有りキャラの死亡展開もあるかと思ったけど、案外無事に鎮圧出来たのはちょっと意外でした。
あのモビルワーカーもどきが相手なら普通のモビルスーツ相手でも対等には戦えるわけですね。(数機がかりで手こずりはしたようですけど)
どのみち本体の鳥もどきの方はそう簡単にはいかないでしょうし、次回どれだけあの鳥が暴れるかに注目ですよ。まあ予告の三日月は元気そうでしたけど。
次回予告(ライド?)は凄く死亡フラグ立ててますけどね!(^^;)

フラウロスがきっちりピンクで塗られてるのは苦笑しました。白系も格好良さそうだったのにねえ。

ユージンの「愛はカネで買えない」は笑いました。果たして最後までにユージンに恋人が出来る可能性はあるのだろうか;(きっと無い)
てか、鉄華団でこれまで触れられてるキャラ以外では今後新たな恋愛劇が描かれる気が全然しないですね。
そもそも全滅エンドの可能性も高いわけですし;

クーデリアのところに遊びにいく三日月とアトラについていくハッシュには笑いました。てか既に自分の脳内ではハッシュのことは「ポチ」と呼んじゃってますよ。

クーデリア銀行が開設されていてちょっと笑っちゃいましたけど、子供達が「金の使い方が分からない」と言うのはちょっと悲しさがありますね。
まあ、もらった金で女遊びをしよう組よりはマシな気もしますが。

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2016年12月 2日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木~金分(12/1~2分)

■響け!ユーフォニアム2 9話
遂に久美子が謎多きあすか先輩の本心に迫るの巻。作画も演出も音楽も細やかな心情描写も素晴らしく力の入った回で凄い見応えでした。
あすか先輩のユーフォ独奏からそのままエンディングに入る流れが最高ですね。

完璧超人でマスクマン(比喩的表現)で、これまで何を考えているか分かり難かったあすか先輩が本音を晒してくれるところがいいですね。
あんな聞きにくそうな話をズバズバ聞ける久美子だからこそ、先輩も踏み込ませてくれたのかなと。失言スキルも悪いことばかりじゃないですよね(おぃ)
あすか先輩のこれまでの行動は全国で父の前で演奏がしたいがための私利私欲だったと言いますが、だからこそ人間らしくて魅力的に見えてきたと思えます。

久美子のうっかり失言クイーンっぷりについては、麗奈の「久美子ってなんか引っかかる」「一番痛い時にぽろって言葉になって出て来る」発言が面白かったですよ。さすがよく分かってるなあ麗奈。
麗奈だけでなく、夏紀先輩や香織先輩も、皆の期待が久美子に集まってる辺りは、かつてない程の主人公感でした。

自分が演奏出来るチャンスが無くなるのに、久美子に「あすか先輩を連れ戻すぞ大作戦」を託せる夏紀先輩は男前でした(女です)
自分が不安と言うのも少しはあるだろうけど、そうだとしても夏紀先輩のいい人っぷりが光りますよ。

栗まんじゅうで全て解決を狙っちゃう香織先輩のズレっぷりは笑いました。ところで栗まんじゅうを見ると反射的にバイバインを思い出してしまって困りますよ。あすか先輩の家が栗まんじゅうで埋もれちゃう!
ところで靴紐を結ぶ香織先輩を見るあすか先輩は怖かったですよ。あすか先輩の香織先輩への心情も何か複雑そうです。

久美子が「ユーフォっぽい」と言うのは、分かるような分からないような…。派手さは無いけど支えになってるみたいなとか、…それで合ってるのかどうかよく分からんですな。

麗奈が滝先生の写真を見たところは、それについて何も言わない麗奈が印象的でした。

■舟を編む 8話
いきなり13年経過していてちょっと驚きました。時間が飛ぶ事自体は知っちゃってたんですけどね。
他の辞書やキャラの大百科の仕事を挟んでるとは言え、13年経っても大渡海が完成していないとは、辞書の道は果てしなく長いですねえ。
ところで13年経ってるなら「現代」に近づいてるはずですが、相変わらずPCとかがほぼ見えない編集部です。スマホとかは使われてるし、ほぼ現代なんでしょうけども。

13年経っても松本先生はまだご存命でしたが、元気なうちに完成させて欲しいと思っちゃいますよ。
一方で、アパートの方ではおばあちゃん出ないままでしたけど、もうおられないんですかねえ。写真飾ってるし;
トラさんはまだ元気で良かったですよ。…同じ名前でこっそり代替わりしてる可能性も無いではないけど。

馬締は主任になっていましたが、辞書造りに関してはプロっぽくなっていましたけど、不器用さは変わらないですね。
紙を開発してきた人との会話は双方マニアっぽくてちょっとニヤリとしました。
ひとつの辞書のために新たに紙を開発するとは凄い話ですよ。

西岡とはまだ仲良くやってるようでホッコリしました。「食事の時に来てくれます」ってどんな紹介ですか(笑)
新人さんは飛ばされたと思って落ち込んでいたようですが、「右をどう説明するか」でかつての馬締を彷彿とさせてくれるあたりはこれまたニヤリとしますね。

かぐやさんは店主とはびっくりでした。多分40手前くらいと思いますが凄いなあ。

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