今週のアニメ特撮感想・土分(1/14分)
■政宗くんのリベンジ 2話
ぼんやりドジっ娘キャラに見えたお嬢のお付きの子が案外腹黒キャラだったでござる。
ドジっ娘な面が演技なのか天然なのかは謎ですが、とりあえず腹黒の方が魅力はある気がします。
それにしても、女子とのデートよりもお嬢への復讐を優先とは、青春を無駄遣いしてる不毛な主人公ですよ。そうでないと話が始まらないのでしょうけども。
■クズの本懐 1話
新番組。原作はちょっと気になってたけど未読。
なんとなくの概略は知ってましたが、実に不毛な話ですな。ここから先もドロドロな未来に向かう予感しかしないですよ(^^;
しかし、雰囲気は思ったよりは重くなくて、少しコミカルっぽさも感じて意外でした。
政宗くんと続いて不毛二連発という感じです。そんな話なのに不思議と面白いのが困りモノなわけですが。
ところで「なんとなくの概略」では分かってなかったけど、「お兄ちゃん」は別に実の兄では無いわけですね。
お兄ちゃんの方は見たまんまの天然さんっぽいけど、お兄ちゃんの相手の女先生の方は、OPからすると何か闇を抱えてそうな感じですよ。
互いに報われない相手がいる代理恋愛と言うのが、この先も絶対本命とは成就しなさそうでホントに不毛ですなあ。
「お互いのことを好きにならない」契約と言うのが、何と言うか、若いです。
これで「付き合ってること」にしたら、本命との成就の可能性はますます減るわけだけどどう考えてるんですかね。寂しさ補間優先で勢いで突っ走っちゃってるんでしょうか。
■昭和元禄落語心中-助六再び篇- 2話
地獄の業火と言うかあの世と言うか心中まっしぐらというか、不穏なOPだなあ。みんな眉間に皺寄せてるし(^^;
与太郎がメインなら少しは明るめになるかと思いきやそんなこともなく、前科バレや「自分の落語」の行き詰まりでどんよりとしたムードが止まらないですよ。
前科がバレた与太郎、もとい助六は最初は気にしていないように見えましたが、仕事は減り客は減りトラブルは起こりと、さすがに能天気なままではいられませんか。そりゃあそうだなあ。
お客さんが白けまくってる落語会とか見ていて辛かったですよ。助六じゃなくてもこの逆風の乗り切るのはなかなかキツそうです。
早口で抑揚が無くて耳に残らない、「あまり面白くない落語」の演技は凄かったです。
記者の人はチャラくて迷惑な人に見えましたが、言ってることは割と正論なんですね。落語にも助六にも期待をかけてることはかけてるわけか。
助六が「どっち付かずで自分の落語がまだ無い」ってのは、その通りなんでしょうねえ。いやはや大変だ。
記者の人は、嫌な人に見えてそれほど悪い人でも無さそうな感がありますが、小説家の先生は優しげな味方のように見えて胡散臭さが抜けないですな。
八雲の落語を後世に残したい、というだけならいいけど、プライベートも調べまくってる辺り、そんなものまで「残す」つもりですかね。迷惑な(^^;
八雲師匠は助六相手にいい師匠をしてるなと。落ち込む助六を優しく諭す姿は良かったですよ。
八雲と小夏のやりとりは、うなされてる小夏に子守唄のように話を聞かせるあたりはホッコリしたのですけど、小夏は過去話を聞いても未だに八雲を恨んでるんですねえ。
いまだに殺す殺されと言ってる辺りが救われないですよ。
小夏はラストも不穏そうだしどうなることやら。
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