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2017年2月 7日 (火)

今週のアニメ特撮感想・月~火分(2/6~7分)

■幼女戦記 5話
最前線に行きたくないと言って大隊編成を出来るだけ遅らそうとかしていたくせに、いざ戦い始めるとノリノリじゃないですか、このおっさん幼女。
「幼女戦線布告」はあまりに酷すぎて笑いました。
結局社畜根性と言うか、働き出したらきっちりやらずにいられないんですね、この人。おかげでどんどん成果が上がって、本来の希望とは間逆の方向に向かわざるを得ないあたりが困ったものです。

副官がすっかり幼女隊長のやり方に順応してるあたりが有能ですねえ。

■リトルウィッチアカデミア 5話
ルーナノヴァの経営難が極まった挙句、ダイアナの株が爆上がりする話。
1話の時点でも「経営難だから魔女家系以外の生徒も受け入れる事にした」とか言われてたし(おかげでアッコが入学)」、前回も金が無くて食事がポテトだらけとか言われてたけど、
借金のカタに魔道石を持っていかれるレベルだったとはビックリでしたよ。アッコたちのあきれたような表情が印象的でした。

その借金も結局はドラゴンが存在しない利子を取り続けていたというあたり、現代社会もおいては学校もドラゴンも世知辛すぎて泣けてきますね。夢も希望もねー!(^^;
今回前半はコンスタンツェの活躍っぷりが印象的で、「かがくのちからすげー!」と思いながら見ていたのですけど、その上でこのオチというのが切なさが倍増しますよ。

ですが、そんな現実を見た後で、それでも魔法に夢をあきらめないアッコの熱意は確かにたいしたものでした。
まあ、現時点だと本当に「熱意だけ」なんですけど(^^;
アッコは熱意が空回りするばかりで、そういうあたりはちょっと辛いものもありますが、この先成長も描かれるんでしょうか。
OPでは飛ぶことも出来てるし、1クール目ラストあたりが節目にならないかな、と期待しているのですけど。

それにしてもダイアナは本当に超有能ですね。ドラゴンに借用書の穴を付き付けて、過払い金の返済にまで話を持っていくやり手っぷりが格好良すぎます。
それでいて努力肌で公正であろうとしてるあたり、見ていて好感が持てるあたりもいいですよ。アッコやアマンダは嫌ってるけど、現時点では完全にただのやっかみだしなあ。

そしてダイアナに対して教師達の無能っぷりは悲しいものがありました。最初に借金をした世代はともかく、それ以後は誰も借用書を読む事も出来なかったとは(^^;
せめて「専門分野では超優秀」だとか、先生達もいいところを見せてほしいのですけどね。

先生と言えば、今回アーシュラ先生がドラゴンの件に全然関わっていなかったのが不思議でした。ドラゴンはシャリオを知っていたみたいだし、今回のアーシュラ先生不在は(演出の)意図的なものを感じます。
アーシュラ先生もあの借用書を読む事が出来なかったのかどうかもちょっと気になるところでした。
借用書は上層部が見ていただけで全ての先生が解読を試みたわけではない、とかだとアーシュラ先生の株も落ちないんだけどなあとか思ったりして。

アッコは今回特に何も出来ずに騒いでいただけでしたが、今回は「仲間が増えた回」だったのかなと。
アマンダたちとも仲良くなって(?)、3バカが6バカになったという感じでしたよ。
アマンダ・コンスタンツェ、ヤスミンカの3人とも味があるいいキャラなので今後の活躍が楽しみです。

先にも書いたけど、コンスタンツェの活躍っぷりは凄かったですね。と言うか、なんでこの子この学校にいるんだろうと思わないでも無かったりしましたが、
wikiを見ると「魔力を弾丸にする銃を使う」とあるし、あれは科学だけでなく「科学と魔法が交差してる」わけですかね。

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コメント

>今回アーシュラ先生がドラゴンの件に全然関わっていなかったのが

アーシュラ先生は羽一本の教師だからでしょう。
今回かかわっていたのは、校長以外では、フィラネン、バドコック、ルーキッチだから学校運営に関わってるのは上級教員だけなんでしょう。
※帽子にさしてる羽が二本なのが上級教員で、一本だと通常教員

>教師達の無能っぷりは

用語解説では魔法は伝統的に世襲で継承されてきたとありますからね(この世界で一般人が魔法を使えないのは、世襲化による技術の独占のため。魔法は習得する技術にすぎない)。ようするに1500年も直系で継承されてきたキャベンディッシュはそれだけ特別で、技術や知識とその資料の蓄積がなされているだろうと考えられる。
じっさいにキャベンディッシュだけに伝わるの秘術とか、ロッテの故郷にのみ伝わる精霊魔法などがでてますからね

ダイアナがデコード(解読・復元)ではなくマスター(習得)したと言ったことからも、先祖からの継承により遺失せずに伝わったのでしょう
解読なら凄まじい難度だけで習得なら幼少期からやってれば、まず確実にマルチリンガルになれますからね。
設定から考えれば教師が無能なんじゃなくダイアナの環境が有利なだけ。
このへん歌舞伎などの伝統芸能みたいなものですね。

逆にいうと魔法にふれる環境すらなかったアッコは圧倒的に不利なわけだ

>ですが、そんな現実を見た後で

そもそもアッコは魔法界で生きていくために魔女になりたいわけじゃなくて、外にむかって情報を発信するシャリオのようなるために魔女になりたいだけです。
現実では目的達成のための手段としてシャリオの通ったルーナノヴァに通ってるに過ぎず自分が卒業するまでつぶれたら困るって意識だけですからね。魔法は楽しいぞと人々に夢を与えたいとは考えていても魔法界を立て直したいわけじゃないですからね。

そういう意味ではアナベル・クレムは最も社会的に成功した魔女か…
人々に感動を与えてあとを継ぐ者によって精霊のやどった万年筆は受け継がれ魔女亡き現在まで物語が紡がれている


投稿: 馬路 | 2017年2月 9日 (木) 00時14分

>リトルウィッチ
ありがとうございます。
用語集は見ていなかったのでまた見てみます。

投稿: でんでん | 2017年2月 9日 (木) 20時10分

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