今週のアニメ感想・月~火分(5/29~30分)
■アリスと蔵六 8話
新キャラも登場していよいよ本格的に新章開始。
ここしばらくほのぼのしていたので油断していましたが、思った以上にヘビーでしたよ。
新キャラの羽鳥と歩はアリスの夢の能力で割と好き放題やってきたようですが、自分のやったことのヒドさに気付けば反省もするし、店でお金も払ってるしで根は善良な子達なので、
羽鳥の家庭環境とか(お受験失敗を2年以上も愚痴り続けて子供に罪悪感を抱かせるとか屑過ぎる)、紗名と衝突しているところとか、かなり痛々しかったです。
特番からするとこの先ちゃんと3人で友達になれるはずですけどね。
紗名がもうちょっと大人なら、あの2人ともう少し上手く話して、平和的解決に持っていくことも出来たかもですが、
やっと手に入れられた大事な家族(蔵六)をおかしくされたのは相当ショックだっただろうし(視聴者的にも蔵六が「止められた」のはショックでした)、あれほど怒るのも真っ当かなと。
紗名にしても羽鳥と歩にしても、子供らしい反応だったかと思います。
完全に一般人の蔵六はともかく、能力者である双子があっさり(むしろ真っ先に)「止められた」のはショッキングでした。
平気だった紗名が特別だっただけで、あの様子だと一条さんやミニーC相手でも通じそうですね、あの命令能力。効果範囲といいえげつない能力ですよ。
羽鳥本人にも制御出来ていないのが更に悲劇的ですが、「双子が能力を得た」際の過去描写からしても、能力のせいで起きた悲劇ってかなり多そうですねえ。
紗名と羽鳥が互いに能力をうまく発動出来なくなっていたのは何なんですかね。これまでの能力者同士のバトルでも特にああいう干渉は起きてなかったかと思ったけど何が違うのやら。
紗名の方は前回説明のあった「ハズレ」絡みかとも思ったけど、それだと羽鳥の能力まで不発していたのが謎だしなあ。
双子が歩達に「大人」と呼ばれていたのがちょっと印象的でした。
正しい年齢はよく分からないけど、羽鳥が小3として、双子達は小学校高学年くらいでしょうか。小学生くらいだと数年の差でも大きいですしねえ。
ところで新レギュラーが増えたけどOP映像は変わらないままなんですかね。羽鳥・歩が追加される代わりに双子の出番がカットされたら嫌だなあ(^^;
■ID-0 8話
今回は割と話が進んだ気もするけど、残り話数も少ない割に話のスケールはでかいので、ちゃんと収まるのかちょっと心配です。
最後も移動天体のせいで星1つ壊滅とかえらいことになってたようだし。
カーラさんに裏切りフラグが立ってますけど大丈夫ですかね。
ラスボス候補の仮面マンがカーラの身体を提示していたけど、正直あの仮面全然信用できないし、本当の身体かどうかも怪しい気がしますよ。
未来チックなロボ達が昭和以前の学校にいる図はシュールで笑いました。
■リトルウィッチアカデミア 21話
最初から最後までシリアス回。終盤に近づいてる感がありますね。
アーシュラ先生(シャリオ)とクロワの関係性が示されたり、クロワに引っ掻き回された後にアーシュラ先生とアッコの師弟愛が深まったり、6つ目の言の葉が見つかったりと濃厚な回でしたよ。
色々あった回でしたが、一番気になるのは「アーシュラ先生は飛べなくなってしまったのかどうか」かと。
次回にならないと結果は分かりませんが、これでもし先生が飛べなくなっていたら、アッコの背負う十字架が凄く重くなりますよ。
これまで「アッコが飛べない」事はもっぱらギャグ的に描かれてきましたが、先生が身を挺してアッコの将来を守ったことで、是が非でもアッコは飛べるようにならないといけないですねえ。(たとえ先生が飛ぶ力を失っていなかったとしても)
今回のアッコは焦りすぎで、クロワに載せられてアーシュラ先生に反発して、(デレた)ダイアナの忠告もこれまでの経験も全然活かせていなかったりで、見ていてなかなか辛かったです。
アッコの直情っぷりはいい方向に作用する時もあるけど、駄目な方に突っ走るとホントに歯止めが効かなくなっちゃいますねえ。
まあ、人のいいアッコがクロワにいいように利用されるのは仕方なくもありますけど、アーシュラ先生ももうちょっと事前に対策しておいてほしかった気は正直しました。
…アーシュラ先生も不器用でお人好しだし、クロワに後ろめたさもあるようだしで難しいのは分かるんですけどね。
今回クロワに拗らせられたアッコと先生の関係でしたが、師弟関係がより強まったラストは良かったですよ。
6つ目の言の葉の回復術(?)はちょっと王蟲っぽかったですが(笑)
若き日のシャリオとクロワの関係性はかなり重要な見どころでした。やっぱり最初はちゃんと仲良しだったんですねえ。
元々の予定ではシャイニィロッドを手に入れるのは優等生のクロワのはずで、シャリオ自身はロッドを得るつもりは無かったようで、シャリオはあくまでサポート役だったわけですね。
シャリオがロッドを得た後、クロワはシャリオを応援する立場になったようだったのに、結局は拗れて捻れて今みたいな事になってしまっているのが切ないですよ。
ただ、今の歪んでしまったクロワにしても、シャリオを見返す事や、シャリオの出来なかったことをロッドに頼らずに自分で行うこととかが目的のようですけど、
シャリオを傷つけたいとは思っていないと分かったのは、まだ救いがあるかと思いました。今回、墜落しかけたシャリオを助けようと焦ったところはクロワの人間らしさを感じましたよ。
その割には前の回でシャリオ相手に思い切り攻撃を仕掛けてましたけど、あれは「試した」ということだし、まあいいのか。
クロワが過去の時点でシャイニィロッドに触ることも拒否されたのが謎でした。
アッコが選ばれてもダイアナやロッテ達は普通にロッドに触れているのに、何が違うのやら。
ともあれ、クロワのメカシャイニィロッド計画は絶対失敗して大惨事になりそうなのは分かります。ヒーリングアプリとかを広めてるし、一般人にも被害が出ちゃいそうですよ。(フランク逃げてー)
アンドリューはアッコに帽子を返そうとしているものの今回は出番控えめでしたが、終盤の展開にがっつり絡みそうなので期待です。
ダイアナも今回は(デレたけど)出番控えめだったけど、最後には大活躍して欲しいところ。
ハンナとバーバラのお礼はホッコリしました。
■有頂天家族2 8話
海星がなかなか人前で姿を見せなかった理由が明らかに。矢三郎のためだったんですねえ。
これまでは海星がどういうつもりなのかはなかなか読めなかったですが、今回の様子だとちゃんと矢三郎の事を好きじゃないですか。何とか幸せになって欲しいなあ。
矢三郎は海星の姿を見ると化けの皮が剥がれちゃうということですが、今回は「狸姿の海星」だったけど人間姿の海星を見ても同じなんですかね。それだと確かに大分不便ではありますが。
(追記:思い返してみると「海星がバケてるもの」(前々回の砂糖壺とか)を見ても大丈夫なようだったし、人間姿に化けてる時なら案外大丈夫だったりしないですかね。(それとも砂糖壺とか2期2話のカバンとかは「砂糖壺やカバンの中に入っていた」のか?)(2期2話でも熊にバケてた矢三郎が海星に助けられて狸に戻ってたしなあ…))
矢二郎兄さんが(不完全ながらも)人間の姿にもなれるようになっているのは良かったですが、旅に出ちゃうつもりだとは。
海星の事が好きなはずの矢二郎兄さんですが、海星の気持ちは矢二郎的には見え見えで、海星や弟の幸せを優先したということですね。親世代が色恋で拗れたからってのもあるのかなあ。
ところで矢二郎兄さんはあんなに荷物を持ち歩けるんですかね。(人間姿でなら大丈夫だろうけど)
夷川の長男、呉一郎のおかげで両家の和解が出来たのは良かったですよ。金閣銀閣も今後はちょっとは矛を収めてくれるといいですが。
矢四郎の研究室はちょっと笑いました。
弁天様と二代目の逢引は、清水寺っていま工事中で丸太に囲われてるのよねとか、あまり関係ない事を思ってしまいました。それはそれで面白そうだからまた行ってみようかなあ。
それにしてもこの2人は何を考えているのか読み難いですよ。この2人が最後にくっつくオチも凄く有りそうですが、さて。
母狸はかわいいなあ。
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