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2017年9月25日 (月)

今週のアニメ感想・月分(9/25分)

■ナイツ&マジック 13話
最終回。
ハイパー化だのアクシズ押しだの、最後までガンダムやダンバインやらのロボ作品オマージュの強い作品でしたよ。むしろパロと言うべきかもですが。
しかし何のかんの言っても楽しめました。上記のようにロボ作品オマージュが多かったけど、エルくんの特異なキャラとかロボ開発をじっくり描いていた当たりは独創性もあったし、ロボ愛に満ちた楽しい作品だったかと。

マッドサイエンティストが最後まで生き延びていたのは笑いました。あの人フリーのエンジニアだったんですね。
ロボット愛とレビテートシップ愛の対立に国レベルで他者を巻き込んでるエルくん&マッドメガネには、「ロボット愛だかなんだか知らねーが俺たちゃ迷惑だ」「どっかよそでやれ、よそで!」という気持ちでいっぱいでしたが、
とりあえず2人で協力してロボに変形するレビテートシップでも作ればいいですよやっぱり。

エルくんの「ロボット魂」発言には笑いました。そういえばグゥエールやアールカンバーのROBOT魂が出るんでしたっけ。他の機体も出してと思いますが、とりあえず、グゥエールサイコー! アールカンバーサイコー!

フラグを立てておいて結局普通に国に帰ったキッドにはちょっとガッカリでした。別に残ってもいいのに。アディは(朴念仁相手で大変だけど)頑張って欲しいですね。
ディー先輩が諜報担当のノーラさんとフラグを立てたような気がしましたが、そっちは気のせいですかね。

最後は大航空時代到来とのことでしたが、他のロボもこの先どんどん飛ぶ時代が来るんですかねえ。(材料ゲットが大変そうだけど)

■プリンセス・プリンシパル 12話
最終回。
エンディングが流れ出すと同時に「終わってねえーーー!」と突っ込んでしまいました。
全然終わってなくて投げっぱなしですよ、これは2期やらんと!

これまで何人ものゲストキャラが無情に死んでいって、「可愛い絵柄ながらも殺すときには殺すハード路線な作品」という認識でしたが、ラストは予想外なほどに甘っちょろい展開でした。(まあ今回もイングヴェイ少佐が死んじゃいましたけど;)
でもまあ、5人が無事に生き残ったからこれはこれで良し!

この話の決着の付け方としては「プリンセスが女王になる(もしくは糸口をつかむ)/プリンセスの障害のノルマン公やガゼルを何とかする/おれたた/仲間同士の敵対/プリンセスもアンジェも思いを果たせずバッドエンド/思いは果たせないけど逃げ延びて隠遁ビターエンド」
…といったパターンを想定していましたが、普通に決着付かずでおれたた…、もとい「私達のスパイ活動はこれからだ!」エンドでしたね。ホントにこれは続きをやってくれないと収まらないですね(^^;

ノルマン公といいガゼルといいゼルダといい、面倒な敵がみんな生き残っちゃっていたり、ノルマンにはプリンセスがクーデターに加担した証拠になりそうな「帽子」をおさえられていたりで前途は多難そうですよ。
ところで今回の事件のその後はどうなったのか気になるところです。「クーデターにプリンセスが参加していた」疑惑は「帽子」が無くても証言者が多すぎてごまかしようが無さそうですし。(偽者の仕業にする手はあるかもだけど)
プリンセス当人はカサブランカでのんびり療養してますが、プリンセスとしての立場が悪くなっていないのかどうかが気になるところです。

コントロールは結局Lが返り咲いて、ジェネラルの作戦に逆らったアンジェ達もお咎めなしで済んだようで。
ドロシーに関しては軍部ではなく政府側の指示もあっての行動だったようですけど、派手に命令に背いたアンジェはお咎めなしで大丈夫なのかねとは思いました。結果オーライだとしても「命令に逆らったスパイ」は処分されてもおかしくない気もしますけど。
でもまあ、5人が無事に生き残ったからこれはこれで良し!

マクロな視点では結局事態は大きく動かなかったけど、そもそもこの話はもっとミクロに「アンジェ達5人」を描く話だったのだなあと、最後まで見てあらためて思いました。結局は「アンジェが仲間とちゃんとした友達になるまで」の話だったのかなと。
初めからプリンセスを助けるつもりなのに、アンジェの「友達としてのお願い」を引き出したドロシーはナイスでした。友達優先なんてスパイとしては甘々過ぎてこの先が心配になりますけどね(^^;
アンジェがプリンセスを大好きなことが明確にドロシーにもベアトにもバレバレになって、仮面が完全に剥がれてるアンジェは良かったですよ。
これからは皆の前でも堂々とイチャイチャすればいいですよ!

ベアトは今回ちゃんとした活躍シーンは無かった気がしましたが、とりあえずわたわたして可愛かったです。回ってるところが実に可愛い。
ちせはピンチの中で助けに来てくれたところが素晴らしく頼もしかったですねえ。

プリンセス対ゼルダは緊張感があって見応えがありました。足を撃たれてしまったけど、あのくらいの怪我で済んだのはまだ良かったんじゃないかと。
クーデター派のイングヴェイ少佐相手に「この国を変える」決意を語るプリンセスは熱いシーンでした。しかし「最後の女王になる」はともかく「断頭台」まで覚悟済みだとは、本当に凄いなあプリンセス。
出来れば断頭台送りなんてならずに穏便に引退して生き残って欲しいですけど、仮に2期があってもさすがにそんな未来までは描かれないでしょうねえ。

何はともあれ今期の中でも特に楽しめた良い作品でした。

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コメント

>ナイツ
エルがマッド過ぎて、キッドが主人公じゃないの?って錯覚してしまう展開ですよ
しかし、ツェン一騎失ったけど、飛行には支障がなかったんでしょうかね
ジャロウデクの皇女はグラスが倒れてましたが、シチュエーション的に捕虜になるのを拒んでの服毒自殺のように見えますが、窓越しのカットは生きてる?ように見えますね、そして、蝸牛が

駆け足の13話だったんで、二期は難しそうですかね
続きは劇場版の方が良さげ

>プリプリ
ハッピーエンドというか、「あたしたちの革命はこれからだ!」的決着ですかね
個人的には二期はいいかなー、って思ってます
なんとなく、オルフェンス的悲劇が待ってそうで……

未作caseはクウガみたいにムックかなんかで補完するんでしょうか

そいうやぁ、この後に1~8話まで時系列に並べ替えた準総集編もありますね
並べ替えるとナニか見えてくるのかな


投稿: 通りすがりの・・・ | 2017年9月29日 (金) 23時40分

そーいやぁ、ジルバティーガの動いてる画が無かった

投稿: 通りすがりの・・・ | 2017年9月29日 (金) 23時51分

>ナイツマ
エルくんは特異なキャラクターでしたね。
ツェンは1機だけでも高速ではない飛行や着陸は支障なかったんですかね。
原作の残りがどれくらいあるか分かりませんが、続きがあるといいですね。と言うかROBOT魂やプラモなりを増やして欲しいところ。

>プリプリ
1期が割といい雰囲気で終わってからの悲劇エンドと言うのは、まあありそうな話ではあります。
仮にそうなったら、鉄血の場合よりもキャラクター物な側面が強い本作の方が個人的にはダメージはでかそうです。(鉄血は1期1話時点でバッドエンドの覚悟完了してたしなあ)

投稿: でんでん | 2017年9月30日 (土) 17時14分

ナイツ>エル君はマッドですが、元々戦争がある場所に趣味を持ち込んでるだけで、自ら戦争を起こしたりはしてないので。
アニメではカットされてますが、シルエットナイトの授業よりアディとキッドの身を優先した事もありましたし、一応人間は捨ててないです。今回も姫様を守る為にロボが壊れかねない行為もしましたし。エル君の価値観は知り合いの命>ロボット>自分の命だと思ってます。メガネは発明の為に戦争を起こしますけど。
キッドのヘタレは、まあ違う国のお姫様が相手なので、自国を離れてエルやアディ、家族と別れる必要がある上に国に無断だと亡命扱いで表立って姫様の騎士になれない等色々と問題があると思われるので現時点では仕方ないです。しばらくしたら姫様の騎士になるらしいです。

プリンス>このエンドでもハッピーエンドで良いとは思いますが、革命成功までいった二期がぜひ見たいです。鉄血はバッドエンドを最初からある程度覚悟してたし、過程で仕方ない犠牲でも精神がガンガン削られて見るのに時間がかかったので、ぜひハッピーエンドで見たいです。

投稿: 名無し | 2017年10月 5日 (木) 22時33分

>ナイツマ
アニメだけ見ていても一応親しい仲間は大事にしているのかなとは思います、一応。メガネに比べればまだ一線は越えてはいないんですかね。

>プリ
女王になるまで…だと流石に十年単位で作中時間がいりそうですけど、二期があるならある程度キリの良い結末ではあって欲しい気もしますねえ。

投稿: でんでん | 2017年10月 6日 (金) 23時35分

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