今週のアニメ感想・木~土分(9/28~30分)
■ゲーマーズ! 12話
最終回。
…だけど、本編と言うより番外編ですね。本編後のおまけ的な話で、これがDLCかという感じでした。
いつもの恋愛グチャグチャ勘違い展開は無かったけど、こういうぐだぐだ好き勝手に喋ってるだけの回もこれはこれで面白かったかと。
あと、冒頭の超展開には吹きました。あれって妄想とか夢オチとかじゃなくてリアル設定なのかよ三角(笑)
ゲームに思い入れの無いあぐりと、ゲーマーな他の面々の課金議論が熱いトークバトルでした。
あぐりのゲーム批判が相当辛辣で毒舌でしたけど、あれだけ言いたい放題なのに特に険悪にならない(いやまあ一部重くなってたけど)辺りはなんやかんやで仲良しで微笑ましいですな。
あと、あぐりへの面々の反論が割とヒドくて笑えました。特に雨野のプレゼント対する「好感度アップアイテムをリアルマネーで買った」ようなもの論とかヒドいわあ(笑)
あれは「ゲームって本当にクソだね!」な結論になっても仕方ない(^^;
天道さんのドMっぷりとか、千秋の謎の魚類推しも笑えました。「主人公とヒロインが魚類になるアフターストーリー」って、実際そんなのあるんですかね?
とりあえず、自分はゲームはそんなにやらないのでゲーマー勢の言い分にはそのまんまは乗れないけど、まあ趣味は「役に立つとか立たないとかではない」のは同意かなと。
いちゃいちゃ禁止を謳いつつ割とイチャイチャしてる天道さんは可愛かったです。最後にちゃっかり雨野の隣に布団を敷こうとして引きずられているところが可愛い。
また、雨野とあぐりの相性の良さが今回も光っていました。ホント仲良いなあこいつら。
ともあれ、最後まで楽しめたかと思います。
■メイドインアビス 13話
最終回。
1時間ということもあって余韻と叙情感たっぷりで、実に満足感がありました。
ナナチとミーティの過去や、火葬砲でミーティを送りだす場面は見ていてボロボロ泣けてしまいました。
ナナチの願いを受け入れてからのレグの「リコを治した後もだっ!」のところも目に涙を溜めているレグがいいやつ過ぎて泣けますよ。と言うか今更ですけどレグって全然ロボと思えないですね。メンタルは完全に人と変わらないですよ。
ミーティを送りだす場面は、花やぬいぐるみでいっぱいになっているところが優しすぎてまた泣けました。
火葬砲を撃つ直前にミーティに走り寄ってナナチが一度(ミーティを殺すことを)諦めかけたと思えた後に、レグに「やってくれ」と頼むところはナナチの苦しい葛藤が見えて辛いですよ。
それにしても火葬砲とはよく名付けたものですよ…。
ミーティの魂が本当に救われてくれていればいいのですけど。
昏睡していたリコをミーティが呼び戻してくれたようだったのは、本当にそうなのか、夢も含めてただの偶然なのか、何が真実かなんてことは分かりませんが、リコが戻ってきたのがミーティのおかげだったら救われますね。
それにつけても、ボンドルド許すまじですよ。実際あれで「成果」は上げてるんでしょうけども、幼い子どもを騙しての人体実験は極悪非道過ぎですな。
オーゼンさんもボンボルドを「筋金入りのろくでなし」って言ってましたっけ。オーゼンさんがどれだけ「優しかった」かがよく分かりました。
ラストをこのボ卿で締める辺りがまた憎たらしいですが、是非とも続きをアニメでやって欲しいと思わせる引きでもありました。原作はもう読んじゃいますけどね。(現在3巻まで読了)
あと、深界六層での上昇負荷のエグいことですよ。下にいたミーティに似た「成れ果て」っぽいものたちも元は人間だったりするんですかねえ(そうとも限らないかもですが)(そう言えば上昇負荷って人間以外には効かないんですかね。鳥とか飛んでるし)
ライザさん、生き延びてても姿が変わってたりとかしてないですかね。上昇しなければ大丈夫…なのか?
ところでボ卿がミーティの死を察知する場面では沢山端末(?)が光っていましたが、まさかアレが全部「死ねなくなった子供」ってわけ…では無いですかね?
単に実験に使った子供の生死を把握してるだけでナナチの分もあそこにあったと考えるべきでしょうか。分かりませんけど。
過去階層での普通の人間だったころのナナチは確かに今の面影がありますね。
ところでナナチは男の子なのか女の子なのかどっちなのだろうと思っていましたが、過去の姿だと正直どちらとも取れて判断出来ないかなと。胸は無いけどリコだって無いしなあ(・e・;)
リコ・レグに抱きつかれた時の反応を見ると「男子」に抱きつかれる方が照れているので、女の子っぽい感じ…ではあるんですけどねえ。「お前の触り方がいやらしいからだろぉー!」は吹きました。テクニシャンかレグ(笑)
目覚めたリコが速攻でナナチに馴染んでいたのは笑ってしまいました。コミュ力の高さも物怖じのしなさも分かっていたけど、凄いなリコ(^^;
ナナチ飯、レグ飯…をからのリコ飯に繋がる食事の場面はギャグっぽかったですけど、それまで美味いものを知らなかったナナチがやっと美味しいものを食べられてよかったなあと思えました。
ところであの手で料理をしたり縫い物が出来たり絵を描けたりするナナチはホントに器用ですな。…ミーティを囲んでいたぬいぐるみもナナチの手作りなんですかねえ…。
温泉の場面は、レグちんち○が反応していて笑いました。ホントに人間と変わらんな!
そう言えばタマちゃんのトゲに刺されたレグが痛そうな感じになってましたが、レクの超頑丈な皮膚でガードされたものの、仮に皮膚が破れてたらレグに毒は効いたんですかね。
不味い飯を嫌がってるし、体内に入ったら効いちゃいそうかなあ。
リコの左手は障害が残ってしまったようですが、リコ本人の覚悟の決まりっぷりが凄いですな。
エンディングでの、上空に(地上にと言うべきか)上がっていく気球郵便の映像がこれまでの旅路を振り返る形になっていて感慨深かったですよ。
引っかかっていた気球を見つけて修復して空に返すマルルクがいい仕事してますねえ。シーカーキャンプの大事さがよく分かりました。
空飛ぶ生物に見つけられそうになったり虫(?)にぶつかられたりで紐もあちこち切れたりでハラハラして、無事に地上に届くということがどれだけ奇跡的な事かがよく分かりました。物流システムは人のリレーですねえ。
ところであれだと、うまく地上まで上がってきても、受け取り損ねて空に飛んでいっちゃう可能性が割とありそうですな(^^;
エンディングは風景描写も素晴らしかったですよ。
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コメント
>ゲーマーズ 前回の終わり方から想像できましたが、完全に番外編でしたね、最初出てきた人物がわからず、見るアニメ間違ったかな?とか思いました(^-^;
あぐり対その他ゲーマー4人のトークバトル、というわざわざが合宿でする必要ないよね!?って突っ込まざるを得ない展開でしたが、まぁ緩い展開も、この作品
らしい終わり方だったかな、と思います、あぐりは、ゲームに対する思い入れがない分、感情的にならずに理論的に反論するので、意外とけっこう中身のある
トークバトルになってましたね、天野の、たすくを利用した反論は、うまいな、と思いました( ̄▽ ̄)
しかし、千秋はこのメンバーに囲まれて旅行とか辛くなかったのかな(主に、天野と天道さんとですが)、吹っ切れたとしても、案外メンタルタフだな、と思いました。
投稿: 俺ガイルサイコー!! | 2017年10月 1日 (日) 12時13分
>ゲマ
最初の人はゲーム部に入った人でしたが、凄い別人感でした。
あぐりはあくまで理論で話していたからこそちゃんとした議論が成り立っていたのは有りますね。いい関係です。
投稿: でんでん | 2017年10月 1日 (日) 20時20分
>ゲマ
謎の魚類推しに、登場回で紹介された途中からいきなり釣りゲーになって最後魚拓エンドというノベ作の奇ゲーが何故産まれたかを見た。
投稿: | 2017年10月 2日 (月) 14時07分
>ゲマ
なるべくしてそういうゲームになったんですねえ。
投稿: でんでん | 2017年10月 2日 (月) 20時55分
初めてコメントさせていただきます。よろしくお願いいたします。
>メイドインアビス
ミーティが不死の力を得てしまったのは、自分が上昇中に死んだら呪いがナナチに及んでしまうため、そうならないよう呪いに耐え抜いた結果、
そうなってしまったという考察があり、不死の能力は相当なレアケースだと思います。
ボンドルドの行ったことは決して許されることではありませんが、ナナチが彼の元で叩き込まれ、ミーティを救うために培った医学薬学と、ミーティの
不死の力を応用して作られた血清が無かったら、リコの冒険はあそこで終わっていたことを考えると、皮肉な運命を感じずにはいられません。
投稿: 沙里えり | 2017年10月 3日 (火) 00時35分
はじめまして~
>アビス
別の子供でナナチとミーティにやったのと同じ条件で実験したとしても同じ結果になるとは限らないでしょうね。
普通に「何らかの形でまだ生きている実験体」の数なのかなと。
リコが助かったのはミーティがあんなことになったからというのは確かに事実なんですよね。本当に皮肉ですけど。
投稿: でんでん | 2017年10月 3日 (火) 20時59分