機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦
(監督:今西 隆志 総監督:安彦 良和)
今回はブリティッシュ作戦からルウム戦役のスタートまででしたが、いよいよ戦争が始まって悲劇度が上がってきましたよ。
特にコロニーの毒ガスさく戦争はやられる側の視点で描かれると本当にキツい、どう言い訳しても悪魔の所業そのままですな。そりゃあラルも切れますわ。
「何億人ものミネバを殺したんだ」と苦しむドズルは、ザビ家ではダントツにいい人だけど、罪悪感と自己正当化の果てに結局は「弱いのが悪い」理論に行き着いてしまうのが悲しいですよ。皆自分は正しいと思いたいのだなあ。
罪悪感と無縁で責任も取ろうとしないギレンの人外な事ですよ。
セイラサイドも悲劇が連鎖しまくっていて辛いですよ。屋敷が襲われてテアボロがあんな混乱の中で死ぬ羽目になったのも、アズナブル夫婦が亡くなったのも、どちらも直接的間接的にシャアが関わってるのが酷い。
普段は病院で人を助けているセイラが撃つべき時には容赦なく撃たざるを得なくなってるのも悲劇ですな。
ルウムがスタートしたところで終了になってしまいましたが、シャアのリミッターを解除した加速は迫力がありました。もしシャアの乗機がヅダだったら爆発して本編前に完結でしたね(笑)
それにしてもカイさんはチンピラだなあ(笑)
オリジンの過去編が終わったらファースト本編に当たる部分もどうやらやるみたいですね。今と同じ形式かTVなのか分かりませんが楽しみかと。今と同形式ならいつ完結するか分かりませんが(^^;
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