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2017年10月21日 (土)

劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」第一章(映画)

(須藤友徳監督)

ヘブンズフィール観て来ました。まさか今になって本作が映画になるとは思っていませんでしたよ。
この話のストーリーをちゃんと追うのは最初のゲームの2004年以来でしたが、13年も前のことなのでかなり忘れていました。特に序盤の展開は相当忘れていたので結構新鮮な気持ちで観れたかと。

冒頭、本編開始当日に至るまでの話がかなり掘り下げられていたのが興味深かったです。(と言っても原作であの辺りがどこまで描かれていたかの記憶も曖昧なのですが)
桜と士郎の出会いやその後の親しくなっていく過程が丁寧に描かれていたのが良かったかと。やっぱり桜ルートですからそのあたりをきっちり描いてくれるのはいいですね。
と言うか、あんな可愛くて健気な後輩に慕われ尽くされてて、セイバーや凛になびくSNやUBWの士郎ヒデエと言う気分になって困ります(笑)

そのあたりが丁寧だった分、最初にランサーに襲われるところとかセイバーとの出会いはOPで流してばっさりカットでしたが、これまでにも何度も映像化してる場面なのでこれで正解かなと。
本作を観に来るような人はSNやUBWの内容は分かってるものとして割り切ってるのかなと思いました。
でも、(自分はやってないけど)FGOだけ知ってて本作を観るような人もいるようで、そういう人は付いていけるのかなと少し気になりました、難しいところですかね。

3ルートの記憶がごっちゃになってる部分もあって、サーヴァントが倒される順番とか割と忘れていましたが、SNやUBWで苦戦した相手や頼もしかった人がバンバン倒れていくのが壮絶で異様で緊迫感がありました。
特にあれだけ強かった葛木先生があっさり殺されているところはショックでした。あと、あの頼もしかった兄貴が不遇なやられ方をしてしまうのも…、これはいつものことか(おぃ)
そして、ラストで○○○○までやられてしまうのが、分かっていたけど辛い展開ですよ。
しかし、ここで全てを失ってからどうなるかが大事な話だったかと思うので第二章をなるべく早く観たいところです。

先にも書いたように士郎と桜のやり取りは丁寧で注目どころでした。
終盤の土蔵での会話は、互いに「肝心な部分」には触れずに話す絶妙な距離感が良かったかと。

「当日前」の日々で、士郎と慎二のやり取りを見ていると、慎二が士郎にイラッと来るのは少し分かる気もしました。まあ、慎二がクズなのは変わらないんですけど。藤ねえが見てたアルバムの子供の頃の慎二はいい笑顔だったのにねえ…。

蟲爺キモいですなあ。

イリヤとセイバーの教会前での会話はZeroを読んだ(見た)後だと興味深いですね。

麻婆神父の食事描写が無駄に濃くて笑いました。なにあの熱気と汗(笑)

公式サイト

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