今週のアニメ感想・水~土分(11/8~11分)
■少女終末旅行 6話
飛行機空中分解エンドにならないだろうなと思ったらその通りになってしまってリアルで「マジか」と呟いてしまいましたが、無事に生きていて良かったですよイシイさん。
技術と志を持った稀有な人だったけど、かなり遠く深くの下層まで落ちていったし、もう会うことは無いのだろうなあ、多分。
しかしまあ、割と生き残りもいるといえばいるのね。食料施設とかもどんどん駄目になっていっていて「ここにいたら死んでいくだけ」だそうで、滅びゆく世界なのは間違いないけど。
今回は「隣の都市」という概念が出たのが新鮮でした。魚を食ってから以後は都市を登ってきたのは分かってたけど、1話の時点でも「この都市の中」だったわけですかね。
隣の都市がもうちょっとマシな状況ならいいけど、希望は持てなさそうだなあ。
ところであの「芋」は自分の知る芋には見えないけど、実際にああいう芋の加工食品(?)もあるんですかね???
それともやっぱり架空の代物なんでしょーか。
ユーリの「絶望と仲良くなる」は達観と言うか何と言うか…、凄いですな。
今回はイシイさんのおかげで直ったけどケッテンクラート故障はかなりの絶望ですな。カナザワも徒歩になっちゃってたけど、この世界で移動手段の喪失は辛いなあ。
それにしてもこの世界の建物の窓にはガラスが無いですな。飛行機のキャノピーも望遠鏡もメガネもあるからガラスが無いわけじゃないだろうに、謎です。
■キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 6話
雲の中で。
フォト登場話なのは認識してたけど、内容はかなりうろ覚えでした。そういえばこういう話だった。
一見キノとエルメスの過去話かとミスリードされそうな話だけど、この話は12巻で(一部3巻)、大○の国は1巻でしたっけ。最初に読んだ時にどう思ったかはもう思い出せないなあ。
前半はかなり胸糞悪い話でしたが最後の最後は爽やかに終わったかなと。人は死にまくってますけど。
起きた事件を全てぶちまけても受け入れられてもらえたと言うのはいい国に出会えましたよね。
これまでの半生はともかく、この事件以降の「運」は確かに良かったわけで、いい国に出会えるその運をシズに分けて上げてほしいところです( ノД`)
フォトに殺してもらったおっちゃんは、あの中ではまともな人だったんでしょうねえ。死ぬしか無いのが切ないですが。
それにしてもモトラドはどいつもこいつもあけすけと言うか、口悪いな(笑)
キノさんの出番の少ない話でしたが、運も知識も大事だなあ。キノがあの草(毒)の知識を持っていたのは、師匠に鍛えられたおかげですかね。
アニメでフォトの話は今後もあるんですかね。師匠回もシズ回もまだあるはずだし主人公各が4組あると1クールじゃ全然足りませんな。出来れば2クールやって欲しかった…(^^;
■結城友奈は勇者である2 -鷲尾須美の章-/-勇者の章- 6話
スマホに精霊システムが実装されたと思ったら、あっという間に満開祭りで2人ともボロボロになって1期1話直前の状態になってわすゆ編終了の巻。
だいたい想定通りの流れだったけど、つくづく救いのない話ですよ。
まあ、わっしーもそのっちも1期ラストで救われたとは言えますが、でも次回から「1期の続き」のはずなので、また新たな悲劇が描かれちゃいそうなんですよね。どうなることやら;
想定通りとは言ったけど、わっしーが足と記憶を失うのがたった1回の戦いによるものだったとは思っていませんでした。
1期の5人と比べてこちらは2人だけだしで仕方ないけど、燃費悪すぎですな>満開
使えば確かに今までとは比べ物にならない強さではありましたけど。
ところであの後2年間はバーテックスは襲ってこなかったのだろうかと気になりました。そのっちがボロボロになりながら1人で戦い続けてたってことなんですかねえ…;
最後の「私より軽度で良かった」は泣かせました。
そのっちは、目や腕だけでなく「心臓」まで止まっていたとは驚きですよ。それでも死なない(死ねない)とは本当に過酷過ぎるし、それを理解して戦い続けるのもキツいなあ…;
わっしーの記憶の消え方は、最初はそのっちの事が分からなくても銀の事は覚えていた状態だったけど、最後には戦いのことも家族のことも全部忘れちゃったわけですかね。
銀の事だけ覚えていたのは記憶が消えていく途中の一時的な状態だったんでしょうか?
とりあえず、次からの展開で銀の事を思い返してくれてるといいなあと思います。
戦いの中で記憶が無くなったのは良かったんだか悪かったんだか。
足や目は戦闘中にそれを補う機能が追加されたけど、さすがに記憶はどうにもならなかったんですかね。
とりあえず、身体の機能を欠損するよりも記憶(戦う意志)が消える方が「戦えなくなる」のだろうなあとは思いました。
「鷲尾須美」が「東郷美森」になったのは、名字が変わったのは大社の勇者選定の都合で家(両親)が変わったと言うことみたいだけど、名前まで変わってるのは何故なんですかね。
そういうものだとして考えても仕方ないでしょうか。
(本当の親では無いらしい)鷲尾の両親の様子が少し描かれましたけど、娘を元の家に戻す事をどう思ったのかがちょっと気になるところです。もう掘り下げられ無さそうだけど。
わっしーがそのっちからリボンを受け取ったり(1期で付けてたのと同じものですかね)、わっしーの新コスチュームが1期のものだったあたりは感慨深かったです。
1期ではたしか「大人」は全然まともに描かれていなかったと思いますが、わすゆ編では身近な導き手の大人として描かれてきた先生が最後は仮面を被って「大社のその他大勢」と化してしまったのは少しショッキングでした。
先生自身も自分の意志なんかは消して役割に徹するしか無かったのかなあと。
■Just Because! 6話
ヘタレって迷走した挙句に陽斗と葉月がいい感じになったり、夏目が陽斗に新しい消しゴムを返してスッキリしたりして、陽斗方面の関係の整理が付いてきたと思ったら瑛太と恵那の接近を葉月が目撃したりするの巻。
まあ正直「恵那→瑛太」はまだ恋愛的な段階には至っていないと思いますが、後半は瑛太サイドの三角関係(?)で展開するのかなと。
赤本を買っていた瑛太はホントに夏目と同じ大学を受験する気みたいですね。正直そこまでするキャラだったのかと意外でした。
恋愛で大学を選ぶのってどーなのよ…、と思いますけど、推薦で決まってる方の大学に特別拘りがあるわけでは無いのなら選択として無くはない…んですかねえ?
受験の費用を出すのは親でしょうけど、親には相談してるんですかねこの男。そもそも受験しても「45点」の時点で受かるかどうか謎ですが(^^;
夏目が陽斗に消しゴムを渡した(返した)ことで「宿題が終わったみたいにスッキリ」してしまったのはちょっとリアルだなあと思いました。長年告白出来ないままに拗らせてきたのならそれも分かる感覚かなと。
瑛太と陽斗の一打席勝負はファール連発でちょっとぐだぐだでしたが、小宮が瑛太の方ばかり撮っていたらしいのが印象的でした。先に「まだ恋愛的な段階には至ってない」と書いたけど、
小宮的にはその気が無いわけでも無いんでしょうか。…正直ここまでの話で小宮が瑛太に魅力を感じそうな場面があまり思い浮かばない気もするんですけど(^^;
葉月の方は、夏目の気持ちに気づきかけたりもしたけど、このままの流れだと陽斗と上手く引っ付きそうですかね。夏目の友達も別に妨害したり虐めたりとかは無さそうな感じだし。(大晦日の時は虐め展開を危惧したけど)
ところでどうでもいいけど、しばらく楽器を吹かないとすぐに腕が落ちると言うのは、ユーフォの小説でも書いてたなあとか思いました。
| 固定リンク
コメント
キノ>オジサンの奴隷であるフォトへの態度が、フォトに現状を嫌がって抗って欲しい様子が見えました。あと運命といっていて、自分が奴隷にならなかったのは運が良かっただけで(最後は死にましたが)偉いわけじゃないという感じがして、あのオジサンだけは死なないで欲しかったです。
まあフォトには非は一切ないというか、あの家族が外道過ぎますよね…フォトが良い国に出会えて良かったです。
勇者>銀の事もですが、園子の事も思い出して欲しいです。鷲尾の方の家族の事もですが…
投稿: 名無し | 2017年11月17日 (金) 23時24分
>キノ
あのオジサンは、これまで本人にも色々諦めざるを得ない経験があったのだろうなあと思いました。
>ゆゆゆ
そのっちは多分この先出番があると思いますが、鷲尾家の方とかはもう出無さそうかなあと思います。分かりませんが。
投稿: でんでん | 2017年11月18日 (土) 10時28分