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2017年12月28日 (木)

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(映画)

(水島努監督)

ガルパン最終章1話観て来ました。
以下ネタバレ注意。

観る前は 「また廃校ネタだったらどうしよう」 と危惧していましたが、そんなことは無く、ある意味「気楽な大ピンチ」で楽しめました。
まさか河嶋先輩こと、桃ちゃんがここまでピックアップされるとは思いませんでしたよ。ある意味(ダメな意味で)主役じゃないですかー(笑)
新聞で学外にまで大々的に知られていて笑います。

大洗の戦いの動機が「桃ちゃんの留年問題」、もとい「進学問題」になるとは予想外で笑いました。
ぶっちゃけ視聴者、もとい観客的には、ももちゃんが留年しようが浪人しようがどっちでもいいと言うか、浪人したらしたでキャラ的においしいとすら思いますが、本作はこれくらい気楽なネタの方が合っている気もします。
(いやまあ、2話以降で廃校展開がまた出て来る可能性も100%無いわけではないですが…、まあさすがに無いか)
最終章でやるネタがこれでいいのかよ(笑)とも少しは思いましたし、動機がユルい分これまでのシリーズに比べて緊迫感は落ちますが、気軽に笑えて、ネタもてんこもりで、戦車戦も迫力とアイデアが光っていてと素直に楽しめましたよ。

カメさんチームの3人が生徒会を引退して(大会には出るけど)、次の生徒会長が華さんで副会長が秋山殿で沙織が広報なのはニヤリとしました。黄金聖闘士じゃないけど主人公チームが先達の後継者になる展開はいいですね。
新戦車探しでもあんこうチーム&そど子が皆活躍していて楽しめました。(そど子はある意味お姫様役ですが(?))
VS船舶科で、相手の攻撃をよけまくるみほの超回避力の理由が「普段から砲弾を避けまくってるから」なのは笑いました。Ⅳ号戦車のハッチから身を乗り出してても平気なのは、「砲弾が当たってない」のではなく、みほが避けていたのかよ(笑)
飲み比べでの華さんの大活躍も凄かったですよ。頼もしいなあ新生徒会長。

船舶科の下りは「大洗のヨハネスブルグ」とも呼ばれる船内の無法地帯とか設定の無茶さ加減に笑いました。この人達、戦車の事を全然知らなかったけど、船底に潜りっぱなしで廃校騒ぎすら知らなさそうですよ(^^;
新戦車はそのバカでかさが印象的でしたが、その巨体を作戦で活かしたあたりの見せ方は面白かったですよ。

秋山殿の相手校潜入は最早お約束ですが、今回それを逆手に取られたのはさすがでした。
相手校・BC自由学園の受験組とエスカレーター組の不仲がどこまで演技なのかとかは第2話待ちですけど、2話でのBCの活躍も楽しみですよ。てか今回で初戦が決着が付かないとは思いませんでした。

ともあれ第2話も楽しみです。
1話が45分ほどで全6話と言うことは、実質TVシリーズ12話・1クール分なわけですね。

公式サイト

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2017年12月25日 (月)

今週のアニメ感想・月分(12/25分)

■妹さえいればいい 12話
最終回。

前半は伊月の過去の初恋の話。
最初はあんな出会いがあって何故に「姉」ではなく「妹」フェチになったのやらと思いましたが、結局は恋を得られなかったからこそ今の作家としての伊月になったわけですね。伊月のバックボーンがよく分かる話でした。
しかしまあ当人的にはそんな気もなかったろうけど、あれは惚れられても仕方ないよなあと魔性を感じました。今頃どうしてるんですかね。

後半はアニメ化決定祝いで皆で集まってぐだぐだゲームしてと、いつも通りの全然最終回らしくない展開でしたけど、最後の最後に一気に色々くるあたりは本作らしいです。
かくして京は編集者への道に足を踏み入れて、
そして伊月の作品のアニメ化は「代役」で成功の可能性の低いもので、それでも踏み込む決意を見せると。いい感じの終わり方だったんじゃないでしょうか。まあ実際そんな状況では本当にアニメ化の成功の可能性は低そうですけど(^^;

妹がいないからこそ渇望で作品が書けると言うのはなるほどと思いましたが、「本当は義妹がいる」のが爆弾ですな。果たして爆発するのかどうかは謎ですけど。
知らないままが互いのためな気もするけど、普通に考えたらいつまでも気付かないままで終わるわけは無いんですよねー。どうなることやら。

総括としては、正直最初は期待していなかったのですが、意外と根底は真面目なものがあって結構楽しめました。2期があるかどうかは分からないですねえ。

■クジラの子らは砂上に歌う 12話
最終回。
泥クジラの子らが砂上で歌って完結と、とてもタイトル通りな終わり方でした(おぃ)
ストーリーとしてはここまでが長いプロローグでこれからが本番って感じですね。
泥クジラの旅はこれからだエンドですが、ようやく皆が1つになって新たなる旅に出るところは気持ちよく見られました。帝国はまた襲ってくるしエマは相変わらず不穏だしで先は大変そうですが。

主人公のチャクロは正直余り印象が強くは無いのですが、オウニがなんだか凄く頼もしくなっていました。
死んだ者達は泥クジラの皆のために闘ったのだと双子の内乱を不発にさせたり、リーダーになることを勧められて最後は笑ったりと、最初の頃から思うと凄い変化ですよ。いいキャラになりましたねえ。

マソオさんは結局死んでしまったのですか。いいキャラだったのに惜しいですよ。

2期はあるのかとか、原作のどのくらいのところまでやったのかとかは分かりませんが、雰囲気のいい作品でした。

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週刊少年ジャンプ4・5号感想

・オレンジのインクって読み辛い;

■Dr.STONE
千空結婚!
…からの
千空離婚!
…て、なるほどその手があったか(笑)
結婚問題があまりに簡単に解決して吹きました。

そして一言では全然説明出来ない工程を1日で終えて、遂にサルファ剤完成。ハイスピードかつ長い道のりで、完成にはグッと来ましたよ。
さりげに何も言わずにコーラも一緒に用意してる辺りが心憎いですね。やるなあ。

これでルリが治らない…と言う展開は流石に無いと思いますが、次回が待ち遠しいです。

■ONE PIECE
ケーキ到着を目前にして痩せて身軽になったマムがサニー号を襲撃。クライマックス感が高まってきました。ルフィとカタクリの決着を含めてどう締め括ってくれるか期待します。

ケーキに毒や爆弾を仕込むことを許さないサンジが格好いいですな。美味さで幸せいっぱいになってるベッジに笑います。
サンジなら料理でマムを脱がす事が出来るかも知れません(見たくない)

■斉木楠雄のΨ難
兄弟対決はまさかの引き分け。潔くそれを認める斉木は良かったです。実際兄の制御装置が無ければどうしようも無いわけですし。
しかし、「右側」を抜いちゃって次回はどうなるのやら。本当に世界にカミングアウトしちゃうんですかね。
もし本当にそうなったら終わりが近そうですよ。

■約束のネバーランド
しばらくぶりにきっちり人が死にましたか。食事のシーンがエグいです、あああ…。
ここでの話は結構長い話になりそうかなと。

■鬼滅の刃
2体の鬼の頚を同時に斬るのは難しいだろうと思いましたが、なるほど「切り離した」状態を維持できればいいわけだ。1人が妹鬼の頚を持って逃げてる間に兄鬼の頚を落とせばいいわけですね。やっと希望が見えてきた気がします。伊之助、善逸、炭治郎の皆に見せ場があってよかったですよ。
あと数週で決着が付けばいいですが。

■僕のヒーローアカデミア
ケミィ入れ替わりの発覚が遅くなったのはケミィがアホだからなのか、いいのかこいつをヒーローにして(^^;
かっちゃん達が戦闘能力は高いものの性格的に問題があるのは分かってましたが、それに対する試練がジャリガキ軍団とは笑いました。まあ効果的かも知れません。

■食戟のソーマ
そのキャラが格好いいかどうかは負けた時の態度で決まりますな。寿司侍先輩格好良かったですよ。

生薬を勧めてくる秘書子は可愛かったです。
美作の「お前はもっと優れたストーカーになれるハズだ」には笑いました。いらんわそんな素質(笑)

相手は残り司先輩、りんどー先輩、もも先輩の3人ですが、その中で一番下であろうもも先輩にえりな様を当てるとはちょっと意外でした。これはきっと勝てるのでしょうけど、残り2者には誰を当てるのやら。

■火ノ丸相撲
決まり手 押し倒し(笑)
ラブコメ展開がまさかの相撲での決着になるとは予想外でしたが、まあこの2人らしい気はします。良かった良かった。

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2017年12月24日 (日)

今週のアニメ感想・日分(12/24分)

■宝石の国 12話
最終回。
原作継続中なので仕方ないながら問題は何も解決していないものの、フォスの初期からの変化やシンシャとの関係の変化で結構区切りが付いた感はあっていい最終回だったかと思いました。

フォスは、見た目もの強さも、何と言っても性格が大きく変わりました。今回の初期のフォスと重ね合わせるような演出や回想はフォスがどれだけ変わったかを浮き上がらせていて成長を喜ぶべきか切なく思うべきか複雑な気持ちになりました。
いろいろな事を知って物事を深く考えるようになってしまったら、幼く純粋だった頃には戻れないんですねえ。

ストーリーの中で、フォスは最も明確に分かりやすく、話が進むにつれて影を背負っていきましたが、
他の面々も、一見明るく見えるキャラでも結構それぞれに影を背負っているなあとも思えました。
シンシャは言うに及ばず、今回のルチルやアレキやイエローダイヤモンドを見ていてもそう思いましたよ。あとダイヤも。
ジルコンはそこまでシリアスでもない感じですが。ジルコンの貞子走りは笑いました。

シンシャのデレはインパクトがありましたよ。あのツンツンだった子が…( ノД`)
「楽しいが抜けてる」とか「楽しくなさすぎる」のセリフの楽しさへの拘りに笑ってしまいましたが、新しい仕事は実際全然楽しくは無さそうではありますね。そもそも仕事と言っていいのかどうか(^^;
ともあれ、仲間が出来たのは良かったかなと。
シンシャを追いかけて手をロープや網にしているフォスには笑いました。

パパラチアは物凄く短い出番でしたけど、頼もしい兄貴っぷりが格好良かったです。フォスが何を考えて何を悩んでるのかも察してそうですねえ。
それにつけてもルチルがいい奥さんですよ。

月人との会話の試みでの「ふ」は、成功仕掛けたのかどうかが凄く微妙ですが、カタツムリ王は月人に人質を取られて命令を受けていたわけで、コミュニケーション手段自体はありそうですかね。
まあ月人の行動を見ているとあまり頭が良さそうな感じはしないのですが。

ともあれ、ストーリーも画面的にも見ていて新鮮さがあって楽しめるいい作品でした。
CGについては、これまで自分はCGキャラは嫌いは言わないものの好きとまでは言えないと思ってきましたが、本作の場合はCGキャラであることが凄く上手くハマっていて、とてもベストマッチだったかと思いました。
ダイヤさんの髪とかアクションとか手描きだと相当大変だったろうしなあ。
2期もやって欲しいですけど、とりあえず原作は読もうかと思います。年末年始で一気に読もう。

■3月のライオン 第2シリーズ 11話
将科部の先輩達の温かい「新人王おめでとう会」で、いつのまにこんな明るいところに出ていたのかと桐山を泣かせた同じ回で、
将科部の先輩達が引退して、将棋部に大物新人(笑)が一気に参入して平均年齢が24上がるオチがヒドすぎる(笑)

いやまあ桐山にはかわいそうなのですが、原作既読でも爆笑でした。強く生きろ桐山(笑)
それにつけても、「喜んだりがっかりしたりをくり返し、人は自分の心の取り扱い方を学んでゆくのです…」と語る野口先生…、じゃない先輩が大人過ぎです、いったい何歳なんですか先輩(^^;

新人王になった記念対局で遂に桐山が宗谷名人と当たることが決定ですが、その話は少し先として、
今回はぶ厚く強くなって帰ってきた島田さんが輝いていました。いやまあ作中では「宗谷と同い年」がナゾだの、バカたれ呼ばわりだの地味なおっさんだの華がないだのと散々言われてますけど(苦笑)
でも柳原棋匠にああ言われるのも強敵として認められているからこそですね。(実際描かれるのは少し先だと思うけど)棋匠戦は名勝負なので楽しみですよ。

岳人さんにナチュラルに洗脳されている一砂さんには笑いました。山セラピーこええ(笑)
山セラピーが通じない島田さんは流石です。

■血界戦線&BEYOND 12話
最終回。
妖眼幻視行 後編。

1期1話からのレオのこれまでの道程の集大成とも言える話で、原作からしてそうですが、実に最終回に相応しい話でした。
戦闘力が低い少年が勇気と機転で頑張って危機に立ち向かう展開はやはり燃えますよ。
「今の君を作ったのはあの日の挫折だ」とのクラウスさんのかけてくれる言葉がありがたいですよ。
今回の敵は本当に下衆野郎だったのでクラウスさんの一撃はスッキリしました。

事件解決後のミシェーラと(クラウスさん以外の)ライブラメンバーとの会話シーンがカットだったのは残念でした。まあ代わりに最後を「これが兄ちゃんの仲間です」で締めてくれたのは良かったですが。

アニオリ要素でブラックとホワイトを絡めてくれたのは嬉しかったですね。どちらも今でもレオを気遣ってくれているのだなあと思えて良かったですよ。
ブラックのお姫様抱っこは笑いましたが。ヒロインですか(笑)

最後の最後を2期1話を思わせるフェムトで締めてくれたのも「これからもライブラの戦いはいつもどおりに続いていく」と思えていい感じだったかと。
ストックも大分減ったし3期は厳しいかもですが、OVAなり何らかの形でまたアニメの機会があると嬉しいですね。

■魔法使いの嫁 12話
杖完成からチセ帰還まで。
自暴自棄だった少女が相手にこうして欲しいと不満を持てるようになるまで変わったのだと思うと感慨深いですよ。
ネヴィンに会った後に背中を押してもらったからすぐに帰ると語るチセがいい表情をしていてよかったです。

チセの帰還のシーンは原作だとあっという間でしたが、アニメでは尺を取って飛ぶ様子を見せてくれて綺麗ないいシーンになっていました。
エリアスに抱きとめられての到着シーンも良かったですが(エリアスのツノを持って支えにしていたのがちょっと便利そうで笑えました)、言いたいことを言えないままに眠ってしまったのはもどかしいですね。
やっぱり言葉ってのは、言いたいと思ったその時に言わないと言い辛くなったりもしますしねえ。

あと、綿蟲を追いかけたくなるルツが犬らしくてよかったですね(笑)
その後のガツガツ飯を食ってるルツも犬かわいいなあ。

最後の「See you in JANUARY 2018」は、一瞬2クール目開始まで間が空くような演出に見えて戸惑いかけましたが、1月だから正月を挟んですぐ続くだけですね。(2クール予定のはずだし)
原作は単行本で読んでいるので連載がどうなってるか分かりませんが、あの「手」を見ると大変なところまでいっちゃうんですねえ。

■仮面ライダービルド 16話
ジングルベルを歌いながらのあらすじ紹介が見たかったぜ!(笑)

遂に葛城巧殺害および戦兎の正体に真相が語られましたが、「身体は佐藤太郎、中身は葛城巧」ではなくて、顔を変えられただけでまんま葛城巧本人だったんですね。佐藤太郎本当に可哀想;
そして、葛城匠の記憶を奪ったのも、顔を変えたのも、佐藤太郎を殺したのも、龍我を罠にハメたのも、戦兎に嘘を付いて利用したのも、全部がスターク、もといマスターがやったことだったとは。

これが本当に全部真相なら、マスター完全に擁護の余地無しの大悪人じゃないですかー;
「実はいい人」でやむを得ずの行動だったという可能性もまだ多少は無くも無いかも知れない…などと、多少は期待していたのですが、もう厳しいかもですね。
まあ、今回の語りが全ての真相かどうかは「戦兎の記憶が蘇らない限り」はまだ分からないんですけどね。記憶が戻るとしたら(展開の早い本作でも)流石にまだ先でしょうねえ、多分。

ところでマスターの「顔を変える能力」は、変身で得られる能力ではなくて、火星帰りのマスター固有の能力なんですね。幻徳(ナイトローグ)にも同じことが出来るのだろうかと思っていましたが、それは無いわけだ。
それにしてもナイトローグ様はスタークの掌の上で転がされてますねえ。敵としてはいささか、いやかなり情けないポジションになりつつある気がする幻徳さんの復権はあるのでしょうか。

とりあえず今回の話が本当で戦兎が葛城巧その人だとして、葛城巧が作ったものが原因で多くの人が苦しんでいるとしても、
それでもこれまでの描写からは「葛城巧が悪人で悪魔の科学者である」とは言い難い感じではあるかなと。研究馬鹿だったのは確かだろうけど。
今回の幻徳の話を聞いて誰が悪いのかと言えば「マスターが全部悪い」としか聞こえなかったですし。

龍我も(短絡的ながらも)その辺は分かっているようで、戦兎自身を憎んでいないあたりは、これはこれで成長しているようには思えました。行動はやっぱり短絡馬鹿ではあるのですが。
龍我との殴りあいの後で、美空が戦兎を励ますところはいい場面でしたよ。美空は父が悪人だと解って自分自身も辛いだろうになあ。
初登場時は何を考えているのか分からないヒロインだと思いましたけど、いいキャラになりましたよ。

美空評の「ナルシストで自意識過剰な正義のヒーロー」には笑いました。まあ「て~んさい物理学者!」だしナルシストではあるかなあ(笑)

そして事態はいよいよ三都大戦に発展して、まずは北都が戦線布告と。西都が静観しているのは様子を見て漁夫の利を狙ってるんですかねえ。
北都首相はヒステリックな感じでボスキャラとしての威厳は無さそうで、マスターにいつか寝首をかかれそうではあります。

新ライダーも登場で、ここからはいよいよライダーバトルならぬライダーウォーズですか。西都のライダーもそのうち出てくるんでしょうねえ。

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2017年12月23日 (土)

今週のアニメ感想・火~土分(12/19~23分)

・ククイ博士素敵。

■少女終末旅行 12話
最終回。
想像以上にきちんと最終回らしい最終回で少し驚きました。原作の途中部分で終わるなら中途半端な終わり方を覚悟していたので。
そして、哀しさと寂しさと綺麗な爽やかさを感じられたいい最終回でしたよ。チョコとか増殖する機械とか風とか月とか雨だれの歌とか細かい部分で色々と「1話からの集大成」と感じられるところが多かったのも良かったですよ。

カメラに収められた過去の画像・映像は、人が沢山いて、平和で、元気で、呑気そうで、楽しそうで、殺伐として、絶望的で、なんとも胸を掻きむしられる思いがしました。
女学生3人だとかゆるふわなほのぼの漫画の主人公達をやっていそうなキャラなのに、家族とかも仲良さそうで平和そうなのに、世界は滅んじゃってるんですよねえ。…切ねえ……;
ユルくて可愛い絵で描かれているからこそ、余計にギャップでキツいですよ。

それらの部分は概ね「かなりの大昔」の映像だったのでしょうけど、直近の「カナザワと女の人」の写真もなかなか胸に来ました。
2人がカナザワに会った時にカナザワが1人だったということは、あの女の人はもう…、な可能性が高いんですよね。あああ…

ところで大量過ぎる映像は全部をあのカメラで録った…わけでも無いんでしょうね。通信機能もあるみたいだし、スマホで画像をダウンロードするような感じで集められて残されてた映像だったのかも知れません。

おじいさんとの別れの状況は、具体的にはよく分からないけどおじいさんは2人を「逃した」わけですかね。最後に拳銃を持っていたけど、おそらくあの直後にはおじいさんは…とか思ってしまいます。
2人が小さかった頃にまだ結構人がいたのは少し意外でした。

巨大なヌコにユーが食われたところは、ちーちゃんにとってユーの存在がどれだけ大きいものかがよく見えた気がしました。無事で良かったですよ。
…この2人って、どちらか1人が死んだりしたら、もう1人も生きてはいけなさそうだなあともあらためて思いました。耐えられないだろうなあ。

ヌコもとい、王蟲もとい、しいたけ達がどういう存在なのかよく分かりませんが、兵器を無力化して浄化していってるんですかね。そして地球は終わるんだそうで…、何とも言えない寂しさですねえ…。
最上層以外をほとんど監視しているらしい彼等曰く、生きてる人間はちーとユーの2人しか知らないのだだそうで、つまりはカナザワもイシイももう…、ということなんですね…。無常です。
これを言ったら台無しだけど、まさか前回のロボ攻撃で死んでるんじゃないだろうな; まあ2人ともいたのはもっと下層だと思いますが。

いい最終回でした。爽やかに見えてこの先の未来は見えないですけども。
原作は公開されたところは読んでいますが、終わりが近そうですね。覚悟がいりそうですよ。

■キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 12話
最終回。
羊たちの草原。
普通だったら優しい国か大人の国を最後に持ってきそうなところを、あえてこの話というところに攻めの姿勢を感じます。こういうの嫌いじゃないぜ(笑)
敢えて感動系の話で終わらせない辺りが何と言うかさすがです。

羊たちを車でポンポン跳ね飛ばし、崖に転がり落とし、撃ちまくり焼きまくりで、やってることは相当ヒドくてエグいジエノサイドなのですが、羊の飛びっぷりとかやけにコミカルに跳ね飛ばされていて笑ってしまいました。いやーヒドいヒドい(笑)
羊に声優が4人も付いていた辺りも笑いました。

それにしても羊達の怖かったことですよ。可愛さを感じる場面がほとんど無しでひたすら怖かった気がしますよ。まあ、エルメスに寄りかかって寝てるところは可愛かったですが。
何気に今回アニメでやった中でキノにとって最大のピンチと言える話だったのが恐ろしいですな。相手は羊ですけど!(ピンチ度で時点は大人の国か?)
羊がああなったのは無責任に人が手を加えた動物を野に放った結果という辺りが風刺的です。

ところで、エルメスを起こすのは今のキノの体格でも結構大変そうなのに(自分はバイクには乗ってないのでよく分かりませんが)、前回子供のキノが倒れたエルメスを起こしたのかと思うと凄いなあと。

羊は最終回感が皆無でしたが、その後の「旅の終わり」はタイトルらしく最終回らしい話だったような気もします。キノたちの旅はこれからだ!

ともあれ、感動系の最終回らしい話ではなくこういう普通(?)の話で終わったために、「キノの旅はこれからも普通に続く」感は出ていたような気がします。
満足なアニメ化でしたし、2期やって欲しいですねえ。ストックなら大量に山程あるのだし。

■結城友奈は勇者である -勇者の章- 5話
神婚さんいらっしゃいの巻(おぃ)
結婚しますは神樹様とでしたか。実質「人類のために死ね」と言われてるわけですが、あの説明だと友奈1人が神婚したら人類皆が神の一族になるという事のように聞こえましたが、その後の世界はどういうことになるのやら。
友奈は神界に言って俗界からは消えるということは、他の人類が神の一族になっても結局は友奈は皆とはお別れで間違い無いんですかね。まったく酷い話ですよ。
それにつけても神樹様のロリコンなことよ…。

友奈の神婚に反対する勇者部5人でしたが、天の神の現実世界への直接攻撃で結局は友奈の神婚式を守るために戦うしか選択肢が無いと言う、ホントに酷い話ですよ。
ここからの逆転ハッピーエンドとか到底有り得ないと思えますが、先生の言う通りに神婚して友奈さよならエンドか、或いは人類皆全滅エンドかの二択しか無いんですかね。円満解決とか裏技で解決とかどうやっても出来無さそうですけど。
もう天の神が神樹様と結婚すればいいんじゃないかな?(何を言っている)

そして、この状態で来週は正月で休みというのがまたキツいですね(^^;

そのっちと東郷さんが大赦仮面を先生として話すところは切なかったです。先生も自分の心を殺すしか無かったんでしょうねえ。

友奈が神婚したら腹を切ると言う東郷さんは、本当にやりそうですよ。次回で友奈が神婚エンドになったら本当に後追いしそうだ;
あと、「端末を見たら友奈ちゃんの自宅に反応が」とか言っちゃうナチュラルなストーカーっぷりに笑いました。てか、あの端末って普通にレーダーで仲間の居場所が分かるんでしたっけ。(2話で東郷さんの居場所を探したやつ?)
勝手にGPS追跡アプリでも入れてるのかと思ったけど、疑ってごめんわっしー。

■Just Because! 11話
受験から一気に合格発表まで。
最後の反応からすると、瑛太も夏目も合格で、小宮のコンクールも入賞出来たんですかね。
あとはどう締め括るかだけ…だけど、こちらも正月で一週マチなんですね。…て、一週待たされるのって関西だけなんですか? おい;(BSはどうなんだろう)

瑛太が夏目姉と会ったりしつつも「志望校のスレ違い」になかなか気付かないのでヤキモキしましたが、ようやく森川さんと陽斗が2人のスレ違いに気付いてくれましたか。
これで、夏目が合格して瑛太が元の推薦校に行けばめでたしなんですが、最後の合格発表の時点でもまだ瑛太は陽斗からそれを聞かされてない…んでしょうか。早く教えてやれよ;
描写されてないだけで合格発表時点で瑛太はもう知ってるのかも知れないですけど。
どのみちどっちも「合格したら話す」と言ってるから、瑛太が推薦を蹴るまでに誤解が解ければ大丈夫…だと思うんですけどねえ;

夏目姉曰く「夏目は瑛太の前だと素が出る」そうで、いいことじゃないかと思ったら瑛太的には「興味が無いから」と受け取っちゃうんですね。それ違うと思いますけどねえ。

受験シーンでこれまでの2人のセリフが流れていくのはいい演出でした。
ところで、2人とも試験の最後に名前書くんですか?、最初に書けって指導されると思うんですけど。まあ、単に時系列を弄っての演出ってだけかもですが。

福岡の友達も雪合戦も描写されるのかと思ったけど無かったですね。
夏目の「やってやる」スタンプは笑いました。

小宮の告白は、された瑛太は動じず夏目一筋な感じだし(見えてる限りでは)、小宮も最初から振られる覚悟は出来てる感じかなと。
普通に夏目を上手くいく結末の可能性が高いと思いますけどどうなるのやら。

森川さんの大学でも愛好会で音楽を続ける発言は良かったです。前向きになったなあ。

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2017年12月18日 (月)

今週のアニメ感想・月分(12/18分)

・ボールルームへようこそ、ダンスの世界はほぼ知らないながらも面白かったですが、最後まで父親にカミングアウトせずに終わったのがちょっと残念。この先でやる展開なのかもですが。

■妹さえいればいい 11話
京、(編集部への)はじめてのおつかい。将来そっち方面に進む展開は凄くありそうです。
それにしても小説をスマホで書くのは(自分的には)凄いかなと。自分も短いSSやアニメ感想くらいならスマホで書いたこともありますが、長い文章はキツイですよ。

ワンス・アポン・ア・タイムなゲームは知りませんでしたが、20代前後くらいのオタ仲間的な遊び方は楽しそうで懐かしさを覚えました。ゲームの内容はヒドかったですけど! カニ子ちゃんのセクハラがヒドイ(苦笑)

伊月がようやく那由多への気持ちを認めましたが、「いますぐ付き合えない」理由はエゴ丸出しではありますが、主人公になりたいとプライドの高さを隠さずきっぱり言い切るあたりはちょっと清々しさも感じないでもありません。
那由多がばっちり聞いてるのはいいですな。

次で最終回ですが、あと1話でカップル成立まではいかなさそうですかね。

■クジラの子らは砂上に歌う 11話
泥クジラは舵というか帆を手に入れて自由に動けるようになったものの、帝国はまた襲ってきそうだったり、印の短命の原因が泥クジラだと分かったり、内乱が起きそうだったりと不穏さがどんどん溜まっていってるの巻。
あと1話で最終回ですけど、切りのいいところまでいけるんですかね?
せめて内乱問題は落ち着いて欲しいものです。

内乱を扇動してた2人は戦いの時に何もしてないのに口ばかりで好感度が低いなあ。

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2017年12月17日 (日)

今週のアニメ感想・日分(12/17分)

■宝石の国 11話
前回ダイヤさんを追い詰めた恐怖の巨大月人は108(煩悩)に分裂してモフモフフワフワになった挙句、先生の前で完全に犬化してなにやら満足して成仏。なんだったんだお前…(^^;
月人の正体と先生との関係の謎がますます深まった回でした。

しかし、フォス以外はみんな(アンタークも)、先生と月人の関係に何か秘密がある事を分かっていて受け入れていたとは、何とも言い難い関係性ですな。むしろこれまでのフォスが能天気過ぎたと言うべきかも知れませんが。
月人は結局のところは先生を目指してやってきてるんですかねえ。

フワフワ分裂ワンコ月人は可愛いのだか可愛くないのだか何とも言いがたかったですが笑いました。ボルツですら可愛いものは切れないのか(笑)
巨大月人の最大の被害者であるダイヤの起きた時の反応が笑いました。モフモフ見たかったのか(笑)
それにしても先生さえあの反応になるとはフワッフワ恐るべし…。

実際のアレキサンドライトも光によって色が変わりますが、性格まで変わるところは笑いました。変人多いなあ宝石は。

モフモフが一段落した次はパパラチアの話だそうですが、アニメは次で最終回なんですね。
フォスも月人に聞くしかないとかヤバそうなことを考えてるけど、パパラチアのこともフォスのことも1話でどうにかなるとも思えないけど、原作もまだ続いてるのだし、これからだエンドですかねえ。
原作には手を出す予定ですけど、2期やってくれるといいですけどね。

■3月のライオン 第2シリーズ 10話
前半は山崎の話。
前回は倒すべき敵役的なポジションだった山崎ですが、こちらにはこちらのドラマがあるんですよね。こういう多角的な目で描いてくれるところが好きです。
持てる者と持たざる者と言うべきか、同世代の相手が自分が諦めるようになってしまっていた挑戦に何度でも飛び込んでいく姿を見せられれば憧憬も焦りも感じるのだろうなあと。
山崎もまた飛び込んでいけるように、ライバルとして並べるようになるといいなあと思いました。
あと、鳩が帰ってきたのはホッとします。

後半は、前回京都で桐山に見つけてもらったひなちゃん側の話とか、甘味屋さん全部のせの話(笑)
「夢かと思ったの」のひなちゃんのモノローグはキュンキュンしますね。実にいい!
桐山が隣に座っただけで、知ってる場所にいるみたいに落ち着いた、のあたりも大好きですよ。良かったなあひなちゃん。
久々に明るい声で笑うひなちゃんには本当に癒やされました。この子がまた笑えるようになって良かったですよ。桐山よくやった!

一歩間違えたらストーカーとか言っちゃ駄目ですよ、いやホント(^^;
結局は相手の為をどれだけ思ってるか次第ですかねえ。(それ以前に関係性次第か)

ところで髪を下ろしてメガネのひなちゃんは新鮮で可愛くていいですね。

甘味全部のせは恐ろしいですね(笑)、「心ゆくまでのっけちゃって下さい」と言われたからと言ってのっけ過ぎだ(笑)
洗面器サイズとはおっそろしいですねえ(笑)、お爺ちゃんと桐山が一緒に震えている姿にも笑いましたよ。
翌日のあかりさん(のドレス)が心配です(笑)

岩明均先生エンドカードは二海堂が微妙にパラサイト感を感じなくもないのが素敵でした。

■血界戦線&BEYOND 11話
妖眼幻視行 前編。
最後はやっぱりレオナルド&ミシェーラ兄妹主役のこの話ですね。後半の決着も楽しみですよ。

自分以外には見えていない不可視の脅威に襲われて今回最後なども大ピンチな状況ですが、表面上は動じた様子を見せずに、気持ちで負けていないレオが頼もしいですよ。
実際この街に来たばかりの頃だったらこうはいかなかっただろうし、成長したものだなあと。

冒頭から見覚えのある場所と蝶が出て、ブラック&ホワイト兄妹を絡めてきてくれたのは嬉しいサプライズでした。兄妹繋がりだし上手い導入ですよ。
ブラックは元気そうで良かったです。

遂に本格登場のミシェーラはいいキャラですが、ミシェーラの「受けにくいジョーク」とかが削られたのは残念でした。性格を掘り下げるいい描写なのになあ。

レオの妹訪問にライブラの主要メンバーがほぼフル登場で出歯亀過ぎて笑いました。いやまあ護衛ですけど。ハマーとデルドロが牢獄から出てこないのは流石に仕方ないですな。
ゴシップ大好きなK・Kさんの反応は面白すぎです。

今回の敵のDr.ガミモヅは、直近にいたザップすら存在に気づけ無いあたりが恐ろしいですな。
その脅威度に対して性格がゲス過ぎるのがある意味いい悪役しています。

クラウスさんのCMがまともすぎて笑いました。

■魔法使いの嫁 11話
エリアスとリンデルの過去話の続きと、チセの杖作りの話。
リンデルを悪魔呼ばわりする村人達の凶暴さがなかなか凄かったですが、人を食ったことがあるとか言われると確かに反応には困りますね。

杖作りでは「自分と話すんだろ」とたしなめるルツの保護者っぷりが頼もしかったです。と言うか、いいなあルツソファ。
月夜のダンスや水鏡を通しての会話はロマンチックで美しかったです。

■仮面ライダービルド 15話
先週聞いていた幻徳の正体が戦兎達に明確にバレ、
美空には父が悪いことをやっていることが何となくバレていて、
幻徳がファウストだと父の東都首相にバレ、
最後には戦兎の正体が葛城だとバラされて…と、怒涛のネタバレ祭りでした。まだ15話だというのに状況の激変っぷりが凄いですよ。

戦兎の正体はやっぱり葛城だったわけですね。具体的にどういう状況なのかはまだ不明ですけど。
次回はそれでビルドとクローズが殴り合って友情を深める展開になるんでしょうか。

ところで首相に幻徳の正体がバレて陰謀もバレれば、これで龍我の冤罪の件は何とかならないですかね。
…まあ、遠からず首相が息子に殺される展開とか有り得そうだし、状況の安定は正直最終回まで無理な気がしますけど。

美空と父の場面は、実質「お別れ」の場面でした。あれが今生の別れになる可能性もありますかねえ。

バトルでは、とりあえず消防車は屋内の狭いところ向きじゃないだろうと思いました(笑)
ロケットはなんだかすっかり緊急離脱用になってますね。同じ飛行能力でもホークよりロケットの方がスピードは上なんでしょうねえ。(小回りは効かないにしても)
ナイトローグにコウモリ羽が付いて、やっとコウモリらしくなったと思いました。1話時点からコウモリと呼ばれていたけど、外観だけであまりコウモリ感を感じていなかったので(^^;
クローズも羽織アーマー(ドラゴライブレイザー)を広げて飛べたりしないですかね。

冒頭の「(店に)客がいるところ見たこと無い」は笑いました。オーズのクスクシエなんかは客来てたのになあ(^^;

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2017年12月16日 (土)

今週のアニメ感想・水~土分(12/13~16分)

■少女終末旅行 11話
銃弾は食うわ喋るわ巨大ロボや原潜(?)を起動させたり入口を開けたりだわ、怪しさ大爆発だなヌコ;
20ミリ弾を食ってるくらいならまだギャグ的に見られますが、巨大ロボでミサイルやビームを撃って街が大破壊されるあたりは笑えませんな。ホントに笑い事じゃなくて、火の七日間感がありました。薙ぎ払えー!
街に生き残りがいなければいいですけどねえ。

最後の原潜がまた不穏な引きですなあ。

■キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 11話
大人の階段登る君はまだシンデレラさ…じゃなくて、大人の国。
前回の優しい国と並んでキノの根幹をなす話で、今回も見応えのある力作でした。冒頭と最後の「紅い海の真ん中で・a/b」も赤が美しくて凄く印象的でしたよ。

昔のキノが実に少女らしい少女で可愛らしかったですが、それだけに国の酷さが際立ちます。いやー、ホントに酷いディストピアですよ。
キノに出てくる国は大概は「住みたくねー」と思う国が多いですが(全部覚えているわけでもないけど)、今回のアニメでやった国の中でも酷さは大人の国がトップクラスかなと。コロシアムの国も酷いですけど。
これまで育ててきた子供をあっさり殺す判断が出来る辺りが狂い切っていますが、あの大人達も子供の頃に「手術」を受けちゃってるから、もうずっとあのままなのだろうし、救いが無いですねえ。

今回を見てから先週の優しい国を思い出してみると、名前のことだとか両親の仕事だとかでさくらと似通った部分がよく分かります。(判断に賛否はあれど)両親の愛情の差は桁違いですが。

先代キノと言うか元キノの男は、思っていたより若かったんですね。OPでもチラリと出ていましたけど。OPは今回を見てから見返すとかなり大人の国の部分が入ってたんですねえ。
この人も今のキノを作った重要人物なんですけど、放置されて終わる死に様が哀しいですな。刃物がなかなか抜けなかったのはそれもキノの助けになったとは言えるかも知れません。

あの場に直ったエルメスがいてくれて良かったですよ。呆然として止まっていたキノがエルメスの「逃げるんだよ!」で動き出すところは静から動の切り替えと躍動感が素晴らしかったです。国を出た瞬間に鮮やかになる色彩も凄くいいですねえ。

しかし、12歳の女の子が身一つで飛び出してよく生き延びられたものですよ。ありがとうエルメスと師匠。

今回は話も演出も最後の歌も最終回感がたっぷりでしたけど、本当の最終回は次回の「羊たちの草原」なんですよね。…最終回感が全く無い話なんですけどいいんですかね(笑)
しかし逆に考えれば、最終回らしくない話をあえてやることで、2期があることを匂わせているという可能性も…、あったらいいですねえ。
原作ストックは山ほどあるし、2期はやって欲しいですよ。

■結城友奈は勇者である -勇者の章- 4話

「今年の春を迎えられないだろう」だとは、呪いなのは分かっていたけど正直そこまでの危機とは思ってなかったですよ。まさかこんな闘病物みたいな路線になろうとは。
友奈自身の苦しみ方も、身体中に広まった刻印も、それを知ってしまった皆も全てが痛々しくてたまりません。

ところで聞いても読んでも感染するということだったはずだけど、御記を読んだ5人は大丈夫なんですかね。大赦も過去の記録から事態は分かったのだし、友奈の意思で知らせたのでなければ大丈夫なのか、それとも次回で症状が出てくるのか…。
それにしても読んでも呪いが感染するとかどこのらせんですか´д` ;

ノンアルコール甘酒で酔う姉妹とか、
卒業しても入り浸る、鳥坂センパイかよとか、友達をカップリングネタに同人(?)を描くそのっちとか(これは方便だったようだけど)、「たばこどうだい」という感じでにぼしを渡すにぼっしーとか、
なんと言っても、大吉を引いた反応で友奈の状態を察したり、精霊と組んで潜入スキルを発揮したりする東郷さんの友奈ストーカーっぷりがさすがだったりとか、笑いどころはありましたけど、後半の重い真相で全部吹き飛んじゃいましたよ。

それにしても、にぼっしーはいい子ですな。風先輩にも友奈にもデレデレで真摯で、本当にいい友達になってくれましたよ。
それだけに、友奈が話したくても話せないシーンは痛々しかったですが。

最後は東郷さんが「今度はあたしが絶対助ける」と決意してますけど、天の神のところにカチコミしても意味はないだろうし、またやらかしそう、と思えてしまうのが辛いですな。
あと2話で都合のいいハッピーエンドは今度こそ無理な気がしますし、本当に死亡エンドもありえますかね…

満開で供物になった身体が戻ったのは
治ったのではなく神樹様が作ったパーツで補ってたのだそうで、1期ラストで友奈が立ちくらみを起こしてたのは身体がまだ馴染んでいなかったって事だったわけですね。

予告の「結城友奈は結婚します」は衝撃的でした。相手は東郷さんなのかにぼっしーなのかとか考えましたが、つまりは末期に望みを叶える的なことなんでしょうか。だとしたら切ないなあ…

■Just Because! 10話
受験直前のバレンタインにすれ違い、
夏目も小宮も結局はまともに渡せていないのがほろ苦いですよ。

涙を見せて立ち去って行く夏目が切なかったです。失意の夏目でしたが、それで自分が本気だと自覚する流れは良かったですよ。
あと、受験のモチベーションが下がっていないのも安心しました。

瑛太は待ち受けは直しておけよと思いますが、本当に操作分かってなかったっぽいですね。
状況を知った小宮が待ち受けを直して謝るのはよいシーンでした。お守りを集めて受かって欲しくない受験を応援したりとか、フェアで良い子じゃないですか。報われはしなさそうなのが辛いですが(^_^;)
ところで御守りの複数持ちは、ぐぐってみると特に問題はないんだそうで。

森川さんと陽斗の方はひと段落したようで安心しました。演奏を背に野球の真似事をしている場面は青春でニヤニヤしましたよ。
4月からは環境も変わって遠距離になって、付き合うのは無理だと言う森川さんは真面目で現実的だなあと。本当に真摯に考えてくれたんですね。
その上で、大学での生活が落ち着いてまだ好きなら付き合ってと気持ちを伝える辺りはキュンキュンしました。実質OKじゃないですか〜!
よかったなあ陽斗。

それにしても新幹線で往復3万円、夜行バスでも半分というあたりは本当にシビアですな。とりあえず若いうちは夜行バスで頑張れと思いました。自分はおっさんなのでもう夜行バスはしんどくて乗りたくないですが(笑)

瑛太は受験のことは親にも言ってなかったんですね。バレてたけど。
大学はすれ違いにならないことを願います。

小宮のチョコをもらう形になった写真部2人にはちょっと笑いました。完全に義理…、と言うより「渡せなかった余り物」と察せそうだけど、とか思いましたけど、そう思うのは視聴者視点だからですかね。

エンディングが元に戻りましたが、こっちの方が好きだなあ。

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2017年12月12日 (火)

今週のアニメ感想・月~火分(12/11~12分)

■妹さえいればいい 10話
ついに弟(仮)が妹だったと明確に。まあ、それで劇的に話が進展するわけでもないのが本作らしいですけどね。伊月にはまだバレてないし。
ともあれ弟だと思っていても兄弟仲が良好なあたりはいいんじゃないですかね。

後は後輩と動物園デートのようなものをして、弟(仮)と水族館データのようなものをしてと、取材という名目ではあるけど遊んでいるようにしか見えなくて困ります(^^;
父とは大分溝があるようですが、とりあえずああいう場に居合わせることになるタクシーの運ちゃんは大変だなあと思いました。

春斗の妹はいい妹じゃないですか。

■クジラの子らは砂上に歌う 10話
帝国の攻撃は当分は大丈夫なはず(フラグ)
ピンクも生きてたし遠からずまた襲ってくるんだろうなあ。
ピンクは道化として雇われるみたいですが、他の道化達も訳ありの過去のある強者だったりするんですかねえ。

スキロスでもらったアンモナイトっぽいものは動物にみえて「泥クジラの舵」だったようで。
羽が広がってたけど帆を張るような形になるんですかね?

帝国とは別の国の連中は一応は友好関係になる…んでしょうか。凄く変人っぽいけど。
裸族の長呼ばわりは笑いました。

■ネト充のススメ 10話
最終回。
最初から最後まで「もう、お前ら早く結婚しろよ」と言うしか無い最終回でした。
いい大人のくせに中学生みたいなウブ過ぎる恋愛をやってるあたりがもうニヤニヤ過ぎですな。ニヤニヤー!

原作が止まっていることもあり、アニメの最後がほぼアニオリ展開になるのは想定通りでしたが、2人でデートにでかけて、前向きな一歩を踏み出してと、いい終わり方だったんじゃないかなと。
カンベやライラック達といったネトゲメンバーの出番が減っちゃったのは残念ですけどね。まあ仕方ないか。

だぼだぼパーカーのもりもりちゃんは可愛かったです。そしてそれにいちいち反応している桜井さんがよいですな。ときめいてるなあ桜井さん。
「リリィさんのパソコン」を見るくだりは、気になる女性にいきなりPCを見られる事態になっても全く問題ないとか凄いな桜井さん。

ガラスに写った林さん&リリィさんがリアルの2人を見守る演出はいいですねえ。

いつか原作も再開して欲しいですねえ。

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2017年12月11日 (月)

週刊少年ジャンプ2・3号感想

■僕のヒーローアカデミア
大事件だったデク達を迎えてくれるクラスメイト達にはほっこりしました。ガトーショコラとハーブティーのお勧めがいいね。あと、切島の過去話を見た後だと心配してくれる芦戸が良いですな。

次はかっちゃんと轟の仮免講習話ですが、ケミィさん無事に生きてたんですね。今度は本物なんですよねえ。

■ONE PIECE
ここでキャロットが大活躍とは予想外。味方が少なく敵は多い状況でこれは助かりますな。
マムが痩せてきているのは限界が近い感じですかね。

■鬼滅の刃
限界の近いギリギリの状況でまた一歩成長する炭治郎が熱いですな。
呼吸の種類が増えていったのは自分に合わせたやり方に変化させていったからと言うのは得心が行きました。原初の火の呼吸のままで収まらなかったのはそういうわけですか。
宇髄さんの嫁が無事で良かったです。

ここで宇髄さんが鬼の頚を斬ってめでたしめでたし…とするためには同時に伊之助達も妹鬼を追い詰めていてくれないといけないわけですが、次回あたりはあちらに視点が移るんですかね?

■Dr.STONE
まさかの千空優勝…?
おいおいおいおい(苦笑)
まあ「長の座」は願ったりだけど結婚はマズイですわな、どーすんだこれ(^^;
とりあえず、銀狼の優勝を阻止出来たのは良かったんじゃないですかね(苦笑)

■約束のネバーランド
鬼は5匹(+お付き)に対して人間は最大50人と。数では10倍いるので上手く戦い方を指導出来れば案外対抗出来るようになる…と考えるのは楽観的過ぎるんでしょうねえ。時に1匹ヤバイのがいるのだし。
とりあえず今回はエマの頼もしさと面倒臭さが輝いていました。

■斉木楠雄のΨ難
兄が何をしたいのかよく分からないと思ってたけど、兄的にはむしろ超能力を公表したかったのですか、なるほどー。
ねこ戦車素敵。

■火ノ丸相撲
横綱のキャラも実に面白かったですが、今回は横綱の奥さんの一人勝ちですね。手厳しいタイプに見えて全部計算のうちですかい。こわい人だわあ(笑)
次回でカップル成立しそうですかねえ。

■食戟のソーマ
(美作が)老いてるーーー!
創真の料理にもきっちり連携は生きていたわけですね。これまでの経験や仲間達の協力を積み重ねての勝利は少年漫画的によい戦いだったと思えました。
ビジュアルは無限の剣製でしたけど(笑)

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2017年12月10日 (日)

今週のアニメ感想・日分(12/10分)

■宝石の国 10話
ダイヤが巨大月人に追われるシーンの緊迫感が凄い。覚悟を決めて身体が砕けながらも戦うダイヤさんのアクションシーンも美しくも迫力でした。
この作品は3Dならではのカメラワークや描き方が本当に生きてますねえ。

ボルツの「兄ちゃん!」は尊さを感じました。何を考えているのか分かりにくいボルツだけど、ダイヤの事はちゃんと大事に思ってるんですねえ。
と言うか今更だけど兄ちゃんで弟なんですね。性別は無いらしいですけど。

ダイヤは大ピンチは脱した…ように見えたけど、巨大月人は分裂しちゃってるし全然ピンチ脱出出来てませんね。先生ー!!!!、はやく起きてくれーっ!!!!

今回はボルツと組むことになったフォスの話なのかと思っていたけど、後半はほぼ出番無しでしたね。まあダイヤ族の攻撃がああも通らない相手なら、強くなったとは言えフォスの攻撃も通じないだろうし仕方ないかなと。
ボルツと組むべきかクラゲに投票させるフォスには笑いました。すっかり別人になってしまったフォスだけど、たまに緩さが残っているのを見せてくれるところはホッとします。アンタークを失った呪縛は相当大きそうで痛々しいですけども。

■3月のライオン 第2シリーズ 9話
新人戦決勝戦で山崎を相手に怒りにまかせた無謀な手を打ちかけたところで二海堂のかつての言葉を思い出して自分を取り戻して勝利し、京都の街でひとりぼっちのひなちゃんを見つける。
将棋物としても桐山の成長物としても、ここ一連の話の最高潮と言える話でした。今回の話は元々期待していましたが、絵にも演出にも力が入っていて素晴らしかったかと。

あの場面での二海堂の「カッコつけんな桐山っっっ!!」は熱かったですよ。まさしく心の友で、熱くなりすぎて目の前だけしか見えなくなっていた桐山が自分のことや周囲の人達のことを思い出していくところは名シーンでした。
病院できっちり二海堂が応援してくれているところがいいですねえ。

京都の鴨川でひなちゃんを見つけるシーンはもう最高ですね。桐山頑張った!、ひなちゃんも頑張った!
当人達の意識としてはまだ恋愛とかではないのだけど、大変にキュンキュンともする場面で、ひなちゃんが完全にメインヒロインになった瞬間だったという感じでした。

それにしても「川」という手がかりがあったとは言え桐山はよくひなちゃんを見つけられましたよね。まあ、鴨川の等間隔カップルの中で女子中学生が1人でうずくまっていたら見つけやすくはあるかもではありますが。
ところで大阪から京都だったら乗り換え手間を考えるとむしろ新快速一本で行った方が早いような気がするよ桐山。(乗換案内で検索するとマジで新快速の方が早かった)

山崎はなかなかの迫力でした。登場時の演出がちょっと笑えます。

島田さんへの「胃痛のオーソリティ」の異名は笑ってしまいました。可哀想だけど(^^;
頑張れ島田さん。

エンドカードの魔夜峰央先生にはビックリしました。パタリロ二海堂が違和感が無い(笑)

■血界戦線&BEYOND 10話
授業参観回。
『息子の授業参観』 『敵との戦闘』 「両方」やらなくっちゃあならないってのが、「母親」のつらいところですね。

授業参観に行きたいK・Kを了承しているようで実際は脅迫的に引き止めるスティーブンさんが実にヒドいです(笑)
てか、援護射撃が出来る他の人材とかいないんですかねライブラ(^^;
まあ、ブラッドブリードが出てくることは事前には読めなかったことだし、遠隔で援護射撃してるのがKKじゃなかったらスティーブンさんは詰んでたでしょうけども。
仮にK・Kが授業参観に行かずに普通に現場に行ってたらどうなっただろうと考えますが、今回みたいに犠牲者なしで円満解決とはいかなかったでしょうねえ。

K・Kさんの家庭描写は息子に嘘付き呼ばわりされて打撃を受けるK・Kが笑えながらも可哀想でした。
それにつけてもあの旦那さんは理解のあるいい旦那さんですよ。息子達も旦那さんも普通の人達に見えるけど、クソ危ない街だけど無事に暮らして欲しいものですよ。

息子の彼女に興味津々過ぎるK・Kのママっぷりは最高でした。記者会見て(笑)

ブラッドブリードのパパは何故人間の娘を育てているのかとか、何故人間の用心棒をやってるのかとか興味深い人ですね。彼の事が今後掘り下げられる可能性は低そうですけども。
ブラッドブリードにもいろんな人(?)がいるのはこれまでにも描かれてきましたが、普通に人間のような愛情がある者もいるんですねえ。娘も将来はブラッドブリード化とかは勘弁な!

次は前後編でいよいよ最終エピソードなので楽しみです。

■魔法使いの嫁 10話
はじめてのおつかいで1人(+わんこ)で竜の国に行ったチセがリンデル爺さんからエリアスの過去話を聞くの巻。
序盤で「あの小さかったドラゴンがあんなに大きく」と驚かせた後、「あのでかかったエリアスがあんなに小さく」という話でした。(そこは主題じゃない)

竜に乗るのに、思い切り温かい格好をさせてくれる銀の君がとてもおかあさんでした。ピンク毛布(?)でくるまれてるルツが可愛かったですが、犬に変身するとピンクも消えちゃったのがなかなか謎ではあります。
ルツは落ちるチセを助けるところとか過保護なお兄ちゃんで良かったですね。

チセが今のままだと駄目になるというのは分かりますが、それはそれとしてアンジェリカさんといい心配してくれる人がいるのは有り難いかなと。

■仮面ライダービルド 14話
マスターが逃げ出した直後からスタート。もう年だとか言ってへたり込むマスターに一瞬苦笑したと思ったらそれも計算の内だったとは、食えないおっさんですよ。
目の前で変身されてバトルもして、マスターがスタークだと完全に確定しちゃいましたが、その本心がどこにあるかはまだ何とも言えません。
戦兎をビルドにやらせたのは美空にストレス無く正義の行為だと思わせてボトルを浄化させるためだったと言うことで、やってきた行動の理由として確かに筋は通っていますが、どこまでが本心なんですかね。
本人は凄く悪ぶって話してるけど、わざと戦兎を煽っているように聞こえてならないし、マスターは最後は「戦兎の腕の中で死ぬ」ところが想像出来すぎちゃいますがどうなるやら。戦兎を庇って死ぬとか凄くありそうだなあ。
ともあれ、ヒーローとしての行動原理を揺さぶられてそれでも戦う戦兎の姿は確かにヒーローでした。

結局美空にはマスターがスタークだったことは伝わってないままなんですよね。いつ伝わるのやら分かりませんが、爆弾ですねえ。

幻徳がナイトローグだと明かされたあたりもターニングポイントとして大きかったかと。予告からすると戦兎自身の正体にまで迫る…んですかねえ?

盗られたボトルは偽物に入れ替えておいたということですが、「オクトパスとライト」だけは本当に盗られたまま…なんですかね?
まあ、パワーアップの中間フォーム(?)も出たし特に当面は困らなそうではありますが。

シュワっと弾けるラビットタンクスパークリングは美味しそうと言うか何と言うか、相性のいいボトル探しをやらさせる龍我のボロボロっぷりに笑いました。てかラビットタンクなんて最初に試せよ(笑)

龍我さんはバナナには誘惑されなかったのにプロテインに釣られるところは笑いました。
ところで、龍我と美空ってフラグが立ってると言っていいんですかねえ。
あと、龍我はズボンを変えるべきですな>チャック

紗羽さんはまだ普通に情報集めとか出来るんですね。難波重工には正体バレしてるけど、ジャーナリストとしての仕事はまだ出来るんですかねえ。

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仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(映画)

(上堀内佳寿也監督)

今年のライダー映画・MOVIE大戦…もとい平成ジェネレーションズに行ってきました。
昨年の映画は観ていなかったのですが、今回はビルド、エグゼイドに加えてゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズが参加と言うことで、しかもアンクや弦太朗が再登場と言うことでテンションが上がってしまいましたよ。オーズとフォーゼは好きだったんですよね。
内容としても各ライダーともこれまでのTVシリーズや映画などをちゃんと踏まえた内容になっていてかなり満足感がありました。
まあ、エグゼイドは序盤とラスト数話しか見ていなかったので一部分からないところもあるのですが(^^;

以下ネタバレ注意。

公開日の12/9に行ったので、12/10のビルド14話はまだ見ていない状態でこの感想を書いていますが、
ビルド13話でマスターがスタークだと判明して店を飛び出した後の内容になっていて、TV本編とちゃんと連動した話になっていたのが良かったかなと。
エグゼイドのラスト等で登場したビルドが戦兎らしくない感じはしていたけど、それは(やっぱり)葛城だったわけですね。
葛城の悪人とは言い難そうなキャラが描写されていたりとか、葛城の記憶を「何故か」戦兎が持っていたりとか、今後の展開にも関わりそうな要素がニヤリとしました。戦兎の中身(頭脳?)=葛城説が益々濃厚ですよ。

店を飛び出した後でフラッと戻ってくるマスターがいいキャラでした。今後しばらくはこういう完全に敵なのかどうか曖昧な立ち位置になるんですかねえ。
(と、映画の感想を書いた後で14話を見ましたが、14話で幻徳=ナイトローグと知ってしまいながら、映画では幻徳に情報をもらいにいったりと、やっぱり「映画の話はどこに入るんだよ」的な齟齬はどうしても出ちゃいますね。
まあ、TVと映画で微妙な齟齬が出るのはよくあることなので気にしないですが。TV15話を見れば意外と隙間もあるかも知れないですし)

成り行き的にライダーになってしまったばかりの龍我が自分の在り方に悩み、先輩ライダー達に影響されていく辺りがクローズアップされていた…のはいいのですが、そこはちょっと「最終局面まで悩みすぎ」な気はしました。
目の前で世界がえらいことになってるのだからそこはもうちょっと早く戦おうよという気分になってしまいます(^^;

ビルドのパワーアップフォームが出ましたが、これまでのボトルが粉っぽい感じだったのに対して液体っぽくて、とても「ジューシー!」な感じでしたね(笑)

ビルドの世界観は日本が三分割されていて特種なので、他作品とのコラボがどういう形になるのかと思っていましたが、パラレルワールドで別世界であるということが今回の話の大きな仕掛けになっていて面白かったですね。
他の5作品の世界が地続きなのかどうかは(作品にもよるけど)割と微妙なところですけど。

エグゼイドは、先にも書いたようにあまり見ていなかったのでよく理解出来ていないところも多いですが、社長もとい神がいいキャラ過ぎるのはよく分かりました。ゴーストの御成に懐柔される神が面白すぎます。
ゴーストは、主人公のタケルよりも御成の印象が強くて困ります(笑)、「御成が大天空寺を出ていた」のは知らなかったですがスピンオフのOVAでの展開でそうなっていたようで。
鎧武は、他の作品と比べて一番ドラマは薄かったかなと。神様が地球の危機を助けにくるってだけですし、鎧武の他のキャラも出ていないしで仕方ないかもですけどね。

フォーゼは久々の弦太朗復活がやっぱり嬉しいですね。出番はそれほど多くなかった気もしますが教師として頑張ってる弦ちゃんを見ると嬉しいですね。
以前のMOVIE大戦アルティメイタムでフォーゼドライバーは親指を立てて溶鉱炉に沈んでいったので今回はどうするのかと思ってましたが、普通に「MOVIE大戦より前」の時間軸だったようで。
ところで財団Xは本当に便利な設定ですな。コラボ映画が続く限りは壊滅とかしなさそうですよ(笑)

オーズのアンク復活は今回一番楽しみにしていましたが、作中でもかなり大きく扱われていて熱かったですよ。
アンクは、MOVIE大戦では未来で復活して現代に来た形になっていましたが、今回はどうするのかと思っていたら、他のメダルを利用しての仮初めの一時的な復活という感じでしたね。
ラストの映司との別れでアイスを一口だけ舐めるところの表情が味を感じているのか分からない感じなのが切なくも納得が行きます。アンクが未来で今度はちゃんと復活出来るように映司には頑張ってもらいたいですよ。
それにしても、アンクは全然老けてないですねえ。映司はちょっと肉が…ですが(おぃ)

バトルシーンでは、バイクアクションをかなり頑張っていたのが印象的でした。敵を跳ねる跳ねる(笑)
真似をしないでくださいと脳内でテロップが出てしまいますよ(^^;

ビルドのフォーゼのロケットコラボとか、ビルドとオーズのタココラボとか期待したのですがそれは無くて残念でした。
ビルドのエグゼイドフォームは、これまでのMOVIE大戦でのあれこれに比べてそのまんま過ぎてちょっと面白味は無かったかなと。

最後の最後に出てきた(恒例の)新ライダー顔見せは北都のライダーだったようで、マスターも北都と繋がってるってことなんですかね。今後はいよいよ三都物語…じゃない、三都大戦になっていきそうですね。

公式サイト

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2017年12月 9日 (土)

今週のアニメ感想・水~土分(12/6~9分)

■少女終末旅行 10話
新キャラが出て珍しく別れないまま次に続きましたな。あまり末永くは一緒にいなさそうな気もするけど。
ヌコと言ってるけど、どうみても猫じゃないけどなんなんですかね。むしろニョロニョロのようだ。
何を食って生きてきてるんですかねえ。

電車はやたらとでかくてインパクトがありました。電車の中でケッテンクラートに乗ってると電王の操縦席のようですな。
斜行エレベーター的な物者が超早くて怖かったですが、あれでケッテンクラートが壊れなくてよかったですよ。

■キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 10話
優しい国。
オチが分かっていたので見ながら涙腺が緩くなってしまいました。
さくらの可愛さや、風景の美しさに気合が入っているのがまた切ないなあ…。
全てが終わってしまった後での、キノの「さくらを無理矢理にでもお預けされなくて助かったとホッとしている」との言葉がやるせなさと罪悪感と本心とが混ざり合っていて切ないですよ。
実際、シズ組や師匠組みたいな車ならともかくモトラドで2人旅は難しいだろうし、キノの強さは基本「守るものが他に無い」がゆえってもの大きいでしょうしねえ。

パースエイダースミスの爺さんは、若い頃はチャラ男だったのに渋い爺さんになっちゃいましたねえ。もっとも森の人をキノに渡したあとのはしゃぎっぷりは若い頃を彷彿とさせましたが。
師匠のことを聞かれたキノが知らないと答えた時の満足そうな笑みが良かったです。(キノが知らないと答えた理由の説明は省かれた気がしますが)
森の人は、そもそも旅人にとって身を守る物として大事な武器である上に、こんな経由で手に入れた物ならなおさら通行料として渡すなんて出来ないですねえ(迷惑な国)

キノが料理上手呼ばわりされているところは「料理の国」を見た後だと笑えます。焼くだけなら問題無いのね。

大変台無しな話ですが、最近Twitterで「大草原の小さな家」の最終回が話題になっていたなあと思い出しました。ローラ達が地上げ屋に対抗して町をダイナマイトで大破壊すると言う…。(その最終回は多分見てないと思いますが)
今回の国の人達も、1ヶ月も前に分かっていたなら逃げるとか一時的に避難するとかは出来たんでしょうけど、美しい国に準じちゃったんでしょうねえ。
気軽に遠方に行ける現代人的には「引っ越せばいい」と思ってしまいもしますけど、隣国までの距離も遠いのだろうし、国への思い入れが現代日本人とは全然感覚が違うのだろうなと。逃げる人は1ヶ月の間に逃げてしまっていたんでしょうしね。

次回は「大人の国」ですか。てっきり最終回でやるのかと思ってました。
となると羊で最終回なのだろうけど、最近出た21巻を読み出したところで「20巻を読みそびれていた」事に気付いて今20巻を読んでる最中です。ありがとう読書メーター(苦笑)

■結城友奈は勇者である -勇者の章- 3話
「あなたを思うと胸が痛む」(物理)

あの鋼メンタルの友奈がこうも追い詰められることになるとは。
「悩んだら相談!」がOPでも本編でも強調されてますけど、話そうとすると相手に不幸が降りかかるんじゃあ、これは話せないですわな。運勢なんてどうしようもないものまで握られてるとか恐ろしすぎです。精霊バリアが効かないみたいだし。
そのっちは友奈の状況に気付いたみたいだけど、相手が自力で気づく分にはどうなんですかねえ。あと、大赦仮面(先生?)が友奈の家を訪問してるのも気になるところ。

健康波動でぽかぽかするのには笑いました。なんなんだあいつら(笑)

クリスマスについて、東郷さんが「外国の祝祭も祝う我が国…」とか言ってましたが、外国って概念はまだあるんですね。その外国は遥か昔に無くなってるのですが(^^;

■Just Because! 9話
派手な動きは無いけどじわじわ進展してるあたりが良いですな。

夏目と森川さんが「夏目が陽斗を好きだった」ことをちゃんと話してくれてスッキリしました。
中学時代の初恋がそれだけで満足して何もしていなくて止まっていたと言う辺りは、中学生頃の恋愛だとそんな感じだったなあと思いました。まあ昨今の子がどうなのかは知りませんが。
夏目が今はもう気持ちの整理が付いているのもちゃんと見えてよかったです。
「ちゃんと好きな人いるから」とハッキリ言ってくれたのも良かったです、が、ライバル(小宮)もいるしあまりのんびりしてたらいけないんですけどね。受験もあるから難しいですけど。

夏目が姉の後追いをやめて進路を変えるのはいいですけど、赤本を見てた「上叡大学」ってのは瑛太が推薦を取ってる大学…ですよね。そして瑛太は夏目の元第一志望を受けようと勉強中と。
このままだとスレ違っちゃいますけど、途中で気付いてくれるといいんですけどねえ(^^;

もしも夏目が上叡を選んだのが瑛太目当てだとしたら(瑛太に対して思ったのと同様に)恋愛で大学選ぶなよとは思ったりします。そして上叡の方がランクが上だとしたら瑛太は恋愛でランク落とそうとしてるのか。アカンすなあ(^^;
正直、別に大学が別れてもいいじゃんと思いますけどね。
まあ、大学が違うと入った後のテストの期間がまる一ヶ月ズレていて連絡が取りにくくなったりとかありましたけど。(実体験)
ところで日程とか分からないけど、夏目は2校とも受けるわけにはいかんのですかね。

まあそれはそれとして、夏目は受験は受験としてバレンタインは動くべきだと思いました。
小宮は小宮で「今年は会長から期待出来るかも」みたいに言ってましたけど、自分も恋愛感情を自覚しながらもこういうことを言える辺りはいい子と言うか潔いと言うか、若くていいやね。

瑛太はまだスマホの待ち受け画面は「小宮の写真」にされたままなんですね。そのままだとトラブルの種になりそうな気がするので夏目が好きなら変えとけと思いました。

森川さんのイメチェンは、夏目の友達の目が怖いすなあ。「だから嫌いだった」というのが、理不尽ですがリアルです。まあ別に嫌いでも攻撃とか嫌がらせとかしないのならいいですが。
夏目はまだ友達からは「陽斗が好き」と思われているようで、的外れな応援がちょっと辛いですな。
今は別の好きな人がいると友達に伝わらないとトラブルの種になりそうで微妙に不安ですが、まあ今回で直接夏目と森川さんとで話したし大丈夫そうか。

「ビフォー森川、アフター森川」の呼び方は笑いました。
髪型が変わってすぐにそれに触れられない陽斗がヘタレですが(笑)、周りの反応が変わって面白くなかったことも素直に言えてしまう辺りは好感が持てたかと。
「ほんといい」はよいニヤニヤシーンでした。ボールを投げた依子がよいアシストでしたよ。

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2017年12月 6日 (水)

今週のアニメ感想・月~火分(12/4~5分)

■妹さえいればいい 9話
ヒドい話だった!ヒドい話だった!

うん、ヒドい話でしたホントに。しかしまあ、考え方の違う人達がぶつかり合って互いの価値観を受け入れて歩み寄っていく話だったと言えばいい話だったと言えるかも知れませ…ん、かなあ?(^^;
とりあえず、近い趣味を持って互いに敬意を持っていても、ごく僅かな違いが許せないってのはよくある話ですな。

女変態仮面には吹きました。
あと、変態達のぶつかり合い(文字通り)に巻き込まれている京がすごくかわいそう(笑)

■クジラの子らは砂上に歌う 9話
戦い終了。スキロス潜入組で生き残ったのは6人だけですか。
スキロスに乗ってた敵が脱出したのかどうかはよく分かりませんが、泥クジラに乗り込んできていた連中は身投げしたみたいだし、何とも虚しいですよ。

チャクロがスキロスのヌースの化身っぽいものから悪魔の勧誘的なものを受けたかと思ったら、お願いを断ったのにお土産を貰っていましたが、あれは試されてたんですかね。よく分からんなあ。

オウニはとてもイヤボーンでした。黒い八つ裂き光輪怖いですな。
友達を殺されての覚醒は基本ですが、あのオウニがものすごく素直に悲しんでいたのは少し驚きました。

■ネト充のススメ 9話
桜井さん=リリィの正体もバレて、いよいよリア充のススメに…、なりそうでなかなかならない辺りが焦れったいと言うかこの2人らしいと言うか。
仕事を辞めて自信を失ってるもりもりちゃんのコンプレックスは大きいですねえ。
ここでまたコンビニのおばちゃんが「彼女じゃないですよね」とか絶妙なタイミングで余計なことを言っちゃってくれちゃうし(^^;)(原作既読なので悪意のある言葉じゃないのは分かってるのですが)
一方で桜井さんは桜井さんで「振られた」認識になってるし、困ったものですよー。

この2人を放っておくとなかなか進展しないので、小岩井さんの世話焼きっぷりが光ります。策士と言うか面倒見がいいと言うべきか。面白がってる面もあるけどいい人なのは確かですよね。
変な方向に作用して何故か部屋でシャワーを浴びてトレンディな展開みたいになっちゃってますが(笑)

アニメは全10話なので次回で終わりですが(未放送の11話もあるけど)、どうまとめるんでしょうね。原作は止まってしまっているし、アニメはアニメでハッピーエンドでも良さそうではありますが、さて。

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2017年12月 4日 (月)

鋼の錬金術師(映画)

(曽利文彦監督)

実写版ハガレン見てきました。
以下、ネタバレ注意。

前評判は悪そうだったし、そもそも漫画の実写化に全然期待していなかったですが(特典の0巻が欲しくて行きました)、
見た結果としては、思ったほどに悪い出来ではなかったけど、良い出来だったか?と聞かれると首を捻る…と言うくらいだったかなと。
実写版デビルマンや実写版ドラゴンボールほどの突き抜けた酷さは無いけど、実写版ジョジョよりは楽しめなかったくらいでしょうか…(^^;

(あまり比較して感想を書くのもどうかと思いますが)同じ漫画実写化映画として、例えば実写版ジョジョも前評判は悪かったですが、あれは1本の映画としてまとまっていて勢いもあって結構楽しめたんですよね。
あちらはエピソード数も少なくて(アンジェロ戦、虹村兄弟戦くらい)ストーリーもまとめやすかったわけですが、
対して本作は、エピソード数が多い割に登場人物を削りまくっていて、そのためエピソードごとの内容が薄くなって、過程を十分描かないまま原作の「名シーン」を無理に繋いだような構成になっていて、1本の映画としての満足度は正直低かったと思いました。

大体のエピソードを並べてみると、
リオール教主戦(ロゼは出ない)、ドクターマルコー訪問&いきなり死亡(まさか殺すとは/アームストロング少佐、シェスカは出ない)、「勘のいいガキは嫌いだよ」(スカーは出ない)、エルリック兄弟喧嘩(割と唐突に始まる)、
ヒューズ中佐と電話ボックス( ノД`)、第五研究所潜入(大総統、ブロッシュ軍曹、ナンバー66、ナンバー48は出ない)、そのまま決戦(まさかのショウ・タッカーがラスボス化?/…と思わせてまさかのハクロ将軍がラスボス化?/…と思わせてVSラスト&エンヴィー)
…というところでしょうか。
マスタング大佐の部下もホークアイ中尉しか出ないので原作のサブキャラファンにはなかなか厳しい映画だったかと思います。

良かった点としては、実写化でどうなるかと思ったアルフォンスが良かったです。また、真理くんの表現とかラストの爪とか錬金術のCG表現は面白かったかと。あと、ヒューズさんがヒューズで良かったです。


特典の0巻はとても満足でした。荒川先生はホントにヒゲハゲ親父が好きだな!
まさか今になって鉄血の錬金術師 バスク・グラン准将が掘り下げられるとは予想外過ぎましたよ。「イシュヴァールでは儂らの上官が流れ弾で死んでしまってのぉ」には吹きましたよ、あーた(笑)
よっぱらい親父化してからのグダグダっぷりを見ていると、「よっぱらって帰宅中を襲われちゃったスカーの圧勝」との荒川先生の言にすごく説得力が増したと思えました。FAアニメ版だと(たしか)ちゃんと闘ってやられてたのにねえ( ノД`)

それにしてもショウ・タッカーの厄いことよ;

公式サイト

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週刊少年ジャンプ1号感想

背表紙のレトロ感が凄いと思ったら50周年なのね。おめでとうございます。

■約束のネバーランド
他にも子供がいると知ったらエマなら助けようとしますよね。どれだけ助けられるかは分かりませんが。
ミネルヴァさんは何故こんな危険な場所に誘導したのかと思っていたけど、順序が逆でミネルヴァさんが何かを用意した後でその場所が鬼に利用されたとかですかね。

■ONE PIECE
まさかの水陸両用船。ベッジ本当に格好いいですな。夫婦愛が強いのも好感度高いです。
ケーキをどう運ぶのかと思ったら蹴り上げて運ぶサンジがさすがでした。

「結婚おめでとう」は泣かせました。まあ回想でもない場面だしこの漫画でそうそう死にはしないと思いますが、シフォンに父だと伝わるといいですけどね。

「デコレーションを始める」で腕まくりしているプリンが可愛いです。

■鬼滅の刃
炭治郎も宇髄さんもギリギリで戦っていて緊迫感が高いですよ。ホントどうにか生き残ってください宇髄さん。毒が問題だけど、忍者なんだし解毒剤とかあればいいですけどねえ。
クナイが刺さりながらも戦っているあたりが、撃った嫁も含めて凄まじい戦い方です。

■Dr.STONE
汗と涙で凸レンズとは、少し考えないでも無かったですが凸レンズになるほどの水量とはビックリでした。
あさぎりゲンの活躍の仕方は予想外でしたが「らしい」活躍で面白かったです。
千空の「ハッタリならただのヤジだ 問題ねえだろ」が本当にゲスくて笑いました。
クロム勝利で良かったですが審判の物言いとかつかないことを願います。千空のゲス発言に何もツッコまないのだから大丈夫かと思いますが。

■僕のヒーローアカデミア
ミリオ先輩はすぐには無理でもそのうち復活出来そうですね。デクがピンチの時に現れそうですよ。
きっぱり「いらないです」は良かったです。

■食戟のソーマ
勝負の方は創真が勝つんだろうなあとしか思えないのですが、
とりあえず久我先輩と寧々先輩が陣営が別れていてもそれなりに仲良し(?)で和みました。

■火ノ丸相撲
力士の嫁としての心構えを学ぼうとするレイナさんがいいね。
横綱がいいキャラしてますねえ。「先程話した楽しみな若手の中に君は入っていないよ」がなかなか辛いところですが、認めてもらうことが出来るかどうか。
最後の「そこに愛はあるのかね」がまた面白い横綱ですよ。とりあえず飲食店で暴れるのはやめれ。

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2017年12月 3日 (日)

今週のアニメ感想・日分(12/3分)

■宝石の国 9話
アンタークチサイトが自分の身代わりになって拐われてしまって、
あの、時に軽くイラッとくるほど能天気だったフォスがすっかり暗く雰囲気が変わってしまって痛々しいですよ。
自在に変形する合金の腕で攻防自在の強さを手に入れたものの、文字通りに「身を削って」戦っていたりとか、アンタークの幻を見て合金の涙を止められなかったりとか、やるせないですなあ…。

更にはシンシャの事まで忘れてしまったのか…、と思いきや、それは一応思い出すことが出来たようですが、記憶の欠損が大きいのは確かでしょうねえ。

春になって起きてきた宝石仲間達にも伸びる腕を怖がられ…るのかと思ったら、皆の反応が凄く能天気だったのは笑えてちょっと救われました。伸びる腕が大人気でビヨビヨで解剖で改造で採寸とか(笑)
(もしかしたらあれも気遣いなのかも知れないけど)
弄るのは順番とか言う先生もヒドかったですよ。「秘密」だとか案外オチャメだなあ先生。眠くて壁にめり込むところも素敵でした。

アンタークのことでフォスが責められる展開が無かったのはホッとしました。それはそれとしてもうちょっとアンタークの事は気にしてやれよという気もしますけど。
脳天気な皆の中でボルツ1人がシリアスでしたが、ボルツの反応はどういうものなんですかね。アンタークを思って…と言うよりフォスへの嫉妬か何かがある…のでしょうか?、それもちょっとピンと来ない気もするのですけど。
ボルツについてはダイヤさんをどう思っているかもちょっとよく分からないところがありますが、次回でボルツの本音とか分かるんですかね。

■3月のライオン 第2シリーズ 8話
島田さんの語る二海堂の話がもう…、感情移入してしまって応援したくてたまりません。
桐山にとって二海堂は、これまでも時々ウザイながらも既に大事な友達だったはずですが、今回の話で桐山はようやく二海堂に深く踏み込めたのかと思いました。
最初はやっかみを感じたという島田さんが二海堂を知っていくまでの過程も興味深い話でした。桐山、二海堂、島田さんの関係性が好きだなあ。
次回の新人戦の決勝描写も期待です。

桐山が「優しくて不安定」と言うのは凄く的確ですね。
実際ギリギリの状況で二海堂と打つことになっても絶対に手加減とかはしては駄目なわけですが、桐山に容赦ない打ち方が出来るのかは答えは出ていないかなと。どうなんでしょうねえ。

前半の林田先生のモンスター教師っぷりには笑わされて癒やされました。ホントにいい先生ですよ。
川本家の妻子捨男の話も出ちゃって「遂にその話が」という感じでした。
まあ、第2シリーズは全22話で2クールなので、第3シリーズが無ければその辺の話の続きは無いでしょうけど。第3シリーズもやって欲しいですねえ。

お金の件に桐山が自分で気付いてくれてよかったですよ(笑)

■血界戦線&BEYOND 9話
マクロの決死圏 後編
リールさん巨大化事件の続きですが、チェインさん不在の原因の人狼女子会の描写がフォローされていて笑いました。フォローになってない気もしますが(^_^;)
今回何もしてないのにチェインさんをディスってるザップさんが安定のクズっぷりでザップさんですなあ。

ギガフトマシフ氏は、本編を見た後でエンディング映像を見ると巨大対決ムードを盛り上げ過ぎていて笑えます。ギガフトマシフ氏出オチ過ぎ(笑)

友達のために怒れるレオはいい奴ですな。目が焼けかけても引かない辺りが後にも繋がるかなと。

ソニックは大活躍で素敵でした。バナナを貢がれて天狗になっているのもかわいいですな。
リールさんの大きさが戻る前に外に出られて良かったですよ。間に合わなかったら双方スプラッタになっているところでした。

次は授業参観ですね。好きな話なので楽しみです。

■魔法使いの嫁 9話
楽しくてついチセに犬アタックしてしまうルツが犬かわいいですよ。人間バージョンで背が縮んでるのも兄妹っぽくて微笑ましいですな。

引きこもり生活に入ってしまっているエリアスさんは仕方ないけど困ったものだなあと。しかしあのデロデロ状態のエリアスにも恐れないチセが肝が据わっているというかなんというか。
依存と言われちゃう辺りは痛かったですな。
リャナンシーと爺さんの話もですが、色々な繋がり方があるものだと思えます。

お小遣いをくれて気分転換に外に出してくれる銀の君がお袋さんだなあ。

■仮面ライダービルド 13話
マスターがマスタークだったのかーーー(棒読み)

と言うか、もうこれでマスターがスタークじゃなかったらその方がおかしいというレベルになっていましたが、ミスリード無しで本当にマスターでしたか。
これまでの戦兎への優しい言葉は嘘だったのか、それともそれはそれで本音もあったのか、マスターの本音が超気になるところです。次回でその辺も語られますかね。

美空が戦兎から「スタークの正体」まで聞いていたのかが気になるところです。
戦兎達がパンドラボックスを持ち帰った時の感極まった様子は、話を聞いていたからかとも思ったけど、単に「罠だと思っていたところで無事に帰ってきてくれた」安心感とも取れますし、
話を聞いていたら父親の前で普通にしれっと寿司を食ってもいられないだそうし、やはりそこまでは聞いていなかったと取るべきですかねえ。
あと、ボトルの浄化は全て終わったということで、物語上の今後の美空の役割も変わるかもですね。

マスターがスタークで黒幕だとして、もう今後は完全に敵として決別しちゃう…んですかねえ。
仮に何らかの事情があったのだとしても、スタークとして結構人を殺してもいるし、許されて和解という線は薄そうですよ。店からは姿を消しちゃいそうかなあ。

マスターの正体露見に繋がる、パンドラボックスを盗み出そうとするマスターが泥棒風呂敷を使う辺りは笑ったと言うか苦笑しました。何故そこでギャグを入れるのか(苦笑)
パンドラボックスについては、プチプチで梱包して持ち帰る龍我は笑いましたよ。ところでマスターが片手で持ち運んだりとか、パンドラボックスって結構軽いんですかねえ。

ところで、記憶が戻った鍋島を見ていると、ガス変身後の記憶消去措置は確実性がかなり弱いものだなあと思いました。葛城母とかも記憶を消して解放してたけど、ファントムのそのやり方はかなりザルと言わざるを得ないかなと。

ナイトローグ様とファントムは、難波重工からも切られかけていたりして、敵組織としては大分地盤が緩んでいる感じですね。これは最終回までは組織として持たない可能性も結構あったりして。
後半は3都大戦になりそうな気もするし、案外本当にファントムは早期で消える展開もあるかも知れません。

ライダーシステムとナイトローグやスタークのシステムは何が違うのだろうと思っていましたが、ライダーシステムはレベルアップありだけどナイトローグ達はレベル固定って感じってことですかね。それでもまだあっちの方が強いのですけど。
で、ナイトローグとブラッドスタークはシステム的には同レベルの性能ということですが、戦ってどちらが勝つかは中の人次第ってことですね。システムの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!ってやつですね。

戦兎の初変身の様子は戸惑いながらの変身が新鮮でした。マスターの「おかえり」も暖かかったのですけど、全部芝居だった…んですかねえ?

戦兎と龍我のライダー同時変身は良かったですね。とても場所を取る変身ですけど(笑)
あれって、トイレの中だとか狭い場所で変身しようとするとどうなるんですかね。広がったエネルギーのラインでトイレが壊れるのか、あれは単にイメージ的なものなので別に影響無いのか。後者と言う気もしますけど。

海賊電車発射で壁に張り付いている龍我・クローズは笑いました。
変身した状態だと手(グローブ)の指が太くてボタンが押しにくいとかも笑いましたよ。そりゃあそうだ(笑)

オクトパスライトもといタコ電球さんは、これまでのフォームの中でもかなりギャグっぽいデザインですな。パンダや掃除機レベルです。
とりあえず映画ではタコ繋がりでシャウタとコラボして欲しいですな。

20本目が最後の浄化ということで、これでパネル2枚も全部埋まるわけですね。それで何がおこるのやら。
そしてこれで基本フォームのセット(ベストマッチ10種類)が全部揃って、次は中間フォームのパワーアップってわけですね。予告でそれらしい感じだったし。

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2017年12月 2日 (土)

今週のアニメ感想・水~土分(11/29~12/2分)

■少女終末旅行 9話
「地球には人間以外の生き物は存在しない」だとは、本当に終わってるんですねえこの世界。前に食べた魚も今回の施設で死んだものが流れてきたということだろうし、アレは本当の本当にレアケースだったのね。
たとえ人類が核戦争やらで滅んだとしても、Gとか深海の魚なんかは生き残るんじゃないかと思ってましたけど、魚まで滅んでるとかホントに何があってこんな世界になっちゃったのやら。人が深海にまで干渉して制御してたんですかねえ。

人も魚も機械も生きていると言いつつ、魚を守るために巨大機械を壊すことになるのが何ともエゴで切ない気分になりますね。巨大機械よりも魚が優先されたのは、この場合「共感出来る相手かどうか」の差でしょうか。
生命には終りがあるという結論も切ないですなあ。

それにしてもまさか本作で水着回があるとはビックリでした。むしろ全裸回ですが。まあエロさは全然無いんですけどね(^^;

■キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 9話
いろいろな国の巻。
「山賊達の話」、「徳を積む国」、「料理の国」、「ティーの願い」、「美しい記憶の国」、そして、「アニメなあとがきの国」と、まさかの6本立てですよ奥さん。なんてお得!
キノはごくごく短い短編も多いのでこういういろんな話の短編集もいいですね。1粒で6度美味しいですよ奥さん!

と言うか、確かに以前「あとがきをアニメ化したい」とは書いていたけど、本当に実現させるとは思いませんでした。夢を諦めるな!
スロー・コマ送りを駆使しないと読めないよあとがきの国(笑)

山賊達の話は、主人公組が3組とも出るお得な話でした。てか、あのド慎重っぷりでよく長年山賊を続けてこられたものですよあの爺さん。
何十年も経ってるだろうに人の心に爪痕を残している師匠達が笑えますが、そんなだったら足を洗えよジジイと思いました。
ところでキノを遠目でひと目で見て少女だと分かるとは、男の見る目がいいのか、少年っぽく見えて見る人が見ればちゃんと分かる美少女なのかどっちなんですかね。

徳ポイントの話は、本末転倒とはこのことだと思える元大統領でした。子供の頃から人を殺すことを夢見てきたとか、そんな夢は諦めろよ!
てか、見てる人がいないと徳ポイントはつかないんですかね。体育館裏で犬猫に餌をやっても人に見られないとポイントにならないのね。

料理の国は、エルメスの「逃げてー」が笑えました。キノっていわゆる料理ベタヒロインなんですねえ。

ティーの願いは身も蓋も無さがとてもティーです。

美しい記憶の国は、あの普段は冷静なキノが「何も覚えていない」と感情丸出しで本気で悔しがっているのが貴重ですな。
「今までで一番楽しんでいた」キノと言うのを読者・視聴者的にも見てみたいものですよ。

次回は、いよいよ「優しい国」ですか。待っていた話だけど緊張感もあります。

■結城友奈は勇者である -勇者の章- 2話
東郷美森の消失問題、案外あっさり解決。
…したように見えても友奈の胸には何か刻印が残ってるし不穏の種はがっつりありますけどね。何か爆弾を抱え込んだ様子。

壁の外の火の勢いが強くなってるから巫女属性のある東郷さんが生贄になって、東郷さん自身が神樹様に望んだために友奈達からも大赦からも東郷さんの記憶・記録が消えていたということで、良かった、隠し事をする大赦はもういなかったんだ。
それにしても写真からも存在を消せるとは神樹様芸コマですなあ。

新しい勇者システムは、もう身体を供物には要求されないけど、代わりに満開を使うとバリアが無くなりますよと。まあ、わしゆ時代に比べれば(常時ではなくなっても)バリアもあるし必殺技もあるしで改善されてるし、落とし所としては納得のいくものかと思います。
まあ、これでまた「死」の可能性が出てきたのでこの先が怖いですけども。ところでそのっちが話を聞いた大赦の人ってのは先生ですかね。

システムを理解した上で、速攻で満開を使うそのっちの覚悟の決まりっぷりは男前でした。
そのっちや東郷さんの満開に対しての「ずっこくない」も吹きました。東郷さんとかデンドロビウムだし、確かに格差ありますしねえ。

生け贄東郷さんに対しての「久しぶりに会ったらブラックホールになってるなんて」との部長評は吹きました。ブラックホール黒い明日が待ってるぜ!

東郷さんがギリギリ助かったのは「鍛えていた」からだそうで、身も蓋もないと言うか、いいのかそれでという感じですけど、やっぱり体力は大事ですなあ。
火の勢いが安定したからもう生け贄が必要無いというのもなかなかの御都合っぷりでしたが、勇者が迎えに行かなかったら東郷さんを助ける手段は大赦には無かったろうし、基本生け贄に出したらそれっきりなんでしょうねえ。エグい世界ですよ。

■Just Because! 8話
夏目が瑛太を意識していることが大分表面に出てきていたり、小宮が瑛太をデートに誘ったり、デートに向かう最中に3人が一堂に会してしまったりと、三角関係感が高くなってきましたよ。ニヤニヤ。
瑛太としては小宮にお礼として誘われた時点ではデートという認識では無かっただろうけど、当人にデートと書かれたり、陽斗にも「小宮といい感じ」と言われてしまったりで、夏目だけでなく小宮にも意識を向けざるを得なくなってますな。ニヤニヤ。

デートに向かう瑛太が夏目に出会ってモノレールで3人揃う辺りは何ともニヤニヤで楽しかったです。当人達はそれどころじゃないだろうけど。
「ダメって言ったのに」って、それを瑛太の前で言ったら気にしてるのがバレバレじゃないですかね夏目さん。ニヤニヤ。
…と視聴者視点では思うけど、当の瑛太が分かってるかどうかは分からないか。と言うか「都合よく受け取ったら駄目だ」とか思いそうか。

夏目の「ダメ」を意に介していない小宮も面白かったです。そりゃまあ、先週のあれは戦線布告みたいなもので、ダメと言われて従う理由は無いですわな。
小宮の「コンクールで賞とったら先輩に告白する」は、告白してるも同然じゃないですかね。ニヤニヤ。

瑛太が陽斗に「ストーカー受験」の事をバレて、怖いと言われるのは納得でした。うん、そりゃまあ怖いわ。

最後の森川さんはかなり印象が変わっていてビックリでした。まあ瑛太がすぐに気付かないのも無理は無いかなと。
森川さんも陽斗を意識していくといいですよ。ニヤニヤ。

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