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2018年1月 3日 (水)

今週のアニメ感想・火~水分(12/26~1/3分)

■宇宙よりも遠い場所 1話
新番組。
女子高生が南極に行く話らしい、という以外に予備知識無し。

1話を見た感触としては、前半で主人公に軽くイラっと来たりはしたものの面白くなりそうな気がしましたが、「南極を目指す」としてここからどういう方向性になるんでしょうね。
「女子高生が将来南極観測隊員になることを目指す」なら現実路線だけど、「女子高生が女子高生のままで南極に行っちゃう話」だとファンタジーなわけですが。…まあ設定次第か。
最後の「どうやって行くつもり?」「知りたい?」は、まさか「密航」とか言わないだろうなと少し心配になりました(^^;

しらせは前に神戸に来た時に見学に行ったので(→ http://denden-tare.cocolog-nifty.com/denden/2011/09/post-2d5f.html)感慨深いものがありました。実際にはいろいろ大変だろうけどロマンがありますねえ。

■Just Because! 12話
最終回。
MBSだと来週まで飛ばされるのでBSフジで視聴。
ちなみにレクーダーの番組表だと、MBSの最終回は本来の金曜深夜ではなく日曜深夜(1/8 2:20)に移動しているようで、うっかり見逃す人が出そうですよ。扱いヒドいなあ…;

最後は合格発表から卒業式を経て大学入学後の春まで、でしたが、ハッピーエンドだったと言っていいのだろうけど、どうもモヤモヤするなあと。
「1ヶ月も未読」だったら「電話しろよ」と言わざるを得ません。春に大学で出会うラストシーンをやりたかったのだろうとは思いますけど。

あのまま「中学裏手の丘」でスレ違ったままで終わったらどうしようかと思いましたよ。秒速が5センチメートルですよ。
恋愛は相性が良くてもタイミングを逃したらそれっきりということもよくあるのだし、もっと押せよとは思ってしまいました。
本作ではたまたま上手くいったけど、「結果オーライ」ではなく瑛太にはもう少し能動的に頑張ってほしかったですよ。そういうキャラだからと言われればそれまでですが。
でも、それはそれとして、ずっと冬を描いてきた話で最後に春に切り替わったところはハッと出来てよい見せ方だったとは思います。

瑛太と夏目の受験事情を知ってた陽斗と森川も「教えてやれよ」とも思いましたけど、まあ、瑛太が落ちて夏目が合格したなら放っておいても同じ大学で出会うってことで、放置したのも分かります。あんまり余計なお世話を焼くものでも無いですし。

瑛太と陽斗の最後の野球勝負は1話を彷彿とさせていいシーンでした。結局その後夏目と会えないままで告白失敗する辺りも1~2話を踏襲しちゃってるのがご愛嬌ですが(^^;

小宮とのシーンは、小宮が振られるのは見ている側にも小宮本人にも分かっていましたが、きっちりと振って振られて泣いての2人には潔さを感じました。
小宮は序盤は迷惑な子だと思ったけど、最初から「瑛太→夏目」を分かっていて、あの卒業アルバムを作ったりとかいい子ですな。
あと写真部男子2人も空気の読めるいい奴らかなと。金賞を取れたのも「小宮が撮った写真」ではなく「小宮を撮った写真」だった辺りのヒネリはニヤリとしました。

ただ、瑛太-小宮の描写はかなり濃く描いていたのに対して、瑛太-夏目の描写が全体的に不足気味で、もうちょっとメイン2人の関係を魅力的に描いてほしかったとは思います。「…駄目」は凄く良かったのにその後が物足りないんですよね。

陽斗と森川は地に足をつけてこれからも付き合っていってくれそうで良かったかなと。

ともあれ、見ていて時折「もうちょっと踏み込もうよ」と思ったりする場面もありましたが、一歩引いた抑えめの視点が本作の魅力だったとも言えるので、これはこれでいい最終回だったかなと。いい作品でした。

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