今週のアニメ感想・金~土分(12/14~15分)
■ゾンビランドサガ 11話
まさか今回もシリアス引きのままで終わるとは。
そして素のさくらがここまでネガティブだったのがビックリでしたが、その人生を聞けば確かにネガティブになるのも仕方のない不運さではありました。確かに持ってねえ;
次回で最終回ですがどう締めくくってくれるのか。大団円で終わってくれる…とは思うのですけど。
ネガティブさくらに対して1人1人面接失敗して、いよいよゆうぎり姐さんの出番か…、というところで不発でしたが、あの出撃風景は特別感がありましたけど(見守ってる各人の反応がバラバラで楽しい)、さくらと会えていても多分ダメだっただろうなあ。
ところで今回出てきたバーのマスターはゆうぎりの事を知ってる感じでしたが、“昔の人”でゾンビィなんですかね?
ゆうぎり回が無かったのは話の根幹に関わるからとか?
巽は生前のさくらと知り合いだったのではと思っていたのですけど、少なくともさくらの方は巽を知らないようで。
…10年で巽が成長してるから分からないという可能性もありますけど、少なくとも姉弟・兄妹説は無さそうですね。さくらの過去にもそれっぽい影が無いですし。ふーむ。
ともあれ、持ってないさくらに自分が持ってるからいいと言い、「お前を絶対見捨ててやらん」と啖呵を切る巽は格好良かったですよ。それでもまださくらには届いていない感じですが。
あと、たえちゃんの謎はやっぱり解けそうにないかなと(笑)
■からくりサーカス 10話
金銀とフランシーヌの昔話にルシールの過去話も加えて、過去が一気に語られるの巻。
フランシーヌの最期は悲劇でした。兄弟のすれ違いは、きっかけとしては兄の方が先に弟を裏切ってしまったためとは言えますが(恋愛に先着順は無いとは言え、銀の抜け駆けっぷりは無自覚でもヒドかった。恋愛経験値ゼロで仕方ない面はあるかもですが)、
しかし、フランシーヌを誘拐して、自動人形で村人を惨殺してと、教会以後の金の行動が酷すぎて酷すぎて、やっぱり同情は出来ないなあと思っちゃいますね。
「お前が気付かなかっただけだ」と兄に去られるところは悲劇的だったのですけど、今回はルシールの過去話で続けて「その後の銀の酷さ」が描かれちゃったので余計にそういう印象になってしまいます(^^;
ともあれ、キチガイじみた金の演技は気持ち悪くて最高でした。
最古の四人の惨殺カーニバルは、あれでどう笑えと言うのか金の感性が謎ですねえ。ギャグセンスないよ金さん。ところで「最古の四人」と書こうとすると「サイコの四人」と変換されてしまいそうになるけど、まああまり問題は無いか。
ところで笑わないからとフランシーヌ人形を捨てる白金には天馬博士イズム(もしくは成原博士イズム)を感じます。
銀の柔らかい石創造は、説明が省かれたので凄くあっさり出来ちゃった感じになってしまったのはちょっと残念です。
過去編は割とちゃんと描いてくれましたが、現代パートに戻った途端の高速展開はやっぱり凄かったです。
楽しみにしていたパンタローネ様の(久米田先生もネタにした)インパクトある登場シーンが無くなってしまったのは大変に残念でした。チャイナ・ホーのカットは仕方ないけど、登場シーンだけでも人形達の頭の上に乗っていてほしかったよパンタローネ様( ノД`)
そして、同様に楽しみにしていた師父の超活躍やパンタローネ様の強敵っぷりのカットも超残念でした。登場して数秒で岩にめり込むパンタローネ様が強者感ゼロで泣けますね(´;ω;`)
次はもうサハラなんでしょうか。
■やがて君になる 11話
生徒会合宿でそれぞれが悶々としたり、姉と同級生の生徒会OBの話で知らない姉の姿を聞いたりするの巻。
「姉の話」の下りはまんま作中の演劇とリンクしてますが、演劇自体も含めて七海先輩のメンタルダメージが大きそうですよ。「あんまり似てないな」という悪意皆無の言葉がキツそうだ;
やがて姉になろうとしたのに、生徒会での姉の姿が自分の知る姉の姿と違っていたとは、七海先輩的にアイデンティティがクライシスです。帝国です。
自我がグラついてる七海先輩に対して、実は姉を亡くした事情を知っていた沙弥香先輩が踏み込んじゃいましたが、優しくされるとアウトな七海先輩には逆効果に思えて不穏だなあと。
まあ表面上は何も変わらないのだろうけど、「沙弥香ならいいよ」が逆に不穏にしか聞こえなくて困ります。
沙弥香先輩が大浴場に欲情していたのは笑いました。浴場とか寝る時とか女子3人それぞれのやましい思惑が見応えがあると言うかなんと言うか。
女子3人で泊まっていて3人とも百合(侑は完落ちではないかもだけど)なのが凄い。
■ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 11話
ナランチャVSホルマジオ戦決着。
記憶がおぼろげだったけど結構長い戦いだったのね。アニオリの暗殺チーム描写やナランチャの過去を挟んだためでもありますが。
ナランチャの過去は、ボロボロだったナランチャを連れてきたのがフーゴだった辺りが現在の関係性からして感慨深さがあるかなと。まあフーゴは(略)
大炎上に巻き込まれて目とかおかしくなってるホルマジオとの決着が鬼気迫る感じで迫力があったかと。あそこまでして戦うホルマジオの執念が凄いですよ。
言葉通りに金のためも大きいだろうし、ソルベとジェラートの事もあったのでしょう。仲間云々の次元の話じゃないとは言ってましたけど。
ホルマジオは最期の「これからはもっと……… しんどくなるぜ…… てめーらは……」の言葉も敵として格好いいなあと。
ところで、身体が小さくなるとスタンドも小さくなるのは、ラバーズ戦とかを思うとちょっと不思議な気はします。身体が小さいネズミでもスタンドはそれなりの大きさだったりとかもありましたし。まあ、考えてもしょーがないのですが。
あと、娘のスタンド能力が分かればボスの能力も分かる理論は、そんなことはないよなあと(^^;
血族間でスタンド能力が似る場合もあれば、似ても似つかない事例もありますしねえ。
ところで本作で蜘蛛が出ると、描く時に味を確かめたのだろうかとか思ってしまいますな。
「トリッシュを運ぶための安全な乗り物」が本当にヘリコであったなら、間違いなく墜落していただろうと信頼感を感じました。
■色づく世界の明日から 11話
瞳美を未来に返さないとヤバイことが判明するの巻。
時間魔法が永続的な効果は無いということで、この世界に残るエンドは無いわけね。
これまでなかなか話が進まない…と言うかじっくりやってるなあと思ってましたが、未来に帰るタイムリミットが出来て盛り上がってきたかなと。
煮えきらなかった恋愛模様も燃え上がった感じですね。ラストの窓の光と紙飛行機で通信しての2人の巡り合いは切なくて良いシーンだったかと。
しかし、「色」のこととか解決してないままだけどどう終わるんでしょうね。色が未解決のままで未来に帰る事になったら、未来の琥珀は何のために瞳美を過去に送ったんだよという事になりますし、解決するのだろうとは思いますけど。
■新幹線変形ロボ シンカリオン 49話
忘年会が終わったら次はクリスマス会。運動会や海水浴や社員旅行もあったし、福利厚生凄いなシンカリオン。
先週に続いてセイリュウを着々と攻略していく上田アズサが素敵です。そしてそれもハヤトのためという。嫁度と言うかヒロイン度の急上昇っぷりが凄いよ上田アズサ。
またキトラルザスがケーキで籠絡されてしまったのはちょっと笑いました。スザクにもケーキ食わせようぜ!
完全にこっち側に来そうなセイリュウに対していい感じの距離感を保ってるスザクですが、トラメ達を警戒しつつも今回はセイリュウの居場所を探るダシにされちゃったりしたので、今後のスザクがちと心配ですな。なるべく生き延びて欲しいところ。
ぐるぐるメガネのジョージくんにハヤト達は気づかないのかよ!、と思ったらきっちり分かってくれていて良かったですよ。気付かないわけないよなあ。それにしても部外者入り放題だな超進化研究所。
クリスマスを知らなかったり、クリスマスプレゼントに巨大ロボをもらって喜ぶシノブ(一応間違いではない)は可愛かったです。
山下さんには笑いました。あのCMを知ってるとは何歳なんだハヤト(^^;
CMの再現っぷりも最高でした。CM内でのフタバさんと本庄さんがいい感じと思ったら、次回はフタバさんの婚約者登場ですかー。とりあえずガンバレ本庄さん。たぶん誤解オチとかだと思うけど。
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コメント
ゾンビランドサガ。
やっぱりほーちゅうさんじゃないかーい! いやー、ずっと「デスおじの声って、大塚芳忠さんに似てるよなぁ、でもキャストの名前違うし、親戚か?」と思ってたんですが、今回マスター役で芳忠さんの名が。とすると、今までのデスおじも、あれは芳忠さんが別名義で演じてたのに違いあるまい。三石さんの???といい、変なトラップを仕掛けてきますなぁ。
あのニュージョフクのマスターは、徐福の関係者、不老不死の仙人なんですかね、ゾンビなんですかね、鶴見中尉なんですかねぇ。ゆうぎり姐さんとは幕末からの知り合いっぽいし。あれが土方さんだったとしても、もう驚かないよ(腰抜かすよ)。
ネガティブさくらは、悪しき記憶のなせるわざであり、そういう記憶が無い素のさくらは、やっぱり基本前向きな子なんでしょうね。あんなに不運続きなのに、事故で死ぬ直前まで何度もポジティブにやり直そうとしてましたから。
さくらの記憶が無かったの、もしかしたらわざと幸太郎さんがそのように処置してたのかも。記憶を残したままだと、今回のようになるのは目に見えてたから。
アイドル達が次々と説得に失敗し、最後にプロデューサーが出てくるという構図は、純子ちゃんストライキの時と同じですが、今度はどうなるか。また巽が解決してしまうのか、それともアイドル達がさくらを救うことになるのか。
そして、2期を、2期を。
投稿: ふよん | 2018年12月15日 (土) 18時46分
>サガ
声優さんネタは分からないですがそうでしたか。
マスターが不死者なのかゾンビィなのか謎ですが、皆をゾンビィにする術をもたらしたのはあの人っぽいですね。
さくらは、記憶が無い状態では普通に前向きでやることも(先週空回るまでは)上手く行ってたので、これまでの失敗は「頑張りすぎて前しか見えなくなる」のが失敗のもとだったのかもと思えました。それで横から車に轢かれてますし。まあ、「具合の悪いおばあさん」の件は完全に運としか言いようがないですが。
2期はあるといいですねえ。ゾンビバレエンドや成仏エンドでなければ可能性はありそうです。
投稿: でんでん | 2018年12月16日 (日) 14時20分
>ゾンビ
佐賀県には中国は始皇帝の時代に不老不死の秘薬を求めて徐福がやってきてフロフキ(不老不死の訛りとされる)なる植物を見つけたという伝説がありまして、先週の居酒屋が「徐福庵」、今週のバーが「ニュー徐福」なあたり、ゾンビィと言われてる者達はフロフキ由来の不老不死化なのかもしれません。
ゆうぎりはんとか死体どっから出てきたのよって感じですし仙術によるなんやかんやがあるのかもしれませんが、個人的にはこの辺は設定だけ匂わしといて語らない(ストーリー的には重要でない)ことかなと思います。
バーの人が生前ゆうぎりはんを知ってるみたいな口ぶりですから、巽なりこの人なりが徐福本人か全員まとめて徐福の弟子あたりなのかもしれませんが、これもまた語られなさそう。
それはそれとして、さくらが目覚めたとき真っ先に飛びついてきて拒否されてしょんぼりしてる犬……いや山田が可哀想でした。
というか、なんか山田ここ何話かほとんど犬そのものになってません? 二足歩行あまりしなくなってるような。ステージではまともに踊れるのに……
いや犬も教えればダンスはできる……?
投稿: | 2018年12月17日 (月) 10時02分
>ゾンビ
徐福の話はぼんやりとは知ってた気もしますが、佐賀に来た説があるんですねえ。本編ではその辺りの説明は無さそうかなとは自分も思います。
ゆうぎりは案外ずっと前からゾンビィとして活動してきたのかも…などとも考えたりしました。1話の自我が無い状態はカモフラージュ…なんてことをする意味も無さそうか?
たえちゃんは観客からどう認識されてるのだろうと思いますが、「ああいうキャラ」として受け入れられてるんですかねえ、やっぱり。
投稿: でんでん | 2018年12月17日 (月) 21時38分
からくり>なんだかんだで銀も自分の抜け駆けの酷さに気がつきましたし、それを持っても相殺不可能な金の悪辣っぷり、銀も酷いと二人の非道な面がたっぷり放映されていて良かったです。
ただ、他の尺の影響は感じました。
投稿: 名無し | 2018年12月21日 (金) 11時44分
>からくり
本っ当ーに迷惑な兄弟喧嘩ですねえ。
尺は…、師父の格好良さとパンタローネ様の強さが丸々カットで残念でしたが、考えてみるとアルレッキーノも登場話削られてるんですねえ。
投稿: でんでん | 2018年12月21日 (金) 23時56分