今週のアニメ感想・月~火分(1/21~22分)
・モブサイコ
なかなか重い話でした。無責任な視聴者の立場では「あのクソ依頼者ども懲らしめられればいいのに」とか思っちゃいますけど、モブがそれをやってしまったら確かに取り返しつかないものなあ。
■上野さんは不器用 3話
前半はモザイク北長さん登場の巻。露出狂かと思ったけどそういうわけではないらしく、触られそうになると照れるのね。案外普通だ。
上野さんが悩んでると気遣ってるらしいところも案外普通にいい子でした。つーかクラスではどんな感じなんだ上野さん。
まあ、全裸のままで帰っていく辺りは全く普通じゃないけど。
田中は誰に対してもデリカシー皆無なのだなあ。
後半は銀河の水で間接キス失敗の巻。上野さんが空回ってるとなんだか安心するようになってきたような。
Gレコの水の球並の超技術ですな。
■どろろ 3話
今回は百鬼丸の育ての父・寿海さんの過去話。
寿海さんの過去の罪が重いですよ。命令によって嫌々だったのだろうけど(それで身投げしてしまうまで追い詰められてるし)、それでも自分が手を汚してやったことには変わらないのが辛いなあ。助けた弟子にも憎まれて去られてしまうのがまた切ない。
しかし、最初は寿海さんを殺そうとしていた弟子も結局は手をかけずに去った辺り、恩義や憎しみきれない部分はあったのかなあ。(出来ればあって欲しい…)
身体を奪われて捨てられた赤ん坊の百鬼丸を助けたことで寿海さんも救われて生かされたのでしょうけど、生きるために戦いの術を教えたことで百鬼丸が相手を殺すことに躊躇いの無い戦闘マシーンと化してしまったのがまたまた辛い;
百鬼丸は痛みを知らなかったために、他者の痛みも分からなかったわけですね。前回ラストで取り戻したのは痛覚(と言うか触覚?)だったようですが、痛みを知ったことで百鬼丸がどう変わっていくのかが注目かなと。
現時点ではちょっと想像出来ないですが、EDのように笑えるようになった百鬼丸が早く見たいですね。
ラストで足を火傷したのにもう一度火を踏む百鬼丸は、たとえ痛みでも新鮮な感覚で、生の実感を感じたりしたんですかね。
寿海さんと百鬼丸は意思疎通が出来ているかも分からない状態だったと言いますが、別れの場面で寿海さんの顔に触れようとする百鬼丸からは確かに絆はあるように思えました。
百鬼丸に「何もしてやれなかった」と言ってたけど、そんなことは無いよなあ…。
寿海さんの凄惨な過去はアニオリでしたけど、寿海さんがああいう人になって百鬼丸を育てることになった由来として納得のいくもので見ていて引き込まれましたよ。
百鬼丸の生い立ちに並行して、弟の多宝丸の生い立ちも描かれていくのが対比的で印象的でした。百鬼丸には非道いことをしたバッテン父・景光も多宝丸への愛情は普通にありそうなのがやるせないですねえ。
旅立ちの前の時点で百鬼丸は「右足」は取り戻していたんですね。むしろそれが旅立ちのきっかけだったわけですが、皮膚が無い状態なのが生々しいですよ。
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