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2019年1月13日 (日)

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」第二章 II.lost butterfly(映画)

(須藤友徳監督)

ヘブンズフィール第二章観てきました。
第一章は2017年10月だったので1年ちょっとぶりですね。なお第一章感想はこちら

第一章の時と同様、2004年以来15年ぶりにHFのストーリー(の中盤)に触れたので、かなり記憶が曖昧なところもありましたが、前回ラストでセイバーが奪われ、今回でバーサーカーも倒れ、アーチャーも片腕を士郎に残して消えてと、
どんどん状況が悪くなっていく辺りが見どころでした。そして桜のために士郎がこれまで求めた目標と決別するまで追い込まれるあたりの意地の悪い展開がとてもstay nightとしての集大成と思えて面白かったですよ。

エ口い展開が(そこまで直接的ではないけど)きっちり描かれてちょっとビックリでした。今確認するまで認識してなかったけど、PG12指定されてたんですねえ。なるほど。
Twitterで「親子で観に行って気まずくなった」との書き込みを観たりしたけど、Fateって親子で観に行くようなコンテンツだったのかとビックリでした。
まあ親世代が当時からのオタ世代だったら親の方もエ口は承知済みなのではと思いますが、最近親子でFGOをやってるとかだと分からんですねえ。自分はそっちはやっていないのでよく分かりませんが。

図書室での桜の正体バレのバトルや、城でのバトルは見応えがありました。何度も骨になって復活するバーサーカーが痛々しいと言うか、セイバーさんは味方だと頼りないのに敵に回ると本当に恐ろしいなあと。
まあ士郎がマスターの時だと魔力不足で苦戦しがちになるのは仕方ないのですが。そして慎二は(同情すべき点はあっても)やっぱり心底クズだなあ…。

メルヘンチックな桜の夢っぽい場面からのバイオレンスは分かっていたけどインパクトがありました。一見かわいい映像の意味が恐ろしい。
一般市民や会社員やらが消えるあたり、士郎が桜がやってる“悪”を許すというのがいかに重いことかが、映像だとダイレクトに伝わりますねえ;
それでも見ていると桜を救って欲しいと思えてくるのがいい出来かなと。

藤ねえが桜に切嗣の話を語るところで、すぐ側でイリヤが聞いていたのは心に来ました。イリヤが藤ねえに対して「誰?」と言うのはちょっと笑っちゃいましたが。ある意味パートナーなのに(笑)
今作ではイリヤが士郎の味方をしてくれるのがなんとも救われます。

それにしても、三部作の真ん中で“溜め”の部分だから当たり前ですが、早く「第三章が見たい」と思える映画でした。次は来年の春ですか。待ち遠しいですねえ…。

公式サイト

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