今週のアニメ感想・水~土分(2/27~3/2分)
・モブサイコが衝撃のラスト過ぎた…。マジなのかアレ;
■からくりサーカス 19話
今までの謎がいよいよ解けっぽい感じで、ディーン・メーストルにして才賀貞義の野望が明らかになるの巻。
アニメであらためて見ると、本っっっ当ーーーーー、にクソ野郎だな貞義!
クソ身勝手な事情で自分をダウンロードするために勝を作ったり、父親に化けて37歳(実質7歳)の幼女を洗脳したりと本当に安定の最低っぷりでした。いったいその正体は誰なんだぜ!?(棒読み)
以前のしろがねの回想でも出た正二おじいちゃんの正体が貞義だったことが分かった辺りは原作で読んだ時もショックでしたよ。全ての黒幕過ぎる;
この腐った根性をよくまあ何十年も誤魔化せたものですよ。
しかしまあ、当時も思っていたけど、生命の水やダウンロードで記憶や人格を転送したとしてもやっぱりそれは別人だよなあとは思います。
エレオノールとルシールは長年一緒にいたのでしょうけど、互いに祖母と孫だとは分かってなかったのかと思うと切ないなあ。
ルシールが本当に何も勘付かなかったのかは謎ですが。
ところで今のタイミングで勝でしろがねと会っちゃったのはいいのかね…と思ったけど、過去編を割とじっくりやってくれてる=残りの尺が無くなっているわけで、ここから大胆な構成の変更があるのかもですね。
■約束のネバーランド 8話
さらばシスター・クローネ。
前半はクローネがママとグランマに排除される展開でしたが、「いただきます」と「ごちそうさま」のタイミングがとにかく極悪でしたよ。
クローネの走馬灯と言うか過去をじっくり見せてくれたのは良かった…、のかなあ。
ともかくクローネはいいキャラでした。
後半はママにレイが捨てられエマが折られてノーマンが排除される展開。ママこえぇ…
ママとの「話が通じない」っぷりが凄かったですが、ママが子供達を愛しているというのも紛れもなく本気なのが世界の闇が深いですよ。
そして、さらばノーマン。
■トクサツガガガ 7話
最終回。
激ヘビーな母娘喧嘩と言うか母娘決別が見ていて辛かったですが、最後は割とフワッと解決した感じになっちゃったかなと。尺の問題かもですが。
普通はあれだけやりあったら修復不可能では、とも思っちゃいますが、まあ完全に切り捨てるのも難しいですよね。
先週ラストのお母ちゃんがやったことは娘がブチ切れるのも当然なヒドいことなんですが、嫌われていたと言われて沈むお母ちゃんを見せられるとこちらまで罪悪感を感じるのがズルいと言うか辛いやね;
人前で大人の娘を引っ叩いておいて、自分が引っ叩かれてショックを受けてる辺りは何というか「想像力って大事だなあ」と思いました。やり返されないと自分がやったことに気付けないのね…。ぶっていいのはぶたれる覚悟があるやつだけですね。
仲村さんの個人的な気持ちの決着を「(たとえ一時忘れても)好きな気持ちは無くならない」「自分も母を傷つけていたかも」として描いたのはいい感じに収まったかと思います。
和解するにはお母ちゃんからの歩み寄りも必要でしょうけど、ジュウショウワンを観ていたりもしたし、一応は理解しようとし始めてくれたんですかね。
あの母娘喧嘩と言うか母娘戦争の後で、仲村さんがお店でちゃんと2人分食って帰ったらしいのは吹きました。てか、あの場の店員や近くの客のの立場にはなりたくないなあ(^^;
ダミアンの「小3だと特撮卒業しなきゃダメかな」は早すぎると思いました。(私):「いや、そんなこと言ったら私なんて;」
そして、自分のお母ちゃんも説得出来ないのに他人の親の説得なんて、まあ出来るわけないよねえ…;
「小3で特撮卒業」から、「高校時代は特撮を卒業していた」に繋げて、「好きな気持は無くならない」に繋がる流れは美しかったですよ。
自分も、大人になってからしばらくは、アニメとか、漫画イラスト描きとか、離れた時期もあったけど結局は戻ってるなあ…(^^;
そして本作のラストが「2月」でジュウショウワンのラストにも繋がったのも美しかったかと。リアルな時期的にもタイミングが良くて良かったですな。ルパパト終わったばかりですし。
そしてエマージェイソンの最終回がなかなか重く切なくもいい終わり方でしたよ。てか、昔の特撮って割と重い終わり方が多いような気も。
「人の記憶は不安定だけどとても不思議だ」「何かのきっかけがあれば何度だって思い出せる」「きっと僕らはまた会おう」とか、いい言葉だなあ…。
ところでエマージェイソンの画面比は4:3じゃないんですかね。16:9でVHS再現とは思えない綺麗な映像は、記憶に磨きがかけられた「イメージです」と捉えちゃえばいいか。
それともよく分からないけどVHSでも16:9で対応出来るんですかね?
少し気不味くなったかに見えた吉田さんの事情が想像以上にしょーもなくて笑った…と言うより救われました。
そして、「VHSデッキが無い」と聞いて、わざわざVHSデッキを押し付けに来る吉田さんがヒドい(笑) またえらく分厚いデッキだし(^^;
VHSデッキは、自分は一応残しちゃってますねえ。もう10年以上使ってないので使えるかどうかも分からないけど。
大人になってからの「友達」宣言はホッコリしました。そして北代さんも友達ですよと言われて「ついでみたいに言わないでくれる?」な北代さんの立ち位置がいいなあ。
面白く笑えて心に刺さるよいドラマでした。原作も今3巻の途中まで読み進めてるので続きが楽しみです。
■ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 21話
裏切り決断編 後編。
やや先のネタバレ注意。
未来を読んで時間を消し飛ばすキング・クリムゾンが本当にチートですな。
ところで同時から疑問だったけど、時間の消し飛ばしはやっぱり全世界・全宇宙規模で起こってるんですかね。
ジョルノやフーゴやアバッキオだけでなく、やった記憶が無いのに行動が完了してる違和感を感じる人がたくさん出そうですよ。「その時スデに行動は終わっているんだッ!」
やった覚えのない仕事とか原稿とかが気がついたら終わっているならいいなあ…、と思いますが数秒くらいじゃ意味が無いな!
ところで、キング・クリムゾンの額の顔が結構顔芸していて楽しいです。
自分の正体バレに繋がるから娘を殺そうというボスに対しては、「避妊しろよ」と言わざるを得ません。「未来という目の前にポッカリ開いた落とし穴」も、やっぱり数秒しか未来を読めないんじゃ回避しきれないよな!
ボスがブローチ亀に吸い込まれるところはちょっと笑いました。魔封波だなあ(笑) 尻のブローチに気付いてなかったのねボス。
亀の細胞をブローチに植え付けて生命を与えたからと言って、スタンド能力まで複製出来てるのが凄いですな。
あんな対応困難なチート能力相手に、ボロボロになりながらジッパーなんてシンプルな能力で立ち回るブチャラティは格好良かったですよ。ジッパー移動、便利でいいですね。
手を貫くレベルで釘が地面に飛び出してるのが恐ろしいですな。そして手の痛みにも気付かないブチャさんは、(明確な説明は無いままだったけど)やっぱりゾンビになってしまったんですかね。じゃあ、とりあえずアイドルになってイタリアを救うしかないな!
ブチャラティの身体の異変は、やっぱりジョルノの能力のせい(おかげ)なんですかねえ。
ボスを裏切ったブチャラティに皆(フーゴ除く)が付いていくことを決めるのは名シーンでした。特にラストの泳ぐナランチャのシーンはいいですねえ。よくボートに追いつけたと言うか、ジョルノに気付いてもらえてよかった!
でも、「ボスが娘を殺そうとしたから裏切った」と言うけど、実際は(麻薬の件での怒りで)それ以前から裏切ろうとしてたのですが、その辺の真意も結局は語られなかったなあと。
まあ、どちらにしても「正しいと思ったからやったんだ」で違いは無いですけどね。
ブチャラティに付いていく(フーゴ除く)事についてツンデレなアバッキオに、博打打ちなミスタに、怖いけど勇気を振り絞ったナランチャにと、それぞれのスタンスで見せてくれるのが楽しいですよ。
ただ、アニメで見ると「(裏切り者認定されたのに)島を離れないで、あれだけ長々喋ってて大丈夫かなあ」とは原作以上に思ってはしまいます(^^;
フーゴさんはご苦労さまでした。まあ、あれもある意味普通な感覚とは言えるしなあ。
今回のアニメで(ちょこちょこ要素は入れてる気がするけど)恥知らずまではやらないでしょうけど、そのうち恥知らずもアニメ化して欲しい気はします。
ところでフーゴはOP・EDから消えるんですかね。次回は特別番組だし、その次辺りで新OPに変わりそうですし。
■新幹線変形ロボ シンカリオン 60話
上司2人のためにみんなが頑張るの巻。
スザクはどうなったかと思ったら、別に超進化研究所側に来たわけでは無かったのね。まだ鍋食べてなかったのか。今回でケーキは食べたはずだけでお感想を聞きたかったですよ。
大人が行く隠れ家風バーでの本庄さんVSスザクは笑いました。本庄さんがスザクに太刀打ちできる気がまったくしなかったけど、頑張ったよ本庄さん。
失った仲間を好きだったのではとの本庄さんの言葉にスザクも感じるところがあったようで、協力はしてくれたけど作戦は半分失敗って感じですかね。
スザクが嘘をついたとかじゃなくても、セイリュウと通じてるスザクの言うことをカイレン達も素直にそのまんまは受け取らない出そうしなあ。
本庄さんとフタバさんのラブコメは思ったほどには進まなかったかなあ。
ペンギン総司令長の「私が責任を取る!」は以前にも見せてくれていたシーンでしたが、こういうシチュエーションでしたか。どこまで行ってもギャグキャラだなあ。
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コメント
>からくり
肉体的には別人ですが…元々の人格は上書きされてますのでどうなんでしょうねぇ。ラストの「元の肉体複製」はまあ、同一人物と言ってよさそうな気もしますけど。
クローグ村のマリーとタニア(でしたっけ?)が(回想ででも)出てくるとは思いませんでした。てっきり削られたままかと。
>ネバラン
足折られる音が痛そうで「うぁ…」となりました。あのペンのシーンがそのまま残るってことは…2期を期待してしまいます。
>ジョジョ
額の顔の方まで「ぐぬぬ」になるとは思いませんでした。フーゴへの補完として、ところどころオリジナルのセリフが入ってますが「恥知らず」をDVD&Blu-rayに追加する…とかあるんでしょうか。
釘が手を貫いていましたが、子供の頃釘を踏んづけて足の甲まで突き抜けた事を思い出します。当時痛みより驚きが大きかったのですが、ブチャラティは単にもう痛みを感じてないんでしょうねぇ。
ところで「下半身が裸の大将」も危険なニオイがします。
投稿: | 2019年3月 2日 (土) 17時58分
ケムリクサのドコまでが本編わかりにくいという、CMカット殺しだね、アレ
投稿: 通りすがりの・・・ | 2019年3月 3日 (日) 03時13分
>からくり
別人と言うか結局はコピーで本人の意識は元の身体が死んだ時点で死ぬよなと。
あと、エレオノールが(勝も)記憶に乗っ取られないように周囲や本人が頑張ってるのと対比的かなあと。
マリーとタニアは現代時系列では出番カットでしたが、見返してみると4話のエレオノールの回想では一応出てますね。
>ネバ
足折りはうへぇと言う感じでした。痛そう;
どこまでやるんでしょうねえ。
>ジョジョ
アニオリの「正しい馬鹿にはなれない」はフーゴの苦悩が伝わるいいセリフでした。
露伴みたいに円盤特典でやってくれれば…とか期待しちゃいますけど、恥知らずをアニメでやろうと思ったら結構なボリュームがいりそうだし特典では厳しいですかね。
足に釘は…それはキツイですね;;;
下半身が裸の大将は、ランニングだけになってしまいますよ( ノД`)
ケムリクサは、そうでしたっけ?
それはそれとして録画してチャプターが上手く切れてない作品は面倒です。
投稿: でんでん | 2019年3月 3日 (日) 09時56分
からくり>柔らかい石は自身が溶けたんだから、生まれ変わりと考えてもいいような気もしますが、ダウンロードは同時に存在してますからね。
偽正二がいるという事はあの事件の時点で分かってたんだから、ギイには柔らかい石を持つエレオノール周辺をもうちょい警戒して洗脳を防いでほしかったですね。自分から提案した何年もかけた作戦なんですし。いや、仕事あるから仕方ないのも分かるんですけど。
黒賀村を飛ばすと、勝の実力もですが、覚悟や言葉に説得力が無くなる気がするんですよね。しろがねに知られずに戦ってた勝だからこその説得力があったはず。
ジョジョ>フーゴで一番不憫だったのは頭が良い設定にも関わらず、敵の能力を見抜いたりボスの指示を受ける為にどうすればいいかなど頭を使う場面をジョルノに取られてばかりだった事だと思います。
投稿: 名無し | 2019年3月 5日 (火) 00時42分
>からくり
偽正二のことはもっと早く警戒しておくべきでしたねえ。
黒賀村を飛ばすと確かに勝の経験値が足りなくなり過ぎる気はしますがどうするんですかね。
>ジョジョ
つくづく不憫としか…(^^;
投稿: でんでん | 2019年3月 5日 (火) 23時07分