ゴジラキング・オブ・モンスターズ(映画)
(マイケル・ドハティ監督)
令和ゴジラ(違)観てきました。人間ドラマの家族パート部分は正直あまり感情移入出来なかったですが、怪獣大暴れお祭り映画として楽しかったかと。
今回メインのゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンのそれぞれが美しくも強大に描かれていて良かったですよ。荘厳と言ってもいいくらい。
怪獣4体にそれぞれ見せ場があって良かったですが、人間から見た時の恐ろしさと、怪獣の中の一体として見た時の小物な三下チンピラ感とが両方描かれたラドンさんが大変素敵でした。このスネ夫め。
人間の戦闘機相手の圧倒的な戦闘シーンは「絶対に飛行機に乗ってる時に遭遇したくない」と思える怖さが存分に描かれていて素晴らしかったかと。大回転飛行いいですねえ。
なのに、怪獣戦だとモスラ相手にイキがって突っかかって腹パンで穴を開けられて、最後にはゴジラ王にひれ伏してる扱いのヒドさが笑えます。
対してモスラさんの聖人(聖獣)っぷりと来たら…。まさにヒロインでした。
それにしても今回のモスラさんは羽の広げ方が美しいですな。脚が長いのはちょっとキモいですが、脚を攻撃にも使えるのはビックリでした。
キングギドラさんは圧倒的なヒールっぷりが素敵だったかと。三つ首それぞれの個性とかもう一度注意して見直したいですねえ。
こちらも羽を広げた時の巨大さが素晴らしかったですよ。
しかし首を食われながら消滅していくのはなかなかエグいですな。
ゴジラは怪獣王と呼ばれたりしますけど、ゴジラ映画をそれほど観てきたわけでも無いのですけど、今回のゴジラは作中でも見事に「王」として描かれていてちょっと驚きました。ラストで怪獣達に跪かれているビジュアルが凄い絵です。
次はゴジラVSキングコングらしいのですけど、「キングコング: 髑髏島の巨神」は今回のゴジラを観た後で、録画しておいたものを観たのですけど、
面白かったしコングも格好良かったけど、強さの描写は人間では太刀打ちできない超強大な怪獣の王として描かれたゴジラに対して、コングは人間の兵器でもダメージを負ったりしてるのですけど、勝負になるのかなあと;
全長も「コング:31.6m」で「ゴジラ:119.8m」と3倍以上ゴジラの方がでかいのですが。
まあ、コングの方は時代設定が1973年で、ゴジラは1作目が(多分)2014年、今回が(多分)2019年なので、40年以上経ってコングが更に成長はしてるんでしょうけどね。…同じ個体とは限らないですけども。
| 固定リンク
コメント