« 今週のアニメ感想・日追加分(7/28分) | トップページ | 週刊少年ジャンプ35号感想 »

2019年7月28日 (日)

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(映画)

(田﨑竜太監督)

■ジオウ夏映画観てきました。
いやあ…、一言で言って「凄かった…」

以下ネタバレ注意。

うん、もの凄かったです。凄まじくカオスでメタメタで滅茶苦茶で好き勝手でやりたい放題で大爆笑(あれ?)な映画でした。ライダー映画を観て肩を震わせて笑わされるとは思わなかったですわ。
この映画がTVの最終回と本当に繋がるのかどうか疑問だし、1年の集大成がこれでいいのか?(苦笑)、とも少し思いましたが、まあ面白かったのでよしですね。滅茶苦茶に見えて意外と本編と筋が通っているような気もしますし。
そもそも、こんなカオスっぷりも「設定も世界観もバラバラな平成ライダー」を総括しようと思ったら、こうなっても仕方ないやね!(笑)
だからと言ってここまでカオスさを大増幅させた超カオスな形で映画としてお出ししてくるとは予想もしませんでしたけども。まったく、つくってるひとはあたまおかしいな!(褒め言葉です)

今回の映画はマッハとクリムが出るということでドライブ編でもあることは分かっていたので、前回の映画みたいなサプライズで少しでも進兄さんが出ないかな、とか思っていたのですけど、それどころじゃない混迷っぷりでした。
まさかまさかのノリダーて…(笑)、しかも言ってることは結構熱くて、なんですかあの美味しい立ち位置は(笑)
そして仮面ライダーブレンやら斬月やらゴライダーやら(これはよく知らなかったけど)仮面ライダーGやら漫画版クウガやら…、もうなんなのなんなのコレ(笑)

歴史の管理者やらのクォーツァーさんは黒幕だったらしいですけど、平成をキレイにやり直したいとかは全然共感しないですねえ。何言ってんだこいつらという感じです。そもそも平成という日本の元号で地球ごと巻き込まれるのがおかしくて笑ってしまいます。
そしてクォーツァーの一員だったウォズさんは、ゲイツとの対決と、最後はやっぱり味方として帰ってきて本を破り捨てるところが熱かったですよ。死んだかと思ったら何故か生きてるあたりも、ウォズだからよし。
ゲイツはすっかりソウゴを信じていたり、長篠の戦いではっちゃけていたりでイキイキしていてよかったです。
マッハ(とクリム)は思ったよりも短い出番でしたが、フルで変身名乗りをやれたり、力を取り戻すところが描かれたりとか美味しい場面が多かったですよ。

信長は、ライダーでも何人も出ましたけど(オーズ映画とかノブナガ魂とか鎧武映画とか)、そもそもパラレルも設定として有りだから問題ないですね。
ダメダメ過ぎるのに創作伝記で偉人にされる流れに笑いました。
で、その伝記を書いた忍者・牛三は最後まで現代にいましたけど、どうするんですかねアレ。ゲイツ達も戻ったし普通にタイムマジーンで過去に送ればいいのか(^^;

おいしいところで出てきたオーマジオウさんは、なんだか「いい人」っぽい感じで笑ってしまいました。TVシリーズだとどういう結末になるんでしょうねえ。

今回の敵のバールクス、ゾンジス、ザモナスはそれぞれいい味でしたが、バールクスがボス格なのは観るまで知らなかったけど納得ではありました。なにしろ最強と言われたりするRXさんモチーフですし。
リボルケイン(言ってたのはリボル剣だろうか?)もいい感じでした。そして最終形態がバイオライダーの液状化+Jの巨大化というのが確かに最強っぽいですよ。
そんなのどうやって倒せばいいのやらと思えるところですが、平成ライダータイトル付き全員キックで(小渕氏的に)「平成」の文字を持って倒されたのは爆笑でした。いやーひどいわー(笑)

最後をパパイヤゾンジスさんVSゼロワンで締めたのも綺麗な終わり方だったかと。てかロボライダーってミサイル無いですよね?(笑)
ゼロワンのキャラは思ったより軽そうですがとりあえず楽しみかなと。

■リュウソウジャーはTVは見なくなっていましたが、気軽にタイムスリップするなあと。

公式サイト

|

« 今週のアニメ感想・日追加分(7/28分) | トップページ | 週刊少年ジャンプ35号感想 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今週のアニメ感想・日追加分(7/28分) | トップページ | 週刊少年ジャンプ35号感想 »