今週のアニメ感想・日追加分(7/28分)
■ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 38・39話
2話連続放送で最終回。
眠れる奴隷の話で回をまたぐので連続放送でよかったかもですね。
眠れる奴隷はなかなか難解な話ではあるのですが、余韻のあるいい終わり方でした。
たとえ志半ばで倒れても、思いを受け継がれていくのが大事だというのはシリーズを通して描かれているテーマではありますが(5部以前でもツェペリさんとかジョナサンとかシーザーとかアヴドゥルとか花京院とかイギーとか仗助の爺さんとか重ちーとか…)、
それは分かってもやっぱり好きな登場人物が倒れるのは辛いですよ。ブチャラティは最後まで最高に格好いいキャラでしたし、アバッキオもナランチャもアニメで原作以上に思い入れ出来たので切ないよなあと。
ところで、あのミスタの話を聞いて花屋の親父に納得のいく説明が出来るのだろうかと原作を読んだ時から疑問でしたが、「ムーディー・ブルースに頼る」と言うのは有りな補完かなと思いました(笑)、アバッキオをこの建物まで連れてこないといけないでしょうけども。
ミスタ以外がローリング・ストーンズの事件を担当していたらどうなったのかとか考えちゃいますね。死の運命のアバッキオ・ナランチャだったらとか、仲間を降りるフーゴが担当していたらどうなっていたのやら。
とりあえずブチャラティ自身が担当してたら、うっかり石に触ってその場で死んでいそうですよ;
そして、涙目のルカの調査にブチャラティ以外が行っていたらどうなったかとか、いろんなifを考えちゃいますねえ。
ボスとの決着は、実質冒頭の開幕無駄無駄ラッシュで終わってしまったので、最終回としてのバトルの印象は薄かったかなと。
しかしその後のディアボロのたどる“終わりのないのが終わり”な運命は…ホラーですねえ。いやまあ世の中死刑でも生温いと思ってしまう凶悪犯はいますけど、自業自得ではあるけども、エグいですね、うん(^^;
戦い終わって匂いを嗅ぎ合って笑い合うミスタとトリッシュは微笑ましかったですよ。仲いいなお前ら(笑)
そして亀ナレフ、もといポルナレフも(あれを無事で元気と言っていいのかよく分かりませんが)無事で元気でよかったですよ。
ラストはOPでも一部が出ていた手にキスされるジョルノで終了と。
よくあの状況からボスの座につけたなあと思いますが、(荒木先生筆ではないけど)恥知らずでの補完でまあ納得出来なくもないかなと。ボスの正体誰も知らないですし。
やっぱり最後に変わったOPの演出とEDの絵はよかったですよ。…苦しんでるブチャラティの石…な絵面はちょっとどうかという気にもなりますが。
ともあれ、細かいところも補完してくれて、製作者の原作愛が伝わるよいアニメ化でした。
6部は、やりますかね?
個人的には6部は(クライマックス~結末は余韻もあって好きだけど)1~5部に比べると少し思い入れは落ちてしまうのですが、シリーズの区切りとしてはやはりやって欲しいかなあ。
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コメント
>黄金の風
実はまだ録画観られていないのですが…こんな記事を見かけました。パラ公式ポスターの製作者(のトップ)に…
://www.sankei.com/tokyo2020/news/190731/tko1907310001-n1.html
投稿: | 2019年7月31日 (水) 00時55分
おおー
投稿: でんでん | 2019年7月31日 (水) 23時52分