今週のアニメ感想・月~土分(6/15~20分)
・プリコネ 姉の頭突きやべえ。いっぱい新キャラが出てよく分かりませんが、とりあえずキャルの裏切り…もとい表帰りフラグが上がってるなあと。
・フルバ 見応えのある失恋劇でした。
・無限の住人 尸良の変態ドクズっぷりときたら…、原作既読でもドン引きレベルです。
(そんなに強くないところも含めて)凶は主人公気質だなあ。万次と凶のいいコンビっぷりが楽しいですな。元同士だったのに呉越同舟になってるところが良い…というところで次は凜と天津なのね。
■かくしごと 12話
最終回。よい最終回でした。本当によい最終回でした。
既に途中まで買ってるけど原作全部揃えよう。まだ終わっていないらしい原作では違うラストになったらどうしようだけど(^^;
先週の予告で隠し子疑惑が出た時は、(母も含めた)あの幸せそうな親子関係でまさかと思ったけど、ミスリードで良かったですよ。お父さん“が”隠し子だったとはねえ。
姫に鎌倉の家の鍵を送ったのは後藤先生の妹だったということですが、後藤先生の頼みに反して家の中身を空にしなかった理由が「娘(姫)に父の仕事を見せたかった」だったのはニヤリでした。
当人は下ネタ漫画家である我が身を恥じていても、周囲の評価が低いとは限らないんですよねえ。
父の下ネタ漫画家の正体を知った姫もそれ自体にはショックは全然受けてないし。
昏睡状態から目覚めた後藤先生の元に元アシスタント達が(売れっ子漫画家になった自分の仕事を止めてまで)助けてくれたりと、後藤先生めっちゃ周囲から愛されてるじゃないですか。
奥さんの海難事故の件が記事にされて、ネットの心無い書き込みに心が折れて筆を折ったようですが、そういうのは目立つ一部だと思いたいところです。
しかしまあ、漫画家を辞めた後は、目黒の家を手放して、肉体労働に倉庫番にと転々とした挙げ句に漫画本に押し潰されるとは、想像するだに辛い話ですよ。
これまで描かれてきた「姫が10歳の頃」が一番幸せな時代だったというのが納得できるのがまた辛い。
ラストは精神的にも立ち直ったようだし、「かくしごと」の作者として再起して欲しいところです。希望の未来へレディ・ゴーですよ。
姫自身も(下ネタじゃないけど)漫画を描くようになったのを隠しているのがいいですね。目指せ親子漫画家。
ずっとシリアスムードで進んでいたので、タイツの原稿を読ませる荒療治には笑いました。ずっと漫画のことを隠していた姫に赤裸々に原稿を見せられてるのがヒドい(笑)けど、いやーよかったよかった。
アシ達や十丸院のことは分かるのに、18歳になった姫を娘と認識出来ない辺りは辛かったですよ。
顔は変わっていないのに分からないのかなあ…と思ったけど、思い込みで分からなくなるものかもですね。子供の7年と大人の7年は全然違うしなあ。
入院費用は爺様が見てくれていたようですが、確執はあっても爺さんも悪い人では無さそうだなあと。いつかおおっぴらに孫に会えるようになるといいですね。
父の名前が「かくしごと」なのに対して娘が「ひめごと」なのは途中で気付いていたけど、最終回でそれをタイトルにするあたりがいいセンスですよ。
何度も言うけどよい最終回でした。
ビターなラストになる覚悟もしていたけど、後味のよい希望の持てるラストで本当に良かったですよ。
で、来週はアンコール放送ってのはどういうことなんですかね。言葉通りに最終回をもう1回やるのか?(単に穴埋め?)、なにか趣向があるのか?
■波よ聞いてくれ 12話
最終回。
数年前の札幌が舞台という認識はあったけど、まさか北海道胆振東部地震をがっつり描くとは予想外でした。
先週の感想では「最終回らしい最終回にはならないかも」などと書きましたが、この展開で一気に話の重みと現実味が増して、
緊急時のラジオの役割の大事さと、ミナレさんの素人からプロへの意識の変換を描いた、実に最終回らしい最終回になったかと。よい最終回でした。
災害時こそ電波を止めるなというのが重いですよ。ああいう非常時に人の声が聞こえて安心出来るというのは納得でした。
ラジオの面々以外も、あの状況ですぐに炊き出しに動ける中原くん・マキエさんみたいな人達がありがたいなと。そして材料の使い切りを快諾する店長の好感度が上がりましたよ。男の尻触ってくるけど!
原作はまだ2巻(ミツオ埋葬編の途中)までしか読んでいませんが、2巻発売が2016年で地震は2018年ということで、この展開はアニオリなんでしょうか? あるいは話の順番を調整したのか?(遠からず続きも読みますけど)
地震のインパクトで印象が飛んでいましたが、マキエさんもラジオ投稿者…からどうも本格的にラジオ業界に絡みつつあるようだったのは意外でした。思い返してみればミナレさんのラジオに何か思うことがある感じはありましたけど。
今後のマキエさんが気になるけど、アニメ2期があるかは分かりませんかね。どのみち原作を読みますけど。
「見上げてごらん夜の星を」は名曲だなあ。
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コメント
こんばんは。
波よ聞いてくれは原作の順番変えてきましたね。先に別の長編があるのですが、さすがに尺が足りなすぎですしね。
投稿: 根岸鴨 | 2020年6月21日 (日) 00時30分
>かくしごと
すごくいい最終回でしたね!(小並感)
第1話と最終話のタイトルが2人の名前を示しているというのは、ここで初めて気付きました(汗)
それ以外のタイトルが実在の漫画のパロディになってるのも、最終回を観た後に見直して気付くくらい鈍いやつです…。
投稿: 亀マスター | 2020年6月21日 (日) 00時48分
>波
他所の感想とかを見ましたが、原作での地震話は結構長いみたいですね。
>かくしごと
よい最終回でした。
タイトルは凝って遊んでましたねー。
3~11話のタイトルの元ネタ作品は大体分かったけど(「漫画の実情と筋肉」は分からなかった)、
2話(「ビーサンとB4」「おかない かかない しあげない」)は元ネタがあるのかよく分かりませんでした。
投稿: でんでん | 2020年6月21日 (日) 11時46分