スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
(監督 ホアキン・ドス・サントス/ケンプ・パワーズ/ジャスティン・K・トンプソン)
「スパイダーマン:スパイダーバース」の続編です。
以下ネタバレ注意。
…
…
…
予備知識は宣伝CMくらいの状態で見ましたが、一言で言うと、
「おのれディケイド」
という感じでした。(世界の破壊者的な意味でも)
別世界のおじさんやら別世界の自分やら重要そうなキャラが終盤で出てきて、どう収拾を付けるのだろうと思ったら「つづく」だったとは。そもそも今回で風呂敷を畳む予定は無かったのね(^^;
ラストのグウェンの新しいチーム結成は燃えましたよ。ペニーとか出番がちょびっとだけなのか? と思ったけど他の1作目メンバーと合わせて次回で活躍してくれそうで楽しみかと。
しかしまあ、カノンイベントの恐ろしいことですよ。
スパイダーマンになったらおじさんや警察署長やら大事な人を「失わなければならない」とは、なんという酷いクソルール。
マイルスは1作目でおじさんやら初代スパイダーマンを失ったんだからそれでノルマ達成でいいじゃないかとは言いたくなります。酷い話だ…。
頑張って助けたら世界自体が滅ぶかもって、なんですかソレは…;
マイルスが「別の世界のクモに噛まれた」異分子だとミゲルに糾弾されていましたが、いやそれマイルスのせいじゃないやん…としか思えないですな。本人の責任じゃないじゃないですかー。
続編で希望のある解決になってくれればいいですが、ノー・ウェイ・ホームも悲惨な終わり方だったので希望はもたない方がいいのかも…という気分にはなります。
まあ、アメコミのいろんなスパイダーマンは必ずしも悲惨な人ばかりでも無いみたいですけど。
恐竜や馬のスパイダーマンは吹きました。色んなのがいるなあ…。
レオパルドンが出なかったのは残念でした(笑)
続編に機体、…じゃない期待しますが、東映版スパイダーマンはちゃんと見たことが無いのですが、身内を失うカノンイベントってあるんですかね。wikiってみると父親は失ってるようですが。
今作の序盤はグウェンの世界が描かれて興味深かったです。
1作目でもピーターを失った話はありましたが、父親に追われたり、彼女の状況もホントに悲惨だったんですねえ。辛い…。
世界に応じて映像表現を変えるのが面白かったですよ。映像がホント凄い。
特にグウェンの世界の絵画表現的な世界が凄いなと。
次作がいつになるか分かりませんが(来年予定?)、待ち遠しいですよ。
| 固定リンク
コメント
自分も予備知識無しで見に行ったんですが、確認してみると公開延期の発表で三作目を翌年公開ってのも一緒に発表してたようですね。
マイルスも悲惨なんですが、ミゲルも前作の最後のおまけのところに出てきた時はスパイダーマンらしい陽気な言動だったので、今の状態になるまで精神的にベコベコにされて来たのだと思うとなにか救いがあってほしいものです。
ミゲルと一緒にマイルスの世界に来たけど絵柄の再現度が無茶苦茶すごかったわりに特に活躍もせず消えたベン・ライリー(悪名高きクローン・サーガの主人公のスパイダーマン)にも!
投稿: | 2023年6月21日 (水) 08時51分
ミゲル、前作ラストではそんなでしたっけ。今度見返しておきます。
ベン・ライリー、存在感は大きかったんですけどねえ。
投稿: でんでん | 2023年6月21日 (水) 22時17分