ゼーガペインSTA
(下田正美監督)
まさかのゼーガペイン最終回後を描いた後日譚。
前半1/3くらいは総集編ですが、調べてなかったけどもともと二部構成だったのね。
新プロジェクト「ゼーガペイン PROJECT REUNION」の一貫らしいけど、もしかして更に続いたりするんですかね?
以下ネタバレ注意。
最終回後の続編と言うことで、皆が命懸けで頑張って平和を勝ち取った最終回が台無しになるような内容じゃありませんようにと願っていましたが、一応そういう展開では無くてよかったです。
…ちょっと未来への不穏要素が残った気はしますけど。新しい敵のオルタモーダは一応満足して去っていった感じなので大丈夫…なんですかね?
ともあれ、今後も続編とかやりやすそうな要素だとは思いました(^^;
最終回後で、何故かキョウが冬の舞浜で目を覚ます導入で、(キョウは肉体のある人間としてリザレクションしたのに)どういうことやらと思っていたら、
なるほど本編開始前(=ゼーガペインADP)に自爆したキョウの残滓が別に再生したわけですね。
データなんだから分割することもあるとはいえ(コピーは出来ないにせよ)、身近な人はなかなか複雑な気持ちになりそうなものですが、
最終的には幻体キョウと生身キョウも分かり合った感じでよかったですよ。最初は生身でよろしくやってると羨んでいた生身キョウの大変さをちゃんと理解してくれていたあたりはさすが本人です。
そして、シズノ先輩(負けヒロイン言うな)への救いがあってよかったかなと。…幻体キョウはあまり長くは生き残れない気はしますけども、余生の最期まで一緒にいて欲しいところです。
ところでシズノ後輩とカミナギ先輩のやりとりが面白かったですよ。そしてシズノが記憶を取り戻して先輩後輩が逆転するところに笑います。
カミナギと生身キョウが一緒にアルティールに乗るシーンは感慨深かったですよ。生身と幻体で触れ合えない2人ですが、普通に交流が続いている様子はホッとしますね。ラストの気楽な感じのやりとりもよかったかと。
アルティール搭乗のペアについては、カミナギ後輩+シズノ先輩、生身キョウ+幻体キョウ、生身キョウ+カミナギ、幻体キョウ+シズノと、美味しい組み合わせをほぼ全部見せてくれて満足でした。
冬の舞浜での生身戦闘は、正直とてもシェルブリットでした(笑)
飛んでいく小さなアルティールっぽい聖衣(?)がかわいかった気もしますよ。
ところでガルズオルムの残党ってまだ残ってるんですね。
まあ、何十年経っても湧き続けるジオン残党ほどのしつこさでは無いだろうとは思いますが。
ルーパはへにょへにょした感じでかわいかったです。本作以前の登場シーンの記憶がほとんど無いですが。(ADPで出てたんだっけ)
オルタモーダの皆さんはたくさん出たけど結局はハル1人だけだったということのようですが、
意味深に出ていたツクルナの存在はよく分からなかったです。文庫版を読めばいいのか?(とりあえず「エンタングル:ガール」と「ホロニック:ガール」を電子で買った)
ちなみに、 昔のゼーガペインADP感想はこちら。
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