劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:
(斎藤圭一郎監督)
ぼざろ劇場総集編の後編です。
前編「Re:」ではTVシリーズ1~8話の台風ライブまでの話でしたが、今回は9~12話の文化祭までの話。
前編が主に「ぼっちちゃんと虹夏」のエピソードだったのに対して、今回は「ぼっちちゃんと喜多ちゃん」のエピソードとして、綺麗にまとまっていたかと思いました。
冒頭に喜多ちゃんのシーンが追加されたり、台風ライブでの喜多ちゃん目線から始まったりで、喜多ちゃんとの関係が強調されていていいですね。
TV版ではカットだった「台風ライブの最後の曲」を今回のOPとして聞かせてくれるのがニクイ演出でした。
自販機前の虹夏と喜多ちゃんのシーンが追加されていましたが、直接的な交流がちょっと少なめなこの2人の補完なんですかね。
「ひとりちゃんを支えていけるようになるね」のセリフがカットだったのはどういう意図ですかね。
ここのセリフが無かったことでかえって印象が強く残ったような気はしますけども。
前編同様に、本筋に大きく絡まないギャグシーン等は未使用の曲に合わせて流していったのは劇場版としてうまいやり方だったかと。
おかげでギャグシーンが削られがちなのですが、文化祭での喜多博士ネタやメイドネタは好きなところだったので残してくれていてよかったです。
ラスト、現在から幼児ぼっちちゃんに巻き戻っていくようなラストはちょっとホラー味を感じたなあ。
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