ボルテスV:レガシー
(マーク A. レイエス監督)
フィリピンの愛が凄い。
自分は申し訳ないけどボルテスVの頃は子供すぎて殆ど覚えていなかったのですが(ハイネルの出自は子供心に印象深かった気はします)、
本作に込められた強い愛情はよく分かりました。
やっぱり過去作品をリメイクするなら愛やリスペクトは込めて欲しいですねえ……
今回公開されたのは、フィリピンで全90話で作られたドラマシリーズの最初の部分の最終編版と言うことで、序章も序章でしたが面白かったかと。
旧アニメの1・2話に当たる部分ということで、公式配信されていた1・2話を事前に見ていましたけど、ストーリー的には(多少の違いはあるけど)割とそのまんまですね。
父の話がカットされていたけど、父の事情も前日譚として配信されていてありがたいです。→ プリクエール(前日譚)“夜明けの前“に
1話部分は合体やバトルがテンポよくて実に見応えがありました。合体シーンで流れる旧日本版OPがいいですねえ。
超電磁ストリング、超電磁ゴマのアクションもいいですよ。
コクピットが揺れまくりで酔いそうだなあと思いました。
2話部分は、こちらは正直長すぎてテンポが悪かったかなと。もう10分短くてもいい気がしました。
とりあえず、戦闘中の基地から出たり入ったりするものじゃないですね……。
あと、実弾で味方基地を攻撃させる訓練はやっぱりダメなのでは?(旧作通りだけど)(^^;
ボルテスVが鎖で繋がれてからがやたらと長かったですが、背面攻撃手段が必要だなあと思いました。ゲッターみたいにオープンゲットで逃げられればよかったのですが…。
大変どうでもいいけど、Zガンダムはしょっちゅう羽交い締めされてたなあとか思いました。
ボアザン帝国側は理不尽な職場でこんなところで働きたくないなあと思いました。敗因の分析は理性的にやろうぜ。
そもそも腐った差別社会なので仕方ないかもですが。
この後の話もいつか日本で見られればいいですな。
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コメント
>OP
最初は英語とかタカログ語(フィリピン公用語)で歌ったりしてたのですが
監督曰く「魔力が乗らない」ので日本語にしたそうです
堀江美都子氏がフィリピンを訪れた際には下手な国家主席より盛大な歓迎受けたとか
やっぱ愛だよ愛
投稿: | 2024年10月26日 (土) 16時33分
「魔力が乗らない」とは強いですねえ。
愛ですねえ。
投稿: でんでん | 2024年10月26日 (土) 22時46分