2017年12月10日 (日)

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(映画)

(上堀内佳寿也監督)

今年のライダー映画・MOVIE大戦…もとい平成ジェネレーションズに行ってきました。
昨年の映画は観ていなかったのですが、今回はビルド、エグゼイドに加えてゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズが参加と言うことで、しかもアンクや弦太朗が再登場と言うことでテンションが上がってしまいましたよ。オーズとフォーゼは好きだったんですよね。
内容としても各ライダーともこれまでのTVシリーズや映画などをちゃんと踏まえた内容になっていてかなり満足感がありました。
まあ、エグゼイドは序盤とラスト数話しか見ていなかったので一部分からないところもあるのですが(^^;

以下ネタバレ注意。

公開日の12/9に行ったので、12/10のビルド14話はまだ見ていない状態でこの感想を書いていますが、
ビルド13話でマスターがスタークだと判明して店を飛び出した後の内容になっていて、TV本編とちゃんと連動した話になっていたのが良かったかなと。
エグゼイドのラスト等で登場したビルドが戦兎らしくない感じはしていたけど、それは(やっぱり)葛城だったわけですね。
葛城の悪人とは言い難そうなキャラが描写されていたりとか、葛城の記憶を「何故か」戦兎が持っていたりとか、今後の展開にも関わりそうな要素がニヤリとしました。戦兎の中身(頭脳?)=葛城説が益々濃厚ですよ。

店を飛び出した後でフラッと戻ってくるマスターがいいキャラでした。今後しばらくはこういう完全に敵なのかどうか曖昧な立ち位置になるんですかねえ。
(と、映画の感想を書いた後で14話を見ましたが、14話で幻徳=ナイトローグと知ってしまいながら、映画では幻徳に情報をもらいにいったりと、やっぱり「映画の話はどこに入るんだよ」的な齟齬はどうしても出ちゃいますね。
まあ、TVと映画で微妙な齟齬が出るのはよくあることなので気にしないですが。TV15話を見れば意外と隙間もあるかも知れないですし)

成り行き的にライダーになってしまったばかりの龍我が自分の在り方に悩み、先輩ライダー達に影響されていく辺りがクローズアップされていた…のはいいのですが、そこはちょっと「最終局面まで悩みすぎ」な気はしました。
目の前で世界がえらいことになってるのだからそこはもうちょっと早く戦おうよという気分になってしまいます(^^;

ビルドのパワーアップフォームが出ましたが、これまでのボトルが粉っぽい感じだったのに対して液体っぽくて、とても「ジューシー!」な感じでしたね(笑)

ビルドの世界観は日本が三分割されていて特種なので、他作品とのコラボがどういう形になるのかと思っていましたが、パラレルワールドで別世界であるということが今回の話の大きな仕掛けになっていて面白かったですね。
他の5作品の世界が地続きなのかどうかは(作品にもよるけど)割と微妙なところですけど。

エグゼイドは、先にも書いたようにあまり見ていなかったのでよく理解出来ていないところも多いですが、社長もとい神がいいキャラ過ぎるのはよく分かりました。ゴーストの御成に懐柔される神が面白すぎます。
ゴーストは、主人公のタケルよりも御成の印象が強くて困ります(笑)、「御成が大天空寺を出ていた」のは知らなかったですがスピンオフのOVAでの展開でそうなっていたようで。
鎧武は、他の作品と比べて一番ドラマは薄かったかなと。神様が地球の危機を助けにくるってだけですし、鎧武の他のキャラも出ていないしで仕方ないかもですけどね。

フォーゼは久々の弦太朗復活がやっぱり嬉しいですね。出番はそれほど多くなかった気もしますが教師として頑張ってる弦ちゃんを見ると嬉しいですね。
以前のMOVIE大戦アルティメイタムでフォーゼドライバーは親指を立てて溶鉱炉に沈んでいったので今回はどうするのかと思ってましたが、普通に「MOVIE大戦より前」の時間軸だったようで。
ところで財団Xは本当に便利な設定ですな。コラボ映画が続く限りは壊滅とかしなさそうですよ(笑)

オーズのアンク復活は今回一番楽しみにしていましたが、作中でもかなり大きく扱われていて熱かったですよ。
アンクは、MOVIE大戦では未来で復活して現代に来た形になっていましたが、今回はどうするのかと思っていたら、他のメダルを利用しての仮初めの一時的な復活という感じでしたね。
ラストの映司との別れでアイスを一口だけ舐めるところの表情が味を感じているのか分からない感じなのが切なくも納得が行きます。アンクが未来で今度はちゃんと復活出来るように映司には頑張ってもらいたいですよ。
それにしても、アンクは全然老けてないですねえ。映司はちょっと肉が…ですが(おぃ)

バトルシーンでは、バイクアクションをかなり頑張っていたのが印象的でした。敵を跳ねる跳ねる(笑)
真似をしないでくださいと脳内でテロップが出てしまいますよ(^^;

ビルドのフォーゼのロケットコラボとか、ビルドとオーズのタココラボとか期待したのですがそれは無くて残念でした。
ビルドのエグゼイドフォームは、これまでのMOVIE大戦でのあれこれに比べてそのまんま過ぎてちょっと面白味は無かったかなと。

最後の最後に出てきた(恒例の)新ライダー顔見せは北都のライダーだったようで、マスターも北都と繋がってるってことなんですかね。今後はいよいよ三都物語…じゃない、三都大戦になっていきそうですね。

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2017年12月 4日 (月)

鋼の錬金術師(映画)

(曽利文彦監督)

実写版ハガレン見てきました。
以下、ネタバレ注意。

前評判は悪そうだったし、そもそも漫画の実写化に全然期待していなかったですが(特典の0巻が欲しくて行きました)、
見た結果としては、思ったほどに悪い出来ではなかったけど、良い出来だったか?と聞かれると首を捻る…と言うくらいだったかなと。
実写版デビルマンや実写版ドラゴンボールほどの突き抜けた酷さは無いけど、実写版ジョジョよりは楽しめなかったくらいでしょうか…(^^;

(あまり比較して感想を書くのもどうかと思いますが)同じ漫画実写化映画として、例えば実写版ジョジョも前評判は悪かったですが、あれは1本の映画としてまとまっていて勢いもあって結構楽しめたんですよね。
あちらはエピソード数も少なくて(アンジェロ戦、虹村兄弟戦くらい)ストーリーもまとめやすかったわけですが、
対して本作は、エピソード数が多い割に登場人物を削りまくっていて、そのためエピソードごとの内容が薄くなって、過程を十分描かないまま原作の「名シーン」を無理に繋いだような構成になっていて、1本の映画としての満足度は正直低かったと思いました。

大体のエピソードを並べてみると、
リオール教主戦(ロゼは出ない)、ドクターマルコー訪問&いきなり死亡(まさか殺すとは/アームストロング少佐、シェスカは出ない)、「勘のいいガキは嫌いだよ」(スカーは出ない)、エルリック兄弟喧嘩(割と唐突に始まる)、
ヒューズ中佐と電話ボックス( ノД`)、第五研究所潜入(大総統、ブロッシュ軍曹、ナンバー66、ナンバー48は出ない)、そのまま決戦(まさかのショウ・タッカーがラスボス化?/…と思わせてまさかのハクロ将軍がラスボス化?/…と思わせてVSラスト&エンヴィー)
…というところでしょうか。
マスタング大佐の部下もホークアイ中尉しか出ないので原作のサブキャラファンにはなかなか厳しい映画だったかと思います。

良かった点としては、実写化でどうなるかと思ったアルフォンスが良かったです。また、真理くんの表現とかラストの爪とか錬金術のCG表現は面白かったかと。あと、ヒューズさんがヒューズで良かったです。


特典の0巻はとても満足でした。荒川先生はホントにヒゲハゲ親父が好きだな!
まさか今になって鉄血の錬金術師 バスク・グラン准将が掘り下げられるとは予想外過ぎましたよ。「イシュヴァールでは儂らの上官が流れ弾で死んでしまってのぉ」には吹きましたよ、あーた(笑)
よっぱらい親父化してからのグダグダっぷりを見ていると、「よっぱらって帰宅中を襲われちゃったスカーの圧勝」との荒川先生の言にすごく説得力が増したと思えました。FAアニメ版だと(たしか)ちゃんと闘ってやられてたのにねえ( ノД`)

それにしてもショウ・タッカーの厄いことよ;

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2017年11月24日 (金)

GODZILLA 怪獣惑星(映画)

(監督:静野孔文、瀬下寛之)

アニメゴジラ観て来ました。以下ネタバレ注意。

人類がゴジラに滅ぼされる寸前で宇宙に脱出してから2万年後の世界と言うことで、SF度高めでいわゆる「ゴジラシリーズらしさ」は薄めでしたが、せっかくアニメなのだし特撮ではやりにくそうな事をやるのもいいのじゃないかなと。結構楽しめました。
そもそも昨年のシン・ゴジラも従来のシリーズとは切り口が違うものだったし、どんどん冒険すればいいかと思います。

それにしても、虚淵脚本ということもあって絶望感マシマシで実に人類に厳しいゴジラでした。人類が地球を脱出した時点で人口が怪獣出現前の1/10まで激減しているというのがトンデモないですね。
冒頭で語られた怪獣出現の歴史も壮絶でした、史上初の怪獣カマキラスが出現した時点で犠牲者数250万人というのが恐ろしい。
更には移住先予定だった星も行ってみれば人が住める環境では無かったと言う、これなら月や火星でもテラフォーミングした方がマシだったかも知れません。言うは易しですけど。(火星に行ったら行ったでG型の怪人もとい怪獣とか出るかも知れず)

以下は更に超ネタバレですが、
必死でゴジラと戦ってようやく倒したと思ったら300m級のゴジラ(メガゴジラとか呼びたい)が出て来る絶望感は凄かったです。3部作の1作目だし別個体が出て来る事自体は想定しましたけど、まさか山サイズだとは意表を突かれましたよ。
ところで、最後の山ゴジラが2万年前のゴジラと同一個体なのだとしたら、主人公達が戦って倒したゴジラは、つまりミニラってことですかね。ミニラ超怖い。

冒頭の歴史で宇宙人が2種類も出てきているのがちょっと面食らいましたが、ゴジラに宇宙人って考えてみると特に珍しくもなかったですかね。今回はどちらも友好的な宇宙人でしたけど。
宇宙人の協力を得てもゴジラを倒せなかったのだなあとか思いましたけど、そこは考えてみれば従来のゴジラのままと言えますかね(^^;

最後の最後での2作目のメカゴジラ映像はインパクトがありました。2万年前には結局使えなかったメカゴジラを使って戦うことになりそうですけど、ゴジラのサイズが上がりまくっているので通じるかどうか微妙そうですねえ。
そもそも2万年前の機械が使えるものなのかどうか(^^;

映画の後で前日譚の小説(GODZILLA 怪獣黙示録)を読みましたが、シリーズで登場した歴代怪獣が沢山取り上げられて、かつ絶望感たっぷりで面白かったです。
モスラが出ていないのが意味深ですが、鱗粉が云々という記述もあるし、映画でもこの先出そうですかね。
映画のラストで出た少女も関連してそうですし。…ところで空気も有害らしいけど、よく2万年も生き延びた人類がいたものです。

小説ではゴジラシリーズの怪獣が大量に出てきていましたが、メカゴジラやモスラ以外でのメジャー怪獣のキングギドラの名前が出ていないのが意味深に感じました。果たして出番があるのやらどうやら。
ガイガンやキングシーサーはさすがに出無さそうな気がしますが。

パワードスーツでゴジラと戦う図を見ていると、ガンダムとかのロボットとも戦わせたい気持ちになります。それでも本作みたいな作戦無しだと相手にならないでしょうけども。

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2017年11月19日 (日)

機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER/機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影(映画)

(監督:松尾衡/金世俊)

サンダーボルト(第2シーズン)とトワイライトアクシズの2本立て上映と言うことで行って来ました。ガンダムで2本立てということでWと08小隊を思い出します。

■トワイライトアクシズ
予備知識は「ガンダムUCの後でアクシズまでサザビー(サイコフレーム)を探しに行く話らしい」「技術者が主役らしい」「トリスタンがアレックスの改修機でプラモの出来が悪いらしい」「デンドロもどきが出るらしい」という程度の状態で見ました。
あと、以前に配信版で1話だけ見ていましたが、その時は短すぎで(3分)、カットの繋ぎがぶつ切りで分かりにくくて、ほとんど動かないという印象で2話以降は見ていませんでした。
その状態からあらためて今回映画として見ましたが、ぶつ切りで説明不足で分かりにくいという印象は変わらなかったかなと。映画と言うよりPVみたいだなあと思いました。面白かったかと言われると…、うーん;

・サザビーが出るところは感慨深く感じました。
・サザビーの頭の脱出ポッド跡が、凄く広かったような。脱出ポッドでかすぎ問題ってありましたねえ…。
・UCの後の時代でアレックスの改修機がどれくらい戦えるのだろうかと疑問でしたが、UCでも1年戦争機体が結構通用してるし今更ですかね。
・デンドロもどきにトリスタンは必要なのだろうかと思わざるを得ません。

■サンダーボルト
映画1作目は視聴済み、原作漫画も単行本で既読。(連載は未読)
なのでストーリーにはあまりどうこう言うことはありませんが、宗教と戦うガンダムって凄いですねえ。まあ、サンダーボルトは宇宙世紀正史からはパラレル扱いらしいし何をやってもいいとは思います。

・水中戦が多めで楽しかったです。水圧で圧壊する描写の怖いことですよ。
・アッガイが圧壊とか言いたくなりますね。
・アッガイが大活躍で嬉しくなります。腕とか追加のカメラやら潜望鏡っぽいユニットやら新たなギミックがてんこ盛りで最早アッガイと言っていいかどうかよく分かりませんが。
・フリージーヤードが有用過ぎて素晴らしい。
・陸上戦でもMS戦がいちいち工夫満載で飽きません。転ばせ攻撃有効。
・「かわいいかわいい」が脳に残る;

宣伝だとトリスタンとアトラスが戦ってる構図になっていますが、この2体ってどちらが強いんですかね。どちらも1年戦争末期~終戦後付近と近い時期で造られた機体ですけど、
一方は16年後位(?)に近代改修された機体で、一方は原作では飛行までこなしていたりで正史の一年戦争直後の機体とは思えないチートスペックで、案外いい勝負になるんですかねえ。

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2017年10月21日 (土)

劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」第一章(映画)

(須藤友徳監督)

ヘブンズフィール観て来ました。まさか今になって本作が映画になるとは思っていませんでしたよ。
この話のストーリーをちゃんと追うのは最初のゲームの2004年以来でしたが、13年も前のことなのでかなり忘れていました。特に序盤の展開は相当忘れていたので結構新鮮な気持ちで観れたかと。

冒頭、本編開始当日に至るまでの話がかなり掘り下げられていたのが興味深かったです。(と言っても原作であの辺りがどこまで描かれていたかの記憶も曖昧なのですが)
桜と士郎の出会いやその後の親しくなっていく過程が丁寧に描かれていたのが良かったかと。やっぱり桜ルートですからそのあたりをきっちり描いてくれるのはいいですね。
と言うか、あんな可愛くて健気な後輩に慕われ尽くされてて、セイバーや凛になびくSNやUBWの士郎ヒデエと言う気分になって困ります(笑)

そのあたりが丁寧だった分、最初にランサーに襲われるところとかセイバーとの出会いはOPで流してばっさりカットでしたが、これまでにも何度も映像化してる場面なのでこれで正解かなと。
本作を観に来るような人はSNやUBWの内容は分かってるものとして割り切ってるのかなと思いました。
でも、(自分はやってないけど)FGOだけ知ってて本作を観るような人もいるようで、そういう人は付いていけるのかなと少し気になりました、難しいところですかね。

3ルートの記憶がごっちゃになってる部分もあって、サーヴァントが倒される順番とか割と忘れていましたが、SNやUBWで苦戦した相手や頼もしかった人がバンバン倒れていくのが壮絶で異様で緊迫感がありました。
特にあれだけ強かった葛木先生があっさり殺されているところはショックでした。あと、あの頼もしかった兄貴が不遇なやられ方をしてしまうのも…、これはいつものことか(おぃ)
そして、ラストで○○○○までやられてしまうのが、分かっていたけど辛い展開ですよ。
しかし、ここで全てを失ってからどうなるかが大事な話だったかと思うので第二章をなるべく早く観たいところです。

先にも書いたように士郎と桜のやり取りは丁寧で注目どころでした。
終盤の土蔵での会話は、互いに「肝心な部分」には触れずに話す絶妙な距離感が良かったかと。

「当日前」の日々で、士郎と慎二のやり取りを見ていると、慎二が士郎にイラッと来るのは少し分かる気もしました。まあ、慎二がクズなのは変わらないんですけど。藤ねえが見てたアルバムの子供の頃の慎二はいい笑顔だったのにねえ…。

蟲爺キモいですなあ。

イリヤとセイバーの教会前での会話はZeroを読んだ(見た)後だと興味深いですね。

麻婆神父の食事描写が無駄に濃くて笑いました。なにあの熱気と汗(笑)

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2017年10月 9日 (月)

劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~(映画)

(総監督:石原立也 監督:小川太一)

公開前はTVシリーズ2期の総集編映画…かと思っていたのですが、テーマを(TV2期の後半の)久美子とあすか先輩の関係にがっつり絞った構成になっていて、新規映像も多くて一本の映画として見応えのある作品になっていました。
おかげでTV版前半の希美先輩復帰問題なんかは完全カットですが、映画としてはテーマを絞り込んだ作りでこれで正解だったかと。久美子とあすか、そして久美子と姉の関係の対比がより強調されていて久美子の感情の流れが凄くしっくり来ましたよ。

新規映像としては、父からユーフォニアムが届いたところや、TV版最終回での久美子と姉の再会後の久美子とあすかの会話などが補完されていて満足度が高かったです。
駅ビルコンサートや全国大会での演奏シーンもきっちりフルで描かれていて満足でした。しかしあのレベルの演奏でも銅というあたり、全国の壁はホントに高いですねえ。

冒頭の撮影タイムは、スマホの電源を切っていたので間に合わないかと思いましたよ(^^;

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2017年9月 3日 (日)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦

(監督:今西 隆志 総監督:安彦 良和)

今回はブリティッシュ作戦からルウム戦役のスタートまででしたが、いよいよ戦争が始まって悲劇度が上がってきましたよ。
特にコロニーの毒ガスさく戦争はやられる側の視点で描かれると本当にキツい、どう言い訳しても悪魔の所業そのままですな。そりゃあラルも切れますわ。

「何億人ものミネバを殺したんだ」と苦しむドズルは、ザビ家ではダントツにいい人だけど、罪悪感と自己正当化の果てに結局は「弱いのが悪い」理論に行き着いてしまうのが悲しいですよ。皆自分は正しいと思いたいのだなあ。
罪悪感と無縁で責任も取ろうとしないギレンの人外な事ですよ。

セイラサイドも悲劇が連鎖しまくっていて辛いですよ。屋敷が襲われてテアボロがあんな混乱の中で死ぬ羽目になったのも、アズナブル夫婦が亡くなったのも、どちらも直接的間接的にシャアが関わってるのが酷い。
普段は病院で人を助けているセイラが撃つべき時には容赦なく撃たざるを得なくなってるのも悲劇ですな。

ルウムがスタートしたところで終了になってしまいましたが、シャアのリミッターを解除した加速は迫力がありました。もしシャアの乗機がヅダだったら爆発して本編前に完結でしたね(笑)

それにしてもカイさんはチンピラだなあ(笑)

オリジンの過去編が終わったらファースト本編に当たる部分もどうやらやるみたいですね。今と同じ形式かTVなのか分かりませんが楽しみかと。今と同形式ならいつ完結するか分かりませんが(^^;

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2017年8月18日 (金)

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(映画)

(三池崇史監督)

ジョジョ第四部実写版映画を観てきました。
ネット上だとえらく評判が悪そうでしたけど、割と楽しめたかと思います。色々改変は多いですが2時間程度の映画にまとめるためと思えば許容範囲内かと。
期待値を下げて「第一部アニメ映画版や、実写版デビルマンほど酷い事にはなるまい」「スタンド描写が楽しめればいいや」くらいの気持ちで行ったおかげもあるかも知れませんが(^^;
なお、キャラクターやスタンドというものの説明はロクにされないので初見の人には全く向かないと思われます。ジョジョの原作もアニメも知らずにいきなりこの映画を観に行く人もあまりいないでしょうけど。

何故か杜王町がスペインロケだったりしますが、荒木作品を日本でロケしても違和感が強そうだし良かったんじゃないでしょうか。洋画でよくある怪しい日本描写よりも全然オッケーでした。
虹村邸とかほぼ廃墟でしたけど(^^;)、仗助の家もそうだけどあんなに照明を暗くしてよく住めるなあと思ったりして(野暮)

映画は全3章予定みたいですが、今回のストーリーは「アンジェロ戦から虹村兄弟戦まで」で、単行本全19巻のうち2巻くらいまでしか進んでいないですが、
レッド・ホット・チリ・ペッパーや小林玉美は今回の展開からして確実にカットでしょうし、主要な部分だけをピックアップして進めるんでしょうね。
無節操な枝葉末節話こそが第四部の魅力なので、(おそらく)大部分のスタンド使いが削られるのだろうと思うと残念ですが、(大体)原作準拠の再現はアニメでやったし、映画としては仕方ないのでしょう。
でも、チョイ役でもいいからトニオさんには出て欲しいかなあ。(店の名前はチラッと出てたけど)
露伴はさすがに削られないだろうけど、川尻早人がどうなるかはちょっと心配です。
まあ、ちゃんと続きが作られるかどうかも分からないのですけどね(^^;

今回の映画で話をアンジェロと虹村兄弟に絞ったことで映画としてのまとまりは良かったし、祖父の意思を継いで街を守ろうとする仗助の姿も(祖父の出番が多かった事もあり)よく描けていたかと思いますけど、
ただ、後半がちょっと冗長でテンポが悪くは感じました。あと3~5分くらい詰めても良かった気がしましたよ。
康一くんが矢で射られてから助けられるまでが凄く長いので、よく生きてたなあと思いました。…まあ、それはアニメ版でも思いましたけど(笑)

本作で一番期待していたのは「スタンドバトル描写」でしたが、そこは結構満足出来ました。特にバッド・カンパニーはちっこい兵士達の細かい動きが楽しくて映像映えしますね。
ザ・ハンドの右手の描写もなかなか格好良かったです。

キャスト達は割とコスプレ感が高いですが、仗助の髪の毛や、承太郎の帽子と髪の境界の表現が面白かったですよ。億泰はちょっと丸かった気もしますが。

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2017年8月14日 (月)

スパイダーマン:ホームカミング(映画)

(ジョン・ワッツ監督)

スパイダーマンの新シリーズ。
スパイダーマン映画は過去に2シリーズありましたが(サム・ライミ版、アメイジング版)、今作はアベンジャーズシリーズとしての仕切り直し版でした。
自分はアベンジャーズシリーズは見たり見なかったりで、スパイダーマンが登場したシビル・ウォーを未見だったので少し分からないところもありましたが、話自体は分かりやすくて概ね問題は無かったんじゃないかと。
これまでのスパイダーマン映画とは大分設定も印象も違いましたが、明るめの学生ノリながら少年の成長を描いた映画になっていて楽しめました。

以下はネタバレ注意で。

今回のスパイダーマンは、アベンジャーズ…、と言うよりアイアンマン社長と絡む事で、ピーター・パーカーの未熟な子供っぽさが強調されていたり、スパイダーマンのスーツが物凄くハイテク化されていたのが印象的でした。
良くも悪くも“大人”な社長との対比で、ピーターの高校生らしい独りよがりな子供っぽさが強調されていたことで、後半での“挫折と成長”がきっちり描かれていたのが良かったですよ。

あと、社長がパトロン化しているおかげでスパイダーマンの貧乏そうなイメージが無くなっていたのも印象深かったかと。
スーツはパラシュートだの多機能な糸だのドローンだの声が低くなるモード(笑)だのと、想定外のハイテクっぷりが楽しかったです。ナビAIのカレンがアイアンマンのジャーヴィスのようで漫才的で面白かったですよ。
特に便利な機能というわけでは無さそうだけど、目の表情が変わるのも面白かったかと。
そして、そんなハイテクスーツを見せた上で、決着はあえてお手製スーツでという辺りがヒーローとしての原点に立ち返ったと思えて良いですね。

最後の“敵”をも助けるとことがまた良かったですよ。やはりスパイダーマンには「助けるヒーロー」であって欲しいですし。
クモの糸で敵を必要以上に傷付けないところがスパイダーマンの魅力かと思いますが、カレンが必要以上に瞬殺モードを勧めてくるのがヒドくて笑いました。

ところで「ピーターがどうやってスパイダーマンになったか」の下りはほぼ描かれていなかったのですが、てっきりその辺はシビル・ウォーで描かれたのかと思ったけど、調べてみるとそういうわけでも無いんですかね。
友人・ネッドとの会話からして「クモに噛まれた」のがキッカケではありそうだし、おじさんはどうやら亡くなっているようだし、スパイダーマンになった敬意自体はこれまでの作品と似た感じではあるんでしょうか。
あと、肉体の能力としては糸はシューターによるとして、「怪力」と「壁や天井に貼り付く」能力は本作でもスーツに頼らない肉体準拠ということで良さそうでしょうか。

アメコミの原作は未読で今回のヒロインのリズの事は知らなかったですが、ラストでのMJ登場(と言うか判明)はビックリしました。こちらが正式なヒロインなんですかねえ。
友達のネッドは、口の軽さがヒドくて笑いました。有能で頼れるところもあるけど、アホっぽさの方が印象深くて困ります。てか、本作のキャラって割とみんなアホっぽいんですけどね(笑)

ラストの指輪オチはヒドかったです。いいのかアレで(笑)
そして最後の最後のオチは、あれは正体バレしちゃった…んですかねえ?

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2017年4月26日 (水)

ひるね姫(映画)

(神山健治監督)

ひるね姫を観てきました。
「居眠り姫」のタイトルで漫画を描こうとしていたので、ネタ被りがないかと気になっていたのですが、全く無しで安心しました(^^;

作品的には楽しめましたが、少し要素がとっちらかった印象でした。
「主人公」としてもメインヒロインのここねよりも「両親」の方が真の主役で、「主人公の物語」としては少し物足りなさを感じた気がしました。
幼馴染のモリオもいかにも主人公のパートナー的に登場しますが存在感を発揮しきらないままフェイドアウトという感じだったのは少し可愛そうだったかと。

「両親が真の主役」なのはエンディングで顕著で、若い頃の父と母の描写がいい感じだったのですけど、おそらくあの直後に…となるんだろうなあと思うと複雑な気持ちになります。曲がデイ・ドリーム・ビリーバーなあたりがまた;

夢と現実が混ざり合う描写が見どころでしたが、実際に夢が現実と連動している…わけではないんですね。一見そう見えるだけで。
夢に不可思議な力があったわけでは無いようですが、その割にモリオと夢を共有したりしていたのは不思議でした。ここのところは「不思議だ」で済ませればいいところなんですかね。

最後にロボットカー・ハーツが飛び込んでくるところは意表をつかれたいいシーンでした。母の魔法…と言うか、つまり「家に帰った」わけですね。

タブレットを抱えてのアクションは、不安定ですぐに落としそうで見ていてちょっと怖いですね。ストラップとか付けたくなりますよ。

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