2020年1月19日 (日)

劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-(映画)

(小島正幸監督)

冒頭のショートアニメ「マルルクちゃんの日常」が数少ない癒し…というかこれから見る人への罠ですな。て、これ毎週変わるの?

映画本編はTVシリーズ最終回でリコ・レグがナナチと一緒に旅立った後のボンドルドとの戦いを描く話で、実に面白かったです。
面白かったです、が…、酷い、本当に酷い; 原作を読んで分かってたけど、本っ当ーーーにド外道だなあボンドルド;

ネットでもよく見かける意見ですが「吐き気を催す邪悪」という言葉が似合いすぎですよボ卿、おやおや…。
いやまあ確かに、倫理観とか皆無だけども、紳士だし人類の発展に尽力している知識欲旺盛な偉人であることは確かなんでしょうけどね。倫理観とか皆無だけども。
やらかしてることは言い逃れようもなく度し難い邪悪なド外道の極みだけど、本人自身は子供達への愛情もあって、悪意とかは皆無っぽい辺りが本当にタチが悪いですな。ナナチも厄介な狂人に見込まれたものですよ。君は可愛いですね…。

ともあれ、良くも悪くも悪くもボンドルドの印象が強烈過ぎる作品でした。いいシーンも多かったのに、ボンドルドのことばかり思い出して困りますよ。これが恋?(違)
どうでもいいけど、ボンドルドとかボンボルドとかボンボルボとかボンドルボとか間違えそうになって困ります。
ボンドルドはどうつくってもやばいのだとブラックジャック先生も言ってたっけ…(違)

アビスの恐ろしくも不思議な世界観は今回も魅力的でした。支え水の結晶とかアニメで見ると映えますね。

プルシュカはもう、存在自体が悲しくなりますよ。あんな姿にされても最後はリコのための白笛になってくれるところがもう、いい子過ぎて不憫過ぎる。
リコ達で出会うまでのプルシュカの回想は、あんな日々を経た相手を躊躇いもなく“ああ”できるボンドルドのボンドルドっぷりが本当にヤバいですよ。(またボンドルドの話になってる)

ナナチは可愛いですね。つーかナナチに触るとおっきくなるのかよレグ(笑)

この先の話もアニメ化が決定ということでめでたいですが、TVなのか映画なのかどうなんでしょうね。この先はますますクリーチャーでTVだとやり辛い気もしますけど。
映画だとすると、この先は単行本3冊使ってもまだ切りのいいところに行ってない気がしますがどうするやら。

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2020年1月11日 (土)

劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X(映画)

(池添隆博監督)

劇場版シンカリオンを観てきました。いやー、素晴らしくやりたい放題だった(笑)
ゴジラ・ミク・君の名は。・エヴァ・北の国から・北斗の拳・雪男雪女CMと言い、ネタ的な暴走っぷりがもの凄く、濃密なコラボ・パロディがお子様だけでなく親世代も狙い撃ちしてきて実に楽しかったです。
そして、ストーリー的にも熱く凄い高密度な詰め込みっぷりで、よく79分で収まったものだなあと。

怒涛のコラボっぷりに圧倒されますけど、普通に時を超えた親と子のストーリーが良いんですよね。TVシリーズを通して描かれてきたハヤトと父ホクトの親子の絆の総決算でよい話でした。
どうでもいいけどホクトだから北斗の拳なんですかね。

TV最終回後ということで、かつて戦ったキトラルザスの4人がすっかり仲間になってるのがいいですね。
セイリュウは半年の間にさらにハヤトに感化されて、ALFA-Xさんに敬礼する鉄オタっぷりに笑いました。
ゲンブは研究所に努めてシンカリオンライフを満喫してるようで微笑ましかったですよ。そして戦いではハヤトの相棒みたいなポジションになっているのが素晴らしい。
スザクもビャッコもいい感じでしたが、オーガをお土産に現れたビャッコには笑いました。てか、ギャグで倒されてるソウギョクの扱いの雑なことよ(苦笑)
親子のドラマとコラボに押されてソウギョクや今回のメイン敵のナフネの扱いが割と雑だったのはちょっと残念ポイントかもですが、まあ79分しかないから仕方ないですかね。ナフネさん生き延びてるといいですけど。

ショタになった父・ホクトが妹・ハルカと同じ口調だったのは面白かったです。
てか、境遇からやや暗めで現在と大分キャラが違ったけど、ハヤト達と出会って(現代での記憶は無くなっても)好きなものを諦めない気持ちは残ったのだということで、前向きになれたんだろうなと。

エヴァは夢での謎コラボ…と思わせて最後にちゃんと本筋に絡めてくるのがいいですね。ゴジラの方は無理矢理過ぎてちょっと笑っちゃいましたが。
てか、雪山で出てきたゴジラさんは特に暴れたわけでもないのにいきなり攻撃は可愛そうな気はしました。まあ、ゴジラ相手に対話も出来ないから殴り合うしか無いですかね。

それにしても、エヴァのシンジさんは本作だと凄く頼もしい感がありますね。
6月公開予定のシン・エヴァンゲリオンでは間違いなくウジウジしてるんでしょうけどね。とりあえずシン・エヴァはどうなるのか怖さ半分楽しみ半分です。

シンカリオンはまだ終わらないような感じでしたけど、まだ今後の展開はあるんですかね。キティコラボが実現していないのが心残りだし、今後も続きがあるなら期待したいのですけど。

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2020年1月 1日 (水)

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

(片渕須直監督)

正月の妻実家の広島帰省時に(さらにいくつもの)片隅にを観てきました。八丁座はゆったり落ち着いた雰囲気の良い映画館だなと。この映画を広島で観られてよかったですよ。

2016年に公開された前バージョンの映画ではカットされていた、原作での“リンさん関連”の描写を補足した作品…との認識で観に行きましたが、
実際の追加シーンはそれだけでなく、水原さんや親戚の人や隣組の人の描写や戦後の台風の描写なども加えられていて、それが人間関係や当時の状況をより深化させて心に迫らせる効果を持っていて、
1本の作品としてより完成度が高まったものになっていました。168分という長時間も気にならずにのめり込める素晴らしい作品になっていたかと。

追加シーンによって前映画と同じシーンでも印象が大きく変わってくるのが印象的でした。
特に「すずさんと周作さん」の関係性は前映画と同じ場面でもかなり印象が違って見えたかと。今作によって前作では秘められていた一面が新たに開示されたのだなあと強く感じました。
ノートの切れ端とかテルさんの遺品の紅とかも前作時点でキッチリ描写はされていたわけで、まさに「秘められていた」物語だったのだなと。

すずさんが周作さんに見初められたのはリンさんの“代用品”だったと言うのが観ている側としても辛く苦しいのですが、そういう2人でもぶつかって乗り越えてやがて本物になっていくのだなあと思えました。
ラストで2人が助けた子供も、「亡くした晴美さんの」「亡くした母親の」代用ではあるのかも知れないけど、そこには確かに愛も救いもあるし、そこから独自に大事な存在になっていけばいいのかなと。

序盤の学校時代で水原さんとのシーンが増えていて、水原さんの存在感が増していましたね。本先は一見「すずさん・周作さん・リンさん」の三角関係だけど、実際はそれに水原さんも加えた四角関係で、
周作さんに対するリンさんが、すずさんに対する水原さんで、どちらも過去に選ばなかった道の象徴で極めて対比的なんですね。
リンさんとの関係性と並べてみると周作さんの負い目も分かりやすいかなと。
そして、どんな道を選んでも、そこで良いことがあっても悪いことがあっても人は自分の人生を歩いていかないといけないのだなあとも思えました。

複雑な関係性があることを踏まえてのすずさんとリンさんの関係は切なくも目が離せない味わい深さがありました。桜のシーンとか良い場面ですよ。
花見のシーンは、戦時中の大変な状況下でもこんな華やかな状況があったのだなあと思いつつ、そこに来ている人達が「今生の別れ」を意識してるのだと思うと切なかったです。

広島の原爆投下後に、広島に行って戻ってきた人達の不調・変調が描かれていたのはキツい、なんとも言えない気持ちになりました。
あの当時は放射能のことなんて分からないけど、そこで大きく人生の道が別れてしまったのだなあと…。
この作品、ちょっとした違いで変わったかも知れない晴美さんの運命にせよ、本当はもう少し早く広島に帰るはずだったすずさんの運命にしても、そもそもすずさんと周作さんの馴れ初めにしても、
ちょっとしたことで(良くも悪くも)運命が別れてしまう場面があらためて考えると本当に多いんですよねえ…。

単なるシーン追加版にとどまらない、新たな視点を与えてくれる良い作品でした。

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2019年12月22日 (日)

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(映画)

(杉原輝昭監督)

ジオウ&ゼロワン映画観てきました。
第一印象的に「凄くマトモだった」と思いましたが、多分マトモじゃない(ゲフ、ゲフン)前映画に引っ張られてる感想じゃないか?、と思います(^^;
まあ冗談はさて置き、かなり王道な出来だったかなと。
ヒューマギアに支配された社会の導入部はホラーのようでもあり、ディストピア物として見応えがありました。

ゼロワン側はアルトの苦悩とお互いを思い合って戦う親子対決が良かったですよ。安々と洗脳されずに自分の意志で動いていたパパが格好いいなあ。
1型 ロッキングホッパーはデザインも良かったですね。首周りの赤いところがマフラー感があるのもいいですよ。
パパは「本来の歴史」でもライダーだったのは変わらないんでしょうね。本来ならパパがアークの打ち上げを止めたってことでしょうか。

自分が子供の頃に望んだことが現況だったと苦しむアルトは辛いですねえ。最後は救いはあった…かと思いますが。
ところで(映画は1回観ただけで勘違いもあるかもですが)、アークに人の悪意を仕込んだのは映画ではアナザーゼロワンのウィルのようでしたが、TV16話では1000%社長の仕業のようでしたけど、どっちがやったことなんですかね。
実行犯はウィルだけど、裏には1000%社長がいたという事?

アルトは自宅が描写されたところが新鮮でした。芸人の服が飾ってるところがいいですね。最終回後は、その後も社長としてやっていくのか、芸人に戻るのかどうなるのやら。
社長が通勤で(また)バイク使ってるところは宇宙野郎に怒られそうで笑いましたけど、後の流れからすると、あのバイクはどこから転送されたんですかね? バイクを読んだ後のタイミングで歴史改変されたとか?

本編では衛星ゼアが打ち上げられていなかったので、最初の変身時にバッタが地中から現れたのは笑いました。地中から顔を出すところがちょっとかわいいよバッタ君。

副社長は今回の映画で株を上げたかなと。元社長思いなのがいいですね。副社長秘書もおいしかったかと。
副社長のライダーへの変身は今後有り得るでしょうか。見てみたい気もしますけど、どう考えても「仮面ライダー純」みたいな扱いになりそうです。

ジオウ側は、ジオウのラストエピソード感は皆無でしたね。まあ、ゲイツマジェスティやりますし。

アルトと話すところでのソウゴが凄く貫禄が付いて頼もしくなったなあと思いました。年齢はアルトの方が上のはずですけど(^^;
ラストでソウゴの記憶を消すと言い出した時は、そういう能力でもあるのかと思ったけど、あれって単に「殴って記憶を消す」ってことなんですか???(^^;
結局はゼロワン側に記憶は残ってるみたいですけども。

ツクヨミの強さが印象的でした。自由に時を止めまくるわ、変身したら(作風が違う)謎のエネルギー弾攻撃をかますわ、ホント頼もしいなあツクヨミ。
時を止めて敵を同士討ちさせるところはえげつなくて笑いました。

ところでゲイツのタイムマジーンはあれで破壊されちゃったんですかね。次の映画でまたしれっと出るかも知れないですけどね。
学生としての3人の日常ももうちょっと見たかったけど、その辺りはゲイツマジェスティに期待します。
ボディにウォッチを貼り付けたデザインは超ダサいですけどねゲイツマジェスティ。

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2019年11月 3日 (日)

冴えない彼女の育てかた Fine(映画)

(亀井幹太総監督)

完結編。最後まで冴えない主人公…と言うかキモい主人公であった。しかしまあ楽しかったです。
それにしても開き直ったメタネタが多かったですよ。エンディング後は何事かと思いましたがやっぱりアレで、トレンディでラブストーリー感のある曲が突然に流れ出したところは吹きました。

アニメ2期ラストでどういう状態だったかが少しうろ覚えですが、最初から出海や伊織がメンバーとして人間関係が出来上がっていて、なかなかすっ飛ばし感がありました。
原作未読だけど映画1本でまとめるために色々すっ飛ばしたのねと勝手に納得します。

ラブコメ的には始終加藤の正ヒロイン感が半端なかったなあと。そして実際の恋愛関係の進捗をフィクションの文脈で言い当てる(そして当たっている)詩羽先輩のメタっぷりがさすがです。そして察しが悪い英梨々は見ていて可愛そうだなあと。
出海と美智留の恋愛蚊帳の外感は和むなあ。

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2019年9月23日 (月)

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-(映画)

(藤田春香監督)

遅ればせながら観てきました。
外伝映画ということで、どちらかと言えばヴァイオレットよりも新キャラのイザベラ(エイミー)とテイラーの姉妹と、ベネディクトが主役と言える話で、2部構成的な少し変則的なスタイルでしたが楽しめました。

ベネディクトはTVシリーズではそれほどスポットの当たる人物では無かったかと思いますが、今回は後半の主役の1人とも言える存在感があって興味深かったかと。
自分の仕事がつまらないと思っていたベネディクトが、自分の仕事で救われた少女の師匠にされてしまうところがいいですね。
TVの時はそれほど気にしていなかったハイヒールがやけに強調されていたのが印象的でした。なんでハイヒールなのかってどこかで描かれてましたっけ?;

妹のテイラーは逞しく希望を持って生きていけそうだけど、姉のエイミーは、ラストの時点でも幸せな人生かは疑問な様子でなかなか切ないかなと。旦那の人となりとか描かれていませんけどどうなんですかねえ。

電波塔が立ちつつあって、次の劇場版の予告でも時代が進んで郵便社の仕事は減っていきそうなことが示されているあたり、今後がどうなっていくのか気になります。
郵便の仕事は(それこそPCや携帯やメールが普及するまでは)まだ大丈夫だろうけど、代筆業の仕事は減っていきそうですねえ。

次の劇場版は4月予定とのことで、大丈夫なのだろうかと心配なところもありますが、応援したいところです。

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2019年9月 7日 (土)

ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス(映画)

(中澤祥次郎監督)

『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』 観てきました!(違… わない)
カズミンとみーたんの感動的な純情ラブストーリーでしたよ。買物デートの場面はニヤニヤしますね。
ラストの船で海に旅立っていくシーンはロマンティックに溢れて涙が止まりませんでした( ノД`)

いやまあ、同時上映で『ドルヲタ』をやると知った時は、絶対夢オチとか勘違いオチだとかで終わると思っていましたが、がっつりグリス本編と繋がっていていてちょっと予想外でした。
カシラのアレっぷりがホント(笑えて)涙が止まらない( ノД`)

以下ネタバレ注意。

グリス本編は、シリアス展開を予想していましたが、思った以上にギャグ多めでTVシリーズを見てきた人へのサービスたっぷりで楽しめました。
まあ、重要な要素がギャグで解決したり、大分ご都合度も高かった気もしますけど、最後の祭でファンサービス的なものと思えばいいんじゃないかなと。

旧世界から新世界に移行してせっかく平和な世界になったのに、結局戦いに巻き込まれてるのはやっぱり悲劇だなあとは思います。
それは前作(クローズ)時点でも思ったことだけど、今回は政府関係とか「旧世界のことを思い出した」人がたくさんいて、新世界にも大きな影響を与えてるのが描かれて尚更思っちゃいましたね。
まあ、ライダーの宿命と思うしか無いかもですけど。

戦兎と万丈的には、かつての仲間達との絆が戻ったこと自体は良かったかとは思います。TV最終回の切なさが損なわれてる問題点はあるんですけども、まあ、それはそれで。
政府にも旧世界のこととかライダーのことが認識…どころか研究までされてるし、戦兎と万丈の無戸籍問題とかも解決してるんですかね。そこは幻徳になんとかしておいて欲しいところ。

葛城パパが「もうひとりの息子」として戦兎のことを認識してくれていたのは救われました。
そして戦兎と葛城巧の協力関係はなかなか貴重で面白い場面でした。

ヒゲが無くなってる幻徳は一瞬本人に間違い無いのか迷いました(笑)
(リアルだと連絡があった時にはもう剃っちゃってたとかごにょごにょ)でしたが、「ヒゲが無い方がいいと言われたから」は吹きました。
まあ、本編中でも引っ付く可能性はあると思っていたけど、そうかー、語り明かしちゃったかー(笑)
「語り明かす」が「ドルヲタ~」でも使われて笑いましたよ。

ファントムリキッド温泉は展開がギャグ過ぎて笑いましたけど、そこから三羽烏のシリアス展開に繋がるのがなかなかヒドいすなあ(^^;
結末は「まあ、そうなるよね」と思いました。むしろ(せっかく平和な世界になったのに)あのオチになってくれないと困りますよ。戦兎の「悪魔の科学者」っぷりが良かったですね。

トリコロールなグリスパーフェクトキングダムは何というかガンダム感がありました。派手ですねえ。
グリスはブリザードの活躍がたっぷり見られたのも良かったかと。

内海さんがずっとカプセルの中で忘れられていて、ずっとあそこに入ってるんだろうなー、いつ出てくるかのかなーとずっと気になっていたので、内海さんがしっかり待たされた文句を言っていて笑いました。
てか、エボルドライバーどこから出したんですか(^^;

記憶が戻った内海さんの幻徳への恨み節はギャグっぽく済まされましたけど、実際旧世界の記憶が戻ったら人間関係とか恨みとか大変そうですよ。今回の敵もその拗れと言えるし。

恋愛関係的には、今回で2組ほどアレだし、万丈は前作の子がいるし、もしかして戦兎だけ余りですかね。かわいそう。

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2019年9月 1日 (日)

映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説 (映画)

(金崎貴臣 監督)

映画このすば観てきました。
TVアニメ2期が2017年だったので約2年半ぶりですが、映画になってもTV版と変わらないテイストかつゆるめの作画で、何というか実家のような安心感のある映画で楽しかったです。
公開2日目夕方にして特典小説が無くなってたのが残念でしたが。

2年半ぶりでもカズマさんはやっぱりカスマさんでクズマさんでゲスマさんで、変わらないなあとホッコリしました。
今回は「モテ期入りました」で色々とモテてましたけど、相手がアレだったりアレだったりなので問題ありません。ス キー。
とりあえずめぐみんは可愛かったです。

ラストのバトルはやや長めでデュラさんやスラさんまで復活してたけど、あの辺って映画ならではのアニオリなのだろうかとか思いました。原作でもそうなのかもですが。とりあえず魔王軍の人達根性あるなあと。
こめっこがやっちゃって決着かと思ったけど、最後はやっぱりめぐみん&ゆんゆんの「友情の」合体攻撃にして爆裂魔法で決めなのがいいですね。
エリス様の出番が僅かだったのはちょっと残念です。虹吐いてたけど(笑)

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2019年8月12日 (月)

アルキメデスの大戦(映画)

(山崎貴監督)

数学で戦争を止めようとした男の物語ということで、予告で興味を持って行ってきました。
原作は知りませんでしたが既刊17巻にして未だヤングマガジンで連載中なんですね。映画は長い話の一部を切り出した形なのかもですが、映画は1本の作品として上手くまとまっていて面白かったです。
バッドエンドは分かりきっている話ですが、それをこう落とすかとの納得感がありました。

以下ネタバレ注意。

巨大戦艦(大和)を作ってしまうと日本は戦争への道をひた走ることになってしまうとの危機感から、不当に安い巨大戦艦の見積もり費の真相を数学で暴いて建造を止めようとする話で、
観る前はCM以上の情報を入れていなかったので、史実ベースなのか歴史if物なのかも分かっていなかったですが、
冒頭がいきなり大和が沈むところから始まるので、“この話は結局は大和が造られて沈んでしまう、バッドエンドに向かって進む話なのだな”と分かりました。

ですので、劇中で主人公・櫂が巨大戦艦の費用を見積もるために尽力していても、最後は失敗してしまうのだろうとの思いがずっと脳裏にありましたが、
結論を出す会議の場での二転三転や、その後の展開が意外性と不思議な説得力があって興味深く観られましたよ。なかなかやるせない結末なんですけども。

以下大ネタバレですが、
せっかく会議の場では巨大戦艦建造を退けることが出来たのに、結局は櫂が大和建造に協力せざるを得なくなる、そのロジックが興味深いものがありました。
その場面を観ている途中では、学者の業に逆らえない結末になるのかと思いましたけど(ジブリの「風立ちぬ」を連想したりしつつ)、
櫂はあくまで戦争を起こさせないためには戦艦を作るべきではない、と最後まで抵抗はするんですね。

それに対しての平山造船中将の「日本が取り返しがつかなくなる前に、ちゃんと負けることが出来るように」巨大戦艦を作るという考えは予想外にして悲壮感と納得感のあって、平山に対する印象が変わりますね。
まあ、本作はあくまで「史実をもとに着想を得たフィクション」なので実際に当時こういう考えの人がいたかどうかは疑問ですけども。
ラストの9年後で涙を流す櫂と田中(?)の表情が対比的でまた切ないです。

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2019年8月11日 (日)

ONE PIECE STAMPEDE(映画)

(大塚隆史監督)

ワンピ映画は前のGOLDは行かなかったので2013年のFILM Z以来ですが、全勢力オールスター映画ということで興味が湧いて観てきました。
いやー、面白かったです。やっぱりこういう大集合映画はそれだけで理屈抜きで楽しいですね。
海賊、最悪の世代、七武海、海軍、サイファポール、革命軍と言った歴代主要キャラが一堂に介して、最後は(一瞬とは言え)勢力の壁を超えて共闘する流れが熱いですよ。
原作だと時系列とか考えるとこのメンツが勢揃いとかまず無理そうですけど、お祭り映画と言うことで気にするなですね。

ルフィ一行ではウソップに焦点が当たっていて見どころだったかと。最後に美味しいところを持っていくし、ルフィの決断も予想してるところがいいですよ。

今回出てくる“お宝”に対してのルフィの判断は、「やっぱりそうなるよねー」でした。お宝の内容が明かされた辺りからオチは読めた気もします(笑)、てかあんなもの処分しないと本編でも扱いに困ります(^^;
そして、当のロジャーがあれを良しとしていなかったというのがまたいいですよ。

ラストバトルの面々はそれぞれルフィと因縁・関係の深いメンバーですが、それが揃っているのはやっぱり凄い絵ですよ。
そして最悪の世代の中でもローはやっぱり共闘展開がよく合うなあと。もう友達と言っていいんじゃないですかね(笑)
あと、バギーの(ギャグキャラとして)便利なことですよ。

クロコダイルは七武海の中で最初に倒した相手なのに、ここに至っても強者としての格が落ちていないのがいいなあ。

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