2026年3月23日 (月)

パリに咲くエトワール

(谷口悟朗監督)

予備知識ほぼ無しで鑑賞。良い作品でした。
以下ネタバレ注意。

正直歴史にはあまり詳しくないですが、1912年から1916年のパリが舞台と言うことでずっと不穏さを感じながら観ていましたが、主人公達2人は希望を感じられる話になっていてよかったですよ。
第一次世界大戦終戦まで後2年あるし、仲良くなった人達がその後生き残れるのだろうかと心配になるわけですが。
…フジコとルスランは再会出来るんですかね…。

ポジティブで積極的なフジコが、親に逆らえずに自分の意志を外に出すのが苦手な千鶴を引っ張っていくわけですが、
いつの頃からかフジコは絵を描かなく(描けなく)なって、障害を乗り越えながらも一歩ずつ夢に向けて進んでいる千鶴に対して、フジコ自身の夢は表向きは進捗が見られなくて、どうなってしまうのかとヤキモキしました。
最後は乗り越えられてよかったです。最初はフジコが千鶴を引っ張っていたけど、周りを助けたり助けられたりしつつ、最後は千鶴の公演を見てフジコが絵を描けるようになるのがよかったですよ。
それは千鶴のおかげだけでなく、ルスランやアパルトマン住人や他の関係者それぞれが影響し合って、自分の行いも含めて回り回ってそれぞれの助けになっているのがいいですよ。

最初は嫌な感じだった人達が、後々で違った印象の顔を見せてくれるのがよかったです。ルスランですら最初は感じ悪かったし(笑)
おいしかったのはチンピラ3人組ですね。まさか終盤であんな役回りになるとは。
千鶴母も厳しく苛烈な人だけど、無理矢理パリに残ることにした千鶴に薙刀を投げてくれたりとか、千鶴を連れ戻すことに失敗した後に公演をちゃんと観に来てくれたりしているのがいいですね。
最初から失敗した場合の事も想定してチケットを取っていたりしてたんですかねえ。チンピラ3人組も日本に誘ったりと臨機応変度が高い母ですよ。
最初キツそうだったマチルダも、言動はもっともだし、後々には千鶴と抱き合うほどになっていてよかったです。
フジコが働いていた店の日本人嫌いな人までちょっといいところを見せてくれるのがいいですな。

ルスランの母・オルガも格好いい人でした。千鶴に対して引くべき線をきっちり引いて接しているのがホント格好いい。
オルガさん、千鶴が入ったバレエ団のアンヌ先生とは因縁がある雰囲気でしたが昔の仲間だったんですかね。ここらへんの具体的な関係性をあえて描いていないところが捗ります。

若林おじは困った人でしたが、こちらも憎めない人でした。
たぬきオチは笑いましたけど、あの中身に気付いていたら大分話は変わっちゃっていたかもですね。結果的には皆で助け合った回り道で正解だったなと。「おまえ達の旅は無駄ではなかった」ですね。

ラストでフジコは帰国したはずだけど(1916年?)、エンディングの絵がフジコの絵だとすると、フジコは戦争に巻き込まれるパリやアミアンも目にしたのでしょうか。
(モデルは画家の藤田嗣治らしいけど)その後のフジコの人生が気になります。

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2026年3月20日 (金)

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー

(中澤祥次郎監督)

Vシネクスト恒例のVS映画ですが、これが最後の戦隊VS作品になるのかも知れないのね…。(戦隊の○周年企画なんかは今後もまだあるかも知れないけど)
エンディングのシリーズ総括感は感慨深いものがありました。

以下ネタバレ注意。

今回はゴジュウジャーとブンブンジャーと言うことで、結束力が高いブンブンと好き勝手やってるゴジュウの対比が楽しかったです。
光の遠野吠は登場時笑いましたが、最終的に敵サイドに行っちゃう辺りは笑えませんなー。影の吠が自分を取り戻せてよかったですよ。ダメなところが多くても愛されててよかった。
ブンレッド・大也は今回も頼もしいですな。先輩感が強かったですが、まあ大也は最初から頼もしかったか。
もし戦隊が続いていたとしても、吠が頼もしい先輩感を出すのは難しかっただろうとは思いました(笑) 桃井タロウなんかもそうだけど。
ところでセイントゴジュウウルフのアーマーってゴーキラメイジャーのやつよね。

先輩と言えばレジェンド先輩達もおいしい登場でよかったですね。マーベラスは便利だなあ。
以下箇条書きで。

・「堤なつめ」は出ないのかとか、大也と会った吠がなつめの事に触れないかと気になってましたが、ちゃんと「そっくりなダチ」の話をしてくれてよかったですよ。そしてなつめを「ダチ」扱いしているのがよかったです。
・ところで本作って「ゴジュウ最終回後」ではなく「オリガレッドの話の後」くらいなの? ファイヤキャンドル様の立ち位置は敵でよかったのか。
・ブンバイオレット・先斗がヒゲと髪型でかなり印象が変わっていて誰かと思った(^^;
・ブンバイオレットのチャンピオンジャケットは燃えました。未見だったけどファイナルライブツアーで出てたのか。
・禽じいと玄蕃さんの絡みがよかったですね。玄蕃さんの年齢は言わないのかなと思ったけど、言わない方が粋か。(10万27歳だったっけ。本編中で言ったわけではないけど)
・「玄ぽぽ」呼びが好き。
・錠は確かに「真っ白なブラック」ですな。まっしろトリオの組合せもよかったですよ。
・推し活仲間で盛り上がるブーケ嬢と調さんがいいね。
・マーベラス、強化形態としてゴールドモード使うのか(^^;

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2026年1月30日 (金)

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

(村瀬修功監督)

遂に第2部公開。第1部が2021年6月だったので(コロナ禍のせいもあって)大分待たされましたが、満足な出来でよかったです。
最後の第3部はあまり待たされないといいなあ。

第1部は原作とそれほど違っていなかったように思えたけど(第1部感想はこちら)、
今作は(大筋は変わらないものの)割と細々と変わってますかね。

以下ネタバレ注意。

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2025年12月30日 (火)

この本を盗む者は

(福岡大生監督)

予備知識無しでCMだけ見て鑑賞。とてもよかったです。
タイトルを初めて知った時は「万引きの話?」かと思ったけど、実際は盗まれた本を取り返すファンタジーで、主人公達が取り返す側でよかったですよ。
ちなみに劇中でも本屋さんのキャラが万引き被害の話をしていたり、映画と全国万引犯罪防止機構がタイアップしたりもしてるのね。万引き駄目絶対。

以下ネタバレ注意。

主人公の深冬は本が嫌いな子なのは事前に分かっていて、感情移入出来るだろうかと思ったりもしましたが、本編を観るとあの育った環境では本嫌いになるのも仕方ないかなと思えました。大体全部婆が悪い。
ラスボスでもある婆さんでしたが、あれは婆さん本人とは別物ということではあったけど、婆さん本人がやってきたことの時点で家族に対しても街の人達に対しても十分ヒドイので仕方ないですな。うん、婆が悪い。
当初頑なでツンだった深冬がだんだん真白相手に馴染んでいって、途中のシーンで既に「友達」と呼んでいるところはホッコリしました。だんだん関係性が変わって仲がよくなっていくバディ物いいよね。
最初のうちは真白が深冬を守る側だったのが、途中「銀の獣」からは深冬が真白を助ける展開になるのもよいです。

真白はかわいくていい子でよかったですね。白くてもふもふでわふわふで実にいい。ケモノの姿は犬なのか狼なのかと思ったけど「犬」でいいんですよね。犬かわいい。
お腹は減らないと言ってたのにすぐに腹が鳴ったりして、深冬に面倒を見られているところがかわいかったですよ。洗われているところも実に犬でかわいい。
その存在ゆえに当人は本当に食べずに大丈夫と思っていたのかもですが、あの時点で「実在」しちゃってるってことなんでしょうね。

本の世界の表現もそれぞれ違って楽しかったですよ。こういう表現の自由さはアニメならではですねえ。
街の人達(配役)が最後に皆ちゃんと活躍しているのもいいですね。

ラストは「ハッピーエンド」(ひるねおばさん共々)になってくれて本当によかったですよ。狐神さまがいるあの世界観ならあのくらいの奇跡はあってくれていいですよね。
あの後、真白は家族として一緒に住むことになるんですかねえ。ひるねおばさんと言う前例があるので、何とかなりそうだとすんなり思えるのが助かります。
そして本編を見た後だと特典のポストカードがよい。

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2025年11月29日 (土)

仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ

(柴﨑貴行監督)

Vシネクフトのガヴ観てきました。
以下ネタバレ注意。

真っ当に本編最終回後の続編で、グラニュート臓器が入ったままの絆斗のその後だとか、1人生き残ってしまったリゼルのその後だとか、ラキアのその後だとか、
見たいと思っていたところがきっちり描かれた続編で満足感が高かったです。
そして、最終回を生き延びたキャラが死んだりする作品じゃなくて本当に良かった…(色々トラウマになってる…)

タイトル通り絆斗が今回のメインですが、本編前半を復讐者として生きて、自分を助けてくれた恩師のことを思い出しつつ、大人として復讐の連鎖を止めたいと願うようになった絆斗の姿が描かれていて良かったかと。
ショウマともども、許されなくても命を助けようとする姿が実にヒーローですよ。
今回は敵も復讐者だったのが対比的でした。復讐対象のボッカ以外の相手まで復讐に巻き込んで何をやっても構わないみたいな思考になると、もう倒されるしか無いんですよねえ。絆斗はこうならなくて良かった。
そしてショウマも存在感をちゃんと発揮して活躍もしてくれていて良かったかと。

ラキアは出番は少なかったですが、元気そうでよかったです。ヴラムの新作配信も12月にあるみたいだけど、本編途中分岐のIFストーリーなのね。

最終回後のリゼルはどうしているかと心配でしたが、人を害することもなく、弱い立場の人間の少女達と仲間としての絆を持てるようになっていてホッとしました。
最後は恨んでいた絆斗やショウマにも(許すことは出来ないと言いつつ)お礼を言えるようになったところがいいですね。
そしてリゼルと幸果さんとのキャッキャウフフがいいですね! 61万円は大変だけど!
幸果さんは今回も女神でした。そしてグラニュート界に単身乗り込んでラキアを見つけてくるのが凄過ぎる。(一般グラニュートは別にそこまで危険でも無いのだろうけども)

グラニュートに人間の協力者がいる件は、医師の狩藤先生か看護師の沙和村のどちらかしか候補がいないなとは思いましたが、一見怪しげな狩藤先生が人の命を全力で助けようとする本当に良い人でよかったです。
普通の病院に行けない絆斗はいいかかりつけ医が出来て良かったねえ。医療費はエグそうだし、1週間分の薬の量もエグいけど。絆斗はさすがに歳を取ったら摘出すべきとは思うけど、やれるところまで頑張れ。
看護師の沙和村は…かなりエグい変態でした。グラニュートは食べるし、ヒトプレスにされた少女らも闇菓子の研究材料にするつもりだったのだろうし、許されない度が半端ないですな。
人間なのでライダー側が裁き難いのが厄介なところでしたが、勝手に潰されてくれる結末しかやりようが無いよねえ。

チョコらっパゴチゾウは滅茶苦茶よく喋っていて賑やかで笑いました。
ヴァレンのパルフェモードはバトルで取られたマントを取り返してわざわざ付け直してたけど、そのマントそんなに必要なの?(笑)

カワさんのジャンピング土下座が印象的でしたが、あの後はあの扉でグラニュート界に帰ったんですかね。人間界に残っているグラニュートも結構多そうだけど、大体のやつは帰りたがりそうですよ。

最初の「ゴチゾウちょうれい」は、かわいいことしか分からねえよ(笑)

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2025年11月 3日 (月)

ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス

(宇田鋼之介総監督)

突然の謎のUFO攻撃エンドだった2期のゾンビランドサガ リベンジ最終回から4年ちょっと経っての映画版。
…と言うか2期からそんなに経ってたのか。そして1期は2018年だったので7年ですか。劇中でも「フランシュシュの7年間」とか出ていたけど、リアルでもそんなに経ってたんですねえ。
…7年経ってもリリィ(まさお)が子供なままであることを世間はどう思ってるんだぜ? 劇中でもフランシュシュは変わらないとか言われてたけど(^^;

さて、リベンジ最終回の時は唐突なUFOエンドが飲み込めなくて「なんじゃこりゃあああ」と思ったものでした。
そのためか当時の感想も短い短い(苦笑)→ 当時の感想
そんな最終回の続きと言うことで、今回は宇宙人相手なのだろうかと思ってはいましたが、宇宙人相手でした(笑) それもインデペンデンス・デイ的な問答無用で攻撃してくる系の。
2期ラストの時はショックでしたが、今回は心の準備が出来ていたので落ち着いて観れました。

宇宙人相手に山田たえ覚醒展開でしたが、ここまで謎のままで引っ張ったのだから、そりゃあ山田たえがメインにもなりますよね。
佐賀を守ってきた先輩だったんですねえ。「伝説の山田たえ」の呼び名も納得でした。
しかし最後には意識が無い状態に戻ってしまうのが切ないですよ。「石」が抜けたからってことだろうから納得は出来るのですけど、「アルジャーノンに花束を」的に切ない…。
ところで29歳だったんですね山田先輩。

山田先輩と伝説の平成のアイドル・純子の会話はいいシーンでした。30年前に死亡なら昭和のアイドルのファンなのも納得です。
あと、伝説の平成のアイドル・愛も、平成が既に7年前かーと切なくなりますね。

ゾンビィバレで引かれるところは切なかったですよ。2期で受け入れられた展開の後だから余計悲しい。今回も最後には受け入れられましたけども。
宇宙人に比べればゾンビィなんて大したこと無いよ…( ノД`)

宇宙人との決戦では、あのOPジャージが出てきてちょっと燃えました。
純愛レーザービームが威力がありすぎて凄かったですよ。ホントお客さんに当たらなくてよかった。てか施設も壊れるだろうアレ(^^;
純子が高いところを怖がるのは納得でした。飛行機事故だしなあ。
山田先輩に耳を忍ばせてるさくらが凄いな(笑)

1期の頃からは予想もつかないところに辿り着きましたが、面白かったです。

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2025年11月 1日 (土)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-

(長井龍雪監督)

オルフェンズ本編は10年前当時視聴済、ウルズハントのゲームは未プレイの状態で観ましたが、
凄くぶつ切りダイジェストでした。知らないキャラ達の話を最初から最後までダイジェストで流すので、正直感情移入も何も出来ないですねえ…。
どんなゲームかも把握していないのだけど、完全にゲームをやってる人向けなのかなと。

カチュアを助ける部分のウェイトが大分高かったですが、主人公達とカチュアの絆が深まるような部分がロクに描かれていないので、何故カチュアにあれほど拘るのかに共感出来なくて困ります。
劇Zみたいな宇宙抱き合いの絵はよかったですが。とりあえずヒロインは水先案内人じゃなくてカチュアの方だったんですかね。
どうでもいいけどカチュアと言われるとバイファムを思い出して困ります。もしくはファイアーエムブレム。

モビルアーマー戦で端白星が(バルバトスのように)真の力を覚醒してた感じでしたが、三日月はそのたびに身体の自由を失っていってたのに、こちらは何もデメリット無しなんですかね?
阿頼耶識じゃなさそうだからか?

オルフェンズの「幕間の楔」パートはよく知っている本編キャラ達の話で楽しめました。
1期と2期の間の話でしたが、最後の平和な時期と思えて切ないですよ。(今回も戦ってるし人は死んでるしで全然平和じゃないのだけど)
オルガが赤い服を手に入れるところがよかったですよ。オルガの赤いマフラー(?)をライドがもらうところは…後々を思うと泣けます。そしてエンディングがズルい…( ノД`)
バルバトスの戦闘シーンでは珍しく太刀を使っていましたが、2期が太刀が使われなくなった経緯がよく分かりました。あれだけ折れるんじゃねえ。

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2025年8月23日 (土)

大長編 タローマン 万博大爆発

(藤井亮監督)

なんだこれは。
まさか昭和100年になって、あの伝説の映画が復刻上映されるとは…(違)

と言うわけで劇場版タローマン観てきました。
5分番組だったのに105分の映画にするとは、本編21話分以上じゃないですかー。ゴージャスでありながら大変タローマンな映画でした。
そして、1970年・昭和45年の万博と、2025年・昭和100年の宇宙大万博を繋ぐ(宇宙大万博??)、まさに今のタイミングで観るしかない映画でした。

TV版だと昔の時代の時点で地球爆発してるのではとか、タローマン2号爆死したはずではとか思わないでも無いけど、他の奇獣もみんな生きてるし太陽の塔も元気だし気にしても仕方ないな!
45年万博の奇獣・太陽の塔を大屋根で抑え込んでいたとはビックリな真相でした(笑)

105分間ずっとタローマンを暴れさせるわけにもいかないので人間ドラマパートが多かったですが(いやまあ、ひたすらタローマンが謎の動きで動いているだけの深夜番組もあったけど)、
5分番組ではほぼ描かれなかった人間キャラが濃く描かれていてよかったですよ。

水差し男爵がいいキャラでした。タローマンと戦ったり人間を襲うわけでもなく、好き勝手に紳士的に水を差してるだけなのがステキです。人気投票1位も納得です。
そしてノンもいいキャラです。冒頭で牡蠣みたいに開かれて料理の皿にされてたのにマスコットになってるし。(別個体かも知れんけど)
マスコットなのに「ノン!」だけで相手を消せるのがヤバいな!
脳内にタローマンが入ったり溶かされたりするエランが散々ですな。みんな隊長が悪い。
少年隊員、55年間ずっと同じ服なのかよ。
「わしのパビリオンがぁ~~~!」が最高でした。
2号は爆殺したのに地底の太陽とは共闘するタローマンさんヒドイな!
「がんばるな! タローマン!」な応援上映やりたいですね。

そして最後に
タローマンブレスって何なんですかサカナクションさん!

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2025年8月13日 (水)

小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜

(石原立也 監督)

映画版観てきました。TVシリーズ1・2期視聴済。原作は少し既読。(どちらも大分忘れてるけど、2期が4年前でしたか)
かわいく面白かったです。腕を振り回しているカンナがかわいい。

カンナと父の話が主題で、ドラゴンと人間の価値観の違いも扱われていましたが、
異種族の価値観の差の表現が(ギャグ・コメディならともかくシリアスにやるには)なかなか難しいなあとは思いました。
ドラゴンのトールやカンナが(いくらか理解が遠いところがあるにしても)人間側の価値観に大分寄り添ってるからなあ。

アーザードの敗因はこっちの人間界の文明を知らないことでしたが、アーザード自体も人間なんですよね。
あちら側の世界観を掴みきってないけど、普通にあっちの世界に住んでる人間ということでいいのか。

小林さんの大技が凄く元気玉でした(笑)
リスクが「魔法を一生使えなくなること」なのは、そりゃあ小林さん的には困らないよなあ。
まあ今後も大きなトラブルは起きるだろうし、何かあった時の対抗手段を1つ失ったとは言えますが。

ドラゴンの対立にエルマ・ファフニール・ルコアは介入し難いかと思ったけど、きっちり美味しい見せ場があってよかったです。

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2025年8月 3日 (日)

仮面ライダーガヴ&ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーWヒーロー夏映画2025

(田﨑竜太監督/杉原輝昭監督)
◆ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード
テガソード様の体内が自由過ぎる(笑) ねがいぶくろて、昔のウルトラ怪獣の解剖図ですか(笑)
共通の敵相手にブライダンが協力してくれるのが面白いですな。ブーケ嬢やファイヤキャンドル様はまだしも、テガジューンやクオン兄までが協力するとはビックリです。そしてテガジューンの協力を皆がすんなり受け入れるのも話が早い。

常夏総理の再登場が嬉しかったですね。吠への友情がきっちり続いているのもヨシ。そして総理に返り咲いてるのか?
常夏がドンモモに変身…と思ったらドンモモが複数いて笑いました。なるほどこれなら世界中の人が変身したとしても歴代49戦隊で足りますな。

人間のしょーもない願いにも寄り添ってくれるテガソード様いいよね…。

◆仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者
タオリン、宣伝で見た時は顔とか髪型とか服装とか、妙にショウマに被せて似せてる感じで気になりましたが、あんな理由だったとは…。
タオリンの結末が悲しかったですよ。そして、あちら側の幸果さんが1人で残されたのも悲しい。こちら側の幸果さんがラストで仲間3人と一緒にいるのと対比的でより切なさを感じました。

あちらの世界は、こちらでは死んでいたショウマ母や絆斗母や込めるが生きていて、ストマック家も闇菓子を作っていない優しい世界で、母が生きている世界があると言うだけでショウマは救われたのかと思うとよかったです。
(それだけに、タオリン&幸果さんの悲劇が際立っちゃうのですが)
ショウマを(ジープ&シータのついでに)助けてくれるストマック家は嬉しかったですよ。ランゴの「末っ子達」の言葉にショウマは入ってはいないのだけど、それでもねえ。
グロッタ姐さんが「丸太は持ったな!!」で笑いました。

カリエスの邪悪っぷりは酷かったですね。ガヴ器官を無理やり引っ剥がすのが本当に非道すぎ&エグすぎる。子供達も犠牲にしたようだし、映画のボスキャラでこれほどヘイトを感じるのも珍しいですよ。この虫歯野郎…;
こんな奴に対してさえ、反省するか倒されるかを選ばせるショウマが本当にもう…( ノД`)

ゼッツが顔出ししましたが、ライダーのデザインは怖そうと言うかハード寄りっぽい雰囲気ですが、主人公は割と明るそう…でしょうか?
胸の球を回してチェンジするのがスタイリッシュですね。

面白かったけど切ない映画でした。

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